フランス郷土料理が味わいたければ、気取らないレストランを訪れたい。 : ブラッスリーオザミ丸の内

有楽町にある、フランスビストロ料理「BRASSERIE AUX AMIS（ブラッスリーオザミ 丸の内」

有楽町新東京ビル1階。本場フランスのエスプリを店全体で表現し、　素材の持ち味を活かしたビストロ料理と150種以上の厳選ワインが自慢。

私の尊敬するブラッスリーギョランの羽立シェフが料理長だったビストロさんです。

運営は、オザミワールド（株）。　代表取締役は丸山宏人さん。もともと料理学校卒業後フレンチレストランで調理、サービスを修業され渡仏。
ソムリエ修業をしながらフランス各地のワイン産地を自転車で廻り、1995年帰国、本郷に共同経営にてワインビストロ『竹とんぼ』開店。1997年銀座に移転し一斉を風靡したレストラン＆ワインバー『オザミデヴァン』開店!!
「ブラッスリーオザミ東京｣スカイツリー店を含め　銀座、丸の内を中心に11店舗を経営。

予約受付はコースのみで、“plat du jour”~平日限定　本日の日替わりランチ（ミニ前菜＋主菜＋パン）は予約不可。開店前から列があります。

今日は、アメリカ産骨付き鶏もも肉の赤ワインビネガー煮込み、オザミ特製ハンバーグ　デミグラスソース、たらのポワレ　キャベツのクリーム煮。

決めたのは「オザミ特製ハンバーグ　デミグラスソース」サラダまたはフレンチフライから、フレンチフライを選択します。

本日のデザートは何ですかと伺うと、りんごのタルト!即決。

【前菜盛り合わせ】
「ポテトサラダ」

「キッシュ」
パイ生地無しだから、印象としては具入りのイタリアンのフリッタータです。

「かぼちゃの冷製ポタージュ」

「ハムとブロッコリー」
ハムの塩気でブロッコリーをいただきます。

【パン】
「バケット」
小さいサイズ（笑）おかわりいただきました。

【メイン】
「オザミ特製ハンバーグ　デミグラスソース」
まん丸ハンバーグにほんのり甘いデミグラスソース。牛7豚3の割合。ギュッと詰まったにくにくしい旨味。これは人気というだけ、美味しいです。
「フレンチフライ」
細いタイプ。サクサククリスピー。

【デザート】
「りんごのタルト」
サクサクのフィユタージュにりんごのピュレ、スライスしたりんごのコンポートを並べて。クレームザマンドもなく、シンプルの極み。りんごの素朴な持ち味を素直に引出しています。

クイックランチで、これだけ充実しているのでコースならばより繊細に魚や肉のビストロ料理が楽しめそう。
若かりし頃、オザミデヴァンで開花した私のビストロ愛。カジュアルながら、きちんとしたビストロ料理を出してくれる先駆け。全体の印象は相変わらず素晴らしかったです。

☆再訪

ランチメニューは、基本・前菜とメイン。
本日の主菜、お肉は“ハンバーグきのこクリームソースバターライス添え”
お魚が“岩手宮古産のたらのポアレ魚介の濃厚スープ仕立て”、
ワンランク上のメニュー“オマール海老のブイヤベース”“牛ロースステーキフレンチフライ添え”“羊のメルケーズとフレンチフライ”もあります。（限定）
今日はポワッソン気分、でございました。

【パン２種】
「ライ麦入りパン」
ライ麦やごまを混ぜ込んだ生地もっちりとした生地は甘みがあります。
「フランスパン」
ふんわりクラムとかりっと香ばしいクラスト。

【前菜・盛り合わせ】
「マグロと野菜のテリーヌ」「グジェール」「人参の冷製スープ」「ロレーヌ風キッシュ」

「グジェール」
ふっくら膨らんでかわいらしい。具を詰めなくてもチーズ風味も極上、スープの浮き身とかでも美味しくいただけます。

「スープ」
ニンジンの冷製ポタージュ。“ポタージュ・クレシー”ニンジンの産地クレシーゆえニンジンのポタージュをクレシー風ポターシュというらしい。爽やか滑らか口当たりのスープです。

「マグロと野菜のテリーヌ」
大きな切り身のマグロといろいろオクラ、人参、ごぼう、外側にキャベツ等お野菜がびっしりと美しく型に詰めてプレス。一つ一つ丁寧に各お野菜を色鮮やかに調理しジュレで固めてきれい。上にホワイトソース？オランデイーヌソース、かな。風味を添えて。お味もいいバランスでした。

「ロレーヌ風キッシュ」
スモーキーなベーコン、がすごい量。一片辺りは小さいながら密に入っており、ふわとろん、のアパレイユは濃厚チーズ、ふわふわたまごで、とても美味しいです。パイ生地は、バターの香り良いさくさくパイ。

【メイン】
【岩手宮古産のタラのポアレ魚介の濃厚スープ仕立て】
スープたっぷりの上に、大きな豪快にタラのポアレ。魚介のアラとかを使った「スープ・ド・ポワソン」魚介の旨みがギュッと詰まった濃厚なスープがタラの淡白な味にこのフィメのエキスが入ったことによって、より深い味わいに。タラは肉厚、香ばしく、添えられた揚げたてポテトもおいしかった。

【ドリンク】
「アイスコーヒー」
香りもよくブラックでもマイルドでおいしかった。（月曜サービスです）

このオフィス地区に「美味しくってボリューミーで安価で徹底的にスピーデイに」といったらこちらがすぐ、頭に浮かぶお店。ギャルソンさんたちもいい笑顔。

♡♡♡♡♡前回のレビュー♡♡♡♡♡
★2017/0４/２７(木)

丸の内の一角がパリの街角をそのまま切り取っりフランスにきた気分を味わえるお店です。温かみのある店内で旬食材の旨味をシェフが仕上げる本場のフランス料理。幻想的な雰囲気と心のこもったおもてなしで至福なお時間をご提供します。とのコンセプト。

新しいオザミ伺ったら、行列からとんでもなかった、こちらにまわってみた。スカイツリーにもあってオザミの原点にちかい“ブラッスリー”。有楽町・一等地にあるのに気軽な価格。

私は日替りランチ・前菜＋本日の主菜＋パンのセット。ご一緒は定番ランチセットにしました。

【前菜盛り合わせ】
「グジェール、キッシュ、人参のスープ、ブロッコリー、サーモンリエット」
オザミ来訪のお楽しみポイント、前菜の盛り合わせ。

・「ニンジンのスープ」まろやかでおいしいスープにまずほっこり。
・「グジュール」さくっと食べるとチーズが「ほわん」と。
・「サーモンのリエット・鮭のペーストにデイル等加えたもの」
・「玉ねぎとベーコンのキッシュ」出来立て、アパレイユはとろとろ卵とチーズのいい香り、おいしくって後を引きます。パート・フィユテもおいしい手の込んだもの。
・「ブロッコリ―」とろーりソースをまとっておいしい一品。

【パン】
素朴な粉本来の甘さでモチモチ全粒粉パンとおいしいパリパリバゲット。工房から送られてくるそう。お代りお願いしました。

【メイン】
「岩手宮古産　タラと彩り野菜のエスカベッシュ」
お野菜の鮮やかさに見栄え良好。見た目より高く積まれハードに多い玉ねぎと人参、パプリカのマリネにお魚は見えません。
かなりしっかりした味付けのタラ、からりと揚がっているので油っぽくなくソースが、お野菜によく合う安心感のある味わい絶妙コンディマンソース。。トマトもうまみをかみしめながら楽しんでいただきました。。緑バジルのソースもデコルテ美しく上品な仕上がりに完成されたものでした。

ご一緒メイン【ブイヤベース】
『マルセイユのブイヤベース憲章』まではいかないけど、堂々とタラもあさりもエビも大き目。そのソースは言わずもがな、お魚のだし凝縮されたソース“アメリケーヌ”。

本日のランチお肉は“特選牛舌のビール煮込みフランドル風”

やっぱり『オザミ派』毎日使えそうな肩ひじはらないお店が好きです。改めて「手軽でおいしい」を実感しました。。