資生堂のイタリアン : レストラン ファロ 資生堂

予約して休日の11時から数人で伺いました。

当日で入れるのかはわかりませんが、空き席が無かったため予約必要な気がする。
意外と店内は大きくない＋大き目なソファーのため席間隔が近かったが、とにかく天井が高い＋窓
から銀座が眺められるためかなりの開放感を感じる。

―――――――――――――――――――購入した商品等―――――――――――――――――――

◇Il Pranzo（4,000円<税込・サービス料別>）　☆×3.8
・前菜　帆立貝のソテーと玉葱のロースト　レモングラスのスキューマ　☆×3.7
　表面にほんの僅かに焦げが付く程度に火が通された帆立貝は旨みが逃げていないため、ソースを絡
　めると非常にまろやかな味になる。生っぽさは感じられないのに、凄く柔らかくて美味しい。
　ソースはショウガとレモングラス（ハーブ）のカプチーノソース（泡のソース）だったためどんな
　味なのかと思ったが、通常のカプチーノソースと同じく生クリームとバターで優しい味になっている。

・パスタ　イカ墨を練り込んだストリーゴリ　ズワイ蟹のトマトソース
　　　　　（+500円<税込・サービス料別>）　☆×3.9
　ストリーゴリ（パスタ）はイカスミ真っ黒＋ズワイ蟹が入っているが、生臭さは殆どなくさっぱり
　しているためランチにもかなり食べやすい。また、絶妙なモチモチ加減で食感もたまらない。
　トマトはペーストではなく、形を保った新鮮なトマトがゴロゴロ入っているため、ぱっと思いつく
　ような市販されているトマトソースではない。味はあくまでもズワイ蟹メインに感じた。
　
・メインディッシュ　本日の鮮魚のソテー　アロマットソース（+500円<税込・サービス料別>）☆×3.7
　本日のお魚はハタだった。
　表面はパリッとしていながら、身は締まっているがすんなり切れる。味は結構淡泊で上品に纏まっている。
　酸味のあるアロマットソース（野菜のソース）と合わせると油っぽさは殆どなく、金額は上乗せ
　されるが選べるメインディッシュの中ではランチにうってつけなのではないかと。

・デザートワゴン　☆×3.8
　8種類の中から選べたが、全種類頼むと1つの大きさが小さくなる事を知っていたため4種類のみ。
　確認したところル サロン ジャック・ボリーとレシピは同じようだが、パリブレストが無い等種類
　は異なっているみたい。

　オペラはル サロン ジャック・ボリーと同じもの、コーヒー味のため甘さ抑え目なのだが美味しい。
　1階の資生堂パーラーでオペラを売っていたのを見たので、同じものなら次回買いに行きたい。
　
　イチゴのタルトはタルト生地が薄かったのでサクサク感はかなり乏しめだが、あまおうを贅沢に使
　っている。カスタードクリームが結構甘めなのをあまおうでさっぱりまとめている。
　いただいた中ではこれが1番甘く感じた。
　
　ティラミスはザバイオーネ・クリーム（カスタードクリーム＋マスカルポーネチーズ）は軽くて
　良い感じなのだが、スポンジ生地（食感的にクッキーではないはず）が水分を吸いすぎて食感等が
　個人的にダメだった、そもそもティラミスと相性が悪いのかもしれない。

　カッサータ シチリアーナはシチリア島の伝統菓子（チーズケーキ）と説明されたが、初めて食べた。
　緑の部分はナッツだが、コンフィ（砂糖漬け）されたフルーツの味の方が強いので甘め。
　かなり適当な表現だが、果物をたくさん入れたヨーグルトにマスカルポーネチーズを足して水分
　抜いて固めたみたいな味、でも実際の作り方は多分異なります(-_-;)

・コーヒー　☆×3.3
　エスプレッソ・紅茶・ハーブティーから選べたためホットのアールグレイにした。
　ただ、これは香りも味も弱く感じてうーん…となった。

◇ブラッドオレンジジュース（800円<税込・サービス料別>）　☆×3.5
　こちらのブラッドオレンジジュース果肉入りで酸味は抑え目、ただ冷やしが足りない気もした。

―――――――――――――――――――購入した商品等―――――――――――――――――――

つい全部を魚系統にしてしまったが、全てのお料理が期待値＋αで安定して出てきたのは凄い。
特に甘味メインの思考からすると、ドルチェワゴンが付いてこの値段なのはかなりコスパ良いと思う。
ただ、満腹感はお皿の間隔がかなり長いため、食べた量よりも水増しされているなーと思った。

フロア担当が5人程で各テーブルによく気配り出来ていてサービスが高いレベルなのは間違いない。
ただ、2部制のため席に2時間縛りがかかっていて、遅く食べていないのにお皿の間隔がかなり長くて
最終的に時間に追われたしまったのはかなり残念、厨房の人数足りないのかな…

料理は美味しかったので再訪すると思う。
男性1人は客層のメインが女性な事を考えると結構キツイ気もするが、ギリギリいけると信じたい。