チョコ系の生ケーキたちおいしいです。 : パティスリー・ラ・バランス銀座

六本木のショコ○・ド・アッシュさんでチョコケーキを２ついただいた後、銀座に移動し、三越に期間限定出店しているカフェ・ド・ヴェルサイ○さんでローフのレモンケーキを（シャンパンと一緒に朝食用に冷やして食べたい！）、銀座マリアージュフレー○本店さんで自宅用のスコーンや抹茶フィナンシェなどの入ったいつもの「焼菓子セット」を買い込み、その後こちらへ。ずっと行こうと思っててやっときました。

四丁目から見るとバーニーズのちょっと先です。1月にできたばかりなのでたたずまいも一見すると宝石店のような雰囲気のきれいなお店。（中を見てショーケースのケーキやチョコを見なければケーキ屋さんには見えないかも？）
フェアトレードをベーシックコンセプトとして持っていらっしゃると思いますが、フェアトレード系のブランドが得てして貧相なイメージにつながりかねないところを、夢のあるスイーツですから、銀座という出店地も合わせてリッチな方向に寄せて成功していらっしゃる印象です。

アルガンバウムやアルガンチーズケーキなど、ホールの焼き菓子がメインなのかなというイメージだったので、実際行ってみて、あんなにちゃんとチョコの生ケーキ類が充実してるとは思わなかったです。知ってたらアッシュさんでチョコケーキ2個も食べなかったよ・・・（笑）。

看板商品のアルガンオイルのバウムクーヘンは、さすがに銀座らしく気前よく大きめのピースが試食が出ていたのでいただいてみると、バターではないのでやはり軽めなお味。苦いとかそんなことは一切ないです。植物オイルでもオリーブオイルや菜種油とかではないので、軽すぎてクセがあるとかいう感じでもなく、コクが出てなおかつヘルシーな、そんな感じ。バウムクーヘンは好きだけどバターが気になるとかいう方によいと思います。６センチくらいの高さ×直径２０センチくらいの普通のバウムクーヘンのサイズで１台1500円くらいで銀座のお菓子にしてはお手軽な印象。
アルガンチーズケーキは同じくらいのサイズで１８００円、こちらも食べてみたいけど一人で１台は大きいか、と生ケーキから選ぶことに。

夕方でしたが８種類くらい残ってたかな。ジュピター（５８０円）、ビバリーヒルズなんとか（５５０円）で。

ジュピターはチョコムースの中にピスタチオムースとピスタチオスポンジ、ラズベリーの入ったチョコスポンジ。少しビターめのチョコがかけてあるもの。
他の同様のものを作られるパティスリーのものに比べたら、ピスタチオが風味がわかりやすいほうだったと思います。たいていはチョコのムースのほうが勝ちすぎてしまいますからね。でも、全体にチョコムースが食感もとろけ具合も固すぎず頼りなさすぎず、おいしいです。

ビバリーヒルズなんとかのほうは、ビバリーヒルズでのパーティーでこちらのケーキが出されたことからのネーミングとのこと。
ブラッドオレンジのゼリー（？）層とバニラビーンの見えるカスタード層と、ミルクチョコ系のムースの層がきれいに重なって、トッピングにクッキークランブルが散らしてあるものです。各層をひとまとめにして一口で食べると、ブラッドオレンジの層に爽やかな酸味があるので、甘すぎずいいアクセントになっていて、後を引いてすっと食べ切れてしまう感じ。

２種類しかいただけていませんが、洗練されたいい感覚だと思います。モダンな見た目も、お味も。大通りから１本入りますが不便な場所ではないですし、十分、銀座でまっとうに勝負していかれるお店と思います。

入った左奥のモロッコ風のタイルで埋めたきれいなソファのスペース、イートインのスペースにされればいいのにねぇ、と２回くらいお店のお姉さん
に言っちゃいました。生ケーキがチョコのケーキメインという点で、すぐ近く８丁目のリンツ・ショコラ・○フェさんのイートインできるカフェとキャラがかぶるので、イートインはできるにこしたことないと思います。まぁ保健所のいろんな規定があるのかなぁ、もったいないなぁ。何のためのスペースなのか、謎です。発送とかをされる方が送り状を書いたりするための場所なのかしら？

お店のシンボルマークがバランス、で「天秤」なので、ケーキのトップにも天秤のマークの飾りがついたり、ショッパー袋にも天秤の絵がついているので、てんびん座の方にプレゼントするときなど、ちょっとウケが狙えるかもと思いました（笑）。

お店の方も丁寧に接客されていますので、特に問題ないです。今度アルガンバウムかアルガンチーズケーキ買いたいです。