今回は有明海産の海苔と「こむらさき」の生麺他を購入。やはり海苔もトンコツラーメンも熊本が旨い。 : 銀座熊本館

数寄屋橋交差点から新橋方向に1〜2分の所にある熊本県のアンテナショップです。週末に銀座に出かけた際に有明海の海苔を買いに伺いました。

有明海産の海苔の記録的な不漁のせいで愛用している田庄の海苔の品質が今ひとつ。風味もパリッとした食感も昨年までとはかなり違う感じです。

有明海といってもエリアで違うかもしれないので、はっきり熊本県産と分かっているのを試してみたい、アンテナショップなら良いのがあるはずと思ったのが伺った主な狙いです。

有明海産の海苔は何種類かありましたが、購入したのは訳ありのお買い得品、◯とろ焼き海苔8枚入り550円。玉名市のかに印木村海苔の商品です。

後はせっかくなので熊本ラーメン「こむらさき」の生麺とフンドーダイ「とろりと甘い九州しょうゆ」を買って帰りました。

家で食べた海苔はパリッとした感じも旨味も往時の田庄の海苔には及ばないまでも、直近のものよりいい感じ。品質が戻るまでのつなぎとしては十分使える感じです。

「こむらさき」の生麺はイートインの実店舗を運営する熊本ラーメン㈱が製造する言わば純正品。クリーミーでクセのない豚骨スープと歯ごたえがいい細麺が旨い。

ツレの希望で買った甘い醤油は今まで買った九州醤油の中でも一番甘いかもしれません。醤油と言うよりはむしろタレ。醤油の用途に使う気にはなれませんが、これはこれで調味料としてはアリだと思います。

というわけで今回も面白い買い物ができました。また伺いたいと思います。

なお、この夏小倉でデビューしたJRA所属の2歳馬トンコツラーメンはマイナーな九州産の中でも珍しい熊本県産。新馬戦は複勝買って応援してましたが、以後連続3回二桁着順。地方競馬の佐賀競馬に移籍してしまいました。ディープインパクトの孫として新天地でも頑張って欲しいものです。

週末のこの日は最近の恒例 有楽町、銀座界隈でアンテナショップめぐり。ちりめん山椒作るのに使うちりめんじゃこを買いに行った熊本県のアンテナショップでレトロなパッケージのソフト麺のスパゲッティを発見しました。

「タカモリ マルメイ ナポリタン」というのがその商品で製造は五木食品。1967年にマルメイ食品から事業譲渡を受けた高森興産が2010年に民事再生法を申請、五木食品傘下の新・高森興産に事業譲渡をしたというのが、名前の由来らしい。

製造する企業が廃業しても商品が生き残っているのは北陸のソウルフード「ビーバー」と同じで消費者の支持の証。興味深いので二袋購入して帰りました。

作り方は中国地方でポピュラーなソフト式スパゲッティとおんなじ。生麺とピーマン、玉ねぎ、赤ウィンナーを付属の粉末ソース入れて炒めれば出来上がり。

具材が多過ぎたのか、ソースが少ないのか、思ったより赤い色が薄い気もしますが、結構美味しい。麺の食感も含めて昔懐かし昭和のナポリタンになりました。これは結構使えそうです。

数寄屋橋交差点から外掘通りを新橋方向に少しだけ歩いた所にある熊本県のアンテナショップです。週末に銀座に出かけた際に店頭に「桂花ラーメン」の幟が立っているのを見て思わず入ってしまいました。

自分の世代にとって九州の豚骨ラーメンといえば熊本の桂花。今でこそ博多ラーメンの方がメジャーだし、家系や豚骨魚介系の店は多いけれど、東京で豚骨と言えば進出して半世紀以上になる桂花がパイオニアです。

今でもたまに食べたくなって渋谷や新宿の店舗に年に一回くらい伺っていますが、若い頃と違って太肉麺(ターロー麺)はヘビー過ぎて体調的に食べれる機会が少ないのが少し残念。

この日アンテナショップに幟が立っていた理由は店員さんに伺ったところ、二階の食事処で数量限定で「桂花ラーメン」を提供しているらしい。

でもランチは済ませた後だったので、一階で売っていた桂花の生麺を買って帰ることにしました。ついでに「こむらさき」の生麺とすごく細かいちりめんじゃこがあったのでそれも購入。

桂花の生麺はスープとマー油入り。せっかくなので家で作った角煮とゆで卵、キャベツを入れて太肉麺にしてみましたが、これがなかなか旨い。低加水で程よい歯ごたえの細麺もスープも家で作ったにしては再現度高いと思います。角煮は家で作ったのもなかなか。かなり満足できる一杯でした。

ちりめんじゃこは和歌山産の山椒と合わせてちりめん山椒にしましたがこれも旨い。これなら京都の高くてちょっとしか入っていないのを買う必要はありません。

横浜ラーメン博物館で一番気に入っていた「こむらさき」はまだこれから。自家製の煮豚作ったら食べてみたいと思います。

この日は銀座で映画「食べる女」を観賞。ネタバレになるといけないので内容や感想は省きますが、壮観だったのが上映終了後の舞台挨拶。

小泉今日子(以下敬称省略)、鈴木京香、沢尻エリカ、シャルロット・ケイト・フォックス、壇蜜、前田敦子、広瀬アリスという豪華女優陣が一度に並ぶ姿というのは滅多に見られるものじゃありません。中でも一番綺麗だったのはエリカ様(敬称復活)でした。

映画館を出て遅めのランチを済ませた後は銀座の街をぶらり。たまたま覗いてみたこちらのアンテナショップで熊本の地鶏 天草大王の手羽先(生冷凍 280g462円)を見つけたので即購入してしまいました。

手羽元やささみもありましたが、手羽先なのは50種類以上もの料理が登場した観たばかりの映画で唯一二度も登場して食欲をそそられたのが「手羽先の塩焼き」だったから。

8月の完成披露試写会の際のインタビューでも主演の小泉今日子さん自身この夏一番の“ヒットフード”として手羽先を上げていたそうです。

買って帰った手羽先の袋に貼られているシールを見ると平飼いで飼育期間46日とのこと。期間がやや短めな気がしますが、こうした表示があるのは良心的だと思います。

その手羽先は塩振ってオーブンでグリルしました。天草大王は大型の地鶏だけに一本60g近くあって食べごたえも十分。肉質も良くて美味しく頂きました。手羽元やささみも含めてまた買ってもいいと思います。

因みに翌日の朝食は映画の特報やエンディングに出てきた卵かけご飯(卵は愛知産)を食べたことを申し添えておきます。