気が付いたら、またまた五時間弱の木挽町の夜なのだ、の巻 : 木挽町 とも樹

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木挽町 とも樹

(トモキ)
寿司TOKYO百名店2022選出店

食べログ 寿司 TOKYO 百名店 2022 選出店

この口コミは、raccostarさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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4.9

¥60,000~¥79,9991人
  • 料理・味5.0
  • サービス5.0
  • 雰囲気5.0
  • CP4.5
  • 酒・ドリンク5.0
2024/04訪問9回目

4.9

  • 料理・味5.0
  • サービス5.0
  • 雰囲気5.0
  • CP4.5
  • 酒・ドリンク5.0
¥60,000~¥79,9991人

気が付いたら、またまた五時間弱の木挽町の夜なのだ、の巻

金曜日の夜です。

木挽町です。

今夜は二か月ぶりのこちら、【木挽町 とも樹】さんにお伺いしました。といっても、こちらのご常連女史の二人枠に、無理やりふんぞり返っているだけですが・・・、グフッヾ(≧▽≦)ノ

東銀座の駅で降りて路地を曲がると、暖色系の行燈の灯りが優しく迎えてくれました。

暖簾をくぐると既に女子は着席中。他にはおひとり様と仕事仲間とおぼしき二人連れの壮年男子がいらっしゃいます。残りは二席ですが、のちほどご常連のご夫妻がいらっしゃり、カウンターが全て埋まりました。

ラッコの椅子にはハート型の腰当てクッションがご用意。一年前の椎間板ヘルニアに苦悶していたラッコの姿を覚えていらっしゃるんですね。

素直に嬉しい。
その気遣いが、細くて短いラッコの琴線をしかと掴みます。

一息ついたところでとなりの女子に呟きます。

『分かってんのやろな。呑みすぎ注意やで。おかげで前回は終電に間に合わんかったのねん』

『分かってるわよぉ、でもすでにタガが外れているっしょ、アハッ』と、裏紀香嬢。

『グッ、グフッ、それをとめるのが姐さんの役割やねん』と、二回り近くも若い女史を姐さんと呼ぶラッコ。

『フフフフッ、いつも仲がよろしいですわねぇ~』と女将。その手には日高見純大吟の季節限定助六が。そして『今日はね閖上の赤貝、こいつは良いっすよ。現地の魚屋が「欲しいっすか?」なんてわざわざ電話してきましたから』と親方。

『ウッ、タ、タガが外れてしまいました・・・』と呻くラッコ。

あ~あっ、やはり、無理や。
ラッコの意志なんて所詮埋め立て地。赤貝地震の揺れだけで、早くも液状化しちゃったのねん。

さてさてそれでは本題です。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。

そしてご馳走様でした。


<まとめ>
前回よりなんとかニ十分早くお会計を済ませたラッコ。慌てて日比谷線に乗り込み、なんとか小田急の最終に滑り込めました。

<いただいたお皿>
ツマミと握りがテンポ良く交互に供されます。
⚫︎がツマミ、⚪︎が握りです。

⚫︎モヅク酢:淡路島
⚫︎シラウオ:蒸し、宍道湖
⚫︎穴子:雉焼き
⚪︎中トロ:
⚪︎赤貝:閖上
⚪︎鰯
⚫︎真鯛:小田原
⚫︎ホウボウ:小田原
⚫︎赤貝:紐キュウ
⚫︎本ミル貝
⚫︎蝦蛄:宮城
⚫︎蝦蛄ツメ:宮城
⚫︎生牡蠣:華漣、長崎
⚫︎鳥貝:室津
⚫︎貝紐:炙り
⚫︎鰹:新玉葱おろし
⚫︎ムラサキウニ:函館石崎
⚪︎泥障烏賊:小田原
⚪︎春子鯛
⚫︎鰹:ハランボ焼き
⚫︎小柱:三重
⚫︎毛蟹:函館石崎
⚫︎平貝:磯辺、蕗の味噌
⚪︎細魚:愛知
⚫︎青柳:三重
⚪︎煮蛤:九十九里
⚪︎漬け:湯霜
⚪︎小肌
⚫︎蝦蛄:雄
⚪︎車海老
⚫︎奈良漬け
⚫︎塩辛
⚫︎ムラサキウニ:淡路
⚫︎お味噌汁
⚪︎穴子
⚪︎干瓢巻き
⚫︎玉子
⚫︎デザート:
 ・佐藤錦
 ・タロッコ:ブラッドオレンジ
 ・鬼灯
 ・デコポン:蒲郡

<お酒>
・生ビール
・日高見:純米大吟醸、助六初桜、石巻
・雨後の月:純米大吟醸、無濾過生原酒、呉
・奈良萬:純米、会津若松
・真澄:漆黒、純米吟醸、諏訪
・梅錦:樽酒、四国中央
・和可娘:純米吟醸、超限定うすにごり、山口
・酒屋八兵衛:生酛純米生原酒、三重県
・鄙願:大吟醸、時分の花、春の酒、村上
日本酒は四合くらい


3.82

  • 木挽町 とも樹 - 外観

    外観

  • 木挽町 とも樹 - 最初は生ビール

    最初は生ビール

  • 木挽町 とも樹 - 日高見の純米大吟醸の助六です。季節限定品でした

    日高見の純米大吟醸の助六です。季節限定品でした

  • 木挽町 とも樹 - 淡路島の天然もづく。ぶっといヾ(≧▽≦)ノ

    淡路島の天然もづく。ぶっといヾ(≧▽≦)ノ

  • 木挽町 とも樹 - 宍道湖七珍のひとつ、シラウオの酒蒸し

    宍道湖七珍のひとつ、シラウオの酒蒸し

  • 木挽町 とも樹 - 穴子の雉焼き。脂がのってきました

    穴子の雉焼き。脂がのってきました

  • 木挽町 とも樹 - シラウオは藻塩でいただきます

    シラウオは藻塩でいただきます

  • 木挽町 とも樹 - 中トロ。しっとり感が満載

    中トロ。しっとり感が満載

  • 木挽町 とも樹 - 閖上の赤貝。超肉厚、香り良し

    閖上の赤貝。超肉厚、香り良し

  • 木挽町 とも樹 - 鰯です。脂乗りが良いので白ネギが合う

    鰯です。脂乗りが良いので白ネギが合う

  • 木挽町 とも樹 - 小田原港から直で今朝届いた真鯛

    小田原港から直で今朝届いた真鯛

  • 木挽町 とも樹 - 同じく、小田原港から直で今朝届いたホウボウ。真鯛との味わいの違いが分かるほどの鮮度

    同じく、小田原港から直で今朝届いたホウボウ。真鯛との味わいの違いが分かるほどの鮮度

  • 木挽町 とも樹 - 薬味の煎り酒と自家製ポン酢。どちらももはや飲み物です

    薬味の煎り酒と自家製ポン酢。どちらももはや飲み物です

  • 木挽町 とも樹 - 手前が藻塩、奥が結晶塩

    手前が藻塩、奥が結晶塩

  • 木挽町 とも樹 - 閖上の赤貝の紐キュウ。こいつはタマランヾ(≧▽≦)ノ

    閖上の赤貝の紐キュウ。こいつはタマランヾ(≧▽≦)ノ

  • 木挽町 とも樹 - 本ミル貝。貝の季節が到来しました

    本ミル貝。貝の季節が到来しました

  • 木挽町 とも樹 - 宮城のシャコのツメ。こいつがまた抜群にウンマイ

    宮城のシャコのツメ。こいつがまた抜群にウンマイ

  • 木挽町 とも樹 - 蝦蛄の親指はまさに美味ヾ(≧▽≦)ノ

    蝦蛄の親指はまさに美味ヾ(≧▽≦)ノ

  • 木挽町 とも樹 - 浜茹でなので、ちょっとだけ反っています。卵入りのメスでした

    浜茹でなので、ちょっとだけ反っています。卵入りのメスでした

  • 木挽町 とも樹 - 呉の銘酒

    呉の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 長崎のブランド牡蠣、華漣

    長崎のブランド牡蠣、華漣

  • 木挽町 とも樹 - 室津の鳥貝。生姜醤油でいただきます

    室津の鳥貝。生姜醤油でいただきます

  • 木挽町 とも樹 - 喜多方の銘酒

    喜多方の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 貝紐の炙り

    貝紐の炙り

  • 木挽町 とも樹 - 蝦蛄爪のツメは薬味で根こそぎいただきます。ホントは小皿を舐めたいくらい、アハッヾ(≧▽≦)ノ

    蝦蛄爪のツメは薬味で根こそぎいただきます。ホントは小皿を舐めたいくらい、アハッヾ(≧▽≦)ノ

  • 木挽町 とも樹 - カツオです

    カツオです

  • 木挽町 とも樹 - カツオは新玉葱おろしで

    カツオは新玉葱おろしで

  • 木挽町 とも樹 - お皿に残った薬味は海苔巻きで

    お皿に残った薬味は海苔巻きで

  • 木挽町 とも樹 - 毛蟹が準備されました

    毛蟹が準備されました

  • 木挽町 とも樹 - 障泥烏賊

    障泥烏賊

  • 木挽町 とも樹 - 春子鯛

    春子鯛

  • 木挽町 とも樹 - カツオのハランボ焼き

    カツオのハランボ焼き

  • 木挽町 とも樹 - 諏訪の銘酒

    諏訪の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 三重の小柱。大星サイズ

    三重の小柱。大星サイズ

  • 木挽町 とも樹 - 函館は石崎港の毛蟹。これでもか、というくらいすし詰め状態です

    函館は石崎港の毛蟹。これでもか、というくらいすし詰め状態です

  • 木挽町 とも樹 - 蕗味噌の入った平貝の磯辺

    蕗味噌の入った平貝の磯辺

  • 木挽町 とも樹 - 村上の銘酒

    村上の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 細魚

    細魚

  • 木挽町 とも樹 - 三重の青柳。この青柳の小柱もつまみでいただきます

    三重の青柳。この青柳の小柱もつまみでいただきます

  • 木挽町 とも樹 - 九十九里の煮蛤

    九十九里の煮蛤

  • 木挽町 とも樹 - 湯霜の漬け

    湯霜の漬け

  • 木挽町 とも樹 - 山口の銘酒

    山口の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 小肌

    小肌

  • 木挽町 とも樹 - シャコ。オスです

    シャコ。オスです

  • 木挽町 とも樹 - 茹で立ての車海老

    茹で立ての車海老

  • 木挽町 とも樹 - 奈良漬け

    奈良漬け

  • 木挽町 とも樹 - 三重の銘酒

    三重の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 淡路のムラサキウニ。まるで生クリーム

    淡路のムラサキウニ。まるで生クリーム

  • 木挽町 とも樹 - 淡路のムラサキウニを海苔でつつみます

    淡路のムラサキウニを海苔でつつみます

  • 木挽町 とも樹 - お味噌汁。白身のアラ入り

    お味噌汁。白身のアラ入り

  • 木挽町 とも樹 - 穴子です

    穴子です

  • 木挽町 とも樹 - 干瓢巻き

    干瓢巻き

  • 木挽町 とも樹 - ミヤコワスレの生花がカウンターを飾ります

    ミヤコワスレの生花がカウンターを飾ります

  • 木挽町 とも樹 - 親方と女将の合わせ技で完成する玉子焼き

    親方と女将の合わせ技で完成する玉子焼き

  • 木挽町 とも樹 - デザート各種

    デザート各種

  • 木挽町 とも樹 - はしりの佐藤錦です

    はしりの佐藤錦です

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2024/02訪問8回目

4.9

  • 料理・味5.0
  • サービス5.0
  • 雰囲気5.0
  • CP4.5
  • 酒・ドリンク5.0
¥60,000~¥79,9991人

気が付いたら五時間弱の木挽町の夜なのだ・・・、の巻

金曜日の夜です。

木挽町です。

どこにでもある”銀座”と呼ぶより、やはり”木挽町”。素敵な音ですね。お江戸の息吹がラッコの小さなハートをくすぐります。

それはともかく今夜は昨年の神無月以来のこちら、【木挽町 とも樹】さんにお伺いしました。
ご一緒するのは毎度のことながら、自称峰不二子・・・

自称ですからね、突っ込みを入れたら可愛そうなので、元峰不二子、と呼ぶ呑み仲間。
それにこちらのお席は彼女の予約枠ですもの。ひとりで来たらプチオコされちゃったもんな、アハッ。

地下鉄の銀座駅で降り、そのまま地下道を三原橋方面へノテノテノテ。地上に出て横断歩道を歌舞伎座方面に進むとそこは昔の木挽町あたり。

予約時間の六時ちょいと過ぎに暖簾をくぐります。
既にラッコの敬愛する開高健にクリソツな壮年男子とお連れの女性がご常連席にお座りになり、その対角線上、小林親方の正面に元峰不二子嬢が鎮座。その横にはラッコ専用腰当てクッションが背もたれに掛けられたお席がひとつ。

一年前に苦悶した椎間板ヘルニア。座るのが苦しく、一度予約をドタキャンしていたラッコ。腰はもう癒えましたが、それでも続く女将のお心遣い。

アアッ、心底嬉しい。
その優しさに甘えて、呑んじゃお、食べちゃお、寛いじゃお、グフッ。

・・・ということで、ここから怒涛の五時間弱。
〆シャンならぬ、〆白州のトワイスアップ(原酒と水の一対一。マッカランの輸入元のサントリーがバブル期に逸らせた記憶が蘇ります)でキメて、昭和通りに飛び出すラッコ。

だってタクシーを捕まえて代々木上原まで急がないと終電に間に合わない!

さてさてそれでは本題です。
いただいた内容は以下の通り。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。

そしてご馳走様でした。

追記:
終電に間に合わなかった・・・
本厚木から再度タクって巣に到着したら、もうすぐ二時かよ・・・、グスッ(/ω\)


<まとめ>
今夜は何と言っても小長井(長崎県)の牡蠣、閖上の赤貝に唐津の鮑、知多の本ミル、氷見の寒ブリ、佐島の蛸、三陸岩手の毛蟹に函館のムラサキウニなどなどが抜きんでた美味さ。ツマミ単品でも頭抜けているし、握りにしてもシャリとの相性が抜群。

陸奥湾の鮃の昆布〆をハムハムした後、隣の元峰不二子嬢が鼻息荒く親方に呟きます。

『親方ぁ~、その昆布はこの後、どうされるんですかぁ~?』
『えっ、いやぁ、このままホウりますね・・・』
『ええっ、モ・ッ・タ・イ・な~い』
『炙りましょうか?』
『ええっ?』
『逆浸透した魚の旨味がアクセントになって、昆布チップスのような味わいになりますよ』
『是非是非是非ぃ~』
・・・と、お一人様のロンドン在住金融系男子のスコット君を含めた五名でご相伴。

この酒飲みの心を見透かす臨機応変な対応が好き。
こりゃあ、気が付いたら五時間、経過するわけだ、アハッヾ(≧▽≦)ノ


<いただいたお皿>
つまみ⚫︎と握り⚪︎が交互に供されます。

⚫︎細魚:骨焼き
⚫︎穴子:雉焼き、対馬
⚫︎牡蠣:小長井、華蓮?
⚪︎中トロ:勝浦
⚪︎赤貝:閖上
⚪︎鰯:千葉
⚫︎鮑:酒蒸し、唐津
⚫︎紐胡:閖上
⚫︎本ミル:知多
⚫︎鮃:昆布〆、青森、真昆布
⚫︎柱と紐の炙り:本ミル、北寄貝
⚫︎虎河豚白子:炙り、シャリ
⚫︎寒鰤:氷見、炙り
⚫︎煮蛸:佐島
⚫︎真昆布:炙り
⚫︎モヅク:淡路、初摘み
⚫︎鮑の肝羊羹:酒粕
⚫︎毛蟹:岩手
⚫︎平貝:磯辺焼き
⚪︎細魚
⚫︎細魚の皮:炙り
⚪︎墨烏賊
⚪︎赤身
⚪︎ムラサキウニ
⚪︎中トロ:気仙沼
⚪︎小肌
⚫︎薬味巻き:刺身のツマにしていた胡瓜と大根
⚪︎車海老
⚫︎車海老の頭:炙り
⚪︎煮蛤
⚫︎小柱
⚫︎北寄貝:炙り
⚪︎ネギトロ巻き
⚪︎穴子:対馬
⚪︎干瓢巻き
⚫︎玉子:芝海老
⚫︎お味噌汁:栃木、湯葉

<デザート>
・美濃娘
・ハールレモネ
・鬼灯
・せとか
・甘平
・大将季:鹿児島
・紅まどんな

<お酒>
・生ビール
・あたごのまつ:純米吟醸、おりがらみ、大崎
・鶴齢:純米吟醸、南魚沼
・常山:超、純米辛口、五百万石、福井
・梅錦:樽酒、四国中央
・ゆきの美人:純米吟醸、生、山田錦、秋田
・雪の五合庵:吟醸、村上
・大盃:特別純米、高崎
・竹鶴:純米、竹原
・白州:トワイスアップ
日本酒は四合くらい

  • 木挽町 とも樹 - 細魚の骨の塩焼きです。鰻や穴子の骨より遥かに繊細な味わい

    細魚の骨の塩焼きです。鰻や穴子の骨より遥かに繊細な味わい

  • 木挽町 とも樹 - 対馬の穴子の雉焼き

    対馬の穴子の雉焼き

  • 木挽町 とも樹 - 長崎は小長井港の生ガキ。恐らくブランド牡蠣の華蓮じゃないかな。以前、白金高輪の鮨まつうらさんでいただき、そのうっまいを記憶しておりました

    長崎は小長井港の生ガキ。恐らくブランド牡蠣の華蓮じゃないかな。以前、白金高輪の鮨まつうらさんでいただき、そのうっまいを記憶しておりました

  • 木挽町 とも樹 - 勝浦の中トロ

    勝浦の中トロ

  • 木挽町 とも樹 - 閖上の赤貝

    閖上の赤貝

  • 木挽町 とも樹 - 千葉のイワシ

    千葉のイワシ

  • 木挽町 とも樹 - 唐津の鮑。この鮑の汗がウンマイ

    唐津の鮑。この鮑の汗がウンマイ

  • 木挽町 とも樹 - 知多の本ミル貝、抜群です

    知多の本ミル貝、抜群です

  • 木挽町 とも樹 - 閖上の赤貝の紐胡

    閖上の赤貝の紐胡

  • 木挽町 とも樹 - 陸奥湾の鮃の真昆布〆

    陸奥湾の鮃の真昆布〆

  • 木挽町 とも樹 - 北寄貝と本ミル貝の柱と紐の炙り

    北寄貝と本ミル貝の柱と紐の炙り

  • 木挽町 とも樹 - トラフグの白子の炙り

    トラフグの白子の炙り

  • 木挽町 とも樹 - 箸で押すと中からドロッと噴き出す白子

    箸で押すと中からドロッと噴き出す白子

  • 木挽町 とも樹 - 海苔を追加

    海苔を追加

  • 木挽町 とも樹 - 混ぜ混ぜしてトラフグ白子の和風リゾット仕立てに変化

    混ぜ混ぜしてトラフグ白子の和風リゾット仕立てに変化

  • 木挽町 とも樹 - 氷見の寒ブリ。皮を炙って香ばしさを演出

    氷見の寒ブリ。皮を炙って香ばしさを演出

  • 木挽町 とも樹 - 寒ブリの砂摺り部位です

    寒ブリの砂摺り部位です

  • 木挽町 とも樹 - 大根おろしでいただきました

    大根おろしでいただきました

  • 木挽町 とも樹 - 寒ブリのお腹(砂摺り)部位は破格の美味さ

    寒ブリのお腹(砂摺り)部位は破格の美味さ

  • 木挽町 とも樹 - 鮃の昆布〆に使用した真昆布をじっくりと炙りました。浸潤していた魚の旨味と塩味が残って、これは酒に合う

    鮃の昆布〆に使用した真昆布をじっくりと炙りました。浸潤していた魚の旨味と塩味が残って、これは酒に合う

  • 木挽町 とも樹 - 淡路の初摘みのモヅク酢。繊維が太い

    淡路の初摘みのモヅク酢。繊維が太い

  • 木挽町 とも樹 - 唐津の鮑の肝羊羹。隠し味は酒粕。これもお酒を呼ぶヾ(≧▽≦)ノ

    唐津の鮑の肝羊羹。隠し味は酒粕。これもお酒を呼ぶヾ(≧▽≦)ノ

  • 木挽町 とも樹 - 噴火湾の毛蟹。女将が仕込みます。無心に身をほじくるのが大好きなのだとか。

    噴火湾の毛蟹。女将が仕込みます。無心に身をほじくるのが大好きなのだとか。

  • 木挽町 とも樹 - 毛蟹はズワイより好き

    毛蟹はズワイより好き

  • 木挽町 とも樹 - 平貝の磯辺焼き

    平貝の磯辺焼き

  • 木挽町 とも樹 - 細魚です

    細魚です

  • 木挽町 とも樹 - 細魚の川の炙り

    細魚の川の炙り

  • 木挽町 とも樹 - 墨烏賊です

    墨烏賊です

  • 木挽町 とも樹 - 赤身です。勝浦です

    赤身です。勝浦です

  • 木挽町 とも樹 - ムラサキウニ

    ムラサキウニ

  • 木挽町 とも樹 - 小肌です

    小肌です

  • 木挽町 とも樹 - 薬味(大根、大葉、胡瓜)の手巻き

    薬味(大根、大葉、胡瓜)の手巻き

  • 木挽町 とも樹 - 車海老

    車海老

  • 木挽町 とも樹 - 車海老の頭の炙り

    車海老の頭の炙り

  • 木挽町 とも樹 - 気仙沼の中トロ

    気仙沼の中トロ

  • 木挽町 とも樹 - 煮蛤

    煮蛤

  • 木挽町 とも樹 - 小柱

    小柱

  • 木挽町 とも樹 - 北寄貝の炙り

    北寄貝の炙り

  • 木挽町 とも樹 - ネギトロ

    ネギトロ

  • 木挽町 とも樹 - 対馬の穴子

    対馬の穴子

  • 木挽町 とも樹 - 干瓢巻き

    干瓢巻き

  • 木挽町 とも樹 - 親方の女将の合作玉子焼き

    親方の女将の合作玉子焼き

  • 木挽町 とも樹 - 湯葉のお味噌汁

    湯葉のお味噌汁

  • 木挽町 とも樹 - イチゴは岐阜の美濃娘。ハールレモネに鬼灯

    イチゴは岐阜の美濃娘。ハールレモネに鬼灯

  • 木挽町 とも樹 - 鬼灯を剥いたところ

    鬼灯を剥いたところ

  • 木挽町 とも樹 - いくら寒くても最初は生ビール

    いくら寒くても最初は生ビール

  • 木挽町 とも樹 - 続いて宮城の銘酒

    続いて宮城の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 南魚沼の銘酒に切り替えます。

    南魚沼の銘酒に切り替えます。

  • 木挽町 とも樹 - 福意の銘酒

    福意の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 秋田の銘酒

    秋田の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 村上の銘酒

    村上の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 竹原の銘酒

    竹原の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 高崎の銘酒

    高崎の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - トワイスアップで〆ました

    トワイスアップで〆ました

  • 木挽町 とも樹 - このチョコが合う

    このチョコが合う

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2023/10訪問7回目

4.9

  • 料理・味5.0
  • サービス5.0
  • 雰囲気5.0
  • CP4.5
  • 酒・ドリンク5.0
¥60,000~¥79,9991人

神無月は実は神の月。木挽町には鮨神様がいらっしゃるのだ、の巻

金曜日の夜です。

木挽町です。

今夜はおよそ二か月ぶりのこちら、【木挽町 とも樹】さんにお伺いしました。

実は先月の予約だったところ、寒暖差に喉をやられた咳き込みラッコ。カウンターでのその所業は申し訳なく、ドタキャンを許してもらっておりました。

そして運よく今月、金曜日の夜のお席を抑えていただいた裏紀香女史とふたりで、六時半に暖簾をくぐります。

すでに同伴が二組、お一人様の男子がツマミを楽しまれており、親方の正面が二席、空けてありました。そのひとつには、今年の二月に腰を痛めたラッコをおもんばかり、腰当てクッションのご用意。
ああっ、なんだか嬉しい。
腰を落ち着けて食べて呑んでください、ということかな、アハッヾ(≧▽≦)ノ

さてさてそれでは本題です。
この季節に他店では滅多にお目にかかれないネタの数々に、朦朧、悶絶、人事不省に陥った五時間弱。駄文が続きますが、どうぞ最後までお読みいただければ幸いです。

なおひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみくださいませ。

そしてご馳走様でした。


<まとめ>
いつにも増して、というか毎度毎度のことですが、親方と女将の気合いと気風に思わずたじろぐラッコ。
というのも、名残りの宮城の眞子鰈、愛知のはしりの本ミル、枇杷色の房州黒鮑(撮影モレ)に明石の新イカ、大間と八戸の大トロ食べ比べに女将が丁寧に仕込んだ噴火湾の毛蟹などなどなど・・・
食べて呑んでいるのでお会計もそれなりだけど、それでもコスパが良いと思わせる木挽町の夜。
神無月の十月だけれど、伊勢神宮を除くすべての神が出雲に集まる、というのは俗説で、実は【神の月】。だってここ木挽町には、鮨神様がいつもいらっしゃいますものね
次回は真冬の幸を愉しみに如月で席を確保。
楽しみです。

<つまみ>
⚫︎はツマミ、⚪︎は握り。
こちらのシャリは典型的な白シャリ。口に合います。

⚫︎穴子:雉焼き
⚫︎初摘みモズク:淡路
⚫︎イクラ丼
⚫︎黒鮑:琵琶色、房州
⚫︎真蛸:湯掻き、佐島
⚪︎中トロ:八戸、150kg
⚪︎真鰯:北海道
⚪︎新イカ:明石
⚫︎鮟肝:ポン酢
⚫︎眞子鰈:宮城、名残り
⚫︎鰹:気仙沼
⚪︎鰹:気仙沼
⚫︎貝紐と柱の炙り:
 ・本ミル、愛知
 ・北寄貝、北海道
⚫︎本ミル:愛知
⚫︎真蛸:桜煮
⚫︎毛蟹:噴火湾
⚫︎黒鮑:枇杷色の希少品(興奮のあまり撮影モレ)
⚫︎薬味巻き:胡瓜、大根、茗荷、梅
⚪︎漬け
⚫︎平貝:磯辺巻き
⚪︎椎茸
⚪︎大トロ:八戸、150kg
⚪︎大トロ:大間、240kg、二週間寝かせ
●新イカ:ゲソ、炙り
⚪︎青キス:昆布〆
⚪︎車海老:天然、富津
⚪︎春子鯛:
⚪︎カマス:小田原
⚪︎赤貝:閖上
⚪︎眞子鰈:宮城
⚪︎小肌
⚪︎赤貝の紐胡巻き
⚪︎煮蛤
⚪︎煮穴子:対馬
⚫︎デザート:
 ・シャインマスカット:晴王、岡山
 ・富士の輝:山梨
 ・スモモ:麗玉
 ・コミス:洋梨

<お酒>
・生ビール
・あべ:純米吟醸、柏崎
・菊姫:純米、ひやおろし、白山
・梅錦:樽酒、愛媛
・篠峯:超無濾過生原酒、奈良
・会津娘:穣、純米吟醸、会津若松
・幻:純米大吟醸原酒、黒箱、竹原
・大那:超辛口純米、大田原
・無想:心静、純米吟醸、村上
・吉祥賀茂鶴:大吟醸、東広島
日本酒は恐らく五合弱くらい

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    最初は生ビール。隣のお酒は微発泡系でした

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    新潟は柏崎のあべ

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    対馬の穴子の雉焼き。振り山椒の香りに早くも朦朧とするラッコ

  • 木挽町 とも樹 - この漬けイクラは今季最高の味わいでした

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    白山の銘酒

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  • 木挽町 とも樹 - 北海道のマイワシ

    北海道のマイワシ

  • 木挽町 とも樹 - 明石の新イカ

    明石の新イカ

  • 木挽町 とも樹 - 奈良の銘酒

    奈良の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 鮟肝ポン酢。このポン酢がウンマイ。当然、全て飲み干します

    鮟肝ポン酢。このポン酢がウンマイ。当然、全て飲み干します

  • 木挽町 とも樹 - 気仙沼の鰹。ハランボ部位をいただきます

    気仙沼の鰹。ハランボ部位をいただきます

  • 木挽町 とも樹 - 肴は何でもお腹がウンマイ

    肴は何でもお腹がウンマイ

  • 木挽町 とも樹 - 本ミルと北寄貝の紐と柱の炙りです

    本ミルと北寄貝の紐と柱の炙りです

  • 木挽町 とも樹 - 手酌の裏紀香女史

    手酌の裏紀香女史

  • 木挽町 とも樹 - なんだかスゴいアングルになりました

    なんだかスゴいアングルになりました

  • 木挽町 とも樹 - 会津若松の銘酒

    会津若松の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 愛知の本ミル。これから旬に向けて更に大きくなるはず

    愛知の本ミル。これから旬に向けて更に大きくなるはず

  • 木挽町 とも樹 - 真蛸の桜煮

    真蛸の桜煮

  • 木挽町 とも樹 - このツメが抜群にウンマイ。『奈可久さんに近づきました』と呟くと『あおうでしょ、最近味が変わったなと。十七年たってようやくこの味になりました』となんだか嬉しそうな親方

    このツメが抜群にウンマイ。『奈可久さんに近づきました』と呟くと『あおうでしょ、最近味が変わったなと。十七年たってようやくこの味になりました』となんだか嬉しそうな親方

  • 木挽町 とも樹 - 手タレを呼びました

    手タレを呼びました

  • 木挽町 とも樹 - 蛸の胴体です。この分厚い壁で内臓を護っています

    蛸の胴体です。この分厚い壁で内臓を護っています

  • 木挽町 とも樹 - この酒器も素敵

    この酒器も素敵

  • 木挽町 とも樹 - 噴火湾の毛蟹。女将さんが丁寧に仕込まれました。毛蟹の味噌がウンマイ

    噴火湾の毛蟹。女将さんが丁寧に仕込まれました。毛蟹の味噌がウンマイ

  • 木挽町 とも樹 - 竹原の銘酒の純米大吟醸です。口上の紙が入っておりました

    竹原の銘酒の純米大吟醸です。口上の紙が入っておりました

  • 木挽町 とも樹 - ANAの欧米撰のファーストクラスに常備されております

    ANAの欧米撰のファーストクラスに常備されております

  • 木挽町 とも樹 - 薬味(大根、茗荷、胡瓜)の梅巻き

    薬味(大根、茗荷、胡瓜)の梅巻き

  • 木挽町 とも樹 - 赤身の漬け

    赤身の漬け

  • 木挽町 とも樹 - 栃木の銘酒

    栃木の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 平貝の磯辺焼き

    平貝の磯辺焼き

  • 木挽町 とも樹 - 椎茸の炙りで口直し

    椎茸の炙りで口直し

  • 木挽町 とも樹 - 大トロ食べ比べ:八戸、150kg

    大トロ食べ比べ:八戸、150kg

  • 木挽町 とも樹 - 新潟の銘酒

    新潟の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 大トロ食べ比べ:大間、二週間寝かせ、240kg。八戸も十二分に美味しかったけれど、こちらは更に上をいきました

    大トロ食べ比べ:大間、二週間寝かせ、240kg。八戸も十二分に美味しかったけれど、こちらは更に上をいきました

  • 木挽町 とも樹 - 小肌

    小肌

  • 木挽町 とも樹 - 明石の新イカのゲソの炙り

    明石の新イカのゲソの炙り

  • 木挽町 とも樹 - 青キスの昆布〆

    青キスの昆布〆

  • 木挽町 とも樹 - 富津の天然車海老

    富津の天然車海老

  • 木挽町 とも樹 - 賀茂鶴の大吟醸です

    賀茂鶴の大吟醸です

  • 木挽町 とも樹 - ノーギャラで手タレを呼びました

    ノーギャラで手タレを呼びました

  • 木挽町 とも樹 - 春子鯛。皮は湯引きしていないけれど、歯切れが良い

    春子鯛。皮は湯引きしていないけれど、歯切れが良い

  • 木挽町 とも樹 - 小田原直送のカマス

    小田原直送のカマス

  • 木挽町 とも樹 - 閖上の赤貝

    閖上の赤貝

  • 木挽町 とも樹 - 宮城の名残りの眞子鰈

    宮城の名残りの眞子鰈

  • 木挽町 とも樹 - 赤貝の紐胡巻き

    赤貝の紐胡巻き

  • 木挽町 とも樹 - 車海老の頭の炙り

    車海老の頭の炙り

  • 木挽町 とも樹 - 煮蛤です

    煮蛤です

  • 木挽町 とも樹 - 都内随一の玉子

    都内随一の玉子

  • 木挽町 とも樹 - デザートです

    デザートです

  • 木挽町 とも樹 - 対馬の穴子

    対馬の穴子

  • 木挽町 とも樹 - この鮑はデッカイ。親方のストックです

    この鮑はデッカイ。親方のストックです

  • 木挽町 とも樹 - でっかい鮑の内側

    でっかい鮑の内側

  • 木挽町 とも樹 - 奥が普通サイズ

    奥が普通サイズ

  • 木挽町 とも樹 - 生息域と餌で色が変わるんですね

    生息域と餌で色が変わるんですね

  • 木挽町 とも樹 - この銀青色は神秘

    この銀青色は神秘

  • 木挽町 とも樹 - 銀青色に吸い込まれそう

    銀青色に吸い込まれそう

  • 木挽町 とも樹 - 顔無しです。他のお客様がお帰りになった後なので、余興です

    顔無しです。他のお客様がお帰りになった後なので、余興です

  • 木挽町 とも樹 - 神秘の色です

    神秘の色です

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2023/08訪問6回目

4.9

  • 料理・味5.0
  • サービス5.0
  • 雰囲気5.0
  • CP4.0
  • 酒・ドリンク4.5
¥60,000~¥79,9991人

盛夏の粋と意気に興奮した木挽町の夜なのだ、の巻

木曜日の夜です。

銀座木挽町です。

およそ二ヶ月ぶりのこちら、″木挽町 とも樹″さんにひとりでお伺いしました。

六時ちょいと前に路地に入ると、ちょうど暖簾がかかったところ。女将さんから『腰の具合はいかがですか?』なんてクッションを手に微笑まれれば、『お願いします』なんてね。

とうの昔に癒えている筈なのに、ご好意には甘えるものなのだ、アハッ\(//∇//)\

程なくすると二人連れの三組がいらっしゃり、淡路の天然生モズクで今夜の宴がスタート。

さてさてそれでは本題です。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。

そしてご馳走さまでした。


<まとめ>
おひとり様用の一番奥に座り、先ずは生ビールで水分補給。正面を見ると、朱華色の暖簾に白抜きの店名が小粋な雰囲気を醸します。
フムゥ、何気なく落款を確認すると【新津】の文字が。
アイヤァ、今までは死角だったから気が付かなかったけれど、へえっ、かの″きよ田″の二代目、新津武昭氏の書なんだ。
開店される時の贈り物かな?


<いただいたもの>
▷がつまみで⚫︎が握りです。

今夜は何と言っても本ミル。コイツは今までに無い上物でした。

加えて、女川の殻付きキタムラサキウニに唐津と由良スペシャルの赤ウニ食べ比べ。
アカン!
もともと少ない理性が吹き飛んでしまう。

おまけに北海道の小柱。剥きは船橋のお母様たち。
この季節にこんな大星サイズの小柱なんて、これは明らかに時価やな、火傷してまうで、と一瞬怯むものの、無鉄砲なまでの食欲を制御し切れないラッコ。
小柱をつまみで所望し、お酒も各半合のつもりが明らかに一合弱・・・

翌朝は四時起きなのに、軽く一二合で終える予定だったのに、グッフゥ、呑んでもうた、やってもうた、諭吉さんを七人も呼んでもうた。

まるで暴走機関車ならぬ暴走ラッコやな、アハッ\(//∇//)\

▷モヅク酢:淡路初摘み、酢橘
▷穴子:雉焼き
⚫︎中トロ:大間、69kg
⚫︎新子:佐賀、三枚付け
⚫︎白鱚:昆布〆、木の芽
▷鱸:洗い、ポン酢
▷鯛皮:湯引き
▷キタムラサキ:女川
▷本ミル貝:愛知
▷貝柱と紐:炙り、本ミル、北寄貝
▷蒸し鮑:島根
▷肝羊羹:鮑、歯
⚫︎生シラス:軍艦、小田原、朝獲れ
▷鰹:新玉葱、気仙沼
▷鰹:ハランボ、炙り
⚫︎小柱:軍艦、北海道
▷毛蟹:石巻、酢橘、蟹酢
▷赤ウニ:唐津、奈良漬
▷薬巻き:梅干し、手巻き
▷平貝:磯辺
▷塩辛:スルメイカ、追いシャリ
⚫︎泥障烏賊:小田原
⚫︎赤身:漬け
⚫︎車海老
⚫︎鯵:小田原、定置網、朝獲れ
⚫︎大トロ:剥がし
⚫︎赤ウニ:由良
▷お味噌汁:鱸のアラ
----- 追加 -----
▷小柱
▷白子:ボイル
⚫︎穴子
▷玉子
----- 追加 終わり-----
▷デザート:ブドウ六種
 ・シャインマスカット
 ・デラウェア
 ・コトピー
 ・富士の輝き
 ・クィーンルージュ
 ・長野パープル

<お酒>
・生ビール:小グラス
・仙禽:オーガニックナチュール、栃木
・冨久長:白麹、広島
・宮泉:純米、火入れ、福島
・MIYASAKA:純米吟醸、長野
・日高見:純米吟醸、愛山、宮城
・無想:心静、辛口生純米吟醸、新潟
・八海山:純米大吟醸、雪室貯蔵三年、新潟
お酒は多分、五合くらい・・・

  • 木挽町 とも樹 - 佐賀の新子の三枚付け

    佐賀の新子の三枚付け

  • 木挽町 とも樹 - キスの昆布〆。木の芽の香りが素敵

    キスの昆布〆。木の芽の香りが素敵

  • 木挽町 とも樹 - 毛蟹はズワイよりウンマイ(^◇^)

    毛蟹はズワイよりウンマイ(^◇^)

  • 木挽町 とも樹 - 女川のキタムラサキウニ。殻を割ってピンセットで汚れを摘んで丁寧に掃除。ものすごい手間です\(//∇//)\

    女川のキタムラサキウニ。殻を割ってピンセットで汚れを摘んで丁寧に掃除。ものすごい手間です\(//∇//)\

  • 木挽町 とも樹 - 小柱はラッコのだいこう

    小柱はラッコのだいこう

  • 木挽町 とも樹 - 淡路島の天然モヅク。繊維がぶっとい!

    淡路島の天然モヅク。繊維がぶっとい!

  • 木挽町 とも樹 - 定番の穴子の付け焼き

    定番の穴子の付け焼き

  • 木挽町 とも樹 - 中トロかな?

    中トロかな?

  • 木挽町 とも樹 - 山口の鮑

    山口の鮑

  • 木挽町 とも樹 - 鮑の肝羊羹。トッピングは鮑の歯

    鮑の肝羊羹。トッピングは鮑の歯

  • 木挽町 とも樹 - このツマが好き

    このツマが好き

  • 木挽町 とも樹 - 鱸です。旬ですね。サッと洗いで供します

    鱸です。旬ですね。サッと洗いで供します

  • 木挽町 とも樹 - 真鯛の皮の湯引きです

    真鯛の皮の湯引きです

  • 木挽町 とも樹 - この本ミルは今シーズンのナンバーワン

    この本ミルは今シーズンのナンバーワン

  • 木挽町 とも樹 - 本ミルと北寄貝の紐と柱の炙り

    本ミルと北寄貝の紐と柱の炙り

  • 木挽町 とも樹 - 朝獲れの小田原のシラス。二時に出港、五時に帰港、午前中に木挽町まで即納

    朝獲れの小田原のシラス。二時に出港、五時に帰港、午前中に木挽町まで即納

  • 木挽町 とも樹 - 鮮度の違いは目でわかる。明日になるともうドロドロです\(//∇//)\

    鮮度の違いは目でわかる。明日になるともうドロドロです\(//∇//)\

  • 木挽町 とも樹 - 気仙沼のカツオです

    気仙沼のカツオです

  • 木挽町 とも樹 - 気仙沼のカツオ。薬味はおろした新玉葱と土佐醤油

    気仙沼のカツオ。薬味はおろした新玉葱と土佐醤油

  • 木挽町 とも樹 - 気仙沼のカツオのハランボの炙りです

    気仙沼のカツオのハランボの炙りです

  • 木挽町 とも樹 - 小柱の軍艦です。あまりにも美味しかったので、ツマミでもいただきました

    小柱の軍艦です。あまりにも美味しかったので、ツマミでもいただきました

  • 木挽町 とも樹 - とも樹さんには毛蟹があるので嬉しい

    とも樹さんには毛蟹があるので嬉しい

  • 木挽町 とも樹 - 唐津の赤ウニと奈良漬

    唐津の赤ウニと奈良漬

  • 木挽町 とも樹 - ツマは全部食べてしまったので、これは新しいツマ

    ツマは全部食べてしまったので、これは新しいツマ

  • 木挽町 とも樹 - スルメイカの塩辛です。お酒の最強のお供です

    スルメイカの塩辛です。お酒の最強のお供です

  • 木挽町 とも樹 - 平貝の磯辺

    平貝の磯辺

  • 木挽町 とも樹 - 泥障烏賊です

    泥障烏賊です

  • 木挽町 とも樹 - 赤身の漬け

    赤身の漬け

  • 木挽町 とも樹 - 車海老です

    車海老です

  • 木挽町 とも樹 - 残った塩辛汁に追いシャリ

    残った塩辛汁に追いシャリ

  • 木挽町 とも樹 - 小田原の朝獲れ鯵。生シラスと同じタイミングでも届きます

    小田原の朝獲れ鯵。生シラスと同じタイミングでも届きます

  • 木挽町 とも樹 - スルメイカの塩辛です。追いシャリで残さずいただきます

    スルメイカの塩辛です。追いシャリで残さずいただきます

  • 木挽町 とも樹 - 大トロの剥がしの鞍掛けです

    大トロの剥がしの鞍掛けです

  • 木挽町 とも樹 - 由良のスペシャル赤ウニ

    由良のスペシャル赤ウニ

  • 木挽町 とも樹 - 宮城のアイザワ水産の有明海苔。皇室献上海苔の最年少漁師さんです。香りが濃ゆい\(//∇//)\

    宮城のアイザワ水産の有明海苔。皇室献上海苔の最年少漁師さんです。香りが濃ゆい\(//∇//)\

  • 木挽町 とも樹 - 小柱と海苔はお友達

    小柱と海苔はお友達

  • 木挽町 とも樹 - 朝獲れシラスを軽くボイル。生も良いけどゆがきもオッケー

    朝獲れシラスを軽くボイル。生も良いけどゆがきもオッケー

  • 木挽町 とも樹 - やはり穴子は食べて帰らないと

    やはり穴子は食べて帰らないと

  • 木挽町 とも樹 - 此方の玉子が好き。NHKの美の壷でもご紹介

    此方の玉子が好き。NHKの美の壷でもご紹介

  • 木挽町 とも樹 - 左下に小さく、新津、の落款が

    左下に小さく、新津、の落款が

  • 木挽町 とも樹 - 鱸のアラのお味噌汁

    鱸のアラのお味噌汁

  • 木挽町 とも樹 - デザートの六種のブドウ

    デザートの六種のブドウ

  • 木挽町 とも樹 - 最初は生ビール

    最初は生ビール

  • 木挽町 とも樹 - 栃木の銘酒です

    栃木の銘酒です

  • 木挽町 とも樹 - 広島の銘酒

    広島の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 長野の銘酒

    長野の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 福島の銘酒

    福島の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 宮城の銘酒です

    宮城の銘酒です

  • 木挽町 とも樹 - 新潟の銘酒

    新潟の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 新潟の銘酒

    新潟の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - ちょうど行燈に灯りが灯ったところ

    ちょうど行燈に灯りが灯ったところ

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2023/06訪問5回目

4.9

  • 料理・味5.0
  • サービス5.0
  • 雰囲気5.0
  • CP4.0
  • 酒・ドリンク4.5
¥60,000~¥79,9991人

初夏の薫りに抱かれる木挽町の夜なのだ、の巻

金曜日の夜です。

東銀座です。

今夜は五ヶ月振りのこちら、木挽町とも樹さんに自称裏紀香嬢と二人でお伺いしました。

ちょっと間が開いてしまいました。
というのも、ホントは三月にお伺いする予定が、まさかの椎間板ヘルニアで床に伏せっていたラッコ。

幸い件の男子に代打に立っていただいたものの、腰の痛みも癒えた翌週からは、ううっ、グッフゥ、早く木挽町の気風に触れてみたい・・・、と悶々とする日々。

予約の六時ちょうどに暖簾をくぐります。
すでに壮年男子の三人連れが角に着席中。後ほど同世代のカップルがお見えになり、七名でスタートします。

さてさてそれでは本題。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。

そしてご馳走さまでした。


<まとめ>
腰痛で一度パスしたラッコのために、腰にあてるクッションをご用意いただいておりました。
さりげない気遣いに悶絶級の感謝。
ここまでの気配り気働きのできるお店は少ないのでは。
優しいなぁ(^◇^)
親方と女将さんの江戸っ子の気風に癒されつつ、その居心地の良さから気がつけば十一時過ぎ。
あっという間の五時間でした。
参りました。これは通いますね。

<いただいたお皿>
握りは⚫︎、つまみは▷
提供順です。
爆飲爆食するラッコ達に、これもあれもと垂涎のツマミが目の前に。お酒が進む進む。
あまりにも興が高じたせいで理性が吹き飛び、『終電?まっ、いっか・・・』なんて、結局巣にたどり着いたのは日付けの変わった午前二時過ぎ。
ああっ、やってもうた。もう若く無いのに\(//∇//)\

▷もずく酢:淡路、初摘み
⚫︎中トロ
⚫︎赤貝:閖上
▷穴子:雉焼き
⚫︎鰯
▷蝦蛄爪
▷紐キュウ
▷青柳:三重
▷蝦蛄:石巻、子持ち
▷蒸し鮑
▷鮑肝羊羹
▷紐と小柱:炙り
▷眞子鰈
▷眞子鰈:縁側
▷小柱:三重、丸で仕入れた青柳から取り出しました
▷鳥貝
▷鰹:おろし玉葱
▷毛蟹:宗谷
▷奈良漬け
▷赤ウニ:由良、小丼仕立て、奈良漬け
▷平貝:磯辺、蕗味噌
▷金目鯛:昆布〆
⚫︎眞子鰈:昆布〆、宮城、柚子胡椒
▷ツマ巻き
⚫︎赤身:漬け
⚫︎鯵:早川、大磯沖
⚫︎泥障烏賊
⚫︎小肌
⚫︎蝦蛄
▷春子鯛:黄身酢朧
▷泥障烏賊:おまけ
▷塩辛
⚫︎車海老
⚫︎ムラサキウニ
⚫︎煮蛤
⚫︎煮穴子:対馬
⚫︎トロ巻き
⚫︎創作海苔巻き:大根、胡瓜、沢庵、胡麻
▷玉子

<デザート>
・サクランボ、ホオヅキ、オレンジ?などなど

<お酒>
・生ビール
・石鎚:吟醸、愛媛
:雪の五合庵:吟醸、新潟
・乾坤一:純米吟醸、鈴風、宮城
・貴:濃醇辛口純米、山口
・大七:純米生酛、福島
・義侠:縁、東条特A山田錦、愛知
・梅錦:樽酒、二杯
・竹鶴:塩辛に合わせて

  • 木挽町 とも樹 - ルビー色に輝く赤身の漬け。文句無しの美味さ

    ルビー色に輝く赤身の漬け。文句無しの美味さ

  • 木挽町 とも樹 - いきなりの中トロ。真冬の魚体と比べても遜色無し

    いきなりの中トロ。真冬の魚体と比べても遜色無し

  • 木挽町 とも樹 - 泥障烏賊です

    泥障烏賊です

  • 木挽町 とも樹 - 閖上の赤貝。市場を通さず、石巻の魚屋さんから直で引きます

    閖上の赤貝。市場を通さず、石巻の魚屋さんから直で引きます

  • 木挽町 とも樹 - 宮城の眞子鰈です。昆布〆。薬味は柚子胡椒

    宮城の眞子鰈です。昆布〆。薬味は柚子胡椒

  • 木挽町 とも樹 - 大磯沖で捕まり早川に揚がった鯵です。切り口がエロい。脂が抜群にウンマイ

    大磯沖で捕まり早川に揚がった鯵です。切り口がエロい。脂が抜群にウンマイ

  • 木挽町 とも樹 - 確か由良の赤ウニ。ツブが全く壊れていない

    確か由良の赤ウニ。ツブが全く壊れていない

  • 木挽町 とも樹 - 宗谷の毛蟹。蟹の王様だと思います

    宗谷の毛蟹。蟹の王様だと思います

  • 木挽町 とも樹 - 淡路の初摘みもずく酢。繊維が太い

    淡路の初摘みもずく酢。繊維が太い

  • 木挽町 とも樹 - 穴子の雉焼き。これからどんどん脂がのってくるのかな

    穴子の雉焼き。これからどんどん脂がのってくるのかな

  • 木挽町 とも樹 - 鰯です。その肉厚な身にビックリポン

    鰯です。その肉厚な身にビックリポン

  • 木挽町 とも樹 - 石巻の蝦蛄爪。十匹くらいかな。コイツはラッコの秘密のツマミです

    石巻の蝦蛄爪。十匹くらいかな。コイツはラッコの秘密のツマミです

  • 木挽町 とも樹 - 蝦蛄爪は甘いツメでいただきます

    蝦蛄爪は甘いツメでいただきます

  • 木挽町 とも樹 - 閖上の赤貝の紐キュウ

    閖上の赤貝の紐キュウ

  • 木挽町 とも樹 - 三重の青柳です

    三重の青柳です

  • 木挽町 とも樹 - 石巻の蝦蛄。子持ちでした

    石巻の蝦蛄。子持ちでした

  • 木挽町 とも樹 - 蒸し鮑です。こんな美しい琵琶色の個体は希少品

    蒸し鮑です。こんな美しい琵琶色の個体は希少品

  • 木挽町 とも樹 - 鮑の肝を裏漉しした羊羹仕立て。乗っかっているのは鮑の歯です

    鮑の肝を裏漉しした羊羹仕立て。乗っかっているのは鮑の歯です

  • 木挽町 とも樹 - 鮑の歯。個体に二本、備わっています

    鮑の歯。個体に二本、備わっています

  • 木挽町 とも樹 - 色んな貝類の紐や柱の炙り

    色んな貝類の紐や柱の炙り

  • 木挽町 とも樹 - 眞子鰈。肉厚。撮影漏れした縁側もまんまるくてプリプリでした

    眞子鰈。肉厚。撮影漏れした縁側もまんまるくてプリプリでした

  • 木挽町 とも樹 - 三重から丸で仕入れた青柳から取り出した小柱。こんな丁寧な仕込みをすることお店はホントに少ない

    三重から丸で仕入れた青柳から取り出した小柱。こんな丁寧な仕込みをすることお店はホントに少ない

  • 木挽町 とも樹 - 鳥貝。生体反応で屹立しました

    鳥貝。生体反応で屹立しました

  • 木挽町 とも樹 - 鳥貝の貝殻です

    鳥貝の貝殻です

  • 木挽町 とも樹 - なんだかタイガーマスクに出てくる覆面レスラーみたいや、アハッ\(//∇//)\

    なんだかタイガーマスクに出てくる覆面レスラーみたいや、アハッ\(//∇//)\

  • 木挽町 とも樹 - カツオのタタキです

    カツオのタタキです

  • 木挽町 とも樹 - 玉葱醤油でいただきます

    玉葱醤油でいただきます

  • 木挽町 とも樹 - 箸休めの奈良漬け

    箸休めの奈良漬け

  • 木挽町 とも樹 - 赤ウニの小鉢

    赤ウニの小鉢

  • 木挽町 とも樹 - 由良だったかな?

    由良だったかな?

  • 木挽町 とも樹 - 平貝の磯辺。薬味は蕗味噌です

    平貝の磯辺。薬味は蕗味噌です

  • 木挽町 とも樹 - 金目鯛です。昆布〆

    金目鯛です。昆布〆

  • 木挽町 とも樹 - ツマを手巻きに。これがシャリシャリしていてウンマイ

    ツマを手巻きに。これがシャリシャリしていてウンマイ

  • 木挽町 とも樹 - 石巻の蝦蛄

    石巻の蝦蛄

  • 木挽町 とも樹 - 春子鯛の黄身酢オボロと泥障烏賊

    春子鯛の黄身酢オボロと泥障烏賊

  • 木挽町 とも樹 - ムラサキウニです

    ムラサキウニです

  • 木挽町 とも樹 - 春子鯛の黄身酢オボロです

    春子鯛の黄身酢オボロです

  • 木挽町 とも樹 - イカの塩辛だったっけな?

    イカの塩辛だったっけな?

  • 木挽町 とも樹 - 車海老。火入れは半レアです

    車海老。火入れは半レアです

  • 木挽町 とも樹 - 煮蛤です

    煮蛤です

  • 木挽町 とも樹 - 穴子です。対馬です

    穴子です。対馬です

  • 木挽町 とも樹 - トロ巻きです

    トロ巻きです

  • 木挽町 とも樹 - 創作巻き。大根、胡瓜と沢庵。

    創作巻き。大根、胡瓜と沢庵。

  • 木挽町 とも樹 - 玉子

    玉子

  • 木挽町 とも樹 - 〆のデザート

    〆のデザート

  • 木挽町 とも樹 - 腰当てのクッションです。涙が出るほど嬉しかった

    腰当てのクッションです。涙が出るほど嬉しかった

  • 木挽町 とも樹 - 初夏の風に揺れる暖簾

    初夏の風に揺れる暖簾

  • 木挽町 とも樹 - 最初は生ビール

    最初は生ビール

  • 木挽町 とも樹 - イカの塩辛には竹鶴のウイスキーが合う

    イカの塩辛には竹鶴のウイスキーが合う

  • 木挽町 とも樹 - 愛媛の夏酒からスタート

    愛媛の夏酒からスタート

  • 木挽町 とも樹 - 宮城の銘酒

    宮城の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 愛知の銘酒

    愛知の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 山口の銘酒

    山口の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 福島の銘酒

    福島の銘酒

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2023/01訪問4回目

4.9

  • 料理・味5.0
  • サービス5.0
  • 雰囲気5.0
  • CP4.0
  • 酒・ドリンク4.5
¥60,000~¥79,9991人

木挽町を閑かに照らす、とも樹の冬灯しなのだ、の巻

木曜日の夜です。

木挽町です。
今の住所表記は銀座四丁目ですが、う~む、なんともつまらない。

そんな無味乾燥な呼称より、江戸開幕(カイバク)時の街づくりに全国から集まった鋸職人の町、”木挽町”のほうが粋でカッコ良いなぁ。六本木だって、材木町、霞町、龍土町に戻せば良いのに、アハッ。

それはともかく、すっかり陽も落ちた夕暮れ、昭和通りから右に折れると柔らかな暖色系の灯りが足元を照らします。

およそ三か月ぶりのお伺い。
ツマミも握りも銘酒も、それらすべてがドストライクなこちら、”木挽町 とも樹”さん。

こちらのご常連女史と二人で訪れました。
今夜は他に、二組の男女とお一人様の壮年男子を交えた七名でカウンターを囲みます。

ふうぅ~、それにしても、なんとも心地良い空間。
呑むは食うわの五時間弱。お会計を済ませたのは十時半過ぎの大団円。

居酒屋使いしてなんだか申し訳ないけれど、だって魚が美味しいんだもん。デブ猫に変身しちゃうぞ、グフッ。

お陰でお会計は諭吉六枚超。
鳥取のズワイガニも大好物の蝦蛄爪もいただいたので、納得の内容でした。

さてさてそれでは本題です。
いただいたものは以下の通り。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。

そしてご馳走様でした。


<まとめ>
今夜の出色は全てといえば全てだけど、その中でも肉厚でサクサク食感の赤貝、青柳の潮の香り、脂ドレスを纏った鰯に一週間ほど寝かせた本マグロ。
年が明けて四件目のお鮨屋さんだけど、これだけのネタが揃っているのはこちらだけ。
さらに面白かったのは、オリーブオイル。

木製冷蔵庫の隙間にそのボトルを発見したラッコ。

『サッシカイヤのオリーブオイルや!』
『エヘッ、ご常連の方からいただきました』
『えっへぇ~。貴重品っすよぉ~で』
『小皿に取りましょうか』

お塩も追加し、車海老を浸します。
うっ、ウッフン、ウンマイ。
オッと失礼。還暦爺さんのウッフンはキモイっすよね、アハッヾ(≧▽≦)ノ

<つまみ:●つまみ、〇握り>
●穴子:雉焼き
○中トロ:一週間寝かせ
○鰯
○赤貝
●蒸し鮑
●鮃
●真鯛
●青柳
●寒鰤
●赤貝紐と北寄貝柱:炙り
●赤貝紐巻き
●鮃縁側:炙り
●真蛸:桜煮、佐島
●蝦蛄爪
●虎河豚白子:炙り
●平貝磯辺焼き
●もずく酢
●桃ちゃんズワイガニ:鳥取
●蝦蛄
●妻:手巻き
○墨烏賊
○赤身
○椎茸
●細魚
●北寄貝炙り
●鯖
●車海老
●車海老頭
○小肌
○ムラサキウニ:立待岬(函館)
○大トロ:剥がし
○金目鯛:炙り
●お味噌汁:真鯛、兜
●蝦蛄
○剥がし:細巻き
○穴子

ハールレモン、瀬戸か

<お酒>
・生ビール:中グラス
・出雲富士:純米大吟醸、無濾過生原酒、出雲
・末廣:山廃純米、会津若松
・田中六五:純米、糸島
・梅錦:樽酒
・弥右エ門:純米、喜多方
・奈良萬:純米、生酒、おりがらみ、喜多方
・雪の五合庵:大吟醸、村上
・栗駒山:特別純米、栗原
・北雪:純米、佐渡
・沢の鶴:特別純米、実楽山田錦、神戸
日本酒は十種類で五合くらい

  • 木挽町 とも樹 - 最初は生ビール

    最初は生ビール

  • 木挽町 とも樹 - 島根の銘酒です

    島根の銘酒です

  • 木挽町 とも樹 - 穴子の雉焼きです

    穴子の雉焼きです

  • 木挽町 とも樹 - 一週間寝かせた本マグロの中トロ

    一週間寝かせた本マグロの中トロ

  • 木挽町 とも樹 - 福島の銘酒。年末年始を東北の温泉で骨休みされた親方夫婦。福島の温泉で味わい、即購入されたとのことでした

    福島の銘酒。年末年始を東北の温泉で骨休みされた親方夫婦。福島の温泉で味わい、即購入されたとのことでした

  • 木挽町 とも樹 - 鰯です。この脂のシースルードレスが美しい

    鰯です。この脂のシースルードレスが美しい

  • 木挽町 とも樹 - 肉厚の赤貝です。シャクシャク食感がウンマイ。

    肉厚の赤貝です。シャクシャク食感がウンマイ。

  • 木挽町 とも樹 - 蒸し鮑です。天目風の器です

    蒸し鮑です。天目風の器です

  • 木挽町 とも樹 - お造り用の煎り酒です。これは飲めてしまう、アハッ\(//∇//)\

    お造り用の煎り酒です。これは飲めてしまう、アハッ\(//∇//)\

  • 木挽町 とも樹 - 左が鮃、右が真鯛です

    左が鮃、右が真鯛です

  • 木挽町 とも樹 - 鮃です。縁側は後で付け焼きに。

    鮃です。縁側は後で付け焼きに。

  • 木挽町 とも樹 - 真鯛です。鮃と鯛の味わいの違いがよくわかります。

    真鯛です。鮃と鯛の味わいの違いがよくわかります。

  • 木挽町 とも樹 - 青柳です。この潮の香りが大好き

    青柳です。この潮の香りが大好き

  • 木挽町 とも樹 - 煎り酒に浸る青柳

    煎り酒に浸る青柳

  • 木挽町 とも樹 - 赤貝の紐と北寄貝の柱の付け焼き

    赤貝の紐と北寄貝の柱の付け焼き

  • 木挽町 とも樹 - 糸島の銘酒

    糸島の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 寒鰤の背トロです。北海道です

    寒鰤の背トロです。北海道です

  • 木挽町 とも樹 - 赤貝の紐巻きです

    赤貝の紐巻きです

  • 木挽町 とも樹 - 鮃の縁側の付け焼きです

    鮃の縁側の付け焼きです

  • 木挽町 とも樹 - 佐島のタコの桜煮です

    佐島のタコの桜煮です

  • 木挽町 とも樹 - 隣の女史は悪戯好きです。親方がラッコにそっと出してくれた蝦蛄爪を侵略しますヾ(≧▽≦)ノ

    隣の女史は悪戯好きです。親方がラッコにそっと出してくれた蝦蛄爪を侵略しますヾ(≧▽≦)ノ

  • 木挽町 とも樹 - シャコの爪はラッコの大好物

    シャコの爪はラッコの大好物

  • 木挽町 とも樹 - 虎河豚の白子の炙りです。この季節のお約束\(//∇//)\

    虎河豚の白子の炙りです。この季節のお約束\(//∇//)\

  • 木挽町 とも樹 - 平貝の磯辺焼きですが、隣の女史が『半分、よこしなさいヨォ』なんて、摘んできます。手元にはちゃんと一人前があるのにぃ、アハッ\(//∇//)\

    平貝の磯辺焼きですが、隣の女史が『半分、よこしなさいヨォ』なんて、摘んできます。手元にはちゃんと一人前があるのにぃ、アハッ\(//∇//)\

  • 木挽町 とも樹 - 箸休めのモヅク酢です

    箸休めのモヅク酢です

  • 木挽町 とも樹 - これまでは毛蟹でしたが、今夜は鳥取のズワイ蟹

    これまでは毛蟹でしたが、今夜は鳥取のズワイ蟹

  • 木挽町 とも樹 - だからぁ、自分のズワイ蟹もあるのに、ラッコの蟹にちょっかいを出す、自称、藤原紀香、もどき・・・

    だからぁ、自分のズワイ蟹もあるのに、ラッコの蟹にちょっかいを出す、自称、藤原紀香、もどき・・・

  • 木挽町 とも樹 - このズワイ蟹はウンマイ

    このズワイ蟹はウンマイ

  • 木挽町 とも樹 - 喜多方の銘酒です

    喜多方の銘酒です

  • 木挽町 とも樹 - 鳥取のズワイを殻から外したところ。味噌和えです。これだけでお酒が一合、いけちゃいます

    鳥取のズワイを殻から外したところ。味噌和えです。これだけでお酒が一合、いけちゃいます

  • 木挽町 とも樹 - 蟹酢に浸したズワイ蟹に、となりの女子が酢橘を絞ります

    蟹酢に浸したズワイ蟹に、となりの女子が酢橘を絞ります

  • 木挽町 とも樹 - ああっ、ヤバイ。毛蟹も好きだけど、ズワイもウンマイ

    ああっ、ヤバイ。毛蟹も好きだけど、ズワイもウンマイ

  • 木挽町 とも樹 - 蝦蛄です

    蝦蛄です

  • 木挽町 とも樹 - 薬味の大根などの千切りを海苔で手巻きに。

    薬味の大根などの千切りを海苔で手巻きに。

  • 木挽町 とも樹 - 酒器も素敵です

    酒器も素敵です

  • 木挽町 とも樹 - 墨烏賊です

    墨烏賊です

  • 木挽町 とも樹 - ルビー色の赤身が艶めかしい

    ルビー色の赤身が艶めかしい

  • 木挽町 とも樹 - 椎茸です

    椎茸です

  • 木挽町 とも樹 - 細魚です。握りのところ、ツマミで所望

    細魚です。握りのところ、ツマミで所望

  • 木挽町 とも樹 - 北寄貝の炙りです

    北寄貝の炙りです

  • 木挽町 とも樹 - 左がサバ、右が車海老です

    左がサバ、右が車海老です

  • 木挽町 とも樹 - 車海老の紅白柄は睦月の必需品

    車海老の紅白柄は睦月の必需品

  • 木挽町 とも樹 - サバです。これはウンマイ

    サバです。これはウンマイ

  • 木挽町 とも樹 - サッシカイアのオリーブオイルに浸かる車海老

    サッシカイアのオリーブオイルに浸かる車海老

  • 木挽町 とも樹 - 栗原市の銘酒です

    栗原市の銘酒です

  • 木挽町 とも樹 - 車海老の頭を軽く炙ります

    車海老の頭を軽く炙ります

  • 木挽町 とも樹 - 小肌です

    小肌です

  • 木挽町 とも樹 - 函館は立待岬のムラサキウニ

    函館は立待岬のムラサキウニ

  • 木挽町 とも樹 - 大トロの剥がし

    大トロの剥がし

  • 木挽町 とも樹 - 金目鯛の皮の炙り

    金目鯛の皮の炙り

  • 木挽町 とも樹 - 真鯛の兜のお味噌汁

    真鯛の兜のお味噌汁

  • 木挽町 とも樹 - 蝦蛄。握るところ、ツマミで所望

    蝦蛄。握るところ、ツマミで所望

  • 木挽町 とも樹 - 剥がしの細巻き

    剥がしの細巻き

  • 木挽町 とも樹 - 穴子です

    穴子です

  • 木挽町 とも樹 - 澤の鶴です

    澤の鶴です

  • 木挽町 とも樹 - 玉子です。真ん中の線に興味のある方は、NHKの美の壺をご覧ください\(//∇//)\

    玉子です。真ん中の線に興味のある方は、NHKの美の壺をご覧ください\(//∇//)\

  • 木挽町 とも樹 - 締めのカッパ巻きです。胡瓜の水分でお口をリフレッシュ、アハッ\(//∇//)\

    締めのカッパ巻きです。胡瓜の水分でお口をリフレッシュ、アハッ\(//∇//)\

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2022/10訪問3回目

4.9

  • 料理・味5.0
  • サービス5.0
  • 雰囲気5.0
  • CP4.0
  • 酒・ドリンク4.5
¥50,000~¥59,9991人

静かな鼓動にときめく木挽町の夜なのだ・・・の巻


木曜日の夜です。

木挽町です。

およそ二か月振りのお伺い。
その節は玄関脇でコオロギが鳴いておりましたが、流石に神無月ともなると、迷いネコの♪ニャーッ♪しか耳に届きません。

静かな路地。
昭和通りから十数メートル入っただけなのに、その通りは薄暗く、耳障りな音もせず、江戸城大修理に上京した多くの木挽き達の静かな息遣いが、今もラッコを優しく包み込みます。

六時ちょいと前に暖簾をくぐると、既にお一人様男子と二組の熟年カップルが歓談中。みなさん、お早いスタートですね。

ほどなくすると、ご常連の裏紀香嬢も到着。
生ビールと日本酒で乾杯し、十月のツマミと握りの怒涛の行進が始まりました。

さてさてそれでは本題です。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。

そしてご馳走様でした。


<まとめ>
これでもか!
まだ、食べるのか!
おおっ、更に呑んじゃうの?
食の太い大酒呑みには、まさにグラン・パラディーゾ!
至高の天国やねん。

<ツマミ>
●ツマミ、◇握りが、適度なリズムでカウンターに並びます。

周囲を気にされながら、ソ~ッと出される一枚の小皿。
ラッコの大好物の蝦蛄爪です。
素早く隠すように受け取り、左右の客人のブラインドになる位置に置きます。全ての方にお出しすると、ひとり二本程度になってしまう希少品。
『どうしてここに置くのよぉ~』と、舌ったらずな妙齢裏紀香。
まだまだ修練が足りねぇ~なぁ、なんて、無言で『メッ!』と見つめながら、親方には目立たぬよう軽く頭を下げて静かにアムアムアムッ!
はぁぁぁぁぁっ~!
心地良い。
あっという間の五時間弱。最後にやって来て最後に帰る大酒呑みの二人。ひとり呑みではこうはいかないので、同類に出会えた食べログには感謝しかありません。

●蒸し鮑
●穴子:雉焼き
◇中トロ
◇墨烏賊
◇鱚:昆布〆
●真鯛:熟成
●鮃:朝〆
●酢牡蠣
●鰹:タタキ
◇鰹:握り
●白子:炙り、シャリ
●蝦蛄
●石垣貝
●鮑の肝羊羹
●墨烏賊のゲソ炙り
●煮蛸:脚、頭
●墨烏賊の肝バターソテー:撮影モレ
●胡瓜と大根の海苔巻き:ねり梅
◇イクラ
●もずく:沼島
●蝦蛄爪
◇鰯
●毛蟹:噴火湾
●蝦蛄爪:追加
◇赤身
◇鯵
◇小肌
◇皮剥:肝乗せ
◇バフンウニ:奈良漬け
◇春子鯛
◇大トロ:砂摺り
◇車海老
◇穴子
◇とろたく:細巻き
●車海老:頭の炙り
●塩辛
●お吸い物:鳴門ワカメ、北寄貝
●玉子
●デザート:
 ・マスカットノワール
 ・ウインク
 ・洋梨:コミス
 ・鬼灯

<お酒>
・生ビール:中グラス
・フモトヰ:きもと特別純米、山形
・あたごのまつ:純米吟醸、ささら冷卸、宮城
・洌:純米大吟醸、山形
・香取:酵母無添加無濾過、純米、千葉
・日高見:純米、宮城
・梅錦:ノーエチケットの特別酒
・鄙願:大吟醸、新潟
・雪の五合庵:吟醸、新潟
・どぶろく:nondo、岩手
日本酒は四合半くらいかな。

  • 木挽町 とも樹 - 外観

    外観

  • 木挽町 とも樹 - 最初はサッパリ系のフモトヰ

    最初はサッパリ系のフモトヰ

  • 木挽町 とも樹 - 名残の鮑の蒸し物。次第に痩せて来たのか、蒸すと体積も三割減になるのだとか

    名残の鮑の蒸し物。次第に痩せて来たのか、蒸すと体積も三割減になるのだとか

  • 木挽町 とも樹 - 穴子の雉焼き。ホックホクの舌触りです。焦げた醤油生地の香りに悶絶します

    穴子の雉焼き。ホックホクの舌触りです。焦げた醤油生地の香りに悶絶します

  • 木挽町 とも樹 - 中トロです。脂が乗り始めました

    中トロです。脂が乗り始めました

  • 木挽町 とも樹 - 墨烏賊の小イカです。つるんつるんの食感

    墨烏賊の小イカです。つるんつるんの食感

  • 木挽町 とも樹 - 鱚の昆布〆。木の芽の香りが爽快。江戸前の仕事も完璧です。

    鱚の昆布〆。木の芽の香りが爽快。江戸前の仕事も完璧です。

  • 木挽町 とも樹 - 熟成させた真鯛。シットリじんわり、旨味が舌の上に広がります

    熟成させた真鯛。シットリじんわり、旨味が舌の上に広がります

  • 木挽町 とも樹 - 朝〆の鮃。熟成させた真鯛と異なりコリッコリの食感でした

    朝〆の鮃。熟成させた真鯛と異なりコリッコリの食感でした

  • 木挽町 とも樹 - 牡蠣です。振り酢橘でいただきます。生クリームのような舌触りでした

    牡蠣です。振り酢橘でいただきます。生クリームのような舌触りでした

  • 木挽町 とも樹 - 大崎の銘酒

    大崎の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - カツオのお腹。抜群にウンマイ。薬味はおろし玉ねぎ醤油です

    カツオのお腹。抜群にウンマイ。薬味はおろし玉ねぎ醤油です

  • 木挽町 とも樹 - この鰹は握りにしてもウンマイ

    この鰹は握りにしてもウンマイ

  • 木挽町 とも樹 - 白子を軽く炙ってシャリの乗っけました。

    白子を軽く炙ってシャリの乗っけました。

  • 木挽町 とも樹 - 蝦蛄です。活で仕入れ店内で湯がきます。なので垂涎の希少品、蝦蛄爪にあり付けます

    蝦蛄です。活で仕入れ店内で湯がきます。なので垂涎の希少品、蝦蛄爪にあり付けます

  • 木挽町 とも樹 - 石垣貝です。裏のモフモフがウンマイ

    石垣貝です。裏のモフモフがウンマイ

  • 木挽町 とも樹 - 米沢の銘酒

    米沢の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 小イカのゲソの炙りと鮑の肝羊羹

    小イカのゲソの炙りと鮑の肝羊羹

  • 木挽町 とも樹 - この鮑の肝羊羹をチビチビと日本酒で舐めるようにいただくのが好き

    この鮑の肝羊羹をチビチビと日本酒で舐めるようにいただくのが好き

  • 木挽町 とも樹 - あたりたての胡麻を軽く炙ったゲソに搦めます。香りが違う!

    あたりたての胡麻を軽く炙ったゲソに搦めます。香りが違う!

  • 木挽町 とも樹 - 蛸の煮物。脚に加え頭もいただきます

    蛸の煮物。脚に加え頭もいただきます

  • 木挽町 とも樹 - 千葉の銘酒

    千葉の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - お皿に残った薬味の大根と胡瓜の千切りに練り梅を塗って海苔巻きに。抜群の箸休めです

    お皿に残った薬味の大根と胡瓜の千切りに練り梅を塗って海苔巻きに。抜群の箸休めです

  • 木挽町 とも樹 - 煮蛸にはツメが合う

    煮蛸にはツメが合う

  • 木挽町 とも樹 - 名残の新イクラです。皮がまだ柔らかい

    名残の新イクラです。皮がまだ柔らかい

  • 木挽町 とも樹 - 沼島のもづく。お酒が進みます

    沼島のもづく。お酒が進みます

  • 木挽町 とも樹 - 蝦蛄爪です。八~九尾分は有りそう

    蝦蛄爪です。八~九尾分は有りそう

  • 木挽町 とも樹 - ラッコの大好物の蝦蛄爪

    ラッコの大好物の蝦蛄爪

  • 木挽町 とも樹 - 鰯です。サイズは小鰯くらい。確か愛知だったかな?

    鰯です。サイズは小鰯くらい。確か愛知だったかな?

  • 木挽町 とも樹 - 噴火湾の毛蟹です。薬味は酢橘

    噴火湾の毛蟹です。薬味は酢橘

  • 木挽町 とも樹 - 毛蟹の中身が詰まっています

    毛蟹の中身が詰まっています

  • 木挽町 とも樹 - 石巻の銘酒

    石巻の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 更に十尾以上の蝦蛄爪が追加

    更に十尾以上の蝦蛄爪が追加

  • 木挽町 とも樹 - 赤身です

    赤身です

  • 木挽町 とも樹 - 鰺です

    鰺です

  • 木挽町 とも樹 - 小肌です

    小肌です

  • 木挽町 とも樹 - カワハギの肝乗せです

    カワハギの肝乗せです

  • 木挽町 とも樹 - バフンウニです。トッピングは奈良漬け

    バフンウニです。トッピングは奈良漬け

  • 木挽町 とも樹 - 春子鯛です

    春子鯛です

  • 木挽町 とも樹 - 砂摺りです

    砂摺りです

  • 木挽町 とも樹 - 車海老です。茹で立ての半生

    車海老です。茹で立ての半生

  • 木挽町 とも樹 - 穴子です

    穴子です

  • 木挽町 とも樹 - トロタクの細巻き

    トロタクの細巻き

  • 木挽町 とも樹 - 車海老の頭の炙り

    車海老の頭の炙り

  • 木挽町 とも樹 - 塩辛。これは酒に合う!

    塩辛。これは酒に合う!

  • 木挽町 とも樹 - 新潟は大洋酒造の雪の五合庵

    新潟は大洋酒造の雪の五合庵

  • 木挽町 とも樹 - 北寄貝と鳴門のワカメの潮仕立て

    北寄貝と鳴門のワカメの潮仕立て

  • 木挽町 とも樹 - 玉子

    玉子

  • 木挽町 とも樹 - NHKの美の壺で紹介されていた玉子焼き

    NHKの美の壺で紹介されていた玉子焼き

  • 木挽町 とも樹 - どぶろくです

    どぶろくです

  • 木挽町 とも樹 - どぶろく

    どぶろく

  • 木挽町 とも樹 -
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2022/08訪問2回目

4.8

  • 料理・味5.0
  • サービス5.0
  • 雰囲気5.0
  • CP4.0
  • 酒・ドリンク4.5
¥50,000~¥59,9991人

蟋蟀(コオロギ)の鳴く木挽町の夜なのだ、の巻

金曜日の夜です。

木挽町です。

三原橋の袂を抜け歌舞伎座の裏へ。
三越辺りの喧騒が一転、昭和通りを渡るとそこは旧き良き昭和の息遣い漂う静謐な空間。

およそ三ヶ月ぶりの″とも樹″さん。
前回と同様、こちらのご常連女史とお伺いしました。

とも樹さんの魅力は何と言っても、長っ尻、大歓迎なところ。

『後ろは入れておりませんので、ごゆっくりお呑みください』と呟く親方。

酒呑みを甘やかすと大変だぞぉ〜、なんてモジモジしながらも、あまりものネタの多さに気がつけば四時間半の大団円。

ラッコは二回目だというのに、お連れいただいた女史のおかげで破格の扱い。

だって前回、太いご常連さまだけに供された蝦蛄の爪。確かに確かに、物欲しそうなヨダレを垂らしながら、そのひとつひとつを舐め回すようにガン見していたラッコ。

よほど親方の記憶に刺さっていたのか、『今夜はご用意しております』と四尾分の爪が目の前に。仕込みは七尾なので、その半数以上をワガママな胃に叩き込んでしまいました。

もう誰も日本酒トレインを止められない、アハッ。

こちらは通いますね。
そしてご馳走さまでした。

いただいたものは以下の通り。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみください。


<まとめ>
溢れんばかりのおもてなし。
お客さんに喜んでいただこう、という思いが静かに熱い熱を帯びております。

♪コロコロコロ、コロコロコロ♪
ゆっくりとツマミをいただき、静かにお猪口を傾けながら、戸口から聞こえるコオロギの羽根を擦る音色。
風流ですね。秋が忍足で近づいて参りました。

そんな江戸の風情に酔いしれながら、これでもか、と目の前に展開する珠玉のネタの数々。お一人でここまで多くのネタを仕込んで、そのどれもがピンピンなんてもう、一体全体いつ寝ていらっしゃるのか・・・?

市場を通さない生産者直のネタは、お店を閉めてから真夜中に発注。それが翌朝の九時には活で到着。
便利な世の中になりました。
でもそれも、漁業従事者の方達の不断の努力があってこそ。
衷心より感謝いたします。

<いただいたもの:順番通り、●がツマミ、○は握り>
●もずく:淡路島
●穴子:雉焼き
○中トロ:青森
○泥障烏賊
○新子:出水
●鮃と縁側:塩、ポン酢、青森
●石陰貝:三陸
●黒鮑:肝羊羹と鮑の歯添え、秋田
●牡蠣:厚岸、酢橘、ポン酢
●鰹:おろし玉ねぎ、気仙沼
●鰹:はらんぼ焼き、気仙沼
○生シラス:今朝獲れ、小田原
●手巻き:大根、胡瓜、茗荷
○新イカ:出水
●新イカ:ゲソ、出水
●新イカ:ゴロ
●毛蟹:噴火湾
○赤身:湯霜
○シロギス:真昆布〆
○馬糞ウニ:塩水、利尻
●平貝:磯辺
●蝦蛄:爪、三陸
○蝦蛄:三陸
●蛸:桜煮
○赤ウニ:由良
○赤ウニ:由良、箱違い
○鮃:真昆布〆、青森
○車海老
○北寄貝
●車海老:頭
○剥がし:青森
●穴子:炙り
●デザート:
 ・ブラックキング、マニキュアフィンガー
 ・蒲郡ミカン、鬼灯

<お酒>
・生ビール
・月山 おろち:生酛純米、安来
・ゆきの美人:純米吟醸、酒米:改良信交、秋田
・出雲富士:純米吟醸、出雲
・栗駒山田錦:特別純米、栗駒
・奈良萬:純米、喜多方
・伯楽星:特別純米、大崎
・賀茂鶴 双鶴:大吟醸、東広島
・梅錦:ラベル無し×2
日本酒は五合弱

  • 木挽町 とも樹 - 剥がしです。エロいくらいにウンマイっす

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  • 木挽町 とも樹 - 出水の新子の二枚付け。間違いの無い美味さ

    出水の新子の二枚付け。間違いの無い美味さ

  • 木挽町 とも樹 - この由良の赤ウニは絶品。萩や下関や唐津よりもウンマイっす

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  • 木挽町 とも樹 - 泥障烏賊です。飾り包丁が綺麗

    泥障烏賊です。飾り包丁が綺麗

  • 木挽町 とも樹 - 新イクラを軍艦仕立てに

    新イクラを軍艦仕立てに

  • 木挽町 とも樹 - 大トロに近い部位の中トロ。真冬のマグロにヒケを取らないピンピンの最高品質でした。親方も『これ、凄いっすよね』とニンマリ、微笑みます。
      産地は尻労の東の太平洋。素敵なマグロでした。

    大トロに近い部位の中トロ。真冬のマグロにヒケを取らないピンピンの最高品質でした。親方も『これ、凄いっすよね』とニンマリ、微笑みます。 産地は尻労の東の太平洋。素敵なマグロでした。

  • 木挽町 とも樹 - 淡路島だったかな、のモヅク。聞き間違いだったら御免なさい

    淡路島だったかな、のモヅク。聞き間違いだったら御免なさい

  • 木挽町 とも樹 - 初っ端からビールのあてに対馬の穴子の雉焼き。蒸していないので程よい食感に舌が喜びます。

    初っ端からビールのあてに対馬の穴子の雉焼き。蒸していないので程よい食感に舌が喜びます。

  • 木挽町 とも樹 - 青森の鮃と縁側。縁側の肉が厚い。この時期でもうたんまりと脂を溜め込んでおりました。縁側は山葵醬油で、身はポン酢ですいただきました。

    青森の鮃と縁側。縁側の肉が厚い。この時期でもうたんまりと脂を溜め込んでおりました。縁側は山葵醬油で、身はポン酢ですいただきました。

  • 木挽町 とも樹 - 三陸の石垣貝。別名、石陰貝。鳥貝と北寄貝、青柳を足して割ったような食感と風味でした。

    三陸の石垣貝。別名、石陰貝。鳥貝と北寄貝、青柳を足して割ったような食感と風味でした。

  • 木挽町 とも樹 - 石陰貝。鮮度が良いので裏のモフモフが生きています

    石陰貝。鮮度が良いので裏のモフモフが生きています

  • 木挽町 とも樹 - 秋田の黒アワビの肝羊羹。抜群の美味さ。トッピングはアワビの歯のスライスです。他店なら簡単に捨ててしまう部位。親方の丁寧な仕込みが遺憾なく発揮されております。

    秋田の黒アワビの肝羊羹。抜群の美味さ。トッピングはアワビの歯のスライスです。他店なら簡単に捨ててしまう部位。親方の丁寧な仕込みが遺憾なく発揮されております。

  • 木挽町 とも樹 - 秋田の黒アワビの蒸し。このアワビスープがウンマイっす。シャワーです浴びたいくらい、アハッ\(//∇//)\

    秋田の黒アワビの蒸し。このアワビスープがウンマイっす。シャワーです浴びたいくらい、アハッ\(//∇//)\

  • 木挽町 とも樹 - 厚岸の牡蠣。酢橘を振りかけ、ポン酢でいただきました。ちょうど良いサイズ。濃厚な生クリームのようなお味でした

    厚岸の牡蠣。酢橘を振りかけ、ポン酢でいただきました。ちょうど良いサイズ。濃厚な生クリームのようなお味でした

  • 木挽町 とも樹 - ネタ箱を取り出します。左を見てすかさず『ハッ剥がしや!』と叫ぶラッコ。『後で握ります』と嬉しそうな親方。右はカツオの柵とそのハランボです。

    ネタ箱を取り出します。左を見てすかさず『ハッ剥がしや!』と叫ぶラッコ。『後で握ります』と嬉しそうな親方。右はカツオの柵とそのハランボです。

  • 木挽町 とも樹 - ポン酢に沈む厚岸の牡蠣

    ポン酢に沈む厚岸の牡蠣

  • 木挽町 とも樹 - 気仙沼のカツオ

    気仙沼のカツオ

  • 木挽町 とも樹 - カツオはおろし玉ねぎですいただきます。水分の少ない小玉です、、

    カツオはおろし玉ねぎですいただきます。水分の少ない小玉です、、

  • 木挽町 とも樹 - カツオのハランボをつけ醤油を塗って炙りました

    カツオのハランボをつけ醤油を塗って炙りました

  • 木挽町 とも樹 - カツオのハランボの断面です。中は半レア

    カツオのハランボの断面です。中は半レア

  • 木挽町 とも樹 - 今朝獲れの小田原の生シラス。鮮度が良いので全く苦く無い。チョビチョビとツマミですいただき、三國屋の海苔で軍艦に。

    今朝獲れの小田原の生シラス。鮮度が良いので全く苦く無い。チョビチョビとツマミですいただき、三國屋の海苔で軍艦に。

  • 木挽町 とも樹 - 出水の新イカの勢揃い

    出水の新イカの勢揃い

  • 木挽町 とも樹 - 口直しに大根、胡瓜、茗荷の千切りを巻いた手巻きで口の中を洗います

    口直しに大根、胡瓜、茗荷の千切りを巻いた手巻きで口の中を洗います

  • 木挽町 とも樹 - 出水の新イカとゲソ

    出水の新イカとゲソ

  • 木挽町 とも樹 - 新イカのゴロを含む内臓。軽く湯通し。こんな手間のかかる仕事、とも樹さんの他は、どなたも手をつけないのでは?

    新イカのゴロを含む内臓。軽く湯通し。こんな手間のかかる仕事、とも樹さんの他は、どなたも手をつけないのでは?

  • 木挽町 とも樹 - 噴火湾の毛蟹。垂涎のツマミ月山これでもか、と並びます

    噴火湾の毛蟹。垂涎のツマミ月山これでもか、と並びます

  • 木挽町 とも樹 - 名残の利尻の塩水馬糞ウニ。色艶が抜群です

    名残の利尻の塩水馬糞ウニ。色艶が抜群です

  • 木挽町 とも樹 - 青森の本鮪の赤身の湯霜仕立て

    青森の本鮪の赤身の湯霜仕立て

  • 木挽町 とも樹 - シロギスの真昆布〆です

    シロギスの真昆布〆です

  • 木挽町 とも樹 - 利尻の塩水馬糞ウニを軍艦で。ヤバイ!コイツは本物です

    利尻の塩水馬糞ウニを軍艦で。ヤバイ!コイツは本物です

  • 木挽町 とも樹 - 三陸のシャコのツメ。四尾分です

    三陸のシャコのツメ。四尾分です

  • 木挽町 とも樹 - 平貝の磯辺巻き

    平貝の磯辺巻き

  • 木挽町 とも樹 - 元峰不二子嬢がちょっかいを出してきます

    元峰不二子嬢がちょっかいを出してきます

  • 木挽町 とも樹 - 三陸の蝦蛄。活で届いて店内で湯がきます。市場のトレイ売りとは全く異なる香り!

    三陸の蝦蛄。活で届いて店内で湯がきます。市場のトレイ売りとは全く異なる香り!

  • 木挽町 とも樹 - 鯵です。おろし生姜と白ネギをトッピング

    鯵です。おろし生姜と白ネギをトッピング

  • 木挽町 とも樹 - 蛸の桜煮です。タウリンが生きています

    蛸の桜煮です。タウリンが生きています

  • 木挽町 とも樹 - 由良の赤ウニ最高級品です。よく見かける川勝さんでは有りません。明かせませんが●田●さんです。

    由良の赤ウニ最高級品です。よく見かける川勝さんでは有りません。明かせませんが●田●さんです。

  • 木挽町 とも樹 - これも由良の●田●さんの赤ウニです。もう何も言えねぇ!

    これも由良の●田●さんの赤ウニです。もう何も言えねぇ!

  • 木挽町 とも樹 - 鮃の真昆布〆

    鮃の真昆布〆

  • 木挽町 とも樹 - 車海老。半レアです。ただただ、甘い!

    車海老。半レアです。ただただ、甘い!

  • 木挽町 とも樹 - 北寄貝です。裏のモフモフは高鮮度の証

    北寄貝です。裏のモフモフは高鮮度の証

  • 木挽町 とも樹 - 車海老の頭をつまみでいただきます

    車海老の頭をつまみでいただきます

  • 木挽町 とも樹 - 追加のおつまみ。煮穴子を炙っていただきました

    追加のおつまみ。煮穴子を炙っていただきました

  • 木挽町 とも樹 - 今夜のネタのアラや殻全部入りのお出汁

    今夜のネタのアラや殻全部入りのお出汁

  • 木挽町 とも樹 - 玉子焼き。端っこをいただきました

    玉子焼き。端っこをいただきました

  • 木挽町 とも樹 - デザートです

    デザートです

  • 木挽町 とも樹 - 蒸し暑かったので、最初は生ビール

    蒸し暑かったので、最初は生ビール

  • 木挽町 とも樹 - 島根は安来の銘酒

    島根は安来の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 秋田の純吟。酒米はラッコも初めての改良信交。ウンマいっす!

    秋田の純吟。酒米はラッコも初めての改良信交。ウンマいっす!

  • 木挽町 とも樹 - 出雲の銘酒。出雲産山田錦100%です

    出雲の銘酒。出雲産山田錦100%です

  • 木挽町 とも樹 - 宮城の銘酒

    宮城の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 西条の銘酒

    西条の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 喜多方の銘酒

    喜多方の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 大崎の銘酒

    大崎の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 小粋な店構え

    小粋な店構え

  • 木挽町 とも樹 - コオロギの巣箱です

    コオロギの巣箱です

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2022/05訪問1回目

4.8

  • 料理・味5.0
  • サービス5.0
  • 雰囲気5.0
  • CP4.0
  • 酒・ドリンク4.5
¥50,000~¥59,9991人

木挽町の吐息か三十間堀の溜息か・・・の巻

木曜日の夜です。

今宵は元峰不二子嬢がセッティングしてくれた木挽町の夜。

偶然見つけたOMAKSEのキャンセル枠で初訪して以来、三か月に二回の割合でお伺いしているとか。
立派なご常連様ですね。

『絶対ラッコさんの口に合うはず。それにお酒も銘酒ぞろいなのよォ~』と、山梨イントネーションの残る舌ったらずな彼女。

甘い囁きや。
耽美な誘惑や。

鮨、酒、そして木挽町。
乗らない手は無い!

『お願いします』と即答し、首を長くして待つこと二か月。

ちょっとお高目だけど、ピンピンのネタで定評のある”とも樹”さん。一度はお伺いして、自分の舌と眼で愉しんで見ないとな、なんてBMしたまま数年が経過しておりました。

少々前のめり気味のラッコは、待ち合わせの小一時間前に到着。

アイヤァ、暖簾がかかっていない。
当たり前や。

フムーッ、隣の歌舞伎そばで一服し、それでも時間がたんまりあるので昭和通りから三十間堀(今の首都高)にいたる街並みを、九十九折りに散策します。

ここらへん、なんで銀座なんて町名にしちゃったんやろ。つまんねぇーなぁ、どこにでもあるやないか、銀座って。

昭和通りで切られてるんやから、木挽町や猿若町のほうがお江戸の吐息を感じて超クールやん、なんてね、アハッ。

予約時間にお店の前に戻ると、ちょうど耳イヤホンでスマホを見ながら会議中の企業戦士嬢がテクテクとご到着。

『終わんないんですぅ、会議が。でも良いや、用事があるので退出しますと伝えちゃお、グフッ』と素早くチャットを送り、二人で暖簾をくぐります。

さてさてそれでは本題。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお読みいただければ幸いです。

そしてご馳走様でした。


<まとめ>
一斉スタートでもなく、一回転の七席。
すでに二組のカップルとお一人様の先輩男子が着席中。みなさん実に心地良さそに、それぞれのツマミを堪能されておりました。
軽めのツマミが三種続いた後、『今夜のおすすめです』と三貫の握りが登場。これで小腹を落ち着かせ、再びツマミに戻ります。
お酒を嗜むうえでもこの三貫はちょうど良いのかも。空きっ腹にお酒は効きますものね。
ヴォリュームはタップリ。ツマミの質も半端ない。お酒も大洋酒造の”雪の五合庵”なんて、小笹寿し以外で呑んだことないねん。
控え目で適度な距離感の女将も好感度大。何も言わずとも、おしぼりを五~六回は交換していただき、こんなサービス、受けたこと無いやと、おもてなしの真心が真摯に伝わります。
長っ尻で最後のお客となった二人が会計を終え外に出ると、そこには親方の小柄なお母様がニコニコウフッ、てな感じで佇まれておりました。丁寧に頭を下げるお母様に恐縮する元峰不二子嬢とラッコ。恐らく店内の後片付けにいらしたのかな?
だって親方は翌朝も三時か四時から豊洲に買い出しですものね。
家族愛って良いなぁ、アハッヾ(≧▽≦)ノ

<コース内容>
ネタは噂通り、いずれもピンピンでした。
やや甘めの味付けが、ささくれた心と疲れた身を優しく癒します。
とりわけ毛蟹のミルフィーユ仕立てには悶絶。荒ぶる鼻息、高まる興奮。これはもうね、ヤンバイ!
それに加え、石巻から活で引いた蝦蛄。足が速いので現地ボイルのトレイ売りがほとんどの筈なのに、これはお値段がお高目になるのも納得。三尾分の蝦蛄爪もツマミでいただき、大満足のラッコ。蝦蛄爪って青森の寿司一(閉店されました)さん以来やないかい、嬉しすぎる、アハッ。

握りは〇、ツマミは●
●天然モズク:淡路島、初摘み
●真牡蠣:赤穂
●穴子:串焼き、対馬
〇中トロ:小泊
〇泥障烏賊:小田原
〇鯵
●眞子鰈:宮城
●剣崎イカ:小田原、朝獲れ
●シラス:小田原、朝獲れ
●鳥貝:生、舞鶴
●本ミル貝:愛知
●眞子鰈:縁側、付け焼き
●青柳と本ミルの紐焼き
●青柳:北海道
●鰹:タタキ、銚子
〇鰹:銚子
●毛蟹:噴火湾
〇蕨:昆布〆
●泥障烏賊:耳の付け焼き
〇湯霜漬け:小泊
〇剥がし:小泊
●平貝:炙り。蕗味噌
●蝦蛄:石巻
●蝦蛄爪:石巻
〇胡瓜茗荷大根:手巻き
〇小肌:天草
〇眞子鰈:真昆布〆
〇大助
〇車海老:大分
〇ムラサキウニ:函館
〇春子鯛:黄身朧
〇煮蛤:鹿島灘
●車海老の頭:塩焼き
〇椎茸:鞍掛け
〇金目鯛:昆布〆
〇穴子:対馬
〇干瓢巻き
〇剥き身巻き
●玉子
●アラ汁

<デザート>
・ハールレモネ:静岡
・鬼灯
・さくらんぼ
・甘平

<お酒>
・ハイボール:白州
・梅錦:樽酒、愛媛
・水芭蕉:群馬
・黒龍:純吟、福井
・沢の鶴:特別純米、山田錦特A実楽、山田錦
・雁木:夏純米、山口
・松の司:純米、滋賀
・雪の五合庵:吟醸、大洋酒造、新潟

  • 木挽町 とも樹 - 外観。以前インバウンドの方がお店を見つけられず通りを行ったり来たりされていたとのこと。それ以来、横文字の看板も設置されました

    外観。以前インバウンドの方がお店を見つけられず通りを行ったり来たりされていたとのこと。それ以来、横文字の看板も設置されました

  • 木挽町 とも樹 - 行燈

    行燈

  • 木挽町 とも樹 - 淡路島の初摘み天然モヅク。繊維が太い。酢もあたりが柔らかく、逸る胃が落ち着きました

    淡路島の初摘み天然モヅク。繊維が太い。酢もあたりが柔らかく、逸る胃が落ち着きました

  • 木挽町 とも樹 - 赤穂産の真牡蠣。酢橘の酸味が牡蠣の甘味を倍増。確か以前人形町の喜寿司さんでもいただいた新種かな。その時はまだ名前は無かったけど、今はもうついているのかな?

    赤穂産の真牡蠣。酢橘の酸味が牡蠣の甘味を倍増。確か以前人形町の喜寿司さんでもいただいた新種かな。その時はまだ名前は無かったけど、今はもうついているのかな?

  • 木挽町 とも樹 - 赤穂の真牡蠣の貝殻。岩ガキを小粒にしたような形状です

    赤穂の真牡蠣の貝殻。岩ガキを小粒にしたような形状です

  • 木挽町 とも樹 - 対馬の穴子の串焼き。地焼きです。付け醤油の切れが良い

    対馬の穴子の串焼き。地焼きです。付け醤油の切れが良い

  • 木挽町 とも樹 - 薬味の茗荷、胡瓜、大根の千切りです

    薬味の茗荷、胡瓜、大根の千切りです

  • 木挽町 とも樹 - 小泊の中トロ。津軽半島の東岸の港ですが、ラッコは初めて。北に昇れば有名な三厩なので、もうすぐ津軽海峡を渡ろうとしていたら捕まっちゃった、という感じでしょうか

    小泊の中トロ。津軽半島の東岸の港ですが、ラッコは初めて。北に昇れば有名な三厩なので、もうすぐ津軽海峡を渡ろうとしていたら捕まっちゃった、という感じでしょうか

  • 木挽町 とも樹 - 小田原の障泥烏賊。三日寝かせてネットリ感を演出

    小田原の障泥烏賊。三日寝かせてネットリ感を演出

  • 木挽町 とも樹 - 鯵です。旨味の塊でした

    鯵です。旨味の塊でした

  • 木挽町 とも樹 - 宮城沖の眞子鰈。脂がのってきました

    宮城沖の眞子鰈。脂がのってきました

  • 木挽町 とも樹 - 見た目は障泥烏賊ですが、小田原の剣先イカ。朝獲れの1キロの超大物

    見た目は障泥烏賊ですが、小田原の剣先イカ。朝獲れの1キロの超大物

  • 木挽町 とも樹 - 酒器が素敵。銅の錫メッキ。燕三条の工房です

    酒器が素敵。銅の錫メッキ。燕三条の工房です

  • 木挽町 とも樹 - 小田原から朝獲れシラスが到着。まったく苦くない、ウンマイ

    小田原から朝獲れシラスが到着。まったく苦くない、ウンマイ

  • 木挽町 とも樹 - 舞鶴の畜養鳥貝と愛知の本ミル貝。器は別名ムラサキの美しい鳥貝の殻です

    舞鶴の畜養鳥貝と愛知の本ミル貝。器は別名ムラサキの美しい鳥貝の殻です

  • 木挽町 とも樹 - 眞子鰈の縁側の炙り。でかい眞子です

    眞子鰈の縁側の炙り。でかい眞子です

  • 木挽町 とも樹 - この酒器も素敵です

    この酒器も素敵です

  • 木挽町 とも樹 - 青柳と本ミル貝の紐の炙り。うんまい!お酒が止まらない

    青柳と本ミル貝の紐の炙り。うんまい!お酒が止まらない

  • 木挽町 とも樹 - 青柳です。北海道産

    青柳です。北海道産

  • 木挽町 とも樹 - 福井の銘酒にシフト

    福井の銘酒にシフト

  • 木挽町 とも樹 - 銚子の鰹です。厨房で軽く表面を炙ります

    銚子の鰹です。厨房で軽く表面を炙ります

  • 木挽町 とも樹 - カツオのたたきを塩と山葵で

    カツオのたたきを塩と山葵で

  • 木挽町 とも樹 - こちらは鰹のタタキを刻み白ネギと土佐醤油で

    こちらは鰹のタタキを刻み白ネギと土佐醤油で

  • 木挽町 とも樹 - こちらは握りの鰹

    こちらは握りの鰹

  • 木挽町 とも樹 - 噴火湾の毛蟹です。身がぎっしりと詰まっております

    噴火湾の毛蟹です。身がぎっしりと詰まっております

  • 木挽町 とも樹 - 酢橘と蟹味噌は合う

    酢橘と蟹味噌は合う

  • 木挽町 とも樹 - 毛蟹のプレス、アハッ

    毛蟹のプレス、アハッ

  • 木挽町 とも樹 - わらびの真昆布〆

    わらびの真昆布〆

  • 木挽町 とも樹 - 障泥烏賊の耳の付け焼き

    障泥烏賊の耳の付け焼き

  • 木挽町 とも樹 - 神戸の沢の鶴です。三木地区の特A山錦を使用

    神戸の沢の鶴です。三木地区の特A山錦を使用

  • 木挽町 とも樹 - 小泊の漬け

    小泊の漬け

  • 木挽町 とも樹 - 小泊のはがし

    小泊のはがし

  • 木挽町 とも樹 - 平貝の磯辺巻き。間に蕗味噌が挟んであります

    平貝の磯辺巻き。間に蕗味噌が挟んであります

  • 木挽町 とも樹 - 子持ちの蝦蛄。石巻から活で仕入れ店内でボイルしました

    子持ちの蝦蛄。石巻から活で仕入れ店内でボイルしました

  • 木挽町 とも樹 - 蝦蛄のツメ。希少品

    蝦蛄のツメ。希少品

  • 木挽町 とも樹 - 薬味の胡瓜と大根と茗荷の千切りを有明海苔に巻いて

    薬味の胡瓜と大根と茗荷の千切りを有明海苔に巻いて

  • 木挽町 とも樹 - 山口の銘酒

    山口の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 天草の小肌

    天草の小肌

  • 木挽町 とも樹 - 滋賀の銘酒

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  • 木挽町 とも樹 - 眞子鰈の真昆布〆

    眞子鰈の真昆布〆

  • 木挽町 とも樹 - 大助。キングサーモンです。皮目を炙りました

    大助。キングサーモンです。皮目を炙りました

  • 木挽町 とも樹 - 大分の車海老

    大分の車海老

  • 木挽町 とも樹 - 函館のムラサキウニ

    函館のムラサキウニ

  • 木挽町 とも樹 - 春子鯛の黄身朧

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  • 木挽町 とも樹 - 村上の銘酒

    村上の銘酒

  • 木挽町 とも樹 - 鹿島灘の煮蛤

    鹿島灘の煮蛤

  • 木挽町 とも樹 - 車海老の頭の炙り

    車海老の頭の炙り

  • 木挽町 とも樹 - 冬菇の炙り

    冬菇の炙り

  • 木挽町 とも樹 - 金目鯛の真昆布〆

    金目鯛の真昆布〆

  • 木挽町 とも樹 - 対馬の煮穴子

    対馬の煮穴子

  • 木挽町 とも樹 - 干瓢巻きと剥き身の細巻き、重ねた玉子焼き。修行元のささ木さん(なか田)の流儀

    干瓢巻きと剥き身の細巻き、重ねた玉子焼き。修行元のささ木さん(なか田)の流儀

  • 木挽町 とも樹 - デザート。手前は酸っぱくないレモンです

    デザート。手前は酸っぱくないレモンです

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店舗情報(詳細)

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店舗基本情報

店名
木挽町 とも樹(トモキ)
受賞・選出歴
寿司 百名店 2022 選出店

食べログ 寿司 TOKYO 百名店 2022 選出店

ジャンル 寿司
予約・
お問い合わせ

03-5550-3401

予約可否

完全予約制

ご予約のお電話は、12:00から17:00の間にお願い致します。

住所

東京都中央区銀座4-12-2

交通手段

東京メトロ日比谷線・都営浅草線「東銀座駅」より徒歩1分

東銀座駅から106m

営業時間
  • 月・火・木・金・土

    • 17:30 - 22:00
  • 水・日・祝日

    • 定休日
予算

¥40,000~¥49,999

予算(口コミ集計)
¥60,000~¥79,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード可

(JCB、AMEX、VISA、Master、Diners)

電子マネー不可

QRコード決済不可

席・設備

席数

7席

個室

貸切

不可

禁煙・喫煙

全席禁煙

駐車場

特徴・関連情報

利用シーン

知人・友人と

こんな時によく使われます。

ドレスコード

サンダル履き・短パン・タンクトップなどの軽装は不可

ホームページ

http://www.sushi-tomoki.jp/

備考

アメックスが使えます(情報提供元:アメックス)

初投稿者

あっチンあっチン(14)

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