無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
03-3571-0750
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
太宰も通った文壇Bar
「恥の多い生涯を送って来ました。」っていう『人間失格』冒頭のフレーズが妙に印象的で、頭にこびり付いている。
銀座のルパンと言えば、押しも押されぬ歴史的文壇Barで、太宰治が洋装でカウンターで飲んでいる写真があまりにも有名。
酒から離れられないヒトだったらしく、酒屋で借金してまで酒を買い、その店でツケが利かなくなると又別の酒屋に通いを繰り返し、最終的には家の近所の酒屋は全てツケが利かなくなったとか。
そんな太宰や泉鏡花、永井荷風、川端康成等数多の文豪達が出入りしたBarと聞けば、文学部出身としては行かざるを得まい。とは言え、銀座のBarって奴は初見で一人で行くには少々敷居が高い気がして、これまで行けずにいた。
この日は築地で会食があり、その後、フラッと銀座方面まで。もう少し飲みたいなぁと思案していたところ、こちらのお店を思い出した。
並木通りの裏路地にある怪盗Lupinの看板はすぐに分かった。目立つ看板と相反し、入口の扉はひっそりと目立たず、危うく隣のお店に入るところだった(笑)
店内に足を踏み入れ階段を下りると、モワッとした人いきれに落ち着いた照明で、一気に昭和の時代にタイムスリップした。
雰囲気はBarというより洋風パブのようで堅苦しくなく、何とも言えず好い雰囲気。カウンターメインで間口は狭いが奥行きがある店内は大変賑わっていたが、なんとか一番手前のカウンタースツールにありつけた。
お店のスタッフは、皆ベテラン~超ベテラン揃いという趣。ジンライムをオーダーすると、ジンの銘柄はニッカのコーヒージンをお薦めされたのでそちらを頂く。少しアーシーっぽい香りで飲み易かった。
そうしている間にもどんどんお客さんがやって来ては、満席で断られて帰って行く。それでもどんどん次の客がやって来る。いやはや大した人気なのだ。
軽く喉が渇いたので、次はCarlsbergで喉を潤す。サッパリとして旨い。こいつを飲み干す頃、丁度女性の一人客が来たので会計して席を譲った。滞在時間はざっと30分ぐらい。
会計時に、スタッフが「今日は金曜日だから混んでいてごめんなさい。普段の平日ならもう少し落ち着いて飲めるのですが。」と謝ってくれた。
お会計はアルコール2杯とスナックで3,000円強といったところ。思ったより全然リーズナブル。
階段を上って外に出ようとした時に、踊り場にあるあの写真に気が付いた。そいつに挨拶して、重い扉を開け外に出ると平成30年の東京に戻っていた。
次は落ち着いたウィークディの夜に来てみたい。
ご馳走様でした。
口コミが参考になったらフォローしよう
VOICE3
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
VOICE3さんの他のお店の口コミ
88 Asia(二子玉川、二子新地 / ベトナム料理、タイ料理)
肉割烹 牛弁慶(新橋、汐留、内幸町 / 牛料理、鍋、すき焼き)
ウシマル(松尾 / イタリアン)
佐賀牛 Sagaya(銀座一丁目、有楽町、銀座 / 牛料理、日本料理、ステーキ)
川ばた(町屋駅前、町屋、荒川七丁目 / 中華料理、喫茶店、オムライス)
人形町 田酔 大手庵(大手町、竹橋、二重橋前 / 海鮮、日本料理、居酒屋)
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
ルパン(Lupin)
|
---|---|
ジャンル | バー |
お問い合わせ |
03-3571-0750 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
銀座駅から120m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥4,000~¥4,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料なし・チャージ税抜800円 |
席数 |
30席 (カウンター15席、テーブル15席) |
---|---|
個室 |
有 (8人可) 半個室 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | カクテルあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ドレスコード | サンダル履き、短パン、タンクトップなど極端に肌を露出する服装はお断りされる場合がある。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1928年10月3日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
かつて太宰治、坂口安吾、織田作之助などの無頼派の作家達が通った銀座のBAR『ルパン』を久しぶりに訪問。
お店の周りはビルが新しくなってかなり雰囲気が変わっていたけど、秘密基地のようなお店の佇まいは昔のまま。ほの暗いガス灯のような照明も相変わらずで好きな雰囲気。
平日だったけど地下にある店内はほぼ満席。窮屈なカウンターのコーナーに滑り込ませて貰います。
◆ゴードン@1,100円
辛口ドライでアルコール度が高め。
香りが独特ですっきりしてる。
◆ボイルド・ウィンナーソーセージ@1,210円
ミュンヘンの高級デリカテッセン『ケーファー』の品だそう。味は…まぁ普通で熱々だと嬉しかったかな。たっぷりの粒マスタードが添えてありました。
◆ゴールデンフィズ@1,430円
坂口安吾が好んで飲んでいたのだとか。炭酸はあまり強くなく柑橘系の爽やかな甘さ。名前の由来になっている卵黄によるものなのか滑らかな口当たりで飲みやすい。
途中からお客さんが減ってきたので、カウンターの1番奥にある太宰の指定席に移動させて貰います。オーナーのお話では座席は当時のままで、有名な太宰の写真では2個使いしているのだとか。おぉ、初めて座ったけどちょっと感動。。昔、貪るように小説読んだなぁ。
店内はセピア色で積み重ねてきた歴史を感じる実にムーディなBAR。カウンターメインなので独りで飲みたい時にもオススメです。