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食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2023 選出店
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tsuyoshi
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店名 |
ル・ジャルダン・デ・サヴール(Le jardin des saveurs)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店
2018年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店
2017年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店
フレンチ 百名店 2023 選出店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2023 選出店
フレンチ 百名店 2021 選出店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | フレンチ |
予約・ お問い合わせ |
050-5589-4445 |
予約可否 |
完全予約制 メインをお選びいただくコースはご予約時にお選びいただきます様にお願い申し上げます |
住所 | |
交通手段 |
日比谷線・浅草線「東銀座」徒歩3分 東銀座駅から245m |
営業時間 |
|
予算 |
¥20,000~¥29,999 ¥8,000~¥9,999 |
予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、VISA、Master、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T4010001127845 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
席数 |
8席 (カウンター8) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 8人 |
個室 |
無 個室はありません。8名のカウンター席だけになります。 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 店の前にコインパーキング有り |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可(バースデープレート) |
お子様連れ |
お子様もご入店いただけますがうるさくなった時に他のお客様のご配慮をお願いします。お子様1人に対して大人が2名様以上での予約だけになります。チャージをお子様1人つき¥6000頂くようになります。お子様用の料理をご注文された場合、料理代金はチャージから引かさせていただきます。 |
ドレスコード | 特に指定はしておりませんが良識あるご判断をお願い致します。 |
ホームページ |
https://otoriyose.ikyu.com/collections/vendors?q=ja-saveurs&did=ja-saveurs |
公式アカウント | |
オープン日 |
1991年8月23日 |
電話番号 |
03-3542-2200 |
備考 |
円形カウンターで臨場感あふれるお食事をお楽しみください。 |
初投稿者 |
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シェフが、タッパーから何かを取り出していた。
その光景が目にこびりついている。
だから、なんなんだ、と言われそうだが、フレンチとタッパーという組み合わせが、わたしにとっては驚きだったのだ。
ガルグイユの調理のときだったと思うのだが、冷蔵庫からタッパーを取り出したシェフは、ものすごく落ち着いた所作で、職人の自動化された動きの中で、何かを取り出しており、その日常の終わらなさ加減の機微というのか、なんというか、そうしたものに遭遇して、わたしは軽くたじろいでしまったのだ。
料理人はひとりで、カウンター・フレンチという物珍しさから、訪れたのだが、そのカウンターは想像以上に、調理風景が丸見えで、そのあけっぴろげのストリップティーズに、わたしは、まずあせった。
カウンターで調理をのぞくのは大好きだが、タッパーというものがそこに出現する場に遭遇したことがなかったのだ、たぶん。
冷蔵庫にタッパー。
ひょっとすると、どんなグランメゾンでも、厨房はそのような状態になっているのかもしれないが、フレンチもまたタッパーを利用しているということに、目から鱗の愕然があったのだった。
いまなら、そのような所作を見せてしまえるシェフの精神構造はいったいどうなっているのか、という考察を試みながら、料理を味わうのだと思うが、当時はそんな余裕はなく、あっけにとられるばかりだった。
現在の視点から振り返って言えるのは、決して『ミラヴィル』系のシェフではなかったということで、己を「見せる」ということにさしたる自意識は感じられなかったということであり、自分の話をするのが大好きなオヤジではあるが、常に客のタイプを見極めて、そうしており、たとえば『さわ田』のご主人とかとも全然違うタイプで、個人的な大雑把なくくりで言えば、「オトナの男」という感じがして、わたしは好きだったし、この店がある種の確たる契機となり、ひとりですべてをまかなっている料理店を自分は好きなのだということを、知ったのだった。
料理は豪快でもなく繊細でもないが、別に中途半端でもなかった。
皿は好みではないし、店内の雰囲気も、客が少なかったこともあって、ちょっと寒々しかったりもするのだが、これはこれで別にいいんじゃない、と思った。
コースはリーズナブルだったが、ワインは高かった気がする。
「本当は、おまかせ一本で、やりたいんだよねえ」
シェフの、ざっくばらんな物言いは、かなり好きかもしれない。