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今回は新規開拓してみます。
昨年の2017年10月にオープンした,
紺屋町の濱㐂久さんの2階にある,
” T's Kitchen ” さん。
ここはもともとは,
「アジアンバーカメイ」さんがあったところです。
” 濱㐂久 ” さんの娘さんの濱田つばささんがオーナーで,
” 濱㐂久 ” で勤められた職人さんが料理を作っています。
店内はカウンター席とテーブル席で,
50人は入れるでしょうか。
カウンター席は和的な雰囲気,
テーブル席はアジアンカフェ?みたいな感じでしょうか。
今日は団体さんがいっぱいいらっしゃって,
満席で盛り上がっています。
わいわいがやがやという雰囲気も意外といいものですね。
メニューを拝見すると,
イタリアンやフレンチをベースとした洋食系の料理と,
手ごろなワインで気軽に飲めるようです。
店側はワインバーという位置づけのようですが,
バルという趣きでしょう。
料理がやや少ないながらも,
チーズタッカルピやフォアグラと牛の冷製ロッシーニがあり,
パスタやリゾットでお腹を膨らませることができるようです。
ドリンクはアサヒスーパードライ生ビール,
白ワインはイタリアのコンティ・ゼッカ シャルドネです。
やや黄色付いた麦わら色で,輝きがあって透明度もいいです。
そして酸は穏やかで,果実味も穏やかでした。
・蕎麦粉のガレット
フレンチやビストロのガレットの料理では無く,
小麦粉で焼く,いわゆる「クレープ」を蕎麦粉に変えたものです。
野趣にあふれ、ごつごつとプリミティブな見た目と食感があるのです。
小麦粉にはない野性味のある香りが広がります。
さらにそば粉の生地は焼くとバリンバリンに硬くなるのですね。
上にかけたアンチョビと温泉玉子でとろ〜りエッグで。
ぷちんと表面が裂け、とろりと黄身が流れ出ます。
ざくざく食感のビターな生地を黄身にディップ。
これはこれで蕎麦好きなかたにはいいかもしれません。
・生ハムのリエット
豚肉が主体で生ハムも混ぜているようです。
お肉の繊維がしっかり感じられる田舎風のリエットです。
このリエットはみじん切りや角切りにした豚肉を使い,
肉がホロホロの状態になるまで弱火でじっくりと煮込んでいます。
・炙り〆鯖のブルスケッタ
炙った〆鯖をパンにのせています。
〆鯖を炙って食べると,脂が口の中で溶けていきます。
これは長崎産の半天然だと思うのですが,
しっとりしていて生に近い感じで皮目の脂のノリがいいのです。
そして,この真鯖の酢の締め方がとてもいいと思います。
・玉子とチーズのふわふわオムレツ
いわゆるオムレツという感じでは無く,
泡立てた卵で作るふわふわのスフレオムレツの中に,
とろ〜りとろけるチーズを入れてオーブンで焼き上げます。
焼きたてのフワフワでスポンジケーキ感覚でした。
・ポルチーニ茸の揚げリゾット
これも普段見かけるごはんたっぷりのリゾットではありません。
ポルチーニ茸のリゾットを冷やして,型にはめ込み,
細長い四角にして,それを揚げたものです。
イタリアのマツタケと呼ばれる「ポルチーニ」。
イタリア料理には欠かせない高級食材のひとつですが,
これもマツタケ同様人に工栽培が難しいため,
生のポルチーニが食べられるのは秋だけです。
少し揚げ過ぎで,油感も強いのですが,
乾燥ポルチーニでも香りとうまみが濃厚でした。
男の料理人のかたが,
満席という忙しいなかにも関わらず,
手際よく料理を提供してくれますし,
接客もホスピタリティにも優れています。
生ビールは500円ですし,
ワインに関しては2500円~3000円が主体で,
グラスワインも400円~500円です。
お酒は気軽に飲んで欲しいという気持ちが伝わってきます。
あとは要望とすると,
徳島市内のこだわりイタリアンやビストロ,
バルの間で埋没してしまうかもしれません。
ライバル店の多いイタリアン+(プラス)系の洋風バルよりも,
濱㐂久さんの仕入れる魚貝や野菜を主体にひと工夫させて,
日本酒や焼酎,ワインで和ベースの新感覚バルも,
独自性があっていいのではいいのかな?と思ったりもします。
ごちそうさまでした。