再訪)ランチにお邪魔しました。 : ビストロ・ラ・カシェット

久しぶりの来訪です。
今回はランチでお邪魔しました。

こちらのお店は、いつ来てもスタッフの感じがとてもよくて安心感あります。店内はとても穏やかな時間が流れていますね。
お店のお二人のお人柄ですね。こういう空気、大切です。

平日のお昼過ぎでしたが、沢山のセレブな女性客が来ていました。

ランチはメインと魚料理のつくコースとメインのみのコースがあります。前回のディナーではボリュームがかなりある事をしってましたので、今回はランチですし、メインのみのコースをお願いしました。

相変わらず、こちらは前菜から素敵です。サラダはすっきり、冷んやり、シャキシャキしてますね。パテは程よい大きさで、コクがありながらもあっさりめで、とても美味しい。エビもぷりぷり。

スープは人参のムースでしたが、相変わらずこちらのお店のスープは美味しいですね。人参独特の土臭さのようなものなんて全くありません。美味しいところだけがスープになってます。

パンはバゲット、かぼちゃのパンで、皆適度に暖かくて冷やされたバターもジンワリ溶けてくれます。良いですねー。お代わりも貰えますよ。

メインのもち豚黒ビール煮は、厚みのある肉が適度に柔らかくなってます。なかなか美味しいです。

パンナコッタも美味しいです。定番ですが、ソツのない出来ですね。とても満足です。

お値段はランチながら、スパークリングも付けて、お一人4000円近くかかりますが、お店の雰囲気もセットで考えればコスパはとても良いですね。来て良かったと思えます。最後も見送って下さり、心地よく帰ることが出来ます。本当に素敵なお店です。女性客が多いのもうなづけます。

また来ます。

ごちそうさまでした。

今日は、フレンチ気分だったので、徳島市内で検索したところ、「美味しいものアンテナ」に引っかかったLa Cachetteに行ってみました。名前の通り「The隠れ家」的な立地です。店舗の前の道路は近くに学校もあるせいか、細いながらも交通量が非常に多く運転は注意が必要です。前方ばかり見ていると通り過ぎてしまいそうです。そういう意味でも知る人ぞ知る的な雰囲気で、こういうのとても好きです。なお、駐車場は店の前に3台？ほどのスペースがあります。他にもあるのかな？

さて、店は平日だったことと開店同時だったせいか、18時入店時は私どもだけでした。ゆっくりできそうで、嬉しい。店はシェフと女性の二人でなさっているようです。綺麗な女性の接客がとても良い感じで、序盤から好印象です。

店内はカウンターが数席あるので、おひとり様ランチ・ディナーも平気ですね。これはいいですね。カウンターだと厨房できびきび動いているマスターの動きが見えますよ。ちなみにマスター、お世辞じゃなくイケメンですので女性の方、必見です。
テーブルは４～５卓？程度だったと思います。このくらいの規模が個人的に好みです。
入り口付近にワインセラーも見えます。メニューを見るとドリンクの種類が規模のわりに豊富にあります。ノンアルコールも種類があるので女性の方・運転で飲めない方などには嬉しいかぎりでしょう。

注文ですが、せっかくきたので、店名の冠がなされた「Cachetteコース」（3480円）を選びました。ディナーは3つのコースがあり、その中でこれは上位のものとなります。前菜、スープ、本日の魚料理、メイン料理です。それにデザート・ドリンクセット（600円）をプラス。メインが肉料理多いのとのことだったので、グラスの赤（500円）も注文。メインは、これも店名の名がついた「Cachette特製ハンバーグ」にしてみました。あまり外でハンバーグは食べないんですが、たまには。

テーブルには箸、ナイフ・フォークが置いてあります。
箸が手元にあると安心しますよね？
お手拭きは業者のものですが、少しこじゃれたものを置いてあるので、雰囲気が損なわれなくて良いです。

グラスワインがきました。常温です。500円と安いですが、意外と渋みもああり、飲みやすくて良いですね。
程なくして前菜のサラダ・パテが運ばれてきました。
桜エビのパテが印象的でとても美味でした。エビの程よい香りが食欲を掻き立てますね。写真のとおり彩りも綺麗です。

スープは「春キャベツのスープ カプチーノ仕立て」なのですが、これが最高でした。ムースは、もちろんふわふわなのですが、ほのかな甘みがあり、香りも良く、そのムースの下に熱々のスープが潜んでいます。口に含むと舌の上のどこか遠くでキャベツの甘みだけが感じられます。その主張しすぎないところが良いですね。青臭さなんてありません。お代わり欲しい。ヘビロテしたい。絶品です。スープ好きの方は、今すぐ行きましょうね。

期待感がどんどん高まってきました。

魚料理のお出ましです。
「サーモンのカダイフ巻、サフラン風味のベルモットソース」です。カダイフ巻は、パーティなどでよく見かけるトルコ料理ですね。外側がカリッサクっと食感が楽しい。内側のサーモンは旨味を蓄えたまま、とてもふっくらしてます。サーモン特有の臭みもなく、これは素敵美味しいです。王道の出来栄えで安心感あります。箸がどんどん進みます。実際にはナイフ・フォークで食しましたが。付け合わせのスナップエンドウも、こんな風に飾ると綺麗ですね。野菜もおいしい。

途中に供されたパンは、カボチャのパンとフランスパンでした。バターの器はきちんと冷たくされてます。かぼちゃのパンはふっくら優しい甘み。フランスパンは適温に温められ、これまたおいしいです。思わず3回もお代わりしてしまいました。パンの横には、ウサギやリスのバターナイフ（つるぎ）が。その可愛い手から剣（つるぎ）？が抜けるのかと思いきや、「そのまま使ってくださいとのこと」。リスと初めての共同作業にドキドキです。一緒にバターにナイフを操って、そしてファーストバイトです。こういうちょっとした遊び心、シェフのお人柄が感じられますね。

いよいよメインです。
「ラカシェット特製ハンバーグ　カシスマスタードソース」です。正直、あまりカシス感はなかったものの、ハンバーグの厚みがすごいんです。小さく見えてすごいんです。ボリューミーです。すでにこの時点で胃袋が限界に近い状態だったんですが、美味しかったので、もちろん完食です。
付け合わせもいい感じで主役の脇を固めており、そつない美味しさに満足です。
久しぶりの外でのハンバーグでしたが、期待を裏切らないものでした。

相方の「黒毛和牛しんたまグリル　新玉ねぎと赤ワインソースジャポネ」（＋400円）は、赤身肉で、焼き加減はレアでした。玉ねぎが脇にいるのかなと思ったら全てソースになってるんですね。肉はかなり噛み応えがありました。一瞬生かな？と思うくらい、赤かったですが、中までちゃんと温められています。肉本来の旨味がしっかり閉じ込められており、肉汁も滴り、噛むほどに旨味が溢れて美味しかったです。ただ、サシがふんだんに入った柔らかい肉が好きな方にはお勧めできないかもしれません。私はどちらかというと、ハラミ（ハラミはホルモン系でしょうけど）や赤牛のような赤身を噛みしめる肉の方が好きなので、この値段にしては満足いくものでした。

名残惜しいですが、コースも終盤、デザート＆ドリンクセットのお時間です。
コーヒーは岸米穀店のブレンド豆を使用しています。酸味と苦みのバランスが程よく、美味しかったです。量もありました。もう少し熱々でも良かったかなとは思います。手作りの桜のチーズケーキは甘さも控えめで、量も程よく、〆にちょうど良かったです。ちなみに相方とシェアするつもりだったガトーショコラ・デコポンのコンポート添えですが、シェフが気を利かせて丁寧に二人の皿に取り分け、見目麗しくして提供してくださいました。え、凄い！こんな心配り素敵です！シェフの優しい心遣いに感動しました。シェフは、あれだけせわしなく動いているのに、よく見てます。凄いです。本当にありがとうございました。

シェフはフランスで10年ほど前に修行に行かれていたそうで、その写真がありました。
とても気さくで優しいシェフと常に客の動向を気にしながらタイミングよく次の料理を出してくださる女性の方に感謝です。料理の説明も丁寧で良かったです。おかげさまで、今宵は安らぎと心温まるディナーを頂くことができました。
大満足です。
帰りは外まで見送ってくださり、本当にありがとうございました。

また是非来たいお店のひとつとなりました。
とても美味しくCPの高いお店でした。
ごちそうさまでした。