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店名 |
南平台温泉ホテル
|
---|---|
ジャンル | ホテル |
予約・ お問い合わせ |
0287-92-3211 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
■お車 |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 |
予算(口コミ集計) |
¥15,000~¥19,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX) 電子マネー可 |
席数 |
33席 (客室数) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
分煙 禁煙室・喫煙室(客室) 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 座敷あり、無料Wi-Fiあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 夜景が見える |
サービス | お祝い・サプライズ可 |
お子様連れ |
子供可、お子様メニューあり |
ホームページ | |
お店のPR |
四季を感じる彩料理に舌鼓
地場のものにこだわり、吟味された食材を那須の景観とともにいただく贅沢。料理長特選の会席料理をお楽しみ下さい。料理は、夕食、朝食共に手作りで季節の会席料理を基本とし主の材料は栃木県産の肉、野菜、お米を使用し、お客様に飽きが来ないよう毎月献立の変更を行っております。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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【感 想】
旅館やホテルは、ほとんどリピートせず、常に新規を目指すわたしなのですが、珍しくリピートしたことがあるお宿がこちら。
超高級、ラグジュアリー、純和風などのフレーズは付きませんが、お手軽、お気楽、カジュアルに、ファミリーユースもバッチリでいて、良質の温泉にまで浸かれるときたもんだ。
お値段も、財布に優しい設定。
特に、訳ありプランにありつければ、驚きの価格で、美味しいご飯と、トロトロのお湯を堪能することが出来ます。
場所は、旧馬頭町。那珂川のほとりの高台にあります。
近隣には、いくつかの温泉宿が点在し、「馬頭温泉郷」としてカテゴライズされているようです。
どちらのお宿も、web価格で見る限り、比較的リーズナブルなお宿が多いと感じます。
メジャーな温泉街ではないだけに、ネームバリューによるコストアップに手を染めていないと思われます。その分、お手頃価格になっているんでしょう。
実際に、何軒かに宿泊したことがありますが、どちらもCP妥当~お得なお宿です。
こちらは2度目です。
水準レベル以上の接客サービスで、気持ちよく過ごせます。
到着から、べったり過ぎない適度な距離間で、チェックイン~部屋案内。館内ですれ違うスタッフの方々皆清々しいご挨拶をいただき、雰囲気の良い宿であることを感じることが出来ます。
温泉も、トロミのある泉質で、湯上り後のしっとり感と、肌のスベスベ感はとても良質です。
館内の展望温泉(露天)、内湯とも、ロケーション、風情と言った点では、ややマイナス査定となってしまいます(個人の感想です)。お湯は、絶品ですが、数少ない残念ポイントです。
しかし、宿泊者は無料で利用できる同敷地内の日帰り温泉は、露天の雰囲気も良く、本館分をリカバーしています。
大衆演劇場も常設していて、昭和温泉気分も味わえます。
さてさて、食べログ的にはお料理のお話をw
夕飯は、宴会場にて設営。多分、全組このパターンなんだと思います。
子ども連れだと、少し気にしながらの食事になりますね。
チェックインの際、夕飯開始の希望時間を聞かれます。
我が家は、18:00スタートにしていただきました。
今回は、畳に着座。前回は、畳敷にテーブル席でしたが、方式変更でしょうか。
既に、何品かがセッティングされております。
温物は、随時提供していただけるようです。
では、懐石の流れに倣ってみましょうか。
まずは、先附から。 ※「先付」が一般的ですが、献立表の表記そのままに
変わり豆腐ですね。
胡麻豆腐とか、ほうれん草、ヨモギなどの草系は良く見掛けますが、今回は「桜」。
で、その味の正体が見極められず、、、
恐らくは、桜の花の塩漬け絡みだと思うのですが、そこまで確信的に桜が香っているわけでもないので。。。
下に敷かれたグリンピースを裏漉しした餡が、とても美味。
続いて、旬菜。
いわゆる「しのぎ」ですね。
衣かつぎや、小松菜の煮浸しなど、ほっこりするお惣菜系がエントリーされているのが心地良い。
決して豪華ではありませんが、安心した一品。
折角の旅先での夕膳に、いつでも食べられる総菜が並んでがっかりする客人もいるかと思います。ですが、わたしは、これはこれで十分”アリ”です。
何だろう。。。湯上りのリラックスした状態で、肩ひじ張らずにいただける、酒の肴には、持ってこい。何も考えず、サッと箸が伸びるみたいな。
さあ、板長の腕の見せ所である「椀物」。
本日のお椀は、若竹新丈。※「真薯」「真丈」が一般的ですが、献立表の表記そのままに
頃合いに、温かな状態で、仲居さんが運んできてくれます。
筍の真薯仕立てで、ふわふわの食感に、細かな筍のアクセント。
鰹が強め(ちょいと酸味あり)で、キリリとした出汁引き。わたしは、けっこう好きなタイプです。
向付はは、お造り5点盛り。
メバチ鮪、ハマチ、真鯛、甘えび、炙りサーモン。
本格懐石の場合、単なる切身ではなく、一手間掛けることも少なくありません。
大人数を捌かなければならない温泉ホテルでは、そこまで対応しきれないのが現状でしょう。
今回のお造り5点中、サーモンのみ炙りの手が加わっているのみです。それでも、手を入れていること自体を評価せねばならないでしょう。
リーズナブルな宿がほとんどの、つたないわたしの宿泊経験上ではありますが、手を入れていないお造りが圧倒的ですので、1点でも施していることが心意気の欠片だと感じました。
いつも申し上げていることですが、海の幸、山の幸に限らず、地のものをどれだけ豊富に使っているのかが、その膳に対するわたしの満足バロメーターと言えます。
特に、刺身の是非については、いつも感じてしまいます。
こちらのお宿は、海無し県の栃木県であり、流通網の発達、流通技術の進化で、鮮度などは格段にキープされているでしょう。
海無し県であっても、漁港ばりとまではいかなくても、それなりの質は担保されています。
だからと言って、刺身必然主義には、懐疑的なわたしです。
どうしても刺身を盛り込むのであれば、鮎、岩魚、ヤシオマスなどの淡水魚あたりが地物として、喜ばれるのではないでしょうか。
御託を並べ過ぎましたが、いつも思うことなので ^^;
さて、料理は佳境に入ります。
メインとも言える台の物は、豚肉の鍋物。〆の中華麺まで付いたボリューム満点のお鍋。
ホエー豚と三元豚、特徴の違うカットの仕方で、味が単調にならないように工夫されています。
生姜焼き用風にカットされたロース部位の三元豚。
しっとりとした肉質で、肉の旨味を味わわせてくれます。
一方、ホエー豚は、その特質である脂身の旨さを際立たせるために、ブロック様にカットされています。
味噌仕立てですので、ちょっとしつこいかな。
その分、〆の麺を投入すると、いい塩梅になります。
赤魚の梅生姜焼き(焼き物)、湯葉奉書包み(煮物)と続き、両方ともご飯のおかずにもなる丁度良い味付け。
魚は、軽く風味付け程度に、梅と生姜の香り。
湯葉は、少々トロみがかった餡の上に。
ご飯と赤出汁(なめこ)も美味かった。
特に赤出汁は、長男坊曰く、過去最強の美味さと豪語しておりました(笑)
デザートの桜ゼリーで、口をさっぱりさせて、ごちそうさま。
目立つほどの地場感や、メインを張れるだけの存在感あるメニューはありませんでしたが、どれもこれも味付けや調理法に工夫を凝らしていることが感じられました。
ボリュームもそこそこあり、成年男子でも比較的満足できる物量でもあります。
地の物がもっともっとフィーチャーされる内容ですと、更に良かったと思うのですが、それは望み過ぎでしょうかねぇ、、、!?
ごちそうさまでした。