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店名 |
祇園
|
---|---|
ジャンル | ラーメン |
お問い合わせ |
0285-82-9595 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR宇都宮線石橋駅西口バス停から真岡行 高寺下 下車。 真岡駅から944m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
40席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 座敷あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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【本日のオーダー】
パーコメン 800円
ラーメン 600円
餃子 350円
【感 想】
ずーっと、ずーっとBMしていたお店に、念願かなって初来店。
一時期、真岡に勤務していたので、こちらのお店の存在は、かなり前から認識はしておりました。
認識していただけではなく、何度もお店の前を通っては、入るタイミングを伺いつつも、いつも混んでいて、行列嫌いなわたしは、一度も訪れたことはありませんでした。
今回、真岡方面に所用が出来、平日(仕事は休出の代休)の10時過ぎに真岡市内にいるような状況になりました。
更に、11時半前に、用足し完了。実にお誂え向きな展開。
11:40に到着も、既に7割の入り。
平日の口明け後で、これだけ入っているのは、人気店の証ですね。
わたしたちの入店後、12時前には、満席となり、はやくも店外並びが発生しておりました。
こちらは、手延べ麺と、パーコーが有名なお店。
というより、ほぼパーコー麺専門店と言えるくらいのネームバリューがあります。
手延べとなれば、どうしても結城の名店(残念ながら、手延べは終了のよう)である「カーター」と比較してしまいます。
どちらに肩入れすることなく、偏見なく、レビューしたいところですが、同系統となるどうしても、比べてしまうのですよぉ、、、
明野の「松園」、益子の「祇園」など、どうも関城の「祇園」(閉店)!?がルーツのようです。(未確認、推測アリ)
益子の祇園は未食ですが、どちらも手延べ麺が自慢のお店です。
中でも、群を抜いて、実食回数が多いのが、カーター。
どうしても、比較対象になってしまうことと、思い入れも含めてしまいます。はい。
なので、偏見がましくならないようにしたいと思いますが、、、
ただ、食べ慣れた分、および好みから、カーターにアドバンテージがあることは、前もってご了承ください。
メニューは、醤油ラーメン一択。チャーシュー、パーコを付けるか否か。
わたしは、これまで、”パーコー”だと思っていましたが、こちらは”パーコ”。元々、排骨(パイコー)が本来の呼び名のようですから、各店それぞれに源流から辿り着いた呼び方なんでしょうね。
つけ麺もありますが、あくまでも露払い的な立ち位置感は否めません。
実際、9割近い方が、パーコ麺を頼んでいますからね。
当然わたしも「パーコ麺」。カミさんは、シンプルにラーメン。+餃子。
麺の打ち場は、厨房の南側。
店内のどこからでも見ることが出来る場所。
ご店主が、ひたすら麺を打っては、延ばし、打っては延ばしを繰り返します。まさに、名人芸。手練れの成せる業としか言いようがありません。
バタンバタンと打ち付ける音は、わたしが通い続けたカーターと同じです。
カーターの手延べはもう終わってしまいましたので、ひどく懐かしく耳の中を木霊します。
6,7分で到着。
テキパキしながらも、機械的にならず、常にテーブルを見渡し、水の補充も怠らないホール担当の女性陣のサービスも心地良くはありますが、まずは、麺から語らずにはなりませんでしょう。
丼の真ん中に、ドーンと鎮座するパーコ。
他は、刻んだ長ネギだけと言う潔さ。実は、この刻み葱が、この一杯の完結に大きく寄与しているのです。それは後程。
さ、さ、何はともあれ麺ですよ麺。
希少価値の高い、手延べ麺ですからね。早速いただいてみます。
お、細口の平麺。もっと太いものを想像していましたので、おっ!ってな感じ。
ふむふむ。ムッチリしていて、弾力性に富んでいますね。
こちらは、カーターと比べて、麺は細く、食感も強い。
滑らかさ、しなやかさ、喉越しは格段にカーター。
もっちり感と、しこしことした食感は、こちらの方に軍配が上がります。
表面には、若干の凸凹が。手延べのスムースな表面潤滑を思い描いていましたので。意外でした。
どちらの方が勝っているかということではなく、好みで別れるかと。
ただ、どちらも手延べ、手打ちの美味さを存分に味わえること間違いなし。特に、独特の弾力は、手打ちならではと言えるでしょう。
スープは、カエシの醤油の甘みが強く出ていて、ベースはほんのりとガラ鶏(ガラ系w)
豚もそれなりでしょうか。総じて、主張の弱いベース。
カーターもそうですし、松園もそうなのですが、「美味い麺を喰わせる」ことが主眼に置かれているため、どうしてもスープが置いていかれ気味になります。
スープがまずいと言っているのではなくて、麺とスープのバランス、相性、比重を考えた場合、あくまでも麺の美味さに対して、という意味です。
これは、カミさんのラーメンをお裾分けしてもらって、確認済。
しかし、これがパーコとなると様相は変わります。
濃いめの下味が付いたお肉と、カラりと揚げられた衣から滲み出る”パーコ汁”の旨味が、あっさりスープに溶け出し、丁度良い美味さに仕上がります。まさに、「パーコブースト」。
単独だと、どうしても物足りなさを感じてしまうスープ。パーコありきで作られているのかと思ってしまうくらい、パーコとの相性は抜群です。
そこに、先述のネギのみじん切り。これが、さっぱり感と、辛みと青みの甘みを演出し、なくてはならないバイプレーヤーとして君臨しています。
これが、輪切りだと、青臭さと苦さが強く出てしまうようにも思います。切り方にも、計算づくを感じます。
そのパーコですが、その分、単発だとちょっと濃ゆい。
ご飯のおかずにもバッチリな味付け。ご飯がススム君です。
だからこそ、あっさりなスープに合うのでしょうね。
パーコ自体は、薄めの衣が、スープに溶け出して、フニャってから食べるのも又良し。
餃子は、ニンニク多めの、餡たっぷり。営業途中での飲食は、厳しいですねぇ(笑)
わたしたちのロットは、少々焼きが甘いようでしたが、お土産分は、しっかりと焼きあがっておりました。
お土産で2枚焼いていただいたのですが、帰途の車の中は、そりゃあ大変な状況でしたw
店主さん、もう大ベテランの域に達していらっしゃいます。
練って、叩いて、延ばして、打ってと、重労働な工程を、職人らしく一人黙々とこなされております。
厨房を見る限り、若手の後継者らしき方は、お見受けできませんでした。
職人技なだけに、今日明日に伝承される技術ではありません。現時点で、後継がいないのであれば、いつの日か、手延べ麺を味わうこと自体が難しくなってくるのでしょう。
事実、結城のカーターは、手延べを止めて、普通麺にしての営業だと聞いております。
無理をなさらず、でも、いつまでも食べ続けたい。そんな客のわがままな声が、至る所から聞こえてきそうな気がします。
ごちそうさまでした。