軟弱でした : うまからタンメン きすけ

再訪。
暑いときは、冷たいものか、辛い物でしょう。ということで、辛い麺のこの店へ。

久しぶりですが、まぜそば系だとか、ご飯ものだとか、少しずつメニューは増えている気がします。
しかし、注文はまた「河了貂」（一辛）。いちばん辛くないやつ＾＾。ちょっと軟弱ものか。

河了貂は、前回と同様、野菜たっぷり。ピリ辛野菜味噌タンメンですね。
野菜を炒めてからしっかり煮込んで作るので、アツアツ。
野菜も良く火が通って美味い。一辛ですから、それほど辛いわけでないのだが、アツアツなので辛い。ワシワシ太麺の量は多くないのだが、野菜で腹いっぱいになります。

ごちそうさま。
相変わらずいけます。辛い方向を向いた店は栃木ではほとんど見かけないので、辛党の麺好きにはここしかないのでは。もちろん、「キングダム」好きにも。
ただし、相変わらず、駐車場がネックです。

再訪。
新メニューできてました。 河了貂（かりょうてん）。一辛です。
まあ、女の子ですからね、可愛く一辛ですね。（キングダムご存じない方はスルーで）
で、それを注文。今の私には、３辛の信の相手はきつそうなので。

河了貂着丼。
野菜山盛り。一辛だけあって、赤い色は控えめ。
食べると、辛味噌ラーメンです。
スープはピリ辛濃厚味噌。辛味がなければ甘いくらい（当たりまえか）。
しかし、一辛といっても、けっこう辛い。しかも超アツアツ。

上の野菜が山盛り。
キャベツとモヤシがメインだが、ニンジン、ピーマン、タケノコ、バラ肉など。
キャベツのカットが大きいので熱くて食べにくい。
そして、刻みネギがたっぷり。
刻みネギといっても、薬味でよく見る小口切りの薄切りではなく、ぶつ切りに近い豪快なネギ。
最初は生なのでちょっと辛い。最後のほうになると、少し火が通った感じになって、辛くない。

麺は極太。辛さには負けません。食感もガッツリ。
麺の量は多くないのだが、野菜が山盛りなので、かなりのボリューム。
途中で、テーブルの紅ショウガを投入。
これはまた味変して美味い。

ごちそうさま。
一辛ですが、辛さ自体はこの店では軟弱かもしれないが、一般的にはけっこう辛い。
辛いの苦手な方には無理かもしれません。
さすが、女の子といっても、軍師だけあります。（キングダム知らない方はパスしてください）

小山市南部、水戸線と50号の間の区画整理された地区の、マンションの１Fのテナントです。
駐車場は店の前に２，３台か。

平日の昼の訪問。先客は1名。
お兄さんが1人でやっているようです。

メニューは、「李信」と「王騎」の2種類のみ。あとはライスのみ。
この名前、気付いた人も多いと思います。そう、おそらく、店主はキングダムのファンとみました^^。
（有名マンガですが知らない方はググってください）
李信が辛さ3倍、王騎が辛さ10倍のようです。どちらも900円。
私では王騎将軍の相手は無理かもしれない、でも、今の信なら相手できるかも（笑）。ということで、李信注文。
麺大盛りにして+100円です。

店内はL字のカウンターとテーブル少し。一人でやるなら十分な広さ。
内装は古い感じなのは仕方ないか。
BGMは大音量のテレビ。

水はテーブル上でセルフ。黄色いレモンが入っている水かと思って飲んでみると、レモンではなく、柚子でした。
柚子水は初めて飲みました。
テーブルの上には、紅ショウガ。焼きそば屋じゃないのに珍しいですね。
壁の貼り紙を見ると、辛さ増しができるようです。1ランクアップが「千人将」で50円増し、次が「三千人将」、「五千人将」、「将軍」、「大将軍」と続きます＾＾。もちろん私は一兵卒。

さて、タンメン提供。
炒めて煮込んだ野菜がたっぷり。キャベツ、タケノコ、モヤシ、ニンジン、タマネギ、豚バラなど。
上に刻みネギ。固ゆで半玉子が乗ります。
スープはベースは味噌。辛い、熱い、そして美味いです。ガツンとくる辛さの後に、甘さ美味さがあり、わずかに酸味も。
激辛で有名な中本のあんかけの感じではないのですが、少しとろみあるスープです。
辛さの後の旨味が少しくせになるかも。
麺は中太。もっちりしたしっかり麺。スープに負けてません。
量は大盛でちょうどよかった。

ごちそうさま。
しっかり火の通った野菜がうまい。店名のとおりにうまからです。
辛いメニュー1択の店、まさに辛さの王国（キングダム）＾＾。
私はメニュー少なくて”これを食え”的な店、けっこう好きです。
ただし、信を相手にするのが限界です。王騎将軍はやはり無理。

辛党におすすめ。激辛系の店は栃木では見かけないので、意外にニーズあるかもしれない。
苦手な方は避けたほうがいいのかも…
と思ったら、店主に聞いたら、辛さ控えめメニューもできるということです。
なんだ、意外と万人におすすめ。それなら、王騎将軍に手加減してもらう手もありか。
ただ、人気が出ると、駐車場の少なさが問題になるかもしれません。