大人味、低糖質スイーツ店の絶品『メガ盛』パスタ！ : ムーンローズ

【 (209) メガ盛行脚レビュー その149】

さてと今日は何処に行こうか、そんなことを考えて色々と訪問店を検討していたのだが、たまには県外に出てみようかと思い、高速道利用で往復 2時間以内と踏まえると、さっと上がった候補地が栃木県足利市だった。
今回は、前々から BM しており、いつかは必ずと、虎視眈々とその機会を窺っていた、チャレンジメニュー「メガ盛り スパゲッティー」を戴きに上がった。


『ムーンローズ』
栃木県足利市五十部町282-1
0284-20-1715


起点を群馬県桐生市の「錦町十字路」交差点とし、終点を栃木県栃木市岩舟町の「和泉」交差点とする群馬県道・栃木県道67号桐生岩舟線沿線の『足利赤十字病院』〔栃木県足利市五十部町284-1〕の、群馬県道・栃木県道67号桐生岩舟線を挟んだ道路反対側（北側）に『ムーンローズ』はある。
道筋として、北関東自動車道「太田桐生 IC」 からを案内すると、「太田桐生 IC」を降りたら、「桐生 足利・国道50号」方面へと分岐点を左に行き、高速出口から 300m 足らず北東進した、R50 高架下の「只上」交差点を直進して、群馬県道・栃木県道256号竜舞山前停車場線に乗る。そのまま道なりに 1.8km 足らず直進し、渡良瀬川架橋の「鹿島橋」を越えて直ぐの信号交差点を左折（西折）、50m足らず西進した信号のない三差路を左斜め戻る形で左折（東南折）して、そのまま群馬県道・栃木県道256号竜舞山前停車場線下を潜るようにして東進する。この群馬県道・栃木県道256号竜舞山前停車場線下を潜ってから 1km 余り、途中、北関東横断道下を潜りつつ東南東進した最初の三差路信号交差点を斜め左方向に左折（北東折）、道なりに『足利赤十字病院』を右手に見ながら 400m 余り進んだ最初の三差路信号交差点を右折（東折）し、170m 程東進すると、道路左手（北側）に『ムーンローズ』はある。
因みに、所在地の地名「五十部町」は「よべちょう」と読むようだ。由来に関する詳細は不明だが、間違いなく難読地名に当たろう。


JR 両毛線「足利駅」北口から西方向、群馬県道・栃木県道67号桐生岩舟線沿線の「JR足利駅入口」信号交差点から500m足らず西方に位置する『シトロンプラリーネ』〔栃木県足利市通2丁目2656-3〕の 2号店として、2017.11.末にオープンした『Moon Rose（ムーンローズ）』、『足利赤十字病院』の目の前にある店なので、位置的にはとても分かり易いことかと思う。


無添加の焼き菓子・洋菓子の製造、低糖質スイーツを初めとするヘルシースイーツの開発・販売も行っており、知る人ぞ知る人気店だ。店内には飲食可能なカフェも併設され、特に、25種類の野菜や果物が凝縮されたスムージーの「美・スムージー（RED）」が人気で、「あしかが美人」の呼称を持つブランドトマト「麗容」をはじめ、栃木県産の野菜や果物がその 1杯に凝縮。体の中からキレイになれると評判である。フルーツ酵素や玄米乳酸菌もたっぷりで、“美” をチャージしたい方用のスムージーである。（1日 20杯限定）

※ 「あしかが美人」とは商標登録も取得している栃木県足利市の農産物のブランドで、もともとはトマト（「麗容」）を広めることを目的にして作られたが、後にトマト以外の農作物にも拡大、今ではトマト、いちご、にんじん、大根、キュウリと、５つの品目に展開している。足利市の良い土壌で美味しく美人に育った野菜が「あしかが美人」の特長であるとのことである。


◆美・スムージー◆

「美・スムージー（RED）」500円（税別）540円（税込）
★無添加無農薬野菜果物25種類使用！アンチエイジング

「美・スムージー（GREEN）」500円（税別）540円（税込）
★無農薬モロヘイヤ、桑葉等健康志向の方に

「美・スムージー（BLACK）」500円（税別）540円（税込）
★無農薬有機ブルーベリー使用 アンチエイジング&ダイエット


こちら『ムーンローズ』の店内飲食可能なカフェでは、前述の「美・スムージー」を初めとして、各種のフードメニューも店内で食すことが出来る。当然のことながら、テイクアウト販売されているケーキも食すことが出来、お洒落な雰囲気のカフェは、ゆったりとした時間が流れる中、心地よい一時を過ごせる場となっている。


◆FOOD MENU◆

ドリンク付 980円（税別）1,058円（税込）、単品 800円（税別）864円（税込）
（コーヒー、紅茶、マンゴーフラペチーノ、マスカットフラペチーノ のいずれか一品）

「冷製パスタ（足利さんトマトと野菜のシーザー仕立てハニーマスタード&トマト）」
「スフレ・ド・オムライス（ふわふわスフレのオムライス）」
「薬膳カレー（発酵黒ニンニク、ブラックジンジャー使用、野菜&チーズカレー）」
「ジャージャー麺（大豆と野菜のヘルシー麺）」
「自家製ボロネーゼのパスタ」

◆SPECIAL DRINK MENU◆

ノンアルコールカクテル、スペシャルドリンク 各500円（税別）540円（税込）

「ALICE（ブルーソーダスペシャル）」
「MOANA（マンゴーソーダスペシャル）」
「ハートのプリンセス（ラズベリー&巨峰ジュレ入りソーダ）」
「タピオカミルクティー」

◆DRINK MENU◆ 各460円（税別）496円（税込）

「アイスチャイ」
「珈琲」
「紅茶」
「アイスコーヒー」
「アイスティー」
「マンゴージュース」
「マスカットティー」
「苺ソ－ダ」

◆かき氷◆

「抹茶小豆ミルク」550円（税別）594円（税込）
「ミックスベリー」550円（税別）594円（税込）
「メロン」400円（税別）432円（税込）
「ブルーハワイ」400円（税別）432円（税込）
「いちご」400円（税別）432円（税込）

◆フラペチーノ◆ 各500円（税別）540円（税込）

「マンゴーフラペチーノ」期間限定
「マスカットフラペチーノ」期間限定

◆本日のケーキ◆

「ショコラシフォン」360円（税別）388円（税込）
「マロンムースタルト」420円（税別）453円（税込）
「ミルクレープ（バニラカスタード）」330円（税別）356円（税込）
「マッキアート（モカミルクレープ）」330円（税別）356円（税込）
「チョコムースタルト」420円（税別）453円（税込）
「生キャラメルプリン」400円（税別）416円（税込）
「インペリアル」330円（税別）356円（税込）
「フルーツタルト」400円（税別）416円（税込）
「モカシフォンロール」360円（税別）388円（税込）
「フルーツショート」430円（税別）464円（税込）
「バームクーヘンブリュレ」280円（税別）302円（税込）
「バニラシフォン」360円（税別）388円（税込）
「シュークリーム」200円（税別）216円（税込）

「巨峰ジュレ」280円（税別）302円（税込）
「白桃ジュレ」280円（税別）302円（税込）


低糖質スイーツを提供するなど、女性や健康志向の方々から好評の『ムーンローズ』なだけに、可愛い乙女チックなビジュアルのショートケーキの味わいは、やや甘さ控え目になっている。思いっ切り甘めのショートケーキを期待している向きには、ご不満もあろうかと思われるが、健康志向を第一に考えた場合には、実に程良い甘さであり、例えば『足利赤十字病院』にお見舞いにいらした方の手土産には正に打ってつけだろう。テイクアウトや店内カフェの飲食でも、

「何だろう、思い切って 2つ戴いてしまおうか」

そんな自由度も与えてくれる、安心の味わいなのである。


上記内容の如く、通常の「パティスリー」〔仏 : pâtisserie（ケーキや洋菓子を専門に扱うベーカリー）〕としてのありように加えて、こちら『ムーンローズ』では、女性店長 兼 パティシエール（pâtissière）は、『メガ盛』へのご理解もあって、現在 3種類の『メガ盛』メニューを提供してくれている。これだけお洒落な雰囲気が漂う中での『メガ盛』は、やや異質な、場違いな感もあるところだが、提供された品を一目見れば一目瞭然。単なる『メガ盛』と片付けては申し訳ない程に手の込んだ、大変スタイリッシュな出で立ちの『メガ盛』が提供されるのだ。

その理由は、『メガ盛』で提供される品が、通常メニューで提供される品と同一の内容の『メガ盛』バージョンであり、その調理に於いて、量が多いからと言って一切の手抜きがないところにある。ビジュアルと言い、味わいと言い、実に申し分のない品が提供される。当然のことながら、同じ品の通常バージョンも戴くことも可能なわけだ。

小食な方も、大食漢も、ともに愉しめる設定というのは実に面白い。今回は私一人のチャレンジであったが、夫婦二人で訪問し、同じパスタをともに戴きつつの『メガ盛』チャレンジなんて言うのも、きっと愉しいことだろう♪

この『メガ盛』への基本スタンスは、1号店である『シトロンプラリーネ』由来のようで、そちらの 1号店 でも数々の『メガ盛』メニューがあるらしく、何れはこちらへもチャレンジに伺いたいと念願している。


現在提供されている、こちら『ムーンローズ』の『メガ盛』メニューは以下の 3種類である。


チャレンジメニュー 通常のオムライスの5倍 挑戦者募集中！
「スフレドオムライス」1.5kg 1,500円（税別）1,620円（税込）→ 無料
10分以内完食無料！ 予約制（1日3名様まで）

2018.9.15（土）現在 完食者記録 : 1位 8分12秒、2位 8分30秒、3位 9分2秒


チャレンジメニュー
「冷製パスタ（足利産トマトと野菜のシーザー仕立てハニーマスタード&トマト）」

「1.8kg」10分以内完食無料！！ 通常のパスタの4.5倍
1,500円（税別）16,20円（税込）→ 無料

「3kg」20分以内完食無料！！ 通常のパスタの8倍
2,500円（税別）2,700円（税込）→ 無料


今回のチャレンジは、上記 3種類の中、『ムーンローズ』最難関の、チャレンジメニュー「冷製パスタ（足利産トマトと野菜のシーザー仕立てハニーマスタード&トマト）」「3kg」である。

当日は、10:00 予約で歯科通院したのだが、何と差し歯が取れてしまったことによる通院であった。レントゲン撮影での確認を終え、埋め込んだ金属部分の破損による脱落と判明したのであったが、結果として、時間の掛かる治療とのことで、後日改めて治療することになった。10:40 には診察が終わってしまったので、さてこの後どうしようかと言うことになり、歯科医院駐車場の車内で 10分 余り検討の末、冒頭の流れへと繋がるわけだ。

歯科医院を出てから、北関東自動車道へと「波志江 PA スマートインター」から乗って、一路足利を目指す。『ムーンローズ』の所在地は、足利市五十部町、足利市内でもやや西寄りの土地である。地理的には、群馬県太田市東新町の北に位置しており、最寄りのインターチェンジは「太田桐生 IC」 となる。そこを降りて、現着は 11:30。思いの外、足利市は近いのだと認識した。

食材の関係などもあろうから、歯科医院を出発する前に予め電話を入れ、チャレンジメニューの可否を確認、12:00 少し前に到着する旨を告げ、予約を入れておいた。現着後、予約した者であることを伝えて、併せて店内撮影許可を得た。12:00 予約でもあったので、調理人でもある店長が未だ不在で、「少々お待ち戴けますか」とあって、実際、配膳までは思いの外に時間がかかった。まあ、お蔭でその間に、やや遅めに摂った朝食〔8:30〕が完全にこなれ、空腹感も覚えてきたので、逆に有り難かったかも知れない。。。(^O^)v

待つこと 40分 余り、予約時間の 12:00 から思えば、20分程の待ち時間で、ようやく配膳となった。想定したいた以上の長めの調理時間で、わくわく感は高まったものの、やや焦らされた感は否めない。が、配膳品を見れば思わず納得だ。兎に角、手の込んだ、素晴らしい作りの品なのである。


チャレンジメニュー
「冷製パスタ（足利産トマトと野菜のシーザー仕立てハニーマスタード&トマト）」
「3kg」20分以内完食無料！！ 通常のパスタの8倍
2,500円（税別）2,700円（税込）→ 無料


藍色の器に盛られた山盛りの冷製パスタは、トマトベースの赤に彩られ、見目鮮やかなお洒落な出で立ちだ。足利産トマトで「あしかが美人」の呼称を持つブランドトマト「麗容」のトマトペーストがふんだんに使用され、更にミニトマトも添えられている。

水菜、玉ネギ、紫玉ネギ、キュウリ、貝割れ大根等、盛り沢山な種類の野菜が使用され、その量も惜しみないのだが、その更に上には、スィートバジルが、定番の大きさの葉のものに加え、白い花が開いた状態の新芽のものも添えられていて、実に繊細な盛り付けになっている。いわゆる『メガ盛』系の品にはとても思えない。何ともエレガントなビジュアルなのだ。

更には温玉も配され、とろりと黄味が蕩け出ると、赤、白、緑、紫に更なる色鮮やかな黄色が加わる形となり、その彩りの高さに刮目せざるを得ない素晴らしさだ。

そうして、最後にトッピングされているのは、赤の色目を最終的に引き締める糸唐辛子。その上から、シーザードレッシングとハニーマスタードソースがかかる仕様である。


全体の盛り高は 17cm。真横から眺めると、その量に圧倒されること請け合いのとんでもないサイズの品である。とは言え、そのビジュアルは、本当に見るからに美しい。


この多種多様な色味鮮やかなパスタに、わずかに足りない色は青。それだけに、このパスタに、藍色の器を選ぶセンスに乾杯だ。こちら『ムーンローズ』のパティシエール 兼 コック の女性店長、なかなかのセンスの持ち主であり、食材並びに調理そのものに高い拘りと誠意を持って当たる、才能豊かな方であると感じた。更には、女性ならではのセンス、この点も見逃せないことだろう。

因みに、「スィートバジル」の花言葉は「好意」「好感」 「幸運」「神聖」だとのことである。なるほど、バジルの白い花を見せられては、そこに好意を抱かずには居られないと言うことか。(´∀｀笑)


味わいの方は、トマトベースの野菜中心、自然な味付けのヘルシーな内容で、実に食し易い。大量に使用された玉ネギと紫玉ネギは、えぐみなど一切なく、甘味を存分に醸し出す。トマトペーストの酸味にスィートバジルのほとばしるような香りが、実に鮮やかで印象的だ。

シーザードレッシングの酸味とコクだけではなく、ハニーマスタードソースを使用することで、味わいに深みが増し、酸味と甘味の重層的な絡まりは、野菜の味わいにまで影響を与え、この料理の複雑さを高めるのとともに、スィートバジルの濃厚な香りと相まって、全体をバランスよく引き締める。全てが渾然一体、実に複雑にして統一感のある味わいである。


もちろん、使用されている野菜の鮮度は抜群、歯触りはシャキシャキと実に心地よい。スィートバジルの香りもその新鮮さ故に鮮明に香ってくるので、真夏の盛んな暑さの中で食したら、さぞや冷涼感を味わえることであろう。


兎に角、美味この上ないこの「冷製パスタ（足利産トマトと野菜のシーザー仕立てハニーマスタード&トマト）」、気がついたらどんどん皿の上からなくなっていって、あっと言う間に残りわずかになってしまった。半分量に関しては、パスタの山が崩れ、一体どの時点で半分量なのかの見当もつかず、計時は諦める始末。最終的な完食時間は分かるわけだし、まあ良いかと考えたのであった。

そんな、気がついたら終わっていたと言う完食時間は、 8分22秒6〔公式 : 8分16秒〕この公式時間とのズレは、iPhone が眠ってしまったのを起こしている時間分の加算である。今回、目の前で完食を見届けてくださっていたので、公式時間の方が正確な数字となっている。

総重量に関しては、完食後の器重量には、食べ残し分と言うか、掬い切れないパスタソースなどの分で 11g あったと言うことになるのだろうか、2,989g であった。チャレンジ開始前の公式計量では、風袋引き計量をしていて、ぴったりの 3,000g であったわけで、公式重量は、当然のことながら 3,000g と言うことになっている。


『メガ盛』と言う位置づけの品でありながら、とことん細部まで拘った食材とバランスのよいその配置、食感、香り、色目、その全てが実によく統一された作りの、絶品パスタである。そこには女性独特の繊細な視点が生きていることは間違いない。
このメニュー、『メガ盛』専用メニューではなく、通常メニューもあるとのことだから、『メガ盛』チャレンジに興味のない方も、是非一度、通常メニュー品を食して戴きたいと強く思う。


北関東の外れ、足利市の更に街外れにあって、開店して日の浅いこちら『ムーンローズ』だが、その名はまだ左程通っていないと思われる。が、その味わい、そのセンス、出来上がりのクオリティの高さ、etc.を知るに至って、もっともっと高い評価を得られても良いはずだと、つくづく感じる私なのであった。


チャレンジメニューに関しては、予約なしでもチャレンジ出来るようなのだが、食材の在庫等の関係もあるだろうし、これだけの手の混んだ素晴らしいメニューであるため、いきなりの来店ではなく、予め電話確認を入れるなどした方が無難だろう。今回も電話確認の折り、在庫チェックをした上で、チャレンジ可能である旨をお教え戴いたこともあるので、そこはチャレンジャーの側で配慮するべきかと思う。


【テイクアウト品】

「インペリアル」330円（税別）356円（税込）


この品は、いわゆるチョコレートケーキであるのだが、「インペリアルトルテ」とは「ザッハトルテ」と並ぶウィーンの銘菓で、どちらもチョコレート使用の生地にチョコレートの上掛けがされたものだ。ホール状で「ザッハトルテ」は丸いケーキだが、「インペリアルトルテ」は正方形なのがその特徴だと言う。チョコレートとアーモンドがずっしり詰まった層が幾重にも重なったこのケーキ、元々は、ウィーンにある『ホテル インペリアル』のカフェに 100年 以上も伝わるチョコレート菓子（トルテ）なのだそうだ。1832年に初登場、配合、レシピ等は一切公開されておらず、ハプスブルク家の紋章を飾るそれは門外不出、『ホテル インペリアル』だけのものだそうである。

その味わいを模したのであろう。『ムーンローズ』の「インペリアル」は、低糖質スイーツを提供するだけあって、甘さは控え目。人によっては不満に思う向きもあるやに感じられる品だ。
しかし、その甘さ控え目が、逆に好印象で、大人の味として捉える方ももちろんのこと多いことだろう。


「マッキアート（モカミルクレープ）」330円（税別）356円（税込）


イタリア語で「マッキアート（Macchiato）」とは、「染みのついた」という意味なのだそうだ。 「カッフェ マッキアート」は、エスプレッソにミルクで染みを、 「ラッテ マッキアート」はミルクにエスプレッソで染みをつけるという意味の飲み物になるとのことである。

今回戴いたケーキは括弧付きで（モカミルクレープ）とあったが、モカコーヒーのミルクレープの素材に、クッキーやフレーク、チョコレートなどで「染みをつけた」品を意味しているようだ。

これを、家の奥さんと半分こして戴いた。モカミルクレープの重層感が口の中で感じられ、半分になって薄切り化してしまったケーキではあったが、充分に美味であった。

この品もまた、矢張り甘さは控えめ。全般的にこちら『ムーンローズ』、健康志向故に甘さは完全抑えめであると考えて好い。


今回、ともに購入した、「モカシフォンロール」360円（税別）388円（税込）、「ミルクレープ（バニラカスタード）」330円（税別）356円（税込）は、家の奥さんとお袋への土産品だったので、私は食していない。それゆえ、感想を記すことは適わない。悪しからずご了承戴きたい。


総じて、こちら『ムーンローズ』、女性パティシエールの繊細が際立ち、健康志向の店舗方針が徹底して感じられる内容のメニューであった。

甘さ控え目である点を折り込み済みでメニューを俯瞰すれば、存分に美味で、本格的に顧客の健康が考慮された品々であった。チャレンジメニューの「冷製パスタ（足利産トマトと野菜のシーザー仕立てハニーマスタード&トマト）」「3kg」はもちろん、テイクアウトでお土産にした各種ケーキ、その全てに共通する健康志向は、パティシエール 兼 コック 兼 女性店長 の心優しさから生じているものだろう。

ううむ、実に美味しうござった。


さて、本日の実測値は、

「冷製パスタ（足利産トマトと野菜のシーザー仕立てハニーマスタード&トマト）」
2,500円（税別）2,700円（税込）→ 無料
3kg 20分以内完食無料！！ 通常パスタの8倍
総重量（実測値）2,989g〔公式 : 3,000g〕
盛り高 17cm
器サイズ
直径 31.5cm、高さ 4cm、器重量 909g〔公式 :898g〕

完食時間 : 8分22秒6〔公式 : 8分16秒〕

訪問日 : 2018.9.15（土）


季節は、間もなく本格的な秋を迎える。今回のチャレンジメニューは「冷製パスタ」であり、夏向きのメニューであった。近々、秋冬物の『メガ盛』メニューを展開する予定であるとのことであった。今回は、完食後の写真撮影の後に、その秋冬物の新作『メガ盛』メニューを連絡してくださると伺ったので、メールアドレスもお伝えしておいた。さて、どんなメニューが発表されるか。これまたワクワクものである。＼(^O^)／