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昼の点数:4.0
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¥2,000~¥2,999 / 1人
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料理・味 3.0
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|サービス 3.0
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|雰囲気 5.0
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|CP 3.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味3.0
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| サービス3.0
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| 雰囲気5.0
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| CP3.0
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| 酒・ドリンク- ]
すぎ原(愛知県岡崎市)で注文があってから煮付けるという結構大きなキンキ(キチジ)を娘と分け合って食べる。
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すぎ原(愛知県岡崎市)食彩品館.jp撮影
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すぎ原(愛知県岡崎市)食彩品館.jp撮影
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キンキ(キチジ)。すぎ原(愛知県岡崎市)食彩品館.jp撮影
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キンキ(キチジ)。すぎ原(愛知県岡崎市)食彩品館.jp撮影
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どて煮定食650円。すぎ原(愛知県岡崎市)食彩品館.jp撮影
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すぎ原(愛知県岡崎市)食彩品館.jp撮影
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2014/09/11 更新
すぎ原
愛知県岡崎市井田南町12-6
℡0564-26-3223
娘と外食。場所は以前、家人と一緒に行った愛知県岡崎市にある定食屋さん。パチンコ店の近くなので、お客さんの多くが喫煙者というのが玉に瑕。
家族一緒はともかく、娘と二人で外食なんて久しぶりです。
食彩品館記事で時々紹介していますが、何を食べてもとびっきりの笑顔で「美味しい~」と喜んでくれます。
何しろ、食彩品館自らが、幼少の頃より食のイロハを教えてきました。食に関しては筋金入りです(笑)。
どういうイロハを教えてきたかは割愛しますが、幼稚園の頃、信州の高原へ行った時に牧場でのんびりと過ごしている牛を見て「美味しそう~」と言って親を笑わせてくれたり、小学生の頃は熱があっても「今日は大好きなメニューなの」と言って学校へ行こうとするのをなだめて諦めさせたくらいの給食好きでした。
好物はホルモンとかマンボウとか金目鯛の目とか猪とか(笑)。21歳の女子大生の好みそうにない食品ばかりです。
ようするに、高級レストランで出てくるような料理ではなく、田舎の民宿や町の定食屋さんで出てくるような料理が好き。
食彩品館で出てくる記事の中の食品の何割かはこの娘のお腹に納まっています。しかも、念入りな食彩品館の説明付きで。
でも結局は何を食べても「美味しい~」と言います。私が思うに、本当のグルメというのは娘のような人を言うのではないかと。自分の食歴を自慢して、誰も聞きたくないのに食通をアピール。挙句の果てに店の人に悪態をつくというタイプの方よりもよほど美食家だと思います。
ということで、店に入って娘が先に注文を決めました。
「どて煮定食 680円」おもわず二人でにっこり。
少し分けてもらって私も試食。さすが岡崎で何年も店をやっている定食屋さんです。どて煮の味も良い。ホルモンもこんにゃくもバツグンの食感に仕上がっています。
娘の得意の「美味しい~」も聞けました。
さて、私の注文は何にするかとメニューを見上げるとなにやら以前とは違って大きく表示してあるメニューを発見。
美味しそうな魚種が並んでいます。
「お父さん。金目にして」というかわいい娘のリクエストに答えず、キンキ(キチジ)にしました。書いてあるコメントが気に入った。「店主 あまりの立派なお魚に一目惚れついつい仕入れちゃいました。おすすめ」
しかも、「お魚はご注文頂いてから煮付けます」というなんとも悠長な表示も。すばらしいではないですか。
いつもならアレコレ産地とかサイズとか聞くのですが、ここはご主人の目利きに期待して何も聞かずにキンキを注文。300円追加で定食にしてくれます。
当然、時間がかかります。よって、上記のように娘のどて煮を分けてもらいながら出てくるのを待ちました。
娘が自分の分を食べ終えてからしばらく経過してようやく出てきました。
「キンキの煮付け2700円を定食にして3000円」
なかなか立派なサイズです。これで2700円ならばおそらく高価な北海道産ではないと思いますが納得できるサイズです。キンキはサイズが小さいと安いのですが大きくなるにしたがって単価も上昇する魚種。
標準和名は「キチジ」。駿河湾以北の太平洋側の水深150m~1,200mの深い場所にいます。日本海にはいないという話を聞いたことがあります。北陸方面ではノドグロ(アカムツ)が人気ですが、北海道網走産のブラント魚である延縄漁の釣キンキ(網走漁業協同組合の登録商標)なんかは一生に一度は食べてみたい逸品です。
↓ ということで、さっそく某店のオープンで手に入れました。北海道網走産釣キンキ約30センチ。↓
【ここにブログでは写真が入っています】
http://xn--jvrv1w3s0coia.jp/?p=17960
煮付ける前の魚を見ていないので鮮度の状態は確認できていませんが、鮮度が良いと深紅、その後鮮度が落ちると退色し最後は白っぽくなります。
娘がすでに箸を持って私が写真を撮影し終わるのを待っています。我が家の作法で、外食時はお父さんが撮影するまで箸をつけてはいけないという不文律があります(笑)。
「いいよ」と声かけてそれぞれが好みの部分から食べ始める。娘はさっそく目玉。私は頬のあたり。ちなみに私は目玉を食べることができません。娘はお爺さんから食べることを教わったらしいのですが。
二人で黙々と一尾の魚を分け合いながら食べます。時々、この皮の部分の下にゼラチン質の美味しい所があるからとか説明を入れながら一緒に食べます。
キンキもこれだけ丁寧に食べられたら本望でしょう。二人で食べても結構、食べ応えがありました。最後は骨までしゃぶるような感じ(笑)。
「どうだ。金目鯛よりも美味しいだろう」と言うと「金目も美味しいよ~」と好物の金目鯛の肩を持つ。「でもこれはとっても美味しいね」と喜んでくれました。
以前、息子と札幌の寿司屋で自家製のホッケの干物を食べた時の話を羨ましそうに聞いていたので、一緒に美味しい魚を食べに行こうと約束していたのがようやく岡崎で実現。
よかった。よかった。
・2014/04/03 紀州寿し(札幌市北区)
http://食彩品館.jp/2014/04/03/%E7%B4%80%E5%B7%9E%E5%AF%BF%E3%81%97%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E5%B8%82%E5%8C%97%E5%8C%BA%E3%81%A7%E5%86%AC%E3%81%AE%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%81%AE%E6%97%AC%E3%81%AA%E5%88%BA%E8%BA%AB%E3%81%A8%E7%94%9F/
「今度は海の側の店で、例えば静岡の下田とかへ行って金目鯛を食べさせてあげるよ」と約束しました。
家に帰ってからも家人にキンキが美味しかったことを嬉々として話している娘を見て、このところ息子の方ばかりに気をとられていたことを少し反省したのでした。
普段から穏やかで、大人しくて、人の悪口を言わず、そしていつも微笑みながら「ねぇねぇお父さん」と私に話しかけてくれます。
大人になっても父親に優しく接してくれる娘に育ってくれたことを感謝した夜でした。
そうそう、忘れずに記録しておかなくちゃ。感心したことをもう一つ。料理を注文して出てくる間、娘は自分のiphoneを一度も取り出して見ることなく、私と大学の話やら就職の話とかしてくれました。
食事の時は一緒に居る人の前ではiphoneを見ずに会話するっていうことを誰に教わったんだろうか。