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イタリアのナポリ湾に浮かぶ島・イスキア島の名店『PIZZERIA DA GAETANO』の
屋号を継承することを世界で唯一許されたお店です。ピッツァ・ガエターノ。燻製モッツァレラを使ってあります。
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生ハムの盛り合わせです。真ん中にトッピングされてあるのは、南イタリアのスナック菓子・タラッリ(タラーリ taralli)です。
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馬肉のカルパッチョ。
イタリアでも馬肉を食べる食文化があるなんてビックリ。
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アンティパストミスト(前菜の盛り合わせ)。
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アンジョレッティ(Angioletti)。
ピッツァの生地を短冊状にカットして揚げたもの。ルッコラとトマトと共にドレッシングをかけてサラダ仕立てにしてあります。
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カルチョーフィ(アーティチョーク)のオープンオムレツ。
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猪&豚のサルシッチャ(腸詰・イタリア風ソーセージ)。
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ラグナポレターノとリコッタチーズのピッツァ。
とってもミルクの味がマイルドなチーズです。
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ピッツァ・カプリチョーザ(おまかせピッツァ)。
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『グリーチャ(gricia griscia)』と言うらしく、トマトを使わないアマトリチャーナの元祖型らしいです。
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ドルチェの盛り合わせです。
ババ・ティラミス・カンノーリ・ヘーゼルナッツのジェラート。
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最後に、美味しいエスプレッソと沢山の砂糖達。
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温かくてカジュアルな空間ですね。
スタッフのホスピタリティも素晴らしいです。
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福岡市の繁華街・天神の隣駅の薬院にあるピッツェリアです。
しかし、ただのイタリアンやピッツァのお店ではありません。
イタリアのナポリ湾に浮かぶ島・イスキア島の名店『PIZZERIA DA GAETANO』の
屋号を継承することを世界で唯一許されたお店です。
ガエターノがどういうお店かと言うと、ナポリで3代続くピッツェリアの老舗名店で、
オーナーのガエターノ氏はナポリピッツァの技術指導員でもあり、
その腕前は神の手と言われるそうです。
今回訪問した『ピッツェリア・ダ・ガエターノ』は、6年間現地イスキアでナポリピッツァを学んだ舌間氏が
帰国後故郷の福岡でオープンしたお店です。
お店は西鉄・薬院駅北口より徒歩1分位のところにあります。
冬はビニールのカーテンで覆われたテラス席が目印です。
大きな屋台みたいですね(笑)。
今回は、テラス席ではなく、お店奥のテーブル席を利用しました。
イタリアのスプマンテ・フェラーリで乾杯!
今回のお料理は、会を企画して下さったJaffa氏経由でお店におまかせです。
Jaffa(ジャッファ)氏は、ナポリ市に本部を置く『真のナポリピッツァ協会(イタリア語:Associazione Verace Pizza Napoletana 通称AVPN)』の公式ブロガーで、
ピッツァに限らず、イタリア料理においてもイベント・催事・店舗など様々なプロデュースをしておられます。
『真のナポリピッツァ協会 日本支部』の公式サイトには、協会の定める条件をすべてクリアし、
正真正銘のナポリピッツァを提供していると認められたピッツェリアが『ピッツェリーエ』、
真にピッツァ職人が『ピッツァヨーリ』として登録されております。
なぜ、ナポリにこのような協会があるのかというと古くから伝わるピッツァ職人の伝統技術が
世代交代を経て変っていくことを防ぎ、細密な伝統技術を後世に伝えるために
厳しいアウトラインが設けてあるのだそうです。
現在、AVPNの認定店は世界で400店舗以上あるそうです。
日本・九州内に限って言えば、加盟店は、イル・ソル・レヴァンテ(福岡県福岡市)、ピッツェリア・ダ・チールッツォ(福岡県福岡市)・ピロー(宮崎県宮崎市)、
そして、今回の『ピッツェリア・ダ・ガエターノ』のみです。
ハナシが長くなりました。
生ハムの盛り合わせです。
こういうのをafettato misto(アフェッタートミスト)と言うらしい。
(ハムやサラミの)薄切りの盛り合わせという意味らしいです。
真ん中にトッピングされてあるのは、南イタリアのスナック菓子・タラッリ(タラーリ taralli)です。
ハーブやスパイスを練り込んだワインのお供にもなるスナックです。
ナポリでは昔から行商されており、鉱泉水やビール、ワインを飲みながら食べるものだそうです。
馬肉のカルパッチョ。
イタリアでも馬肉を食べる食文化があるなんてビックリ。
馬肉を赤ワインで煮込んだ料理や、生の馬肉のサンドイッチもあるそうです。
牛肉のカルパッチョより、もっとあっさり頂けます。
アンティパストミスト(前菜の盛り合わせ)。
ポテトサラダ・カボチャのスフォルマート(型に入れてオーブンで蒸し焼きしたもの)・キノコのマリネ・白インゲン豆のマリネ・キャロットラペ(人参サラダ)。
アンジョレッティ(Angioletti)。
ピッツァの生地を短冊状にカットして揚げたもの。
揚げたものは、私の指位の大きさで、エアリーで軽いけどモチっとしてます。
ルッコラとトマトと共にドレッシングをかけてサラダ仕立てにしてあります。
これはナポリの定番スタイルらしいです。
アンジョレッティは熱々も美味しいけど、ちょっと時間を置いてもドレッシングが浸み込んで美味しいです。
ご家庭でピッツァを作る方なら、余った生地で作ってもいいですね。
ただ、外国語のレシピを検索してみたら、ナポリピッツァの生地を使うというのが重要ポイントみたいでした。
カルチョーフィ(アーティチョーク)のオープンオムレツ。
アーティチョークって外国人は好きだけど、日本ではあまり浸透しない野菜ですね。
柔らかくて甘味がありながら、少しアクのあるキャベツみたいな風味で美味しかったです。
猪&豚のサルシッチャ(腸詰・イタリア風ソーセージ)。
豚は食べやすくジューシーで、イノシシはワイルドでニクニクしい味わいでした。
もう、ピッツァを食べなくてもいい位、美味しいスターターが続きました。
ピッツァ食べないガエターノもありありですばい(笑)。
でも、Jaffa氏がおられるのにピッツァ食べないはありえないですね♪
ピッツァ・カプリチョーザ(おまかせピッツァ)。
カプリチョーザって、気まぐれとかシェフにおまかせって意味なんですって。
初めて知りました~♪
これはお店の名前が付いてるガエターノで食べるべきピッツァです。
ピッツァ・ガエターノ。
燻製モッツァレラを使ってあります。
でも、めちゃくちゃ燻製したって感じではなくて、ほんのりです。
生地や具を引き立てる程度でしょうか。
フレッシュトマトとルッコラの風味も爽やかです。
ラグナポレターノとリコッタチーズのピッツァ。
ミルクの味がとってもマイルドなチーズです。リコッタチーズって、今流行りの柔らかいパンケーキによく使われてますよね。
でも、リコッタチーズが何なのかはよく知りませんでしたので、Jaffa氏から色々教えて頂きました。
この時点で、結構お腹の具合もイイ感じでしたが、まだ入りますね。
ということで、麺類いっちゃいます。
Jaffaさんの差配で、『アマトリチャーナ・ビアンコ』です。
トマトソースが一般的ですけれど、これは赤くなくて白いです。
正式名称は『グリーチャ(gricia griscia)』と言うらしく、トマトを使わないアマトリチャーナの元祖型らしいです。
パスタと言えば、ペペロンチーノかカルボナーラ位しか知らない私には、カルボナーラみたいな味わいに思えました。
玉葱とチーズを使っているそうです。生クリームは使ってありません。
結構、塩コショウが効いてますね。
それに、自分が思うアルデンテよりもっとカタ麺です。
コレがナポリスタイルなのね♪
麺も硬い上に太いので、口に入れる時まで結構暴れますばい(笑)。
見かけは女性ウケする感じですが、食感はなかなか男っぽいパスタでした。
最後にドルチェの盛り合わせです。
ババ・ティラミス・カンノーリ・ヘーゼルナッツのジェラート。
ババ(baba)はパンのような生地の焼き菓子にラム酒のシロップを浸みこませたもの。
カンノーリは筒状にしたパイ生地を揚げたカリカリロールにリコッタチーズのクリームを詰めたもので、
私には福岡銘菓チロリアンのように見えました。
シチリアの伝統菓子で、地元の人には馴染みの深い味だそうです。
映画『ゴッドファーザー』にも登場したそうですよ。
最後に、美味しいエスプレッソと沢山の砂糖達。
エスプレッソの通な飲み方も教えて頂きました。
食後に改めて店内を見渡すと、温かくてカジュアルな空間ですね。
スタッフのホスピタリティも素晴らしいです。
オープン以来、有名人や県内外の人に愛され、人気店なのも納得です。
ごちそうさまでした。
【店名】Pizzeria Da Gaetano(ピッツェリア・ダ・ガエターノ)
【住所】福岡県福岡市中央区渡辺通り2-7-14 パグーロ薬院1階
【営業】[火曜]18:00~23:00(L.O) [水曜~日曜]12:00~13:30(L.O) 18:00~23:00(L.O)
【定休】月曜日(祭日の日は翌日定休日)・第1火曜日 ※要確認
※予約はディナータイムのみ(ランチの予約は不可)。
※テイクアウトできます(営業時間内) ※要確認
※西鉄・薬院駅北口より徒歩1分。地下鉄・薬院駅1番出口より徒歩3分。
※姉妹店にGriglia Di Gaetano(グリリア・ディ・ガエターノ)があります(福岡市中央区今泉)。
画像多めのブログ記事♪【博多おんな節。】福岡における本場ナポリピッツァの伝道師♪@ピッツェリア・ダ・ガエターノ
http://hakata.livedoor.biz/archives/2106865.html