モグモグの実さんが投稿したおかもと(東京/神谷町)の口コミ詳細

モグモグの実の一人食べ歩き放浪記

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この口コミは、モグモグの実さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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おかもと神谷町、六本木一丁目、虎ノ門ヒルズ/日本料理

21

  • 夜の点数:4.3

    • ¥40,000~¥49,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:4.4

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
21回目

2023/11 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

冬のおかもとさん

2023年11月の夜です.

この日は解禁されたばかりの松葉蟹目当てに神谷町にやってきました. よく考えればつい先日来たばかりで、鱧松の味が脳裏にこびりついています.

カウンター席に着くとメインディッシュの松葉蟹が厨房に鎮座していました. いきなりの登場で出番が楽しみです.

この日のカウンター両隣はインバウンド客でした. こちらもインバウンド客が増えているんだとか. 皆さん、静かに会話を楽しみながら器用に箸を使っているところを見ると慣れているんでしょうね.

さてさて初冬のおかもとさんの渾身のコースは以下の通りです. いつものように定番と季節の食材をバランスよく使い最後まで楽しませてもらいました.

◇香箱蟹
スタートは意表をついて香箱蟹. 慌てて日本酒を頼みました. 内子外子と身でいきなり日本酒が進みます.
◇鯖棒鮨
定番その一
◇鮪炙り
◇鮑
香ばしく炙って醤油をつけた鮪と炊いてから揚げた鮑. 特に鮑は柔らかい上に酸味が利いたソースと相性よく美味でした.
◇土瓶蒸し 
土瓶蒸しの中身は松茸と甘鯛. 季節柄松茸は海を渡ってきたもので香りは弱めですが、甘鯛と一緒にいい出汁が出てます.
◇唐墨蕎麦
定番そのニ. 大盛り頼むの忘れた.
◇松葉蟹
・刺身
・天ぷら
・焼き
・蟹味噌
この日は鳥取の境港で水揚げされた松葉蟹. プリっぷりの刺身と天ぷら、焼き蟹と一通り楽しみました. 刺身の甘みもいいですが、やっぱり焼き蟹の味が一番です. 焼いた蟹味噌でこれまた日本酒が進む.
◇八寸
秋刀魚や万願寺唐辛子、ブラウンマッシュルームの茶碗蒸しの他、干し明太子、蘇、茄子に大根おろしと言った定番も. いつもながら日本酒が進むものばかりでここに来てさらに日本酒のお代わり.
◇鱈白子スープ
鱈白子スープに九条ネギ. このコクとほのかな甘さのあるスープがたまらなく好きです. 毎シーズンの楽しみに出会えてよかった.
◇栗と舞茸ご飯
ホクホクの栗と薫りのある舞茸ご飯. 熱々のご飯はおかわり必須です.
◇ヨーグルトレーズンアイス 
 ラフランス赤ワイン漬け

さてさて次は来年になりそうです.
ごちそうさまでした.

  • 香箱蟹

  • 鯖棒鮨

  • 鮪炙り

  • 揚げ鮑

  • 土瓶蒸し

  • 中身は松茸と甘鯛

  • 唐墨蕎麦

  • 松葉蟹の刺身

  • 天ぷら

  • 焼き蟹

  • 焼いた蟹味噌 これで日本酒半合くらい

  • 八寸

  • 茄子に辛味大根おろし

  • 鱈白子スープ

  • 栗と舞茸ご飯

  • ラフランスの赤ワイン漬け ヨーグルトレーズンアイス

  • わらび餅春巻き

2023/12/03 更新

20回目

2023/10 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

松茸祭り

2023年10月の夜です.

今夜は神谷町で和食ということで神谷町駅徒歩0分のおかもとさんに来ました. 半年ぶりですね.

春は花山椒、夏は鰻に鱧、秋は鱧松、冬は蟹と季節毎にスペシャリテがありますが、この日は鱧松を楽しみに来ました. 鱧で大量の松茸を巻くというシンプルかつストレートな美味しさに魅了されましたが去年は食べ損ねたので気持ちは2年分.

店内は半個室に団体さんと、カウンター席は私以外にインバウンドと思われる2人組でした.

カウンター上にはすでに鱧と松がスタンバイ. ここからの流れがすごい楽しみ.

この日のコースは以下の通りです.

◇子持ち鮎に焼き茄子
揚げた鮎に焼き茄子で香ばしい匂いが鼻腔を刺激します. ソースは甘酢ベースでさっぱり.

◇鯖棒鮨
定番その一.

◇本鮪炙り
炙った本鮪の上から胡麻油をちょっと垂らしてます. 上にかけたのは細かく刻んだ酢漬け蓮根ですけどこれが胡麻油と相性良いです.

◇ブラウンマッシュルーム茶碗蒸し
蓋を開けた時の香りが胃を刺激します. 具の栗もホクホクですね. 最初は谷間の一品みたいに思いましたが谷間ではなかった.

◇お椀
・松茸と伊勢海老の潮汁仕立て
出汁に海老と松茸のエキスが滲み出て何とも言えないコクがあります. 海老の旨味と噛んでから鼻に抜ける松茸の香りも素晴らしい.

◇唐墨蕎麦
定番そのニ. 欠かせない一品. 唐墨を最後のひとかけらまで蕎麦で刮ぎとりたい.

◇鱧松
この日のメイン. コースが始まってまもなく細切りの松茸が鱧に巻かれていきます. 炭火の上にのるともう匂いが気になって気になって仕方がありません. シンプルな料理なのに松茸の味が口の中で暴れ回ります. シアワセでした.

◇八寸
(大間の秋刀魚幽庵焼き、万願寺唐辛子、ばちこ炙り、蘇、おおまさり、銀杏、こうたけ、鰻揚げ、長芋千切り)
メインの後の八寸で日本酒がさらに進みます.

◇炊き合わせ
・甘鯛しゃぶしゃぶ仕立て
甘鯛もエキスも滲み出た出汁が旨い. はらわたに染み込む旨味でした.

◇土鍋ご飯
・カマスと松茸ご飯
最後にも松茸がきて松茸三昧でした. 松茸の香りとカマスの味のハーモニーで思いっきりおかわり.

◇甘味
・レーズンヨーグルトアイスと柿の赤ワイン煮
・揚げわらび餅

やっぱり松茸の鱧巻きは破壊力抜群でした. 次は蟹の季節かな.

ごちそうさまでした.

2023/10/19 更新

19回目

2023/05 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

花山椒爆盛り

2023年5月の夜です.

この日はマイレビュアーさんをお誘いして神谷町で夕食です. 昨年春から一年待った花山椒鍋を楽しみにやってきました.

いつものように地下に降りてカウンター席に着きます. 一斉スタートではないので全カウンター席に客が座っているわけではないですが、全席に会席盆がセットされてます.

一年楽しみに待っていた花山椒鍋のコースが始まりました. この日の一通りは以下の通りです.

◇鰹のタタキと蕗の薹の佃煮ソース
鰹のタタキには筍を巻いてありますね. 下に引いたソースからは蕗の薹の香りがグッと来ます. 上には揚げたコシアブラで春ですね.

◇鯖棒鮨
定番その1

◇牛スジと百合根、おかきの飛龍頭
 白魚と茶豆の茶碗蒸しと白子ソース
飛龍頭はモチモチ感がすごいと思ったらおかきが餅に戻って食感を出してるんですね.

◇お椀
・赤貝
・白芋
・蕨
・潤菜
・ばちこ
赤貝は炙って香ばしく、白芋はシャクシャクした食感です. 上は刻んだばちこで旨味がプラスされてます.

◇唐墨蕎麦
定番その2. 炙った蕎麦の実も混ざって食感にアクセントがあります. 蕎麦で唐墨を余さず回収.

◇ホワイトアスパラガスの穴子巻き
ホワイトアスパラガスを巻いた穴子を炭火焼きに. 香ばしさとタレの味が食欲を刺激してたまらん一品でした.

◇八寸
・桜海老と玉蜀黍のかき揚げ
・唐墨天ぷら
・蘇
・こごみ
・枝豆
・長芋田楽
・稚鮎
・長茄子ともずく酢

◇花山椒鍋
・豚肉
・牛肉
1年間待ちに待った花山椒鍋. まずはさっぱりとした豚肉で花山椒の味を楽しんでからコクのある牛肉とのコラボを堪能. 口に入れた時の香りもいいけど量があるのでピリピリっとした感じがたまらないです. 花山椒だけ頬張って食べても楽しいし肉と食べても美味しい.

◇土鍋ご飯
・鯛の子
・蕗
この時期の土鍋ご飯はお代わりすると花山椒鍋の残りをかけてくれます. お代わりして花山椒の香りも楽しんで残りは包んでもらいました.

◇甘味
・濁酒アイス
・オレンジピールの揚げ春巻き

お酒
・プレミアムモルツ小瓶
・醸し人九平次 純米吟醸 愛知
・梵ゴールド 純米吟醸 福井
・鄙願 純米大吟醸 新潟

1年ぶりの花山椒鍋でしたが待った甲斐がありました. 見た目も味もインパクト大で大満足. 中途半端な量よりも花山椒だけ掬って食べられるくらい量が出るのは貴重. 食べ終わった瞬間に次の春が待ち遠しくなる中毒性があります.

次は鱧と鰻の季節に来ます.

ごちそうさまでした.

2023/05/13 更新

18回目

2023/02 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

河豚白子スープ

2023年2月の夜です.

この日は神谷町で蟹を楽しもうという夕食. 11月に続いておかもとさんに来ました.

おかもとさんといえば春の花山椒、夏の鰻、秋の鱧松茸巻きが有名ですが、年明けくらいからの河豚白子スープも美味しい.

というわけでシーズン最後の蟹と河豚白子スープを堪能するために行ってきました.

この日の一通りは以下の通り.

◇先付
鹿児島の新筍に揚げたクエと淀大根を合わせてクワイの餡でまとめてます. 主役の新筍の味とクエからでる旨味が相性良いですね. クワイの餡も面白い.

◇棒鯖寿司
定番その1. 変わらぬ旨さです.

◇前菜
茶碗蒸しの具はフカヒレに蟹. 蟹の旨みとフカヒレの食感のコンビネーションですね. さらに蕗と茄子が入っていて苦味がアクセント.

◇お椀
椀種の主役は白甘鯛のおかき揚げ. パリパリした皮に加えて身の旨味が強いですね. 海老芋も脇役にするには惜しいホクホク感. 白味噌仕立てというのが寒い季節にありがたいお椀です.

◇唐墨蕎麦
定番その2. これを食べに通っていると言ってもいいくらい.

◇蟹
・刺身
・焼き蟹
・天ぷら
今夜は隠岐の松葉蟹. 3つの調理法はどれも良かったですけど意外にも天ぷらが一番美味しい. 付け合わせの唐墨とタラの芽の天ぷらも酒が進む味.

◇八寸
・蟹味噌甲羅焼き、柚子ゆべし、蘇、茄子の酢の物、鰆西京焼き、モロコ、うるいの白和え
見た目地味ですけどどれもしっかりした味で酒のアテに最適. 特に蟹味噌甲羅焼きなんてこれだけで日本酒1合いける.

◇白子スープ
河豚白子の熱々スープで九条ネギや野菜を煮込んだもの. このスープがコクがあって旨いんだ. これが野菜に染み込んでいます. この季節の名物.

◇土鍋ご飯
具材は氷魚と壬生菜、筍、あとなんだったかな. 筍が香るご飯でした. 2回お代わりしましたが全部は食べきれず、翌日の朝食へ.

◇甘味
・キャラメルアイス
・りんご赤ワイン煮
・紫芋の揚げ春巻き

やっぱり定番もいいですが河豚白子スープも期待通りの美味しさでした. 次は花山椒ですね.

ごちそうさまでした.

2023/03/10 更新

17回目

2022/11 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

初冬のおかもとさん

2022年11月の夜です.

この日は久しぶりに神谷町で和食を楽しむ予定. 蟹の季節になりましたから香箱蟹でお酒を飲んで蟹の身にかぶりつくのもいいし、定番の料理もいいなと心待ちでした.

ビルの地下にあるお店に入ると私が一番乗り. ここは一才スタートではないので時間差でお客が入って来て最終的にはカウンター席が満席になりました.

この日の一通りは以下の通り.

◇琵琶湖モロコ
揚げた琵琶湖のモロコに網焼きの茄子を合わせて胡麻酢をかけたもの. 網焼き茄子の香ばしい香りが鼻をつきます. モロコに胡麻酢の酸味も美味しい.

◇鯖棒鮨
これは言うまでもなくこちらの定番.

◇香箱蟹 間人
◇白子茶碗蒸し フカヒレソース
脚の身に内子外子と日本酒スタートの号砲みたい. これと白子茶碗蒸しがセットです. 内子のねっとりした感じと外子のプチプチ感がたまらん.

◇お椀
椀種は揚げた白甘鯛と新筍. 香ばしい白甘鯛のほっくりした感じがいいし、紅大根仕立てにしてちょっととろっとした感じが寒い日に体を温めますね.

◇唐墨蕎麦
これはこちらの定番その2.

◇松葉蟹 柴山
この日のメインの松葉蟹は兵庫県柴山産. 脚に爪に甲羅の身を焼蟹で、さらにもう一本の脚を天ぷらで味わいます. プチっとした身の繊維の感じとジュワッと出てくる甘さは一年ぶり. さらに蟹味噌と酒と蓮根を甲羅で焼いた甲羅焼きで日本酒がまた進む進む.

◇八寸
定番の干しホタルイカ、蘇、白和えから秋刀魚、栗チップス、丹波黒豆とこれも酒の肴にもってこい.

◇淀大根とお揚げの炊き合わせ
大根をホクホクに炊いて白子のスープと合わせてます. 体の芯から温まりますね. 白子スープのコクがうんまい.

◇土鍋ご飯
土鍋ご飯には松葉蟹、銀杏、栗、舞茸と秋、冬の味覚てんこ盛り. 美味くないはずがない. おかわりして食べきれなかった分は持ち帰りました.

◇甘味

久しぶりですけど蟹に定番の唐墨蕎麦におかもとさんの料理を堪能しました. また来ます.

ごちそうさまでした.


  • 甲羅焼き

  • 琵琶湖モロコと網焼き茄子

  • 棒鯖寿司

  • 香箱蟹

  • 白子茶碗蒸し

  • 白甘鯛の紅大根仕立て

  • 唐墨蕎麦

  • 八寸

  • 炊き合わせ

  • 土鍋ご飯

2022/12/06 更新

16回目

2022/04 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

花山椒に溺れた

2022年4月の夜です.

この日は神谷町で年に一度のお楽しみ. 花山椒を味わうたへおかもとさんに来ました.

この時期の花山椒鍋は有名みたいで、予約が遅れたため何とか月末の一席に滑り込みました.

入ると店内は満席ということでやっぱりこの季節大人気ですね.

この日の一通りは以下の通りです.

◇揚げた琵琶湖の稚鮎を牛蒡、タラの芽、菜の花と合わせて四万十川の青海苔ソースでいただきます. 稚鮎と山菜の苦味に青海苔ソースがよく合います.

◇鯖寿司
定番その一. 旬に獲って瞬間冷凍しておくという鯖はいつ来ても美味しい.

◇茶碗蒸し
白子ソースに白魚、蕗の薹、浜防風の茶碗蒸し. 白子ソースが滑らかで濃厚、そして蕗の薹の苦味がしっかりアクセントでこれは美味しいですよ.

◇お椀
椀種は甘鯛と筍. しっとり焼き上げた甘鯛は身が旨い. 吸い地は強めですけど上にのったバチコを片手に持って食べると吸い地がぴったりハマる感じ.

◇蕎麦
ここは定番そのニで唐墨蕎麦が出てくるのですが、この日は何と新作の雲丹蕎麦も出てきました. 唐墨蕎麦も美味しいのですが、雲丹蕎麦の雲丹が粒が立って濃厚な磯の甘さがあってうんまい. 蕎麦と合わせるとさらに美味しい.

◇桜鱒と筍 
味噌漬けにした桜鱒を炭火で焼いてます. 味噌の塩梅がちょうどよくふっくらした火入れはさすが. 白髪葱に柚子ライムを絞ってちょっと冒険かと思いましたがうまくまとまってます. 筍は京都産で素揚げして炭火焼きえぐみもなく筍の甘さクッキリ.

◇八寸
(蟹クリームコロッケ、蘇、ゴリ生姜煮、こごみ、ホワイトアスパラガスetc)
ここで八寸. 思わず日本酒を半合追加します. 盛り付けの派手さはないですが日本酒が進む味付け.

◇花山椒鍋
普通は牛肉と花山椒の組み合わせが多いと思いますがこちらは牛肉の前に豚肉と合わせます. あっさりめの豚肉と食べることで花山椒の味を感じるためとか. この日の花山椒は和歌山県産で鴨の出汁鍋となりました. 豚肉はやまゆりポークで確かにあっさりしてますが花山椒がビンビン来ます. 次いで牛肉. やっぱり牛肉のコクと脂は花山椒との相性いいですね.

◇土鍋ご飯
この日は土鍋ご飯も2種. まずは筍と蕗のご飯. 筍の風味が強く美味しいですね. これは外さない組み合わせ. そしてもう一つは菜の花に児島の海鰻の地焼きをのせたご飯. 泥臭さが皆無の海鰻は菜の花にぴったりです. そしてそれぞれのご飯にさっきの花山椒鍋を汁ごとかけて味変して楽しみます. 旨い出汁と花山椒の痺れる風味で食べるご飯は絶品.

◇甘味
一品目は白酒のアイスとパインの赤ワイン漬け. 痺れた舌をさっぱり回復.
二品目は蓮根餅のぜんざい風.

たっぷりと花山椒を使う鍋は絶品. 春になったら欠かさず食べたい料理です. 早くも来年が楽しみ.

新作の蕎麦も美味しかったんですけどこれは定番になるのかな?

次は鱧のシーズンにまた来ようと思います.

ごちそうさまでした.

  • 八寸から 百合根と蛤

  • ゴリ生姜煮と蘇、こごみにホワイトアスパラガス

  • 蟹クリームコロッケ

2022/05/13 更新

15回目

2021/09 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

秋満開

2021年9月の夜です.

今夜は神谷町で夕食. 前回が花山椒の季節でしたからだいぶ間隔が空いてしまいました.

コロナで客数を絞っていることもありスケジュールがどうしても合いませんでしたが何とかこの季節に予約ができました.

さて予約時間に入店するとカウンターのもう1グループはもう〆のご飯に取り掛かるところ. ちょっと離れたカウンター席に案内されました.

炭火の上には個室のグループのメインの松茸鱧焼きがのっていていい香りが漂ってきます.

この日の一通りは以下の通りです.

◇琵琶湖の子持ち鮎
素揚げして酢に潜らせてあります. 付け合わせは茗荷と白瓜、茄子. おかもとさんは酸味が効いた皿を出すけど今回はこれ. 鮎の香りと酸味のバランスが取れてて美味しかった.

◇鯖棒鮨
定番その一. 旬にまとめて取って冷凍しているとか. そろそろ鯖も旬に差し掛かると思うけどこれは前のシーズンのかな. そんなこと関係なく美味しい.

◇冷製茶碗蒸し
具は車海老に雲丹と蓮根. 出汁は伊勢海老だとか. 口に入れると海老の味が濃厚. 蓮根のシャクっとした食感がアクセント.

◇お椀
椀種は岩手の松茸と鮑. 蓋を開けると松茸の薫りが立ち登る. 組み合わせは定番だけど幸せな気分になるお椀でした.

◇唐墨蕎麦
定番そのニ. 唐墨のフレークを余さないように蕎麦で回収して食べ尽くします.

◇松茸鱧巻き焼き
この季節のメインです. 炭火の上でじっくり焼かれて登場. 鱧の中にギュッと詰まった松茸の弾力を楽しめます. 脂がのって味も濃くなった鱧と松茸のコラボレーション!

◇八寸
(いくらと水菜のお浸し、干しホタルイカ、蟹クリームコロッケ、蘇、落花生、明太子炙り、長芋の千切り)
ここで八寸. お気に入りは蘇と明太子炙り. お酒でもご飯でもイケる構成.

◇松茸と牛肉のすき焼き
すき焼きは最後の土鍋ご飯と一緒に. グツグツと煮込んで卵で閉じた牛肉と松茸は鱧との組み合わせとはまた違ったコクです. ご飯がススム.

◇新銀杏と栗の土鍋ご飯
栗と銀杏のホクホクした感じがいいですね. 特に栗は季節を感じます. 秋満開.

◇梨の赤ワイン漬けとアイス
◇水羊羹
生姜を練り込んであります. 最近甘味に生姜の組み合わせは他でも見たけど確かにさっぱりスッキリして合いますね.

鱧、松茸、栗と秋を堪能した2時間でした. 間隔が空きましたが次はそんなに空かないようにしよう.

ごちそうさまでした.

2021/10/13 更新

14回目

2021/04 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.8
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

花山椒の夜

2021年4月の夜です.

この季節のお楽しみである花山椒を味わうために神谷町にやってきました. この春もいくつかのお店で肉料理に合わせた花山椒をいただきましたが花山椒鍋はまだです。私の中で花山椒といえばおかもとさんなので楽しみにしていました。

この日の一通りは以下の通り.

◇天然帆立と蓮根 河豚白子のソース 浜防風と炙りばちこ
帆立で蓮根を挟んだ一品. シャキっとした蓮根の歯応えはいいです. おかもとさんの河豚白子ソースはコクがあって美味しい.

◇鯖棒鮨
定番その1. 鯖の酸味がちょうどよいです.

◇琵琶湖の稚鮎とタラの芽 アオサノリのソース
カリッと揚げた稚鮎の内臓の苦味はいつ食べてもいい. 成熟した鮎とはまた違う美味しさです.

◇唐墨蕎麦
定番その2. たっぷり振りかけた唐墨の味が効いています. ツルツルと蕎麦の喉越しもいいのですが食べ急ぐともったいない感じ.

◇鯛潮仕立て 筍
お椀の椀種は鯛に筍. 季節の定番ですが筍の香りが出汁に滲み出ています.

◇お造り
(金目鯛と芽葱、湯引きした伊勢海老と出汁)
金目鯛は芽葱を巻いて. 伊勢海老は頭で出汁を取ったジュレがかかっていますがやっぱり海老の殻から取った出汁は美味い.

◇京都の筍 児島湾の天然鰻 蕗の薹佃煮
焼き物は鰻と筍. 筍はシャッキリして香りがいいですね. エグミもなくて美味しいです. 肉厚の天然鰻は外のパリっとした感触の後の脂と旨味があります. 鰻は鰻重にするなら関東風のほうがいいのですが、一,二切れ食べるなら蒸さないほうが好きです.

◇八寸
(長芋となまこと辛味大根、琵琶湖のゴリの生姜煮、蘇、干し明太子 山菜 蛍烏賊)
八寸は定番揃い. 蘇はここで初めて食べけれど好きになってしまった.

◇花山椒鍋 豚肉 牛肉
本日のメインの花山椒鍋. 器に山盛りの花山椒からはいい香りがします. この花山椒を惜しげもなく出汁の中に入れて豚肉、牛肉にサッと火を通す. 舌がピリピリする花山椒の刺激と肉の脂のコンビがこの鍋の楽しみ. やっぱり美味しかった.

◇土鍋ご飯2種(桜鱒と蕗、山菜)
この日の土鍋ご飯は2種類.
桜鱒のご飯と山菜ご飯. 桜鱒はふっくらした身が美味しいし山菜はシャキシャキ感が残っている上に色々入っています. 何よりいいのがさっきの花山椒鍋の出汁の残りを花山椒ごとかけてもらえること. ここでも花山椒を味わいました.

◇アイスクリーム

毎年3月から5月まで産地を変えて花山椒を入れているそうでこの日は京都産. ちょっと黄色くなりかけたのが香りがいいそう.

たっぷり堪能してまた来年のお楽しみだなと思ってお店を後にしました.

ごちそうさまでした.

2021/05/10 更新

13回目

2020/12 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

定番と創作の組み合わせ

2020年12月の夜です.

今年の和食食べ納めで神谷町に来ました.

この時期のおかもとさんなら当然蟹ですが今シーズン蟹は不漁とも聞いています. 今回は蟹食べられるかな、など考えながらお店に入りました.

既に先客が居られて料理を召し上がられています. チラリとカウンター内を見ると解体された蟹がちゃんといました. 今夜は蟹にありつけそうだとひと安心.

今宵楽しんだコースは以下の通りでした.

◇河豚白子とフカヒレ茶碗蒸し 
白子のトロリ感とフカヒレのプチプチした食感がいい. 中の具は他に銀杏とブラウンマッシュルーム.

◇鯖寿司
こちらは定番. いつ食べても美味しい.

◇香箱蟹
きれいに盛り付けされた内子外子に脚の身. ちょっと酢橘を絞ってお酒を飲みながらつつくと幸せ.

◇唐墨蕎麦
これも定番. 唐墨を蕎麦で残さず回収. 絶妙な味ですね.いつも楽しみです.

◇お椀 金目鯛とばちこ キクラゲ
軽く炙った金目鯛の脂が出汁に溶け出してコクが出てます. ばちこはちょっとずつかじって楽しみますね.

◇蟹味噌 蓮根和え
日本酒のお供に出てきました. みじん切りにした蓮根がシャキシャキして美味しい.

◇松葉蟹(隠岐産)
蟹は3種の食べ方で. 生をわさびオイルで、2品目は天ぷら、3品目は焼きです. 松葉蟹の天ぷらは初めて食べましたが、口の中でシュッと溶けてなくなるような柔らかさで絶品でした. 炭火でじっくり焼かれた脚もまた旨い.

◇八寸
(茄子と辛味大根 琵琶湖稚鮎山椒煮 帆立揚げ 菊の花とスナップエンドウの白和 炊いた海老芋 干し蛍烏賊 炙り明太子 柚子ゆべし)
ほぼいつものラインナップですが酒の肴にうってつけの炙り明太子と爽やかな柚子ゆべしはいつも楽しみにしている品の一つ.

◇雲子と蕪 九条ネギのスープ
グツグツとたぎった雲子と蕪のスープ. 河豚白子とはまた違った雲子のコクが出てうんまいです. 蕪とネギのシャキシャキ感もいいですね.

◇梭子魚と銀杏、天然舞茸のご飯
この日のご飯は梭子魚と銀杏の炊き込みご飯. 焼き梭子魚と舞茸の香りが香ばしい.

◇ヨーグルトアイス 赤ワイン漬けラフランス 小豆
◇わらび餅

今年も赤本で2つ星を維持されましたね. 来年もお世話になります.

ごちそうさまでした.

2020/12/31 更新

12回目

2020/10 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.8
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

季節の味三昧

2020年10月の夜です.

小雨が降り寒い中、神谷町のおかもとさんに定期訪問の夜です.
今回初めて夏に訪問できませんでしたが、実はこの松茸の季節に訪問するのは初めてです.

和久傳、麻布幸村と名店の料理長を務めたご主人の秋のメニューが楽しみな夜でした.

お店は1日3組までと決めているようでこの日は私も入れて3組. でも日によっては空きも出るみたいでお客の入りは完全には戻っていないとか.

さてこの日いただいたコースは以下の通りです.

◇生姜葛豆腐 スッポン出汁と身
葛豆腐をスッポンの出汁餡でいただきます. 葛豆腐に混ぜ込んだ生姜で体が温まって舌もウォームアップ完了.

◇鯖鮨
これは季節問わず定番. 安定の味.

◇鰹のタタキ 百合根と小海老のかき揚げ 鱧焼き霜
鰹は酢漬け蓮根を挟んで茗荷をのせて. ソースは卵黄を使用しコクがあります. ほのかな酸味はマスタードかな. ポン酢を使わず爽やかになっています. かき揚げはさっくりカラッとしてうんまい.
焼き霜にした鱧は酢橘をかけていただきます.

◇お椀 甘鯛の焼きしゃぶ風と松茸
椀種は甘鯛を焼きしゃぶ風にしてあります. 中央部分はレアな感じを残してマスカット. 甘鯛に加えて岩手産松茸の薫りが素晴らしい.

◇唐墨蕎麦
これも定番. 唐墨を残さないよう蕎麦で丹念に掬っちゃいます.

◇松茸鱧焼き
この季節のおかもとさんの定番料理ですが今まで食べたことありませんでした. 念願です. 炭火でじっくり焼いた鱧巻き松茸はシャキッとした松茸の歯応えと鱧の組み合わせに文句は出ません.

◇八寸
 海素麺と長芋, 鮑炙り, 丹羽猪ソーセージ, 蛍烏賊, 干し明太子炙り, ゆべし, 鮎肝の炊いたもの, スナップエンドウと舞茸白和, 落花生塩茹で

いつもの八寸です. 今回は蘇がなかったですが、干し明太子とゆべしはいつもお酒が進みます.

◇牛肉と松茸のすき焼き
この日のメインと言っていいでしょう. たっぷりの松茸と牛肉、それにズッキーニ. アツアツの松茸と牛肉の脂のコクの組み合わせに舌が蕩けそう. 湯気とともに上がる薫りもたまりません.

◇栗と銀杏の土鍋ご飯
ホクホクの栗と銀杏たっぷり.

◇柿の白ワイン漬けとラムレーズンアイス グレープフルーツの皮のワイン漬け

◇蓮根餅

いつものように定番と季節の料理の組み合わせのコースを堪能しました. 特に松茸の鱧巻きはこの季節に来た甲斐がありました.

次は蟹の季節にお世話になります.

ごちそうさまでした.

  • 生姜葛豆腐. 鼈の出汁餡で.

  • 八寸

  • 松茸のすき焼き. これは松茸の薫りと味に圧倒されます.

2020/10/27 更新

11回目

2020/04 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

安定感

2020年4月の夜です.

神谷町に来ました.

今年も花山椒の季節です. 世間がこんな感じなので予約をどうするか迷いましたが訪問. カウンター席は席間が空いていてとりあえず一安心です.

この日いただいたコース一通りは以下です.

◇茶碗蒸しに白子ソース
茶碗蒸しには河豚、鱶鰭、蓮根. それぞれ違った食感がプラスされて面白い. 仕上げの白子ソースが茶碗蒸しの持つ甘みと合って美味しい.

◇鯖鮨 
定番の鯖鮨. この日は趣向を変えて軽く揚げたとか. 確かに香ばしい風味がプラスされて面白いですね.

◇こごみ 浜防風をさっぱり酸味が効いたソースで頂きました. 上に載ったくちこは最後に手で歯応えを楽しみながら食べます.

◇お椀 
椀種は蟹真薯で中には蟹味噌. 珍しいですが蟹の身の甘みを感じていると蟹味噌のコクが突然出てきて嬉しい不意打ち. 美味しかったです. 蟹味噌のコクに合わせて出汁はあっさりめ.

◇唐墨蕎麦
これも定番. フレーク状の唐墨をそばで甘さず掬って食べないともったいない.

◇竹の子 桜鱒 鮎稚魚
季節の食材を焼きで. 桜鱒は最近食べる機会が増えたような気がします. 甘さに加えて濃厚な旨味が特徴. 添えられた味噌もいいですね.

◇八寸(蕗の薹のかき揚げ 宮古ゼンマイ 豚角煮と豆腐ソース 蘇 蛍烏賊 明太子 etc)
定番の蘇や明太子、干し蛍烏賊. 蘇はここに来たらお酒のアテに食べていかないと物足りなくなるくらい. 宮古ゼンマイは初めて食べました.

◇花山椒鍋
豚肉・牛肉を順に鍋でいただきます. 花山椒が出てきた直後からいい香りがカウンターに漂います. ちちょっとあっさり目の豚肉とコクがある牛肉と違いも楽しめますが、なんといっても花山椒のピリピリとした味のアクセントがたまりません.

◇土鍋ご飯 芹と竹の子
一膳目はご飯で芹と竹の子の香りと爽やかな味を楽しんで、二膳目で前の鍋の花山椒を出汁ごとかけていただきました. ここでも花山椒の香りが華やか.

◇キャラメルアイス オレンジピール春巻き
最後はいつもの通りアイスで〆.

迷ったもののきて正解だったという満足感でした.
当然のことですがキャンセルも多く花山椒の入荷も例年の半分以下にしているとのことですのでお店もやはり大変のようです.

流行が収束してきたらまた伺います.

ごちそうさまでした.

2020/05/22 更新

10回目

2020/02 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

初春の味

2020年2月の夜です.

神谷町に定期訪問しにきました. 日比谷線の神谷町駅脇のビルの階段を地下へと降りました.

毎年12月に蟹を楽しんだ後は4月の花山椒の季節まで間隔が開くことが多いのですが、今年はそれまで我慢出来ず2月に予約を取りました.

蟹は蟹でも焼き蟹とは違った料理を準備してくれているということで楽しみです.

この日のお料理は以下の通りです.

◇揚げ鮑と焼きばちこ ゴマ酢
揚げた鮑の上にこごみやたらの芽といった春の味覚をのせて爽やかな胡麻酢でいただきます. 焼きばちこは手で掴んでがぶり.

◇鯖棒寿司
◇唐墨蕎麦
この2つを食べないとおかもとさんに来たとは言えない定番です.

◇香箱蟹 春菊
ほぐした香箱蟹の身にほろ苦い春菊がいいアクセント.

◇お椀 甘鯛 新筍 菜の花 山椒
プリッと焼き上げた甘鯛の締まった身は上品な甘さ. 合わせた筍、菜の花と早春の味わいですがやはり甘鯛の美味しさがダントツ.

◇ぶり大根 白子焼き 
タレを塗って焼いた鰤と大根で鰤大根. よくお目にかかる炊いた鰤大根とは異なりますが照り焼きになった鰤と大根の組み合わせは面白い. 柚子の風味を効かせた葱も付け合わせとしていい味出しています. もちろん白子焼きもたまりません.

◇八寸(カブの薄切りと辛味大根 水菜と榎 芽キャベツとホタテのおかき揚げ 蘇 干し明太子 柚子ユベシ もろこ山椒煮 丹波猪ソーセージ)
八寸はいつものことながらお酒が進む組み合わせ. 定番の蘇、干し明太子の他に芽キャベツのおかき揚げ、モロコ山椒煮と程よい味付け

◇松葉蟹の白味噌具足煮
この日の蟹は焼き蟹ではなく具足煮. 白味噌が蟹の身に染み込んでいい感じに旨味増幅. 新鮮な味ですね. 合わせた蕗の薹の苦味もいいアクセント.

◇土鍋ご飯 筍 氷魚 うるい せり
この日の土鍋は筍と氷魚、山菜と春の味覚三昧.
やっぱり春の筍や山菜は美味しい.

◇甘味
◇揚げわらび餅

いつ来ても季節の味が楽しめますが定番だけでなく新作も楽しいお店です.

ごちそうさまでした.

2020/03/18 更新

9回目

2019/12 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

季節毎の楽しみ

2019年12月の夜です.

今夜は冬の味覚を楽しむために神谷町のおかもとさんへやってきました.

先日発表のミシュランでも昨年同様の2つ星を獲得しています.

毎年季節ごとに来ようと思っているのですが今年は秋に来ることができずおよそ半年振りで蟹の季節となりました. 季節の素材と通年の定番がバランスよく出てきますのでいつ行っても楽しませてもらえます.

この日のコースは以下の通りです.

◇むかごと蓮根の胡麻餡かけ ばちこ添え
◇香箱蟹 間人産
◇鯖棒寿司
◇お椀 鼈の飛頭龍 葛豆腐
◇唐墨蕎麦
◇松葉蟹 隠岐産 脚2本+胴
◇蟹味噌 クワイチップス
◇八寸 
(鰆 モロコ山椒煮 蘇 干し明太子 鮎白子 白金豚ソーセージ 榎と水菜のお浸し 蛍烏賊 茄子に辛味大根おろし)
◇淀大根と厚揚げの炊き合わせ 白味噌仕立て
◇壬生菜とジャコの土鍋ご飯
◇柿のワイン漬け ラムレーズンアイス
◇揚げわらび餅

蟹や唐墨蕎麦以外にも蟹味噌とくわいチップス、八寸にもお酒が進むメニューが随所に組み込まれているので食事もお酒も進みます.

蟹がメインなのは1月までとのこと. それ以降4月までは別テーマのコースということでしたので花山椒の季節の前にも味わいに来ようかなと思います.

ごちそうさまでした

  • 香箱蟹

  • むかごと蓮根の胡麻和え

  • お椀

  • 唐墨蕎麦 唐墨の最後のひとかけらまで舐め尽くしたい

  • 脚1本目

  • 2本目

  • 胴体も

  • この蟹味噌とくわいチップス最高

  • 八寸

  • 炊き合わせ

  • ご飯

  • アイス

  • こちらもシメの甘味

2020/01/05 更新

8回目

2019/07 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

季節毎の楽しみ

2019年7月の夜です。

この日は定期訪問で神谷町に来ました。
前回は花山椒の季節でしたが今回は鱧です。どんな鱧を味あわせてくれるのか楽しみにしてきました。

この日もカウンターから一望できる厨房を眺めながらの楽しい2時間半でした。

◇蒸した雲丹 伊勢海老の出汁 キャビア
殻ごと炊いた伊勢海老から滲み出る出汁のジュレ、雲丹やキャビアとの三重奏が素晴らしい

◇鯖寿司
このお店の定番その1ですね。鯖は一番良い季節に採ってその後は冷凍しておくとのことですが脂の乗りが良く美味しい鯖寿司です。

◇玉蜀黍かき揚げ このこの天麩羅
玉蜀黍を揚げると増幅された甘さが口の中に広がって美味しいですね。

◇鮑のお椀 芋茎 酢橘の香り
蓋を開けると出汁の良い香りに混ざって香ばしく炙った鮑の香りと酢橘の香りが鼻を刺激します。
香りに負けずもちろん鮑も美味しく贅沢なお椀でした。

◇唐墨蕎麦
このお店の定番その2。唐墨のシャリっとした食感と絶妙な塩梅の塩加減で、蕎麦を食べ終わってもお皿の唐墨を箸でこそぎ取りたくなります。

◇琵琶湖鮎 鱧白焼き
揚げた鮎は酸味が効いたソースで。頭からカリッとかじりつくとほっくりした身が美味しい。白焼きにした鱧は淡白ながらも旨味があってよかった。

◇八寸 心太 蘇 蛍烏賊 干し明太子 ゴリ生姜煮 水茄子 瓜白和え 枝豆
いつもながら後半に来てお酒が進んでしまう八寸。定番の蘇や干し明太子の他に夏らしく心太や水茄子といった顔ぶれ。

◇鱧の落とし 蓮根
今夜のメインは鱧の落とし。さっとお湯にくぐらせてありますが白焼きとは違った美味しさです。ふっくらした身はこの日一番のご馳走。添えられた蓮根もシャッキリしていてよかったです。

◇鰻ご飯
この日の土鍋ご飯は鰻ご飯。鱧に続いて鰻とは贅沢な顔ぶれです。ご飯に酢を混ぜて酢飯にして鰻を乗せたら最後に花山椒を佃煮にしたものを載せていただきます。鰻の味も素晴らしいですが花山椒がいつもの粉山椒と一味違った味わいを加えてますね。

◇キャラメルアイス ラムレーズン
◇わらび餅 春巻

いつもながら美味しい料理の数々でした。やはりベースになっているのは和久傳なんでしょうか。

季節ごとに来るのが本当楽しみです。また来ます。

ごちそうさまでした。

2019/08/27 更新

7回目

2019/04 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

素材の持ち味の引き出しが巧み

2019年4月の夜です。

今夜は東京タワーの足元、神谷町に途中下車です。
今年も花山椒の季節がやってきたということでいつものおかもとさんに4月末に滑り込みました。

こちらでは花山椒を鍋として食べさせてくれるのですが、その花山椒の量が多いことで有名ですね。シーズンに2回、3回と食べに来る猛者もいるとか。
毎年この時期は花山椒目当てで訪問しているのですが、いつもその香りと味に圧倒されます。

この日地下1階のカウンターのお店はいっぱいでした。

いただいたコースは以下の通り

◇先付(焼いた海老真薯にクレソンソース)
先付は海老真薯を焼いたもの。お椀に入る真薯はお馴染みですが焼いたものは初めてですが海老の香ばしさが増幅されて美味しい。クレソンソースの苦味もがすっきりしていて焼いた海老によく合います。

◇鯖寿司
鯖寿しはここの定番。旬に獲って1年分を瞬間冷凍しておくという鯖です。おかげで旬を過ぎた今も脂の乗りを感じられます。

◇ウドとフカヒレの茶碗蒸し
旬のウドを茶碗蒸しで。滋味なウドと出汁を十分に吸ったフカヒレが卵の中で混ざり合っていますが食感も違う2つの食材がいい味を出しています。

◇お椀(甘鯛 よもぎ麩 ばちこ)
ここのお椀の出汁は味の輪郭がくっきりしていて私好みです。甘鯛の味の良さも当然ですが出汁に浸したばちこも美味しかったです。

◇唐墨蕎麦
季節を問わないこのお店の定番その2。茹で上げて水で締めた細切り蕎麦に粗く砕いた唐墨を振っていただきます。まあ文句のつけようがない美味しさ。皿に残った唐墨も箸で残らずすくっちゃ今す。

◇琵琶湖の稚鮎の揚げ物に酢の餡掛け 筍と鮑のクリームソース 
パリっとした稚鮎。内臓の苦味と酸味がかなりマッチ。筍と鮑は上にかかった雲丹ソースが絶品。グラタンですね。

◇八寸(モロコ山椒煮 桜鱒味噌漬け 猪ソーセージ 鹿肉生姜醤油漬け? 蛍烏賊 干し明太子 クリームコロッケ 宮古ゼンマイの豆腐ソース 蘇)
ここは八寸が後半に出てくるのが特徴。いつもお酒が進むものばかりですがこの日はさらに磨きがかかっていました。山椒煮や味噌漬けは日本酒をチビチビやりながらのアテに最高です。何気に鹿、猪とジビエも美味しかった。

◇花山椒鍋(豚肉 牛肉)
今日の主役です。山盛りの花山椒の匂いを嗅がせてもらいましたが食欲中枢を刺激する香りです。鍋に張った出汁で肉と一緒にサッと火を通していただきました。
まずはさっぱりした豚肉と一緒に、次いでコクがある牛肉と一緒に。肉の脂と花山椒のぴりっとした刺激的な味のコンビがたまりませんでした。花山椒の量も多く魅力を堪能しました。

◇土鍋ご飯(筍 蕗 穴子)
土鍋ご飯にも2膳目に先程の鍋に残った花山椒をかけていただきます。雑炊風でこれも美味しい。ご飯の味も花山椒の味に負けてない。

◇レーズンとヨーグルトアイス ミント
◇蕎麦クッキー

季節毎に伺っていますが毎年この季節が1番楽しい。でも花山椒以外の定番や、それ以外の料理もいつも楽しませてもらっています。季節の素材の魅力をおかもとさん風に引き出しているのが魅力です。

ごちそうさまでした。

2019/05/10 更新

6回目

2018/12 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク-

季節の素材と定番の絶妙な組み合わせ

2018年12月の夜です。

季節毎の神谷町通い。今回は冬の味覚を味わうために日比谷線神谷町駅に降り立ちました。

今年もミシュラン2つ星を維持した名店です。

今年は秋を逃してしまったのでそれを取り返すべく蟹を味わいに来ました。

いつもはご主人含めて3人いたはずですが、最近若い方が辞められてかなり忙しくなったとおっしゃっていました。

そんな中、調理場がよく見えるカウンター席でいただいかこの日のコースは以下のとおりです。

◇フカヒレの餡かけ 蓮芋と堀川牛蒡とともに
フカヒレだけではなく、堀川牛蒡、蓮芋と柔らかくしっかり餡の味が染み込む野菜が使われて美味しい。

◇ムカゴの胡麻餡かけと炙ったバチコ
クセがない零余子は胡麻みたいにはっきりした味の餡がよく合います。
炙ったバチコをむふふと笑いながらかじってお酒を楽しみました。

◇鯖棒寿し
季節を問わないおかもとさんの定番。これが大好きです。

◇香箱蟹
年末までの期間限定お楽しみ。キレイに盛られた身・内子・外子をつまみながらの日本酒も楽しいですね。

◇お椀 揚げた鰆(衣はあられ)の白味噌仕立て 人参 葛
旬の鰆を揚げるというのも珍しいと思いましたが、衣のあられのカリッとした歯ごたえと脂がのった鰆がプリッと柔らかくてなんとも言えない美味しさ。やっぱりこの時期の鰆は文句なく美味しい。
さらに白味噌仕立てが冬を感じさせるお椀でした。

◇唐墨蕎麦
これもおかもとさんの定番。細切り喉ごしの良い蕎麦に砕いた唐墨をふんだんにかけてあります。
いつ食べても絶品です。

◇たらば蟹 津居山
この日のメインディッシュの登場。この日は津居山港に揚がった蟹でした。
脚・爪・胴体と順番に炭火で焼いてもらって味わいました。
プリッとした弾力と噛みしめた時にじわっと広がる甘さが素晴らしかったです。
やっぱり欠かせない冬の味覚ですね。

◇蟹味噌甲羅焼き クワイのチップス
蟹味噌は甲羅焼きにしてクワイのチップスにのせていただきました。
これがまた絶品。甲羅焼きだけでも濃厚な味わいで美味しいのにクワイのチップスと一緒に味わうとさらに美味しい。
フレンチでパテをバゲットと一緒に味わうイメージ。

◇八寸 (茄子と辛味大根 天然舞茸と帆立の揚げ物 このわた 炊いて揚げた海老芋 白金豚ソーセージ 炙り明太子 干しホタルイカ 蘇 白和え)
この八寸もほぼ定番ですがお酒がどんどん進むものばかり。

◇鍋物 かぶらの桂むきと九条ネギ タラ白子
熱々の鍋は鱈の白子を溶いてそこに蕪と九条ネギ。蕪は桂むきにしてあって麺みたいにツルツルといけちゃいます。
それに溶けた白子が絡んで絶妙な塩梅。こう言う食べ方は初めて。

◇土鍋ご飯 天然舞茸と蟹 栗ご飯
贅沢に季節の味を3種類どーんと入れたご飯でした。蟹と栗というちょっと質の違う甘味がにじみ出たところに舞茸の香りと旨味が重なって美味しい。

◇甘味 レモンアイスと赤ワインでフランベしたキウイ
フランベして甘さが引き出されたキウイが印象的。

◇揚げわらびもち

毎回定番料理と季節物がしっかり組み合わされて美味しいコースになっています。
素材の使い方もおかもとさん独特の工夫見て取れるのも通って楽しいところ。

次はいつもなら花山椒のシーズンですが、その前に少しコースを変えるとおっしゃっていたのでまた来年春前に来ようと思います。

ごちそうさまでした。


  • フカヒレ・堀川牛蒡・蓮芋の餡かけ

  • ムカゴの

2019/01/05 更新

5回目

2018/08 訪問

  • 昼の点数:4.4

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

今宵も季節を堪能

2018年8月の昼です。

今日のお昼は神谷町です。日比谷線神谷町駅を降りてすぐ脇のビル地下一階に定期訪問しました。

いつもと変わらないカウンター内の眺めで、他のお店とは違い、焼き、揚げ、煮るなどほぼ全ての調理工程がカウンター席から見えるのが好きな理由でもあります。

◇蒸し雲丹に海老の出汁ジュレ掛け
雲丹の甘みと上品な海老の旨味がよく合います。

◇焼き太刀魚と白ずいき 胡麻酢かけ
胡麻酢のほんのりし酸味で脂が乗った太刀魚をさらに美味しくなっていました。
いつもこの酸味の使い方が絶妙だと思います。

◇鯖棒鮨
こちらは定番。

◇お椀 鱚の焼き霜 冬瓜 茄子
いい出汁でした。焼き霜にした鱚の脂が出汁に染み出すとさらに美味しい。

◇唐墨蕎麦
こちらも定番。いつ食べてもこのシャリっとした食感と唐墨の味は美味しい。もはや病みつきです。

◇鱧白焼き
白焼にした脂がのった鱧を叩いた梅干しと山葵でいただきました。
皮目はパリッと身はしっとりとした火の通りが絶妙。そして添えられた梅干しと山葵でいくらでお酒が進みます。


◇八寸 (自家製心太 トウモロコシかき揚げ 蘇 百合根胡麻和え 干し蛍烏賊 明太子炙り 白金豚のソーセージ)
いつもの蘇や明太子炙りの他にこの日は白金豚のソーセージも。

◇琵琶湖鮎の揚げ物 賀茂茄子の白味噌掛け
この日の鮎は揚げ物で。カリッと火が通った鮎は頭からバリッとかぶりつけるちょうどいい大きさ。後者は白味噌の上品な味が美味しい。本当茄子と味噌はよく合います。

◇土鍋ご飯 鱧
鱧のご飯はまず1膳目をそのままで。これは鱧の香りと味が染み込んだご飯を堪能。
2膳目以降は寿司酢を和えて酢飯にしていただきました。これも味が変わってメリハリがついて美味しい。

◇レモンアイス
◇わらび餅

今回も定番ものと季節物が相まって美味しい料理を堪能しました。
気がつけばミシュランも二つ星だったんですね。
予約が取りやすいのはありがたいですがもっとお客が入ってもいいのに、そんな気がします。

ごちそうさまでした。

2018/08/18 更新

4回目

2018/04 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク-

流れるような季節の味覚

2018年4月の夜です。

今夜は東京タワーの足元、神谷町に来ました。
今年も花山椒のシーズンがやって来ましたが、花山椒を楽しむのはここ「おかもと」さんと決めています。

この日はカウンターも満員で皆花山椒を楽しみにやってきたようです。
いつものようにカウンターからオープンキッチンでの調理を眺めながらハイレベルの食事を楽しむ2時間半を過ごしました。

この日も先付から季節を体感できるお皿、それにおかもとさんのソースが絶妙に絡んで思わず笑顔が溢れる料理が続きます。山菜や筍を使った季節物と唐墨蕎麦など定番ものメニューのバランスも抜群でその流れるような料理構成にただただ身を任せて楽しみました。

そしてメインは花山椒鍋。おかもとさんでは産地を変えながら5月まで楽しめるとか。
写真のように大量の花山椒のピリリとした香りをまずは楽しんでから鍋を楽しみました。

まずは豚肉で花山椒の鮮烈な芳香を存分に楽しんでから、牛肉の脂と花山椒のマリアージュに舌鼓を打ちます。そしてご飯では鍋の汁を掛けてもらっておじやのようにして頂きました。

いつもながら季節の食材と見事なソースで舌を楽しませてくれるお店です。各季節1回は来ないと気が済みません。

というわけでまた来ます。次は夏かな。
頂いたコースは以下の通りです。ごちそうさまでした。

◇飯蛸 空豆 浜防風 たらの芽 河豚白子ソース
◇茄子と鮑の炊き合わせ ごまソース
◇鯖寿し
◇唐墨そば
◇蟹真薯 ゼンマイ 蕪のお椀
◇京都塚原の筍 木の芽味噌 琵琶湖の稚鮎揚げ
◇ゴリの生姜煮 蛍烏賊 明太子 片栗の白和え 蘇 ウドの千切り こごみのあられ揚げ 桜海老 三つ葉のかき揚げ
◇花山椒鍋 豚肉 牛肉
◇土鍋ご飯 ふき 筍 鯛の子 最後は花山椒鍋の汁をかけて頂きました。
◇キャラメルアイス グレープフルーツ
◇揚わらび餅

2018/05/18 更新

3回目

2017/11 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気4.3
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-

再訪 おかもとの夜

2017年11月の夜です。

この日は3ヶ月ぶりのおかもとさん。今回は夜の訪問となりました。
ずわい蟹が解禁されてどんな料理が楽しめるのかワクワクしながら神谷町駅の改札をくぐって地上に出ました。

季節ごとに通いたいと思うお店ですが秋冬のおかもとさんは初めてです。蟹の季節ですから当然蟹を楽しみにしていたのですが、期待を裏切らない料理を今回も堪能しました。

頂いたのは30000円コースで内容は以下の通りでした。

◇先付 蓮根と海老芋の胡麻和え 炒りばちこ添え
◇お椀 蟹出汁のスープ フカヒレ入り
◇香箱蟹 蟹の身と伊勢海老の出汁のジュレ 焼鯖寿司 
◇唐墨蕎麦
◇焼物 焼き蟹 脚 爪 甲羅の身
◇八寸 蟹味噌とくわい煎餅 鯨肉の炙り 長茄子の酢の物 干し明太子の炙り 琵琶湖の子持ち鮎
    菊菜のお浸し
◇煮物 淀大根に蟹の身
◇天然舞茸と栗ご飯
◇甘味

お椀は蟹の身を具として来るのかと思いきや、蟹は出汁で味わう演出。
昆布や鰹節とは違い、ほんのりとして上品な蟹の甘さが存分に引き出された一品。

目の前の炭火で焼いて一部位ずつ出されるずわい蟹は絶品。
火が通って甘さが増したプリッとした歯ごたえの蟹に舌鼓を打って蟹の季節到来に喜びました。

八寸は派手さはないですがどれもお酒が進む品揃え。
お酒が弱い私でもお猪口になんども手が伸びました。

名物の唐墨蕎麦や鯖寿司も健在です。

カウンター内がそれほど良い意味でそれほど広くないので岡本さんの包丁さばき、さらに炭火に当てられて徐々に変わる蟹の身の色など見て、匂いを嗅いで、そして食べて楽しむことができるお店です。

印象的だったのは蟹をさばく岡本さんの手つきを横からじっと見つめる若い料理人の眼差しです。
こうやってみんな技術を盗んで?育っていくんでしょうね。
いいもの見せてもらいました。

ごちそうさまでした。

2017/12/21 更新

2回目

2017/07 訪問

  • 昼の点数:4.4

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

巧みなソース使い

2017年7月の昼です。

また仕事で虎ノ門に出てきたついでにおかもとさんでのランチを予約しました。
こちらに仕事で来ることはたまにあるのですが、おかもとさんのスタート時間に予定がなかなか合わないのが難点です。

地下鉄神谷町出口横のビルの階段を降りたシンプルな入り口を通るともうそこはあのカウンターです。

今回も前回同様20000円のコースをお願いしました。

カウンター内でほぼすべての調理が行われるのは変わらない魅力です。揚物のパチパチいう音、焼物の香ばしい香り、見て香るすべてが食欲を刺激する中で食べる料理は最高でした。

定番の鯖寿司、唐墨蕎麦の美味しさは言うまでもありません。
旬の時期に年間使用するだけの鯖を冷凍保存してもらっているという鯖寿司は噛めば鯖の風味が滲み出てきて青魚好きの私にはたまらない。

唐墨蕎麦もふんだんにかけられた唐墨と、まぶされた蕎麦の実の歯ごたえ、香りとの見事なバランスに唸っちゃいます。できるだけ味わってゆっくり食べようとするのですがいつまでも名残惜しい。

今回気が付いたのはおかもとさんのソース使い。和食というと餡をかけたり酢味噌だったり最近では出汁のジュレなんて使うお店が増えているけれどソースとくるとそうはいないと思います。

そんな中で驚いたのは揚げた鮎を酢にくぐらせたものにサバイオンソースを掛けた一品。
和食にサバイオンなんて聞いたことがなかったけれど食べてみるとなかなかおいしい。もちろんおかもと流にアレンジされているのだろうけれど、ソースに混ぜられた刻んだ唐辛子が味をピリッと引き締めて面白いなと思いました。

そういえば一品目の鱒の炙りにかかていた酢味噌も柚子の風味がしてこちらも美味しかった。

これからおかもとさんの料理を食べるときにはソースに注目しよう。

ごちそうさまでした。

2017/08/22 更新

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