monica soy sauce 108o9号室さんが投稿したUMAMI SOUP Noodles 虹ソラ(岩手/一ノ関)の口コミ詳細

ラーメン変人

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monica soy sauce 108o9号室 (40代前半・男性・宮城県) 認証済

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UMAMI SOUP Noodles 虹ソラ一ノ関/ラーメン、つけ麺、汁なし担々麺

10

  • 夜の点数:4.3

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.5
  • 昼の点数:4.5

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.0
10回目

2019/02 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ~¥999
    / 1人

「鶏にぼしソバ〜さんまバージョン〜」鶏の旨味に煮干の厚みを加えた無化調スープ

2019年2月28日 夜勤明け午後6時30分頃訪問


一泊二日の岩手プチラー旅です
今回は職場のラーメン好きマージャンフェイスプックリ純情派が一緒

一度職場から大和町の実家に戻って
仙台市宮城野区の職場近くに住むマージャンフェイスプックリ純情派を迎えに行き岩手に向かいました

マージャンフェイスプックリ純情派は「虹ソラ」が初めて

まずはスタンダードメニューの中心にある「鶏にぼしソバ」を食べようと決めておりました
自分もつられて同じメニューを注文

相変わらず豊富なメニュー群
メニュー選びが楽しくなるお店ですね


「鶏にぼしソバ〜さんまバージョン〜」750円


「虹ソラ」に初訪問した去年の5月に食べたメニュー
国産の普通の鶏の丸鶏を一日寝かせて、秋刀魚・鰯・鯵の煮干を煮出したスープ


配膳された切立丼はネギとドライトマトだけが盛り付けられたかけラーメン風


炙った豚バラ肉チャーシューと低温調理の鶏ムネ肉チャーシュー
太めのメンマが2本、紅葉おろし
上記が別皿で提供されます


無化調スープをいただきます
まず煮干とありますが、煮干を明確に感じる事はありません
味は丸鶏主体
鶏の旨味に厚みを与える役割が煮干
そして丸鶏と秋刀魚煮干と醤油タレにブレンドされてるであろうザラメの甘みが渾然一体となって甘みを主張してきます
しかしベタベタとした嫌味な甘みではありません
しっかり煮出された、またはさり気なくブレンドされたナチュラルな甘みとでも言いましょうか…甘みがこの一杯の旨味の中で重要なポジションで在れてる感じです
過剰な足し算をしてない処も素晴らしい
甘みを軸にサラッと味わえる鶏と煮干の無化調スープです


自家製麺
切り刃24番手加水率30番手、全粒粉を練り込んだ細ストレート角麺
ザクザクとまでは行かないパツップツッと歯切れる食感の煮干スープに相性の良い細ストレート麺(湿気が多い日に製麺された場合はモチっとする事があります)
鶏にぼしソバには、この細ストレート麺が虹ソラ自家製麺の中では1番合うと思ってます
切り刃14番多加水手揉み平打ち麺も合いそうですが、個人的にはこちらの細ストレート角麺がオススメ
しかし味付替玉を注文する場合には、味付替玉は細麺のみのため多加水麺を選択するのも一つの手


シットリとした低温調理鶏ムネ肉チャーシュー

提供前に炙られた香ばしくトロトロの豚バラ肉チャーシュー

繊維に沿って崩れ落ちる太めのメンマは相変わらず絶品

ドライトマトに紅葉おろしというチョイスが面白い


味付替玉 100円


虹ソラに来たからには、4種類の中からチョイス可能な味付替玉を注文しなければなりません
ネギ、チキン、スルメ、背脂ガーリックから選択可能
今回もスルメを注文

切り刃24番手加水率30%の細ストレート角麺
スルメオイルにネギだけの従来の替玉か?と思っていたら、今回は違いました
底にスープが沈んでます
まずは麺だけを啜り小麦の香りを楽しみます
相変わらずスルメオイルのスルメ風味が効いていて美味しい
しかし底に沈んでいるスープが個人的には残念でした
このスープにより明らかに替玉の味が薄まっておりました

そして鶏にぼしソバの残ったスープでつけ麺風に啜ります

しかし鶏にぼしソバのスープを替玉側に垂らして替玉を啜った方が味が薄くなく好みでした


兎にも角にも久しぶりに虹ソラを堪能し満足

ごちそうさまでした

  • 「鶏にぼしソバ〜さんまバージョン〜」2019年2月28日

  • 「鶏にぼしソバ〜さんまバージョン〜」2019年2月28日

  • 煮干で厚みを加えた丸鶏主体のスープ

  • 低加水細ストレート角麺

  • スルメオイルの味付替玉

  • メニュー 2019年2月28日

  • 券売機 2019年2月28日

2019/03/02 更新

9回目

2018/11 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ~¥999
    / 1人

「鶏ソバ」虹ソラの原点を食べてみた

2018年11月25日 PM19時頃訪問

「麺匠 独眼流」の毎日夕方営業という営業の貼り紙とツイッターでスープ切れの告知がなかった為に「独眼流」へ向かうもお店は真っ暗、スープ切れ時はプチ遠方組としてはツイッターで呟いてほしいと願います

そんなこんなで「虹ソラ」向かいます
そういえば、虹ソラの原点の「鶏ソバ」を食べてなかった
この機会にと思いました

とかいいつつしょっ中訪問してるが…(笑)

「鶏ソバ」650円
「低温ローストポーク丼 」350円

濃い琥珀色のスープ
低温調理鶏ムネ肉チャーシュー
自家製メンマ
ドライトマト、揚げネギ
中央に白髪ネギ


スープ
鶏ソバといえば鶏油
虹ソラで鶏油を味わうのは初めて…この空間ではいつも魚介系クリエイティブメニューばかり食べてた為、「鶏ソバ」を食べてる実感に若干戸惑う

鶏のオイル、丸鶏スープ(おそらく国産の普通の鶏)、鶏の醤油タレを使用した鶏三昧のラーメンです
鶏ガラとは違う、丸鶏の甘みと風味をお楽しみください
とはお店の情報

それはそれは本当に鶏の甘みと風味が味わえるスープで、ポイントとなっているのは鶏チャーシューの煮汁を醤油タレに採用している処
これが全体の一体感を生んでいる
醤油と鶏は当然違う食材のために「異物同士に何かしらの関係性」が発生し、その関係性が面白く「鶏そば」一つでお店の個性がそれぞれ異なるのだが、この鶏ソバは「鶏出汁、鶏油、醤油タレが違和感なく完全一体」となっている鶏ソバだ
生醤油が醤油タレのメインが多い中、ある意味ユニークで個性を感じる鶏ソバだと思います

味わいは
先ずは鶏油が鶏の風味を感じさせて、鶏ソバである事を実感させます
次に鶏出汁と醤油タレが一体化し甘みを主張
鶏油も多すぎず、丁度良い量のためにワザとらしさがない
自然に全てが一体感を呈している無化調鶏スープ
虹ソラの原点と言いつつ、他メニューの圧倒的個性に埋もれがちながら、さりげなくハイクオリティなメニューだと個人的には思いました


試作麺(自家製麺)
先日食べに行ったラーメン屋が美味しかったので試作してみたという試作麺
食感が楽しいザクザク食感との事
これが本当にザクザク食感、小麦の香り立ちも良いです
切り刃22番以上、加水率30%以下、茹で時間も短めな印象
自分で頼んでおきながら、正直これは鶏ソバにはザクザク過ぎ(笑)
いつもの全粒粉細ストレート麺にすれば良かった


自家製メンマは甘めに相変わらず溶けるような食感で美味
鶏ムネ肉チャーシューもシットリ食感でスープに馴染む一品
揚げネギが香ばしくスープの香りを助けてます
白髪ネギもサクサク合ってます


低温ローストポーク丼
サシが食欲をそそる国産豚肩ロース肉を低温調理したレアチャーシュ-
薄くスライスされたローストポークがフライドガーリックとフライドオニオンのタレで浸けられてると聞きます
醤油、みりん、ゴマ、昆布ダシをブレンドしたタレが振りかけられてます
ガーリックとオニオンの風味のレアチャーシュ-と醤油ダレが熱々ご飯にたまりませんね
あまりの香ばしい美味しさに勢いあまり食い散らかしてしまいます


麺のチョイスミスでバランスがおかしかったのですが、鶏の一体感を感じる鶏三昧スープが素晴らしかった
ごちそうさまでした

  • 「鶏ソバ」2018年11月25日

  • 「鶏ソバ」2018年11月25日

  • 低温ローストポーク丼

  • 「鶏ソバ」「低温ローストポーク丼」2018年11月25日

  • ザクザク食感の低加水細ストレート試作麺

  • 鶏で一体感のあるスープ

  • 「鶏ソバ」の説明書

  • 券売機 2018年11月25日

  • メニュー 2018年11月25日

2018/11/30 更新

8回目

2018/10 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ~¥999
    / 1人

「ニボぉ煮干そば曇天〜さんま入り〜」「スルメオイル替玉」「低温ローストポーク丼」セメント系ながら上品なスープとスルメオイル替玉の組み合わせは魚介系味変のマキシマム

2018年10月23日 PM11:30オープンに訪問

連日、鶏そばばかり食べてた為、無性に濃厚な煮干系が食べたくなり、亘理の「中華蕎麦 會」か?一関「虹ソラ」か?悩みましたが、到着してからのメニュー悩みの楽しさと気分が変わった時の一品にも対応出来る種類激しく豊富な「虹ソラ」となりました

実家から1時間30分くらいかな?下道で湯河原480キロを経験してるので、もう感覚がおかしいです(笑)でも、運転は大好きで、生きている時間の中で1番落ち着く時間ですね

今日は懐かしの「rage against the machine」をBGMにヘッドバンキングで一関へ(笑)

最近日中は天気がカラッと晴れて冴え渡るのですが、夜が寒い寒い
体調管理には気をつけたいですね

そんなこんなで「虹ソラ」到着

今日は1番乗り
まだ冷やしラーメンもザルもあります(スゴイねー)
相変わらずの種類の豊富さにニンマリ

やはり「曇天」、今日は「低温ローストポーク丼」も発券


「ニボぉ煮干そば曇天〜さんま入り〜」750円


5分程で配膳
パルメザンチーズと山椒が別途付いてきます
気泡の立ったセメント色のスープ
白髪葱、ドライトマト
別皿で低温調理鶏ムネ肉チャーシュー、炙り豚バラ肉チャーシュー、太く短いメンマ

スープをいただきます
久しぶりのセメント煮干にニンマリ、低粘度中濃度
煮干の旨味中心にエグミも中々だが苦味酸味はマイルドに相殺
塩気はほぼ皆無、セメント色に反して上品な味わい
セメント系の中でも、煮干の旨味中心のエグミの為、上品に食べやすい無化調のセメント煮干スープだと思います
鶏清湯スープに鰯煮干と秋刀魚節
秋刀魚節の淡白な甘みが煮干の苦味酸味を抑制し、煮干の旨味のみを際立たせてる印象です
マイルドなのはそれが理由だと思いますが、上記抑制の先にエグミもちゃんと表出されてる為、セメント系を期待しての物足りなさはありませんね
むしろ、パルメザンチーズや山椒で味変可能な為、コンバーションを楽しめるセメント系の一杯です

鰯2種・いりこ・鯛・エソ・トビウオ・鯵…等を淡麗煮干に使う為、使う煮干はその日により変わります。なので必ずしも鰯とは限りません


自家製低加水細ストレート麺
全粒粉入りで食感がパツパツではなく、コシを感じる細ストレート麺
切り刃24番加水率30%程。断面は角
ライトな小麦の香りを楽しめ、歯切れの良い食感が目立ち、最後にシコッと噛み切れるのが爽快
虹ソラで自分はいつも必ずと言っていい程、こちらの低加水細ストレート麺を頼んでしまいます
「鶏にぼしソバ」「冷やしラーメン」にもピッタリハマる麺です
ユニークさはそれ程無いものの、基本どのようなスープにも相性の良くハマるマルチな麺であり、「スープを味わう麺」という視点に立てば、実はかなり優秀な麺だと思われます

太めのメンマ
固いかなー?と見た目で印象付けるのが狙い(笑)そのまったく真逆でシャキシャキすると後程溶け行きます
低温調理鶏ムネ肉チャーシューはシットリ、炙った豚バラ肉チャーシューは香ばしくホロホロ

中盤からスープに山椒投入
スパイシーな和風の香りがミックスされ、香りの表情にプラスアルファーが生まれ、食べ進めの単調感を抑制
そしてチーズでよりマイルドなセメント煮干の変化、乳製品投入の為、スープにコクが若干増します
足し算の味変
本当面白い


「低温ローストポーク丼」350円


サシの効いた豚肩ロース肉チャーシューが乗ってます
ガーリックが香りが効いた甘塩っぱい醤油ダレ、白葱
上記とサシの効いたチャーシューがドンピシャリ、顔がシワクチャになる旨さです(笑)
固めの白飯が進む進む、これウ・マ・イ(笑)
一気に食べちゃいました


「替玉」スルメオイル100円


「虹ソラ」に来たら定番のスルメオイルの替玉
上記細ストレート麺と同じ
スープに浸かって無い分、歯切れの良さが更に鋭い
混ぜ合わせたら、これだけで何度か啜ってしまう程、スルメが効いてて旨い
ライトな小麦の香りとスルメの風味がたまりませんねー
続いて、つけ麺風に残ったスープで数回啜ります
これも旨い
しかし、最後の醍醐味、替玉側にセメントスープを4・5杯程回し入れ、スルメオイルとセメントスープの融合をつけそば風に啜ります
これ絶品、絶頂、魚介系好きが唸る極みのようなつけそば


らーめん変人にとっては、贅沢なラーメン味変コース料理でした
ごちそうさまでした

  • 「ニボぉ煮干そば曇天〜さんま入り〜」「低温ローストポーク丼」2018年10月23日

  • 「ニボぉ煮干そば曇天〜さんま入り〜」2018年10月23日

  • セメント系だが上品なスープ

  • 歯切れの良い低加水ストレート麺

  • 「低温ローストポーク丼」2018年10月23日

  • スルメオイル替玉

  • 券売機 2018年10月23日

2018/10/26 更新

7回目

2018/09 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

「淡麗煮干しソバ」アニマルオフ淡麗系魚介醤油な一杯

2018年9月26日 PM19:30訪問

連食です(笑)
「鯖節中華そば」に続いて、次は「淡麗煮干しソバ」
フェイスブックに告知された「加水率38%多加水細ストレート麺」で食べれるだろうか?
細麺と店員さんに告げる

30分待ちくらい覚悟したが、混んでるにも関わらず10分程で着丼
自分は最初に来たお客が理由で、優先してもらえたという事でしょうか?
だとしたら
申し訳ない


「淡麗煮干しソバ」 800円

イワシ2種、いりこ、鯛、エソ、アゴ、アジの7種類を使用したラーメンとの事です

https://youtu.be/arhZukK6Z2k


濃い琥珀色のスープ
スープの回りに気泡が立っており、煮干し粉末皆無です
低温調理の鶏むね肉チャーシュー
提供前に炙った豚バラチャーシュー
香り付けに焦がしネギ
メンマ、白髪ネギ、中央にドライトマトという具が盛り付けられております


干物を炙ったかのような香ばしい香りが立ち込めます
丁度良い熱さを想像するスープをいただきます
啜りますと、何よりも先ずは、アゴですね
その癖がありつつも、特有の上品な甘みが強烈な印象として残ります
エグミ苦味等の煮干の濃い出汁感は、この一杯においては雑味として捕らえられるかの如くに消されてしまって(いわゆる不要)完全に皆無です

単純に言えば
動物系不使用で昆布等が配合された淡麗、クリアーな煮干スープ
使用している煮干の種類が多いだけあって素材同士の甘味における共鳴感が半端じゃない

「鯛煮干の上品な甘味」なんかも「醤油ダレの甘味」と「スープに配合されてるであろう昆布」と「アゴの強い癖のある甘味」に準え過ぎちゃって消えちゃってる感じです
この感じが「アニマルオフ淡麗煮干(醤油味)」の感じを抹殺してしまっていて、「アニマルオフ淡麗系魚介醤油ラーメン」の感じを際立たせている感じです

鯛煮干に関しては
「鯛と蛤の正油そば」(以前あったメニュー)と同じ考え方なのかな?
上記メニューは
ハマグリを活かす為、鶏出汁ではなくあえて鯛煮干を使うメニューでした
要するに
鶏だと香りが強すぎて、ハマグリを殺しちゃう
だから
下支えは鯛煮干という発想のメニューでした
それと同様の発想で、鯛煮干は甘味群で準えながらも、より癖のある他の魚介(特にアゴ)を活かす為の「有用な下支え」or「他を引き出す起爆剤」という考え方なのかもしれない

エソ・アジであっさり上品さを、鯛が下支えでアゴで更なる濃厚な癖のある甘味を、そしてイワシ2種といりこで普通の煮干ラーメンっぽさを押し出そうとしているイメージでしょうか

ズワーンとエッジは効きつつも醤油タレのカエシにほぼ塩気は感じず、むしろ配合されてるであろう味醂(もしかしたらザラメも配合かも)の甘味が煮干ブレンドの甘味と共鳴してますね

煮干好きが淡麗な煮干感を期待して「淡麗煮干しソバ」を食べたら「どんでん返し」を喰らうと思われます
なので
「アニマルオフ淡麗系魚介醤油ラーメン」を食べるつもりで向き合う事をオススメします


自家製麺
スープから持ち上げますと明らかな多加水感が視覚にも伝わってきます
加水率38%、切り刃は22番手ではなく20番手でしょうか…断面は角のオーソドックスな中細ストレート麺
ツルツルツルツル爽快に口内へ運ばれ、ツルーっとした舌触り、食感は「シコシコシコシコシコーッ」と噛み切れちゃいます
このシコシコ感、激しくヤバイです
冷蔵熟成によると想定
爽快でありつつも官能的で、麺を噛み切る快感の極みです
それで居て「普通の中華そば」にピッタリシックリ来る麺

スープの「アニマルオフ淡麗系魚介醤油ラーメン」感に相乗して
この麺が理由で「アニマルオフ昆布等使用の淡麗煮干そば」というより「煮干中華そば」強いては「アニマルオフ淡麗系魚介醤油中華そば」の感じが、更に更に強くなっております

これがいつもの切り刃24番手加水率30%全粒粉入りの「サクッとモチの細ストレート麺」だったら、「アニマルオフ淡麗系魚介醤油ラーメン」になっていたでしょう

麺との組み合わせでこんなに全体印象が変わってしまうのだと痛感しつつも、その面白みに魅了もされてしまった

相変わらず、メンマは繊維に沿って「サクッ」と切れてしまい、いつのまにか溶けて無くなる美味ですね
ドライトマトは干し葡萄の様な味わいで一時のアクセント
鶏むね肉チャーシューは「虹ソラ」には珍しく、若干のパサつきがあります
パサつきが故に肉の旨味も感じれます
炙った豚バラチャーシューはホロホロ、甘味はスープに相殺されてしまってます

食感以外は、いかにもな中華そば的オーソドックス感が強い中細ストレート麺が上記スープと組み合わさる事で、更に「中華そば感が強い淡麗系魚介醤油」に変貌してしまった一杯

それは悪い事では当然なくて、「虹ソラ」故に「個性のあるアニマルオフ淡麗煮干」となってしまうという事なのでしょう


美味しくいただきました
ごちそうさまでした

  • 「淡麗煮干しソバ」2018年9月26日

  • 「淡麗煮干しソバ」2018年9月26日

  • アゴが印象的

  • 「虹ソラ」には珍しい加水率38%多加水細ストレート麺

2018/09/27 更新

6回目

2018/09 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

「鯖豚中華そば」重厚な豚出汁、香ばしくも甘い鯖節、其々がクッキリ役割を分担する無化調スープ

2018年9月26日 PM19:30訪問


今日は一関に行くと決めてました
無化調つけ汁、超絶極太自家製麺「ライズアゲイン」初訪問も考えておりましたが、「虹ソラ」の甘い誘惑に負けてしまいました
ツイッターによれば、登米市「麺匠 独眼流」は10月半ばまで夜営業を休むらしい
大崎市「中華そば 上々」店主体調不良から、夜営業をここ最近は控えてる

実家黒川郡大和町から30~50キロ程で割と近い北の優良店の上記2店舗が、夜営業休止
そうなると次は、70キロ離れた一関市「虹ソラ」が1番近い優良店となる(麺ハウスこもれ美は激近だが…)
他にも優良店はあるのかもしれないが、夜に出汁感の薄そうな中華そばを食べて失敗する気にはなれず、北へ4号線伝いに向かう

車は良い
音楽かけて運転してれば、70キロ等あっという間、ガソリンも行き帰り、1リッター20キロだとしても約1000円

1時間30分、ほぼ無街灯の道をサンバミュージックと沖縄民謡聞いて、踊る様に到着

今日は水曜の夜
「虹ソラ」の一関市におけるプレミア感は、半端じゃないだろう
というより
どこにあっても、家の近くにあれば、狂ったように通いたくなる無化調優良店
しかもメニューが溢れ出る程にいつも豊富

しかし
今夜はまず未食の「鯖豚中華そば」と決めておりました

店内に入ると、お客は0
ラッキー
食券を買い、1番左端のカウンターへ着席
「太麺でお願いします」といい暫し待つ

そうするとゾクゾクゾロゾロお客が入店
ついに店内は満席に…
グエグエグエグエグエガビバビビエ
連食予定だったが、腹の調子を見てから次の品購入しようと思ってたが、そんな甘い考えだと次の品は売り切れそう

次の品も発券し店員さんへ渡す

5分程で着丼


「鯖豚中華そば」750円
https://youtu.be/D8es12qIsx0


可愛い切立丼
鯖節がゴッソリ乗っています
低温で管理され、一度固まった脂を常温で管理し溶かしたかの如くのクリーミーな豚の背脂
提供前に炙られたホロホロ豚バラチャーシュー、ドライトマト、揚げネギ、蒲鉾、白髪ネギと輪切りの青ネギ、メンマ、海苔、半熟卵ハーフが具です
程良い湯気に鯖節が節節香ります


スープです
啜りますと、こりゃビックラこいた
虹ソラの「豚出汁」は初食だが、豚骨ラーメン屋顔負けの「重厚な豚清湯出汁」
そこに、鯖節が乗っかり、鯖節特有の甘味とラーメンスープにスーッと馴染む香ばしい節出汁がプワーっと広がります
「虹ソラ」の割に、塩気もかなり強めです
出汁のクッキリ感が素晴らしい!
全然ボヤボヤしていない、鯖・豚とハッキリ味わえる
組み合わせがシンプルが故に、成し得る事と想像するが、何より寸胴の多段階的な温度管理と素材それぞれの煮出す時間が徹底的に管理されてる故と想像出来る
じゃなければ、一歩間違えると味がボヤボヤしがちな無化調で、こんなはっきりくっきりそれぞれが役割分担を持って、味として伝わってくるはずがない

豚は重厚、鯖節で上品に程良く甘く節節拡張、醤油ダレのカエシで味に幅を広げ強い塩気も管理
上記、其々しっかり役割分担出来ており、使用している食材の組み合わせが良いのと各各の火入れ時間と温度管理が徹底されてる無化調スープ故、素の旨味がlimiter外れて爆発しちゃってる微笑ましいパターンです

素晴らしい「豚ベース」の無化学調味料スープです

店員さん曰く
豚スープには化学調味料が合うとの事で、お好みで入れて欲しいという柔軟な考えからspice-cという調味料が別途付いた状態で提供される
化学調味料入れずとも当然、美味いし味もしっかりまとまりまくってるので、あえて味を安っぽくしたくはない為、ワタクシは当然入れません

鶏に化学調味料という組み合わせは
鶏の繊細な旨味と華やかな香りをこれでもかと言うくらい飛ばしてしまう為、オススメしないが
臭みには長けるが、それ以外の香りには乏しいが
他食材の下支え的役割、若干の甘味を伴わせ全体の厚みを上げる事には非常に長ける豚には化学調味料が合うという事なのかもしれません


自家製麺
おやおやこれはこれはおかしいねー
いつものピロピロ手揉み多加水麺じゃないよー
太麺が変わりましたねー
一度啜りまして、断面は角の切り刃14番の熟成ストレート麺と推測

口運びはツルツルツルツル…いやスルスルスルスルもするので、35%辺りの中加水でしょうか
舌触りも小麦の淡白な麺肌をダイレクトに感じつつも滑らかでもあります
食感が抜群に良い、熟成効果でプリプリモチモチシコシコ、これを全部味わます

低加水感も残しつつ多加水感もある不思議な中加水感です
茹で時間を短くし低加水感を醸し出し、冷蔵熟成によって内部は小麦感強く、外部の麺肌は水分でキュッと締まってる多加水感も醸し出てる中加水麺という事でしょうか
とにかく「虹ソラ」には新鮮ですし、麺単体としても美味しいです
もしかして、従来からまぜそばなどに使われてる麺かな?
不明


スープの強い塩気が新鮮で心地良いです
醤油ダレのカエシにいつもの甘味をあまり感じません
というより
鶏や煮干じゃないから、醤油ダレの甘味がケミストリーしないだけかもしれない

塩気が強く豚に重厚感がかなりあります
それと太麺の組み合わせで食べ応えが抜群です

「鯖豚中華そば」には食べ応えに長ける太麺が、個人的にはオススメです


鶏・煮干、貝等の魚介系がほぼ全ての「虹ソラ」メニューにおいて異彩を放ってるのと、豚骨ラーメン屋にも負けてない重厚な豚出汁で非常に美味しいですね

背脂を溶かし混ぜますと、豚が同種のサインを出し、背脂の甘味と共に重厚性が更にアップします
揚げネギが溶け込むと香ばしさが更にアップ
香り豊かな海苔を麺に巻いて啜れば、磯の風味で啜れます
炙った豚バラチャーシューは、予想通りホロホロで味付けは甘め
半熟卵は丁度良い半熟加減
メンマは繊維に沿って噛み切れ、次第に溶けてなくなる毎度の美味
ドライトマトと蒲鉾は、重厚さの中で一時の休息に己の価値を見出しています

美味しくいただきました
ごちそうさまでした
続いて…

  • 「鯖豚中華そば」2018年9月26日

  • 「鯖豚中華そば」2018年9月26日

  • 豚出汁が重厚、鯖節が上品な甘味

  • プリプリモチモチシコシコ太麺

  • 券売機 2018年9月26日

  • 注目メニュー 2018年9月26日

  • 製麺室

2018/09/27 更新

5回目

2018/09 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.1
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.1
    ~¥999
    / 1人

「濃厚ハマグリ鶏ソバ」濃い茶濁色のスープは蛤の旨味と甘味がミックス

2018年9月19日 14時過ぎに訪問

「麺匠 独眼流」に続いて、約1ヵ月半ぶりの「虹ソラ」

「淡麗煮干ソバ」「NEO中華ソバ」など魅力的なメニューがフェイスブックで更新されてました

メニューは
鶏を基調に、煮干系、節系、貝類、豚系など、ノンジャンル多岐に渡ります
創造力に満ち溢れたメニューの数々に器用とはこれぞと痛感させられます「虹ソラ」はメニューを悩む楽しさがありますね

ワタクシの心を掴んで離さない無化調優良店の中の一つです
水曜日の昼ピーク過ぎ
お客さんは3名程
あの濃い茶色スープで食べてなかった「濃厚ハマグリ鶏ソバ」と決めておりました


「濃厚ハマグリ鶏ソバ」 750円
https://youtu.be/93OJ0dODo0Q


10分程で着丼です
女性スタッフに「細麺でお願いします」と言い、食券を渡す
女性スタッフの動きが素晴らしい
店主の要求にも難なくスイスイこなす女性スタッフが持ってきてくれました

黒に近い茶色のスープ
ドロドロか?と想像してましたが、そこまででもないようです
上面にはオイルが泳いでます
薄切りの白髪ねぎ
低温調理鶏むねチャーシュー
大きめのメンマ2枚
揚げネギ、ドライトマト

スープを掬いますと、濃度はやはりサラサラ
そして、スープを啜りますと、甘味を中心にハマグリの旨味が円形に広がります
甘味は「冷やしラーメン」にも使われるザラメかな?
醤油ダレにザラメと味醂がブレンドされてそうです
何にしても相変わらず味合わせ方が上手ですねー
他のメニューなんかだと
鯖、鯛、スルメ、各種等を鶏は豚とシンプルに上手く合わせて、わかりやすく旨味を味覚させようとする
こちらの濃厚ハマグリ鶏ソバは、鶏のベースがハマグリの出汁をしっかりと下支えし補助
砂糖系の甘味を中心にわかりやすい蛤の甘苦い貝類のエキスのような出汁が広がります
しかし、色が凄い
鶏は清湯だとして、この茶濁感はどうやって出しているのだろうか?
「濃厚煮干」系に対抗して、「濃厚蛤」系といえる作品


自家製麺
切り刃24番極細角ストレート、加水率が変わったかな?
以前は30%から下の低加水だったが、この麺は35%はありそうな中加水
噛み切るとブリッ、噛み続けるとモチっとした食感の麺です
全粒粉の生々しい小麦の香りがズルズル啜る程に広がります
麺の啜りが心地良くて美味しいです

揚げネギが香り立って良いアクセント
甘めの味付けのメンマは太めながら、口の中で溶けるように消えていきます
「虹ソラ」のメンマはめちゃくちゃ美味しい
鶏むねチャーシューはかなりシットリ
ドライトマトは埋もれてしまってる感じ


替玉と行きたい所ですが、次が控えてる為、グッと我慢
食べやすい為、あっという間に完食完飲

相変わらず美味しかったです
ごちそうさまでしたと店を退く
更に盛岡方面へ向かいます

9月20日AM2時頃、レビュー

  • 「濃厚ハマグリ鶏ソバ」2018年9月19日

  • 「濃厚ハマグリ鶏ソバ」2018年9月19日

  • 鶏ベースの蛤の旨味

  • 全粒粉入り極細スレート麺

  • 券売機 2018年9月19日

  • メニューの豊富さ具合が圧倒的

2018/09/26 更新

4回目

2018/07 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

「冷やしラーメン」スルメの旨味と甘味中心の醤油ダレが融合し爆発

7月15日 夜勤明けで睡眠取ってから出発
今日もラーメン食べれる喜びに感謝します
https://youtu.be/SNDIRwPVR5Q

さてさて3連休
又もや「虹ソラワールド」に浸りたくなりました

17:30に大和町出発
19:00に一関到着

facebookを頻繁にチェックしてました
7月14日から紀州産ブドウ山椒を使用した「冷やし山椒鶏ソバ」始めますとの情報をキャッチし訪問

入店し食券機を見るとガびーン・・・
売り切れ・・・自分の入店時間が遅すぎる・・・しょうがない

「冷やしラーメン」も以前から気になっていた為、迷わずこちらを購入
「冷やし中華とは違う冷たい和風スープのラーメンで、スルメ風味と冷たく締めた麺をお楽しみください」との事


冷たいラーメン 750円

細麺でお願いし着丼
相変わらず可愛らしい切立丼

上面には
オイルが浮いています

スープ
一口いただくとこれはこれはすごい
結構キンキンに冷えているのに「複雑なスルメの旨味」と「みりんとザラメの甘味」が相乗的にバランス共鳴し、口の中で複雑ながらはっきりした旨味がぷわーっと広がる
オイルはスルメかな?冷やしでもスルメはここまで味表現してくるのね
冷やしにスルメ凄く合いますねー
そして、旨味閉じ込め上手ですねー


自家製麺
冷やしにすると熟成によるシコシコとした弾力感は一つ後ろに下がり、冷水で締める為ブチシコ感が全面に出て来ますね
切り刃24番手、加水率30%程の低加水(少加水)、細ストレート麺
勿論、いつもの全粒粉
味醂ザラメの甘味とスルメの旨味と全粒粉の香りが抜群に合うー

単純に涼むというより、甘くスルメ旨涼むー

「数種の醤油、ザラメ、味醂等をブレンドした醤油ダレのカエシ」に「煮干し出汁」を合わせ「和風スープ」、更にスルメオイルでコクを出している(だぶんオイルはスルメ…間違ってたらごめんないさい)

もともと
イカは自身が持つ旨味成分が豊富で、グリシン、アラニン、プロリン、タウリン、リジン、ベタイン等のアミノ酸類、核酸関連物質、糖類、トリメチルアミンオキサイド等と言われてるらしい

味付替玉~スルメオイル~ 100円
まぜそば風にそのまま食べても、スープを回し入れつけそば風にしても、つけ麺風にしても絶品です

無化調でこんなにはっきり味を認識させるってスゴイ技量だなーと思います
豊かな想像力を試行錯誤されながらも確実に具現化してくる
具現化された食材の組み合わせが創造性に満ち溢れており、はっきり旨いと認識出来てしまう

まさに唯一無二の「虹ソラ流冷やしラーメン」です
他のお店とは一線を画す「冷やしラーメン」です

類い稀なる創造力のお店「虹ソラ」
大変おいしくいただきました
ごちそうさまでした

盛岡へ向かいます。現在2018年7月15日、19時30分頃・・・
※2
一関「虹ソラ」訪問は15日19時頃、レビューは盛岡の「快活クラブ」にて16日AM6時頃

  • 「冷やしラーメン」2018年7月15日

  • 「冷やしラーメン」2018年7月15日

  • イカの旨味と味醂とザラメの甘味が特に印象的

  • 全粒粉熟成低加水細ストレート麺

  • 類い稀なる「冷やしラーメン」

  • 味付替玉 スルメオイル

  • 食べ進め方は自由気儘

  • 豊富な卓上調味料

  • 豊富な卓上調味料

  • 豊富なメニュー

  • 食券機 豊富なメニュー

  • 入口

2018/09/02 更新

3回目

2018/07 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.4
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.4
    • | 酒・ドリンク4.4
    ~¥999
    / 1人

虹ソラ流煮干(曇天)の食べ進めに心は晴天☆Creativity to enjoy the umami soup noodles☆

7月3日 夜勤明けで訪問
今日も平和にラーメン食べれる幸せに感謝します
ありがとうございます

さてさて
仙台市から約100キロ
久しぶりに「虹ソラワールド」を堪能したくなりました

職場の同僚、馬鹿舌ナイスガイと共に北へ向かう
4号突っ走り
大和インターから若柳金成インターまで高速
1000円ちょっと
そこからまた4号
眠気はマシンガントークで誤魔化し、安全運転安全運転

「冷やしラーメン」スルメの風味とやら、茹だるような暑さに「虹ソラ流スルメ風味冷やしラーメン」の事しか頭に無い(笑)いいなーイカ臭い無化調無添加「冷やしラーメン」早く啜りたいです

11時半頃到着
満席とは行かずとも回転ガンガン早く
先客も結構いて忙しそうです

食券機

相変わらずの種類の豊富さ
一つの作品のブレンドの組み合わせが2、3種ながら(または2、3種だからこそ…例えば「鯛と蛤」とか「鯖と豚」とか…)創造性に満ち溢れた作品のラインナップ
潜在能力半端じゃないとも言える

ところで前回いただいたのは
「鯛と蛤の醤油ソバ」(今日は休み)、「鶏にぼしソバ」

今回は…迷うが

「冷やしラーメン」と決めてきたが

「鶏ソバ」
「濃厚味玉ハマグリの鶏ソバ」
「ハマグリの鶏ソバ」
「淡麗煮干ソバ」(休み)
「冷たいザル」
「和えソバ忍」
「炎の赤い忍」
「虹式台湾まぜソバ」
「鯖と豚中華ソバ」(売り切れ)
等等…

迷うーーー…

更に「替え玉」は種類4種類のオイルから選択
更に更に「温」or「冷」から選べるというパラダイス

虹ソラ名物「味付け替え玉」¥100
ネギオイル、チキンオイル、スルメオイル、背脂ガーリックの4種類のオイルから香味油を選べて、醤油ダレで味付けして提供140gでボリューム満点


迷いに迷って、数量限定ながらレギュラーメニューっぽい


「二ボぉ煮干そば曇天〜さんま入り 〜」750円を注文(細麺のみ)


切立丼
丼側はかけらーめん風
別添えでチャーシュー、メンマ

見た目上面にはネギとドライトマトが添えられてます

スープ
鶏清湯スープ(虹ソラ原点の鶏ソバ用の清湯スープ?)に鰯煮干と秋刀魚節
見た目のドス黒とは裏腹に煮干のエグミや苦味や酸味はあえて抑えられて煮干の上品な旨味の部分が抽出されてる印象が強い
これ敢えてエグミ苦味酸味抑えてるでしょ?(考笑)
秋刀魚節の淡白な甘味が煮干を支えています
その甘味が煮干のエグミ苦味酸味を中和させており
このあえてエグミ苦味酸味を抑えている印象に面白みを感じた
見た目のドス黒印象だけからエグミを期待すると肩透かしを食うかもしれません
徐々に徐々に秋刀魚節の甘味余韻も攻めてきます
これブレンドがシンプルだから成せる余韻な気がする(イワシ2種類、いりこ、鯛、エソ、アゴ、鯵など淡麗煮干ソバの時使う為、使う煮干はその時々により変えてると思われる為、必ずしもイワシとは限りません)

同時提供の
山椒を少々投入すると痺れを伴うスパイシーな香りがグッ増します

味変して行けばして行く程
提供時のスープは
味変で足し算して行けるように…も念頭に置かれたブレンドな印象(薄いとか浅はかな感じではなく、足し算して行けるように注ぎ足せるようにまで念頭に入れられてるという意味)

「食べ進め」ならぬ「啜り進め」ならぬ「虹ソラ流煮干進め」とでも言いましょうか…
その「煮干進め」が極めて独特な「煮干そば」です

自家製麺
切り刃24番手、加水率30%程の低加水、細ストレート麺
全粒粉
小麦粉のブレンド時には水分はあまり含ませていない印象
茹で時間もジャストな印象
数日寝かせてるかな?
寝かせ効果により実はコシもあってシコシコしてる印象(熟成効果たるコシがありシコシコした弾力ある食感は加水率もっと上げた方が表現しやすいのでしょうが、虹ソラのラインナップ的には低加水の方が合っていると思います。細麺の話)
かんすいは低めな印象

第1印象はパツパツながら生々しい小麦の香りもかなり強く
第2印象は熟成効果により、噛み応えにコシもありシコシコしています。弾力があるという事ですね。(細麺は切り刃が24番低加水にて、このコシとシコシコは感じにくいですが、多加水で提供される太麺にするとピロピロ系で加水率高めでコシとシコシコ感じやすくなると思われます)
スープを受け止める麺ではなくスープをバランス良く吸ってくれる麺(虹ソラの食べさせ方が、そもそもスープを受け止めなくて良い仕様だが…)
この豊富なラインナップのメニューと替え玉に対応出来るマルチな麺という事でしょうか


全体に視点を移すとやはり発想が凄いですね
美味いし斬新で面白い
食べ進めの流れの中で味の全体印象が徐々に彩られて行き
食べ終わりで「あーこういうラーメンって事ね」と頭にシンプルに落とし込まれる


「味付け替え玉、スルメオイル、温、細麺」100円を注文(デフォが細麺なのだから、替え玉は多加水ピロピロ太麺にすればよかったと後悔…)


まず麺だけを啜りますが、これだけで抜群にクオリティ高いです
味付けも濃いめで何よりスルメ臭くて香ばしいー
それもそのはず
切り刃等は上記と同じだが
スルメオイルに醤油ダレが和えられている為、もうこれだけである種のまぜそばとして完成しちゃってます
その辺のお店のまぜそば食べるより、虹ソラの替え玉の方が断然点数上です
次に替え玉の方にスープを回し入れ、まぜそば風に啜ります
次にスープに麺を浸からせ、つけ麺風に啜ります
替え玉、最高の味変です
欲を張る心が満たされる感じマックスです(笑)
これが100円ですから驚愕ですよー

①麺だけ②まぜそば風③つけ麺風

①②③を繰り返し完食

「虹ソラ流煮干進め」に沿っていただく「煮干そば」は、まさに「虹ソラ」でしか味わえない「煮干そば」でした

大変美味しく、楽しく、「煮干」の色々な表情を満喫しました
ごちそうさまでした
ラーメンというジャンルを通して、「美味に加えて食を楽しむ」事の素晴らしさを教わるお店です

馬鹿舌ナイスガイ「美味かったなー名店だなー遠くても来てよかったなー」
自分も馬鹿舌も
眠気マックスをマシンガントークで誤魔化し、下の道4号線を仙台方面へ帰りました(笑)
※2
情報は
https://www.facebook.com/UMAMI-SOUP-Noodles-%E8%99%B9%E3%82%BD%E3%83%A9-669975983104959/
にてチェックです

  • 乳製品や山椒等の痺れも味変にオススメ

  • 曇天

  • 曇天2

  • エグミ苦味酸味は故意に抑制されてる気がした

  • 替え玉 スルメオイル

  • スルメオイル替え玉を煮干スープ丼に投入 コク深く滋味深く 美味過ぎて溜息が出ました

  • 豊富なメニュー

  • 豊富なメニュー2

  • 替え玉の食べ進め方

  • 「鶏ソバ」が虹ソラ原点の味

2018/10/26 更新

2回目

2018/05 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.4
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.4
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

旨味膨張する魚介に鶏を仕掛けるビックバン☆啜り心地良過ぎで跡形も無くなりました☆

5月17日 夕方


一食で帰るのは心許なくて2食目

こちらのお店はメニューが豊富で腹減りMAXなら3食はいけそう(笑)

いやー
今度はいかにもラーメンっぽいのを食べたい衝動に駆られて

「鶏にぼしソバ〜さんまバージョン〜」 750円

着丼
相変わらずの切立丼
スープが熱々に保たれます
上面は鶏油か?秋刀魚煮干の油か?
鶏が来た事で今度は香りが複雑
しかし鶏油感ないあくまで魚介な気がする

スープを一口
うぉーーーこれは…や ば う ま い……フリーズではなく今度は箸が鬼のように止まらない感じ(笑)
スラム●ンク桜●花道のフンフンディフェンスフンフンボール回しばりの箸のスピード「いいでしょう。お見せしましょう。フンフンフンフンフンフンフンフン…」嘘です(笑)
すいません
話を戻して…
この魚介宇宙のようなメニューの中で一番ラーメンっぽいのでは?
秋刀魚を使うとラーメンっぽくなる
魚の味を残し若干淡白な出汁が取れるのが秋刀魚、飛魚とかノドグロとか鰯とかよりも主張が弱めでラーメンっぽさ、所謂醤油鶏豚等にスーッと馴染みまくる

ラーメンぽさを助長しまくる秋刀魚煮干に鰯煮干のストレートなエグミも若干感じる
上品な甘みも強く感じる為に蛤を感じる
もしかして煮干だけにエソ煮干すか(笑)?
昆布と椎茸の甘みも感じる
この甘みは煮干の他に蛤昆布椎茸では?
飛魚の臭みはあまり感じない
醤油ダレのカエシは円やか豊潤なスープを邪魔しない程度、なのでキリッとはしていない
生揚醤油でも生醤油でもなければ当然重いたまり醤油でもない
キチンと火を通した濃口淡口と節系を合わせてる印象

おーさっきより難しいぞー
「鯛と蛤の醤油ソバ」はバランス系ではなくシンプルに全開系だった印象だけど
「鶏にぼしソバ」はバランス系醤油全面型ラーメンっぽくて節煮干は馴染むように隠されてる感じ

敢えて店主に聞かない聞かない(笑)
舌と鼻で感じ脳で認識する…汗…


自家製麺
相変わらずの生々しき全粒粉
切り刃24番手、加水率28~30%程の低加水、断面は角の細ストレート麺
これはもう啜る為に生まれてきたバランスの良さ
今更気付いたがチャーシューとか別添えの為に鯛と蛤も鶏にぼしもかけラーメンっぽさがあるね

何だかこれも仕掛けられた感じ
あくまで麺とスープを味わってほしい想いが伝わってくる

啜り最高啜り最高啜り最高
う…ま…い…美…味…
やっとフリーズした(笑)


メンマは先程と同じように逸脱絶品

鶏ムネチャーシューはやはり低温調理されており
まさに非パサパサ
しっとりハムというか焼き魚の白身のようだ

炙り豚バラチャーシューは敢えて臭みを残し甘みを伴い香ばしくとろける

すべてが丁寧過ぎで意味がありすぎて頭おかしくなりそうだわ(笑)


鶏をベースに魚介と醤油ダレのカエシが印象的で全粒粉の生々しき細ストレート麺とスープのバランスが絶品のバランス系醤油全面型の醤油ラーメン

結局、大きいところはわかるのですが細かいところは解析不能でした
多分それは鶏の総括してしまう強い風味と馴染む秋刀魚の融合だからと思います
鶏は良くも悪くも他を邪魔するくらい他を脇役に追いやるか喧嘩を始めます
丁寧に取られた鶏はそれくらい旨味風味が強くインパクトが強い印象です


しかしこの解析不能が大好きなラーメンです
旨味の構造が一回でわかってしまっては冷めてしまうし
美味い事が前提だが「何故美味いのか?」が分からないから魅かれる


いやいやいやいや
完全に美味です
ごちそうさまでした
また絶対来ます
通い続ける事に深みを増すお店だと思います

帰り道は
家まで距離80キロの夜の空いている4号線の道程「あーーーーーーっあーーーーーっあーーーーーっ」っと虹ソラの余韻に浸りすっ飛ばし帰りました(笑)


2018/07/09 更新

1回目

2018/05 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

円やかに膨張し続ける魚介の宇宙☆フリーズしてしまいました☆



5月17日 夕方

16時頃、自宅を出発
さっきのお店ですっかり頭に焼き付いてしまったレッチリ『ONE HOT MINUTE』をBGMに4号線車で向かいました

夕暮れ時
栗駒の景観が美しすぎるー
それとは正反対のアドレナリン全開のゴリゴリファンクミュージック(笑)
栗駒がアメリカのコロラドに見えてきた(笑)

田舎町の運転は大好きだけど
いやー中々遠いねー

約2時間で到着
ふ~

えー準備中?
でも店内にはお客さんが…
店横のマイナーな入口を開けると「いらっしゃいませー」と厨房には男性二人

ハワイアンな店内
海辺にありそうなお洒落過ぎないレトロ感もあるいい感じのBAR風


いざ食券マシーン!

…ちーん…

メニューが滅茶苦茶豊富
魚介系の嵐だーワクワクワクワク…

「鯛と蛤の醤油ソバ」が気になる気になる

食券マシーン…ガビーン…
ない
目を細めて見てもない
店員さんに聞いたら「台湾まぜそば」を押してくださいとの事

ポチっと押して食券を渡す

着席
店内を見渡すと本格的な雰囲気がプンプンプンプンしてくる

調味料
京風黒七味、柚七味、一味、ハバネロ、ラーメンスープ、煮干酢(だっけ?)やらすごいね
自分らしく無限にアレンジ可能という計らいか
替え玉もネギ油入りとか3種類もある

ははははは

これはヤバそうだ
期待期待期待期待


「鯛と蛤の醤油ソバ」 850円

着丼
It's beautiful!!!
小さめの綺麗な切立丼、チャーシューとメンマは別添え
澄んだ琥珀色のスープ
魚介の上品な香りがやばーい
ぷぅーん(笑)
切立丼効果でスープが熱々、別添えの理由は恐らく着丼時の香りとスープ温度を下げない為と想定される
元々魚介は香りが強いから香りにくい切立丼でも何とか凌げる
何か一つ一つに意味を感じる

まずはスープを一口
旨あまーい
そしてこれは無化調でしょう
スーーっと身体に馴染み込むようだー…………馴染み混み(あえて混み)過ぎて固まってしまった……
いやーフリーズしてしまう馴染み込み方です(笑)
蛤が4つに輪切りのネギ
そしてこの赤いのは何だ?

スープを何度かいただく
敢えてシンプルなブレンドなのは自明だが
鯛の感じがしないなー蛤の円やかーな甘みがプアッーと広がり続ける
恐らくだが
鯛は蛤を全面に出す為の下支えに徹底している印象
醤油ダレのカエシも淡口醤油メインで角のないブレンドにされている感じ
色的に濃口も使われてるかも…

自家製麺
これは全粒粉ですな
黒い斑点が見える
切り刃16番手程、加水率35%程の多加水、平打ち縮れ中太麺(中と小の狭間くらい)
全粒粉の小麦の生々しい香りが素晴らしい
この香りとスープが絶妙に絡み合い
またフリーズしてしまうー(笑)

スープ
鯛ガラだと鯛が強すぎて蛤と甘みで喧嘩し味がボヤけるから鯛煮干ベースの蛤かもしれない
鯛が下支え、蛤で甘旨く円やかにプアーッと広げる
醤油ダレもあくまで邪魔しない程度に押さえる
尖った部分がまったくないね
構造は追求の中で導きだされた黄金の足し算引き算っぽい
じゃなけりゃー旨味こんなにわかりやすく広がらないもんなー

チャーシューは低温調理の鶏ムネ肉、炙ってあって香ばしく美味中の美味
鶏というよりこれも魚っぽい
太めのメンマ、しょっぱさより甘さが強い
全然ゴリゴリしておらず繊維質だけを味あわせるようにシャキシャキ溶けてしまう(笑)
こんなメンマ食べたことないなー

赤いのは最初干しブトウかと思ったが聞いたらドライトマトとの事

いやー
魚介の使い方が素材をシンプルに活かしている感じ
そして魚介同士の配合とスープの作り方が素材を活かし合い唯一無二
お互い邪魔しないようお互いのいい所を活かしあうように考え抜かれている
神のケミストリーとでも言うべきか…

かなり味わい深い一杯です
考えさせられます
美味しく美味しくいただきました

そして
「鶏にぼしソバ〜さんまバージョン〜」の連食へ続く…

2018/07/09 更新

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