2回
2020/02 訪問
名古屋から訪ねました!
群馬でもかなり東京寄りではありますが、さすがに在来線でここまで行くのは骨が折れます
この後神奈川の里葉亭に向かいましたが、ほぼ移動と食事だけで一日が終わってしまいましたよ
こちらでは予算に応じてメニューを選択でき、この日は3万円のメニューをお願いしました
寿司みたいに品数の多いジャンルでさらに客によってメニューも異なるとか、もう頭ん中パニックにならんのですかねぇ
あるときそんな疑問をとある寿司職人にぶつけてみたところ、お客さんの顔を見ると何となく分かるのだとか
ぜんぜん僕の疑問は解決されなかったワケですが笑
訪れたのは12時ですが、基本12時と15時の二回転で、夜は営業しないそうです
この日席数9に対して客は6名で、やはり場所的に殺到はしないのかと思えばそういうわけでもなく、注文次第で制限するようです
早めに予約しないと取りにくいようですよ
お隣には僕と同じようにお一人の外人がいらっしゃいました
大将にネタの産地を毎回尋ねるんで、ヤケに食い付くなコイツ分かってんのか??とか舐めてたら、想像以上に分かっていらっしゃいました
たぶん寿司マニアの方なんでしょうね
ニューヨークから来たとかなんとか、頻繁に食べ歩いてるようで、生産者の名前まで精通していらっしゃるディープな方でした
なんやコイツから、すげぇなコイツに見方が変わりました
でもほとんど日本語が分からないようで、大将も苦労しているようでした
そしたら助っ人のごとく現れた大将の息子さんが通訳を買って出たのです
十代の若者が大したもので、しっかり英語を習得しているようです
僕はこういうとき、喋ってることはなんとなく分かるんですが、スピークの方ができんのですよね、むず痒い。。
というように、寿司を握りながらずっと最後まで気さくに話してくれる大将さんです
とても穏やかで感じのいい板前さんで、そしてサーファーでもあります
友達の多そうな方ですが、寿司職人同士の付き合いも多いようです
そしてようやくですが、料理も最高です
トンでもない品数とボリュームです
しばらくはツマミが続きますが、食材に余計な味付けは控えて、熱を加える程度の調理です
それが一番美味しいんですね
ウニペーストとシャリを合わせたものにウニを盛ってウニパフェ、シャリにエビ身を散らしたミニ丼、カイワレ大根のお寿司など、ちょっとしたシャレも効いています
そして噂に名高いイクラ軍艦ですが、確かに他とは一線を画します
時期的にもう最後だと聞きましたが、運が良かったです
これを求めてここまで遥々来る価値すら感じさせます
ミシュラン三つ星の定義にピッタリ当てはまるお店でした
今回の旅では猪股さんとおばなさんと、殿堂級の寿司屋二軒も発掘してしまいました
良いものを食べるのに距離など障害ではないのですよ!
2020/02/26 更新
小判寿司に比べればここまで来るのなんて、ナンてことも無いっすね!
そう、もう僕からすると割と近いので、油断があったのだと思います…
都内から在来線で向かう最中、旅行用バッグを車内の荷物棚に忘れたのですが、すぐに見つかり事なきを得ました
あんまり外で持ち物を無くすことが無いのですが、2年近く遠出を繰り返すうち緊張感が欠けてきているのでしょうか笑
しっかし日本て良い国だな〜と改めて実感しました!
さて、こちらは地方でも都内に引けを取らない筆頭格のような寿司屋です
ここはツマミも握りもポンポン鬼のように出てくるので、満足感がとても高いはず!
その割にはお腹が苦しくなるでも無く、僕の食欲にベストマッチな寿司屋かもしれません
どれもこれも、変わることなくとっても美味しかったです
そして大将さんがホント気さくで愉快な時間を過ごせます
名古屋にもご縁の深い方なので、自然と話も弾みます
関西までは行かず、名古屋で止まってくれる稀にしか見ない貴重な客人ですね
これからもずっと名古屋にお越しくださいねっ!