ゆうじ88さんの行った(口コミ)お店一覧

ゆうじ88が訪問したレストラン、と名付けて頂きました

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行ったお店

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これらの口コミは、訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。詳しくはこちら

120 件を表示 873

ふみや お好み焼き 本店

お好み焼き 百名店 2023 選出店

食べログ お好み焼き 百名店 2023 選出店

ふみや お好み焼き 本店

瓦町、片原町(高松)、今橋/お好み焼き

3.50

191

-

~¥999

定休日
火曜日、水曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.4

今回の高松での出張期間中で最大の驚きと喜びを感じさせて頂いたお店がコチラ「ふみや」さんだ。 コチラで提供される料理を「お好み焼き」の一言で片付けてしまって良いのだろうか? 私は「このお店の料理はお好み焼きという領域には収まらない "ふみや" というまた1つ別の料理なのだ」と言いたいのだ。 それほどコチラの料理は他では見られない独創性に溢れていた。 コチラを知ったきっかけだが、たまたま別のお店で食事をした帰り道、お店の前に出来ている長い行列に出会った。 それまでコチラの事を全く存じ上げなかった私。 図々しくも行列に加わっていた人に話しかけてみた。 その紳士曰く、とても美味しくて、こうして待つだけの価値がある、との言葉を頂いた。 お礼申し上げ、その場を去り、ホテルに戻り調べてみたところ、相当個性的なお店である事もわかった。 これは行くしかないだろう! と、訪問となった。 朝早くに並ばないと かなりの時間待つことになりそうだと思い、お店には開店30分前に着いた。 が、この日は小雨模様だったからか、まだ誰もおらず、私が一番最初の客のようだ。 しばらくすると次の客が来だし、開店時間には約10名強の人達が並んでいた。 先頭だった私から、コの字型のカウンターの向かって左奥の席に案内されたが、2席空けて座ってくださいと言われる。 後にわかった事だが、そのスペースはテイクアウトの客の為、商品や代金の受け渡しの場所になるようだ。 今回、先頭の私から注文を聞かれたので、予め予習しておいた「きも焼き」と、せっかくだがら「海老焼きそば」も注文した。 お店の方針だから残念ではあるが、アルコール飲料の提供は無い。 配られたお水で我慢だ。 お店の方針、と言えば まだまだユニークな内容があり、コチラでは料理を頂く際に箸は提供されない。 焼きそばでさえフォークで頂くのだ。 かちゃぐり(コテのような物)1本で料理を無心に頂く。 慣れない人には大変な作業だ。 料理に使用するのはソースのみ。 マヨネーズなどは貰えない。 ソースの入っているポットから、自分好みの量のソースを刷毛で塗るのだ。 ちょっと多めにつけておかないと、厚みのある部分では物足りなくなりそうだ。 そしてそして! コチラの最大の魅力であり、不思議であり、驚きなのが「きも焼き」の作り方だ。 最初にレードルですくい、鉄板に広げる生地だが、驚く程「シャビシャビ」だ。 鉄板の隅には塊のラードが山のように乗せられており、それが熱に溶かされ流れ出す。 そこへ先程の生地を流し込む。 店主が鷲掴みにしたキャベツの千切りを載せたかと思ったら、更にその上に これまた店主が鷲掴みにした「鶏モツ」を豪快に載せた。 かなり大きなサイズのボウルに入っている鶏モツは、部位ごとに別れてはいないので、店主が掴んだ時にどんな部位が入れられるのかが決まる、というアバウトさだ。 更に先程のシャビシャビシャビの生地が再度かけられたと思いきや、ある程度固まってきた物は巨大な店主のかちゃぐりでひっくり返され、それを鉄板の隅に移動したと思ったら、次の生地が溶けたラードの上に流し込まれ…。 次々と焼かれる作業は、まさに熟練の技だ。 その間にも店内にはひっきりなしに電話が鳴る。 どれだけ鳴っても電話に出ない時もあれば、出た時にはテイクアウトの注文が入り、店主も「○○時までは出来ないよ、と言っておいて!」と。 私は自席からの眺めに見とれてしまい、その技を存分に楽しむ事ができた。 そして焼き上げられた「きも焼き」。 ポットを手に取り、悔いの残らないようソースを塗る。 そうして隣の客にポットを渡し、かちゃぐりを真ん中から入れた。 ソースが鉄板に溢れ、その香りにうっとりとする。 上手に1口サイズに切り分ける事ができた物を口に運ぶ。 サクッ、ではない。  ザクッとした、と表現するのが相応しい食感もまた独特だ。 アバウトに入れられた鶏モツは、切り分ける度に違う味わい、食感があり、これまた楽しい。 あぁ…… これは本当に「お好み焼き」なのか?…… 私には全く異質な料理に思えてならなかった。 そしてとても美味しい。 高松での最高の思い出になり得る料理であった。 もっと早く… もっと早くコチラを知ったら、私はあと何度通った事だろう。 そして心に刻んだのは「再び ふみや さんに……」 だった。

2024/05訪問

1回

釜あげうどん 岡じま 高松店

高松築港、高松、片原町(高松)/うどん

3.56

291

-

~¥999

定休日
-

昼の点数:4.0

高松での勤務も残り3日となったこの日。 昼食は悔いの残らないよう、まだ訪問していないお店のうどんを頂くことにした。 それがコチラ「釜あげうどん 岡じま」さんだ。 店名にもあるように、コチラのイチオシは釜あげうどんのようだ。 中でも私が高松で覚えた味の「釜かけ」も頂ける。 これは本当に「目から鱗が落ちる」体験だった。 私が普段暮らす地方の讃岐うどんの某チェーン店ではこの「釜かけうどん」は無い。 一度茹であがってから冷水で締めた麺を もう一度湯にくぐらせてから熱い出汁をかけると、その分どうしてもコシが弱くなる。 しかし この「釜かけ」なら、一度冷水で締める工程を省くから、釜あげのうどんのコシを、熱々の出汁と共に楽しめる。 私としては、どうして今までこの「釜かけ」に気付かなかったのかが恥ずかしくなった。 そしてコチラの「釜かけ」も安価でとても美味しい。 いりこの効いた澄んだ出汁と相まって、「これこそ讃岐うどんの真骨頂なのだろう…」と思わせられた。 高松での勤務先のスタッフ皆が「うどんはかけうどんで食べるもの」と言っていた意味が、この「釜かけ」でわかったつもりだ。 ご馳走様でした。

2024/05訪問

1回

ちく泉

高松、高松築港、片原町(高松)/うどん

3.29

44

-

~¥999

定休日
日曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.9

勤務中の昼食として伺った。 もう少しで高松を離れる私。 随分いろんなお店に伺ったが、どのお店でも感じるのが「長過ぎる麺」。 なぜ高松(讃岐全般?)のうどんの麺は、これ程長いのだろう。 私のような他県民は、これ程長いと一気に啜りあげることができず、食べにくいと思うのだが…。 勤め先から徒歩数分という圏内にありながら、初訪問となったコチラでも、注文したざるうどんの麺はとても長く、箸で一本だけ麺を掴み啜るが、それでも途中で一息入れないと 一気に啜りあげることができない。 セルフのうどん店であるが、とても美味しいのに この長過ぎる麺の食べ辛さは伝統的なものなのかなぁ。 ご馳走様でした。

2024/05訪問

1回

手打ちうどん 鶴丸

うどん KAGAWA 百名店 2024 選出店

食べログ うどん KAGAWA 百名店 2024 選出店

手打ちうどん 鶴丸

瓦町、片原町(高松)、今橋/うどん、カレーうどん、おでん

3.71

1141

~¥999

-

定休日
日曜日、祝日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:3.8

この日、最初に伺ったお店では満足できる食事ができず、モヤモヤした気分を引きずりながらコチラで口直しをしようと訪れた。 以前から気になっていたが、夜だけの営業というのが訪問する機会を逸していたのだ。 私のような初老のおじさんに、夜中のカレーうどんで〆はいかがなものか…という思いも邪魔をしていた。 しかし、この前に立ち寄ったお店ではたいした量を食べていなかったこともあり、この際伺ってみようと思ったのだ。 お店の前を通りすぎるといつも数名の人達が列を作っているコチラ。 この日も同様で、私の前には6名が待っていた。 それでも回転が良いのか 待つこと約20分程で店内に入ることができた。 私が案内された席は厨房の様子がよく見える場所で、目の前にはたくさんの雪平鍋が。 そのほとんどにカレーが入っており、この店の人気商品がカレーうどんであることが一目でわかる。 私の注文も勿論カレーうどんだ。 ただし天ぷら等のトッピングは省いた。 夜中や翌朝に胃もたれで苦しむのはごめんだ。 気になるのはカレーうどんの味だから、一番シンプルな物で十分だ。 やがて私のカレーうどんが着丼した。 私の地元、愛知県や岐阜県のカレーうどんとの比較では、色がコチラのお店の方が より濃い色をしており、味は出汁とスパイスが調和した美味しいスープに仕上がっている。 麺の美味しさはいうに及ばず。 なるほど、このカレーうどんなら、食べる量やトッピングを過剰にしなければ夜中に胃もたれで苦しむことはなさそうだ。 総じて美味しいカレーうどんであった。 しかし この先は、単なる私の嗜好ではあるが、同じカレーうどんでの比較なら、私の地元のカレーうどんに軍配を上げたいなぁ…。 「若○家」を代表する、中京圏のカレーうどんのレベルはなかなかのものだと思えるから。

2024/05訪問

1回

れんげ料理店

居酒屋 百名店 2022 選出店

食べログ 居酒屋 百名店 2022 選出店

れんげ料理店

瓦町、栗林公園北口、栗林/居酒屋、日本料理、海鮮

3.66

311

¥4,000~¥4,999

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:3.0

私はもうコチラには伺うことはないだろう。 お一人様という客を雑に扱うお店には……。 1つは予約をしたのがさほど直近とは言われない程度のタイミングだったのに、何故1名の客をカウンターの一番入り口に近い(扉のすぐの場所)席に案内したのだろう? 一番隅でも問題はないが、せめて入り口の扉近くは無いのでは。 それに 予約の段階で「刺身の盛り合わせは必ず注文して頂きます」とのハウスルールに従ったのに、逆にお店が全員に提供していた「お通し」が、私にはいつまでたっても提供されなかった。 お通しとは 果たしてどんな意味を込めて提供しなければならないのかを理解しているのか疑ってしまう。 会計をして欲しいと言った際、合計金額だけが記入された紙を持ってきたので、私は「明細を見せて欲しい」と言ったところ、見せてくれた内容には やはりお通しが記載されていた。 私は「このお通しは頂いてませんよ」と言うと、慌てて戻り、「申し訳ございませんでした」とは言ってくれたが、席へのアテンド、お通しの出し忘れ等々、気持ち良い時間を過ごす事はできなかった。 もういい加減、合計金額だけを渡して会計を求める方法は止めたらどうだろう。 店側にやましい事が無いなら「○○は○○円、○○は○○円……」と、堂々と請求すれば良い。 内容を確めないのに支払いを求める文化は日本以外には考えられない事なのに、いつまでこんな事を続けるつもりなのだろう……。

2024/05訪問

1回

バーガーキング 高松オルネ店

高松、高松築港、片原町(高松)/ハンバーガー

3.04

8

-

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

テイクアウトの点数:3.9

丸亀でせっかく素敵なお店に出逢えたのに、私の至らなさから そのお店を十分に楽しむことなく高松に戻る事になってしまった。 夕食として何も食べていないことに気が付き、うどんでも食べてホテルに戻ろうか…とも考えていた時、コチラを思い出した。 そうだ、ハンバーガーを食べよう。 久しく食べていないが、私は結構なハンバーガーファンなのだ。 中でもチェーン展開しているお店で一番好きなのが、コチラ「バーガーキング」さんだ。 様々なハンバーガーチェーンでも コチラはパティを炭火焼きしているのが特徴で、その美味しさは他店より頭1つ抜けていると思っている。 この日も遅い時間帯に購入することになるので、私としては遠慮気味に「ワッパーJr.」を単品でテイクアウトにしておいた。 ホテルに戻り、さっそくかぶりつく。 パティをダブルにしたので、肉々しさと炭火焼きの香ばしさがたまらない。 しかし この日の失敗から意気消沈の私。 ハンバーガーの味には いつになく苦い味もした…。

2024/05訪問

1回

酒亭うり

丸亀/居酒屋、日本料理

3.27

19

¥6,000~¥7,999

-

定休日
月曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.2

私は自分の事を この日こそ「恥ずかしい…」と思ったことはなかった……。 いい歳を重ねながら、未だに人の心遣いがわかっていないようだ。 高松での出張も もうすぐ終わろうとしている休日のある日。 最後の思い出にしようと訪れた讃岐うどんの名店で舌鼓を打ち、丸亀に移動した後は観光名所を巡り、カフェのマダムと楽しく語らい、懐かしい雰囲気の居酒屋さんにも伺えた。 そんな1日の最後を締めくくるべく、予約をさせて頂いたコチラ「酒亭 うり」さん。 真っ白い暖簾が掛かる佇まいは私好みだ。 華美な装飾で飾られたお店より、和食の割烹や寿司店は このような佇まいの方が良いと思えるのだ。 誰かの教えに「和食の懐石(会席)料理の真髄は、侘びさびを理解しないと その本当の良さはわからない」と言われた事がある。 この佇まいが「侘びさび」を備えているとは思えないが、こうしたシンプルな佇まいの奥には、どんなことが待っているのだろう…と期待値も上がろうというものだ。 扉を開けて中へと進むと、既にけっこうな人数の先客が。 従業員の皆さんの教育も 揃って行き届いていて、こうしたお店では私も自然と背筋が伸びる。 「お飲み物から伺います」と言われ、最初から刺身をお願いするつもりだった私は「お勧めして頂ける地元の純米の酒をぬる燗で…」と所望した。 そうして勧めて頂いたのが「おいでまい」だ。 日本酒とは本当に楽しい酒で、様々なお燗の温度の違いで、1つの酒が実にいろんな表情を見せてくれる。 この日も新鮮な地物、旬の物を揃えた刺身の味を、ぬる燗の地酒でゆっくりと楽しみたく思ったのだ。 さて、最初にお通しからだ。 提供された三種盛りは どれも手をかけた素晴らしい味わい。 これだけで最初の日本酒を空けてしまいそうだ。 やがてお待ちかねの刺身の盛り合わせは期待通りの素晴らしさ。 特に白身には店主の拘りを感じることができた。 次なる料理は これも初夏に想いを馳せる「鮑と蓴菜の冷製茶碗蒸し」。 私の大好きな食材でもあり、まさに初夏の陽気を思わせる1日にふさわしい1品だ。 冷ややかな蓴菜のツルンとした食感は官能的であり、鮑の旨味を加えた、季節の走りの味覚を堪能できた。 と、ここまでは良かったのだ……。 お店は人気店らしく、次から次に新規の客が来店して、その人達のオーダーが店内にひっきりなしに響いている。 私は茶碗蒸しの次の料理を楽しみに待っていたが、なかなか提供されない(と、勝手に思い込んでいた)。 あまりの忙しさに てっきり私の料理は忘れてしまったのかな…という思いが頭に浮かんでしまい、スタッフの女性に 「あのぉ、もし○○○をまだ作っていないのであればキャンセルしても…」 という言葉を口にしてしまった。 女性スタッフが店主に その事を伝えると、店主の一瞬の残念そうな表情が伺えたが、仕方ないと理解して頂いた。 私としては店主は大層忙しく振舞っており、予約のお客を捌くのが大変だろう、と気を使ったつもりだったが、会計を済ませた帰り際に 先程の女性から 「申し訳ございませんでしたね。店主はお客様がゆっくりと召し上がっていらっしゃるのを見て、あえて料理もゆっくりと合わせていたようで…。どうかご容赦くださいませ」と。 ………なんという事だ。 気を使っていたのは店主の方だったのだ。 自分を擁護する訳ではないが、ボタンの掛け違いとでも言うか、私は私なりに、店主は店主なりに、お互いが気を使い過ぎてしまったのだろうか……。 結局、私はこの素晴らしいお店で せっかくの料理は先の2品だけで終わってしまった。 招く側の人達の心遣いがわからない愚か者にきっとバチが当たったのだ。 店主、お店の皆様。 大変申し訳ございませんでした。 この場を借りて改めてお詫び致します。

2024/05訪問

1回

しらさぎ

丸亀/串揚げ、食堂、居酒屋

3.21

24

¥3,000~¥3,999

~¥999

定休日
水曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.0

ボートレース丸亀で観戦を楽しんだ後、この日の夕食でお楽しみにしていたお店の予約時間まで小一時間程の余裕が出来ていた。 シャトルバスを下車し、さて、この後どうしようかと駅前辺りをぶらぶらしている時にコチラが目に飛び込んできた。 メニューの案内といえる看板から、串揚げのお店であることは理解したが、定食等のメニューも豊富にあった。 居酒屋さんなのか定食屋さんなのか ちょっと分かりにくいが、すでに営業が始まっているようで、他に宛てがある訳でも無く、コチラで軽く串揚げと食前酒を楽しむことにしよう。 階段を上がり、お店の扉を開ける。 先客は扉より右側のテーブル席に2人、左側のカウンター席に常連客と思われる1人が。 私はカウンター席の一番奥に腰掛け、先ずはビールを注文した。 キリンラガーの大瓶だ。 良い意味で コチラのような昭和の雰囲気が残るお店のビールはキリンのラガーがよく似合う。 私が生まれ育った頃は キリンビールがかなりのシェアを占めており、現在のような多種多様が用意されているような事はなかった。 どこへ行ってもビールはキリンラガーの時代だった。 メニューに手を伸ばして串揚げをお願いする。 一本ずつの単価は低く、最初に豚肉と海老を各2本、うずら卵なども注文した。 その串揚げを待っていると、お通しが運ばれてきた。 茄子の揚げ浸しに茗荷やかいわれ大根の薬味と削り節を添えた物だ。 よく和えて口に運ぶと、これがとても美味しいのだ。 店内を見渡すと、カウンターの中で調理する大将と共に、大女将とおぼしき女性の姿も。 なるほど、居酒屋さんにありがちな 冷凍物の枝豆が提供されるのと違い、コチラの物は そうした手作り感があり、お店の大女将の手による物かな…と想像してしまう。 このお通しが美味しくて、後程「料金を支払うので…」と無理を言って追加をお願いした程だった。 串揚げが運ばれてきた。 全体的に小ぶりなサイズの串揚げだ。 なるほど、このサイズならこの単価も理解できる。 大きな口を開ければ男性なら一口で食べられる程だ。 ざく切りのキャベツも添えてあり、自家製と思われるソースは別の器にポン酢と共に提供され、自分好みで素材に合わせ、そのどちらかを選択して口にする。 何故か…… この瞬間、私の頭の中はタイムスリップしたような感覚になってしまった。 私の実家は愛知県名古屋市・大須という街で居酒屋を営んでいたが、私がまだ子供の頃の実家の雰囲気とコチラの雰囲気が とても良く似ていたからだ。 亡き父の揚げる串カツと、コチラの串揚げが似ているのだ。 加えて私達は小さな店だったので、子供の私達でさえ店が忙しくなれば手伝わされるのは毎日のような事であった。 コチラのお店も家族経営と思われるが、その雰囲気が私の子供の頃の記憶とシンクロしてしまったのだ。 ほんの軽く飲んで食べて…と考えていたが、そんな訳で あまりの居心地の良さに串揚げもドリンクもおかわりしてしまった……。 しかし さすがに予約済みのお店を反故にする事は出来ない。 もう少しゆっくりしたい気持ちを抑え、お店にも新規のお客が来店し、忙しくなりそうだったので、このタイミングで会計をお願いした。 駅前の立地でもあり、地元の人達にも支持されているお店なのだろう。 これからも頑張って欲しい、そんなことを思いながらお店を後にした。

2024/05訪問

1回

ターンマーク

丸亀、宇多津/食堂

3.17

13

-

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.7

朝から食べた2杯のうどんの腹持ちが良く、お昼のランチを食べる気になれなかった。 そこで休憩に利用したカフェのマダムとの会話の中で登場したお店のタコ焼きをテイクアウトして、半ば それがランチであり、おやつのような位置付けとした。 そして そのタコ焼きは「ボートレース丸亀」で食べることにしよう。 無料のシャトルバスに乗って約5分余りで到着。 広々とした館内にあるフードコートも綺麗で、まるで大きなショッピングモールに来たような感覚になる。 数軒のお店が並ぶなか、コチラ「ターンマーク」さんでビールを購入して、先程のタコ焼きと一緒に頂いた。 お店には他にも様々なフードやドリンクも販売している。 レースを観戦しながらの利用にはもってこいだ。

2024/05訪問

1回

浜屋

丸亀/たこ焼き、たい焼き・大判焼き、かき氷

3.12

23

-

~¥999

定休日
水曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

テイクアウトの点数:3.3

休憩に利用したカフェのマダムとの会話の中で登場したお店がコチラ。 丸亀の観光案内所で頂いた街の情報誌にも掲載されていたので、コチラのタコ焼きをテイクアウトして 近くにある「ボートレース丸亀」で観戦しながら食べてみる事にした。 ユニークで大きな看板の目立つお店は、タコ焼きが醤油味とソース味が選べ、価格もリーズナブルだ。 私は醤油味の10個入りを選んだ。 それを持って行こう。 無料のシャトルバスに乗って約5分余りで到着。 ビールを購入して、館内にあるフードコートの一角で包みを開いてみた。 お店で焼いているところを見ていたが、その時の印象よりも やや小ぶりなサイズだ。 爪楊枝で刺て口に運ぶ。 うーん…  残念ながら私の求めるタコ焼きの味ではなかった。 良い意味では「質感のある…」だが、悪い意味では「鈍重な…」味わいだ。 小麦粉の味が強く、味つけも薄い。タコも小ぶりなので、まるで甘くない団子を食べているようだ。 ちょっと残念だが私の好みには合わなかった。

2024/05訪問

1回

みきCafe

丸亀/カフェ

3.09

8

-

~¥999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.0

香川県・讃岐うどんではNo.1の人気店でうどんを食べようと、高松での出張期間中に是非、と伺った名店。 朝早くからホテルを出発し、自宅に戻る前の最後の休日はその為に始まった。 しかし お店の好意で時間よりも早く開店してくれたとはいえ、うどんを食べ終わり、土産用のうどんを購入、発送手続きを済ませるまでが9時までかからなかった。 これで高松に戻るのは いささかもったいない。 そこで 初めからこの日は更に足を伸ばし、丸亀辺りを散策することにしていた。 JRの鴨川駅から丸亀駅までの列車は本数が少ない。 とはいえ その間を約10分で行き来できるのだ。 レンタカーを借りたり、タクシーを利用する程ではない。 ローカル線の無人駅のホームのベンチに腰掛ければ、春の柔らかな風が心地好い。 今がまさに 日本の一番良い季節なのだと感じられる。 電車を待つことすら また楽しからずやだ。 やがて やってきた電車に乗り込み、丸亀駅で下車。 駅構内にある観光案内所で話を聞いてもらった。 丸亀城に行くには…と尋ねたが、バスも向かうが徒歩でも10分くらいで…との言葉に安心し、歩くことに。 「駅を出た左側に進むとアーケードが…」と丁寧な説明を受け、先ずは丸亀城を散策。 その後、まだ時間に余裕もあり、もう1つの観光名所にはレンタサイクルを借りて行った。 そこでレンタサイクルを返却、ちょっと疲れた私。 休憩しようとお店を探していたところ、コチラの看板が目に入ってきた。 「みきCafe 」。 私の大好きな妻の名前と同じ店名が気に入った。 店内に進み、席に付きメニューを見る。 ビールセットなるものが目についた。 セットってなんですか?と尋ねたところ、乾き物が一緒に提供されるんです、とのこと。 それは願ったりかなったり。 ビールだけでは味気無い、と思っていたのだ。 よく冷えた生ビールが喉を通じて五臓六腑に沁みわたっていくのがわかる。 先客が全て居なくなり、手の空いたマダムと少しお話をさせて頂いたが、聞き上手、話し上手なマダムとの会話で疲れも癒された。 さぁ、元気も充填出来た事だし、もう少し頑張ってみよう。

2024/05訪問

1回

手打ちうどん 大蔵

高松、高松築港、昭和町/うどん

3.19

18

-

¥1,000~¥1,999

定休日
木曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.0

高松を離れるまで あと1週間になった。 さぬきうどん。 どれだけのお店に伺ったのかを数えてみた。 自分なりに「こんなにもたくさんのお店に…」とは 思っているが、人間の欲というものにはキリがない。 なにせコンビニの数よりもうどん屋さんの方が多いのが香川県。 (まだまだ美味しいうどんのお店に行きたい) 食いしん坊と自覚はしているが、 欲深い人間だなぁ、私は。 またしてもお昼は新規開拓のうどん屋さんだ。 新規開拓とは言えど、コチラは以前より評判の良いお店であり、それが理由はわからないが現在の地に移転され、営業を再開しているようだ。 移転前に提供されていたメニューは 今のところ無い物もあり、以前を知る人のレビューには おでん等の提供もされていたようだ。 開店時間の5分前にお店に着いたが、ちょうどその時に先に待っていた人達が 早めに開けてくれたお店の案内で続々と中に入っていっている。 何人が待っていたんだろう……。 お店の前に自転車を駐輪し、暖簾を掛けようとしていたお店の人に「1人ですが、入ってもいいですか?」と尋ねたところ「大丈夫ですよ。カウンターでお願いします」と。 良かったぁ。行列は嫌いなのだ。 なんとか一巡目で入ることができた。 お店は少々手狭な感じは歪めない。 高さも形も異なる変形カウンターの、一番入り口扉に近い席に腰を下ろした。 新規開店する飲食店は、その規模の大小に関わらず、タブレットを使用しての注文方法を採用しているお店が増えてきたが、それはコチラも同様だ。 私もさっそく手に取り、海老の天ぷらが乗った冷たいうどんの注文を送信した。 その後「セルフでお願いしています」と言われたお水を汲んで席に戻る。 改めてタブレットを手にし、他にどんなメニューがあるのかを見てみる。 そこで「…!」  気がついたのだ。 私が先程送信したメニューは「えび天ぶっかけ」。 しかし私が本当に食べたかったのは「えび天ざる」だ。 あ~あ、やっちゃったよ……。 これだからせっかちでアナログなオジサンは…。 忙しいのにお店の人を呼び、事情を話して 今更だけど変更は可能でしょうか?と聞いてみたところ「大丈夫ですよ」と優しいお言葉を頂けた。 それに感謝しながら暫く待っていると、美味しそうなうどんが運ばれてきた。 えび天ぷらも程よいサイズが2尾、大葉の天ぷらと一緒に乗っている。 せっかくだから、と揚げたてを口にしたが、サックりと上手に揚がった美味しい天ぷらだった。 うどんは艶々と輝いており、おそらく… と想像して箸で一本だけ手繰ると、その通り とても長い麺が。 さぬきうどんを自家製麺で提供されるお店の多くは、コチラ同様 一本がかなり長い、ということを学習したのだ。 その麺だが、さすがに人気があるだけの実力が理解できる。 もっちりとしたなかにコシも十分にあり、とても美味しいうどんだ。 これも総じて言えると思うが、うどんはコシを楽しむなら「冷」で。出汁を味わうには「温」が良いのではと。 まぁ 個人的な感想なので、一概にはそれが正しいとは言えないかもしれないが、私が今回の高松での出張期間中に食べてみて感じた印象だ。 巡ったお店は2ヶ月半で20軒。 まだまだ さぬきうどんの真髄が理解できた訳ではない。 なんと奥が深いことだろう……。

2024/05訪問

1回

レストラン 香松

沖松島、松島二丁目、今橋/フレンチ、洋食

3.53

56

¥10,000~¥14,999

¥3,000~¥3,999

定休日
水曜日

昼の点数:4.6

あぁ!人生とはなんと素敵な出逢いを創造してくれるのだろう! 私が無知なのは自身も認めるところではあるが、私はこの高松の地で、今まで沢山の美味しい仔羊の肉を食べてきたつもりでいたが、この素敵なレストランで「こんなにも美味しい仔羊料理がまだあったのか…」という驚きと感動に包まれることになったのだ。 「レストラン 香松」さんだ。 正直申し上げると、私は随分と不誠実な人間で、一度予約をさせて頂いたにも関わらず、前夜の痛飲が祟り 食事どころではなくなってしまった為に その予約を日延べにしてもらうという、お店に対して大変失礼な所業をしたのに、当時電話対応をして下さったマダムの優しさに甘えてしまったのだ。 来店し、席に着いた私に わざわざご挨拶にお越し頂いたマダム(後程知ったのだが、コチラのシェフの奥様だそうだ)は、とても美しい女性で、その立ち居振舞い、声の質から 以前はどこかのエアラインのキャビンアテンダントでもしていたのかな…? と、下衆な想像が持ち上がる程の美女だ。 そんな美しい女性から声が掛かると、そんなシーンに慣れないオジサンは緊張してしまったが、なんとか会話を経てオーダーを聞いて頂いた。 その会話が私を先記した素晴らしい料理へと導いてくれたのだ。 メイン料理で大好きな鴨のコンフィにするか、仔羊にするかを迷っている旨を伝えたところ、マダムのお勧めが仔羊だったのだ。 その会話が無かったら、バカな私は 実はこの日もまたしても先日同様、職場の仲良しが催してくれた送別会で痛飲してしまい、フレンチレストランでワインを飲まずに食べるなんていうことになってしまったが故の、楽しくも無い食事になってしまっていただろう。 前ふりが長くなったのは、それだけ この料理との奇跡的な出逢いを演出してくれたマダムに感謝したいからだ。 マダムだけでなく、コチラのお店は皆さん全員がハートフルな接客をしてくれて、途中で供されたバケットの美味しさに「もしかして自家製ですか?」と尋ねたところ、そのバケットをお願いしているブーランジェリーをわざわざショップカードを持ってきて紹介して下さり、「お一人でやっているお店なので、朝早くに行かないと、お昼には何も無くなってしまう程の人気店なので…」とまでご教授下さった。 料理も美味しい。 海老とヤリイカのマリネから始まり、スープ、ポワソンも。 そして この日のメイン料理がサーヴされた。 「仔羊のロティ」。 最初、この肉の部位とソースを説明して頂き、ガロニのドフィノアやラタトゥイユもご一緒に、と。 肉の部位は喉に近い部分だという。 (後程教えて頂いたこの仔羊の部位は「コリエ・ダニョー」という名前の部位だそうだ) 私も自宅で愛用しているラギオールのナイフの鋭さをもってして、カリッという食感を痛めないようにカットして口に運ぶ。 最初は「おぉっ?」という驚きが。 後程 よく咀嚼する度に「えぇっ?」に変わり、 喉を抜け、鼻腔に残った風味が「ん~っ……」という なんとも言えない気持ちにさせてくれた。 こんな思いをするのは久しぶりだ。 というより、いつ以来のことだろう……。 あぁ! 思い出した! 石垣島のリゾートホテルの中華料理店で提供された海老料理! あれを頂いた時に感じる事が出来たのに匹敵する出逢いになった。 私も間もなく還暦を迎える。 しかし まだまだ世界には私などが知らない美味が沢山あるのだろう。 そんな感動をすることができた料理を提供してくれたマダムとシェフには本当に感謝しかない。 食後にわざわざ私のテーブルに、まだ仕込み途中の肉を見せる為に持ってきてくださり、煮込み料理に使用することが多い部位なんです、とも教えて頂けた。 最後は帰り際に厨房から出てきてくださり、ご挨拶まで頂いた。 シェフは これまた随分な「イケメン」で、なるほど、この手腕のイケメンシェフにして美人のマダムかぁ…。 これは参った! 私など到底 憧れようがなんだろうが無理だな(笑) しかし私が高松を離れるのは あと数日後だ。 もっと早くコチラを知れば、もう一度この料理を……と思ってしまうのは未練だよなぁ……。 最後は1階の玄関口まで降りて見送ってくれたマダム。 ありがとうございました。 素晴らしい人達、素晴らしい料理、素敵なレストランとの出逢いにお礼申し上げます。

2024/05訪問

1回

焼肉五苑 ミラクル店

香西/焼肉

3.04

20

¥3,000~¥3,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.6

高松での出張がもうすぐ終わろうとしている。 手前味噌だが よほどの人員不足だったようで、私が来たことをとても感謝してくれたスタッフが、 「○○さんが名古屋に戻る前に是非最後に一緒に…」 と声をかけてくれた。 嬉しいことだ。 私なりに頑張った、という自負はあったが、改めて苦楽を供にしたスタッフからの言葉だ。 その飲み会、喜んで参加されてもらうよ、となった。 後日、会社の「偉いさん」が、「最後に送別会として一席設けてますので…」と、聞かされてはいたが、私としては そんな人達よりも、一緒に頑張ってくれた現場のスタッフとの出逢いや、近付いているお別れを惜しみたい。 そのスタッフの案内で連れてきてもらったのがコチラのお店だ。 当初の待ち合わせ時間が13時30分だったので、どこで飲み会をするつもりだろう、と思ってはいたが、コチラはどうやらアイドルタイム無しの「通し営業」をしている焼肉店らしい。 年齢の近い者達の集まりだったので、遠慮などはいらない。 役職の違いは忘れて、今日はタメ口、無礼講だ。 先ずはビールで乾杯だ。 銘々が思いおもいの料理を頼んで楽しくスタートだ。 と、ここまでは良かった……。 みんなストレスが溜まっているのか、生来の酒好きなのか、よく飲むこと飲むこと! スタートした時間からおよそ3時間以上飲み続け、店を出ることになった。 私は普段から会社関係の付き合いは好きではないので、こういう時の食べ方、飲み方のペース配分やらがわからない。 なので、最初に提供された料理は写真に納めたが、その後はまさに無礼講となってはしゃいでいた。 「食べログは備忘録」を自負する私。 今回もまともなレビューにはなっていないが仕方ない。 高松での仕事で苦楽を供にした仲間達との楽しい時間に全てを忘れ、酔いしれることが出来たことが嬉しかった。 みんな、今日は誘ってくれてありがとうね! じゃあね!また明日ね! って、えっ? 明日はこのメンバー全員休み? そんでもって何? もう一軒行こうってか?…… なんだか俺、ハマッてんじゃね?…………

2024/05訪問

1回

鮨処やまと

片原町(高松)、瓦町、今橋/寿司

3.56

31

¥10,000~¥14,999

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:3.0

うーん……。 私はコチラのお店は合わない。 カウンターだけの、ご夫婦が営んでいるお店は常連客に支持されているらしく、私ともう一人が先客として席に着いているのに、それよりも遅くに来た常連客のタイミングに無理やり合わせられ、結局私など 1人で18時30分に来ているのに、食べ終えてお店を出たのが21時30分。お一人様で来ている客に3時間を要した。 その、私よりも先に来ていた客が、何も出て来ないからつまらないのか私に話かけてくるようになり、私もそれに付き合い、間を持たせる為にお互い仕方なくお話をしていることに主人が甘えているのか、しばしば「お待たせして申し訳ないですね」と声はかけられたが、それにしても 私達が何故 遅くに来た常連客のタイミングに合わせて待たされなければいけないのか。 予約の電話の際、初めて伺うので どんな料理内容ですか?と尋ねたところ「G.W.期間中なので お任せのコースで税別12,000円しかありません」は納得も、その内容が刺身ばかりを三種類、それに卵をツマミとして出され、煮炊きするような料理は何も無く、寿司10貫で椀物も無し。 写真の日本酒を、ぐい呑より少し大きなサイズの器で提供された物を一杯だけ飲んで、会計が16,000円近くとは、料理に対しての感動も無く、ざっくり言って 「少しの刺身を三種類と寿司10貫、酒一杯」で この値段は、「ここは東京のお店か?…」と思わせられてしまった。 10%の税金を加算して13,200円。 あの少量の日本酒はいくらだったのだろう……。 何も値段ばかりをとやかく言うつもりは無い。 ちゃんとした寿司店なら「あるある」だ。 私が嫌だったのは、とにかく常連客第一の仕事ぶりで、私のような一見客は後回し…がたまらなかったのだ。 最後に高松での寿司店で、良い思い出を作りたかったが、残念ながら私には合わなかった。 と同時に、どうしてコチラが高い評価をされているのかがわからない。

2024/05訪問

1回

小料理屋 おく

片原町(高松)、高松築港、高松/居酒屋、日本料理

3.35

16

¥4,000~¥4,999

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.0

私はどうしたんだろう……。 お店での会話があまりにも楽しかったこともある。 大好きな妻に会えないストレスもあったかもしれない。 しかしながら、コチラで飲んだことを ある程度覚えてはいても、最後はどうやってホテルに戻ったのか。 お店でおでんを食べたことをかろうじて覚えている程度で、最後の写真の料理は注文したのか、食べたのか、お金は支払ったのか、それはいくらだったのかを全て覚えていないのだ。 本当に いい大人がみっともない。 妻に知られたらメチャクチャ叱られただろう。 「小料理屋 おく」さん。 ちょっと個性的なお店だが、コチラに伺うきっかけすら忘れてしまった。 陽気な、お話上手な女将さんとご主人、そして隣席にいらっしゃった紳士二人との会話が楽しかったこと、最初にお勧めのセットメニューと刺身の盛り合わせ、おでんを食べたことまでを覚えているが、その後の記憶が……。 こんなの お店のレビューにはならないが、私の食べログは自身の備忘録の為なので仕方ない。 ただ、我を忘れて酔いしれたのだから、きっと楽しかったのだろう。いや、間違いなく楽しい時間だった。 それだけが救いになった夜だった。 しかし それだけに反省もしなければいけない。 そうでなければ私はただのバカな酔っぱらいだ……。

2024/05訪問

1回

植田うどん

うどん KAGAWA 百名店 2024 選出店

食べログ うどん KAGAWA 百名店 2024 選出店

植田うどん

片原町(高松)、高松築港、高松/うどん

3.63

327

-

~¥999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.8

ランチでメイン料理も含まれたパスタを頂いたが、もう少しお腹に余裕があった。 そこで投宿先のホテルから近くにあるコチラで、一番人気のある「肉うどん」系ではなく、シンプルなかけうどんを頂いてみることにした。 周りは多数の会社や繁華街の賑わいのある場所で、ランチタイムでは行列が出来るようだが、私が伺ったのが雨降りの、しかも時間的にもランチタイムが落ち着いた頃だったので、お店には数人のお客しかいなかった。 お店の人も一服しているのか、奥でかたずけに追われているのか、誰もいない。 ようやく女性のお店の人が見つかったので、その方に「申し訳ないですが、かけうどんの(小)だけで良いのですが…」とお願いする。 セルフ式ではなく、すぐさまかけうどんは提供され、会計を済ませて少量の七味唐辛子を最初から加えて席へと運ぶ。 先ずは その出汁から。 さぬきうどんではスタンダードな いりこの効いた出汁だ。 ちょっと驚いたのが麺。 かけうどんとして食べてきた、どのお店の物よりもコシの強さが保たれた、美味しい麺だった。 なるほど。 厨房の中でも打った麺をさばいている様子が窺えた。 イタリア料理店で食事した直後でもあったので今回はシンプルなかけうどんにしたが、この麺だったら次回は肉うどん系、もしくは冷たく食べる麺料理を試してみたくなった。

2024/05訪問

1回

シロッコ

片原町(高松)、高松築港、今橋/イタリアン

3.37

46

-

¥1,000~¥1,999

定休日
月曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.9

無類の麺料理好きな私。 高松に来てからというもの、やはりうどんにシフトしてしまい、パスタはなかなか口にしなかった。 しかし久しぶりに食べたくなり、どちらで…と考えた結果、以前に私が投稿したレビューを見て頂いた人が、私と同じように仕事で高松に在住していた際、「一番通っていた…」と推していらっしゃったコチラに興味が湧いた。 投宿しているホテルからも程近く、雨が降っていたが それも気にならないのも決め手になった。 そのお店に到着したが、入り口がよく解らない。 少し横に細い道が伸びている角地になるが、その細い道側に入り口があった。 カウンター席のみのようで、予約させてもらった旨を伝え、一番隅の席に腰を下ろす。 メニューを渡され、ランチメニューからメイン料理も含まれている物を選んだが、お店のマダム(?)から「1時間以上時間が必要ですが…」との確認を受け、大丈夫ですよ、と答えた。 先ずはオードブルヴァリエが。 飲まないつもりでいたが、それを見てしまうと急にワインも欲しくなった。 一番安価なトレヴィアーノをグラスで所望した。 キレの良いトレヴィアーノなら、この後の料理にも合うだろう。 オードブルヴァリエは全体的に優しい味わいの物で構成され、スターターとしては十分だ。 プリモにはスパゲティー二が。 「ホタルイカとマグロのカラスミ」だ。 ボッタルガとは異なる味わいの、なかなか美味しいパスタで、アルデンテの仕上がりも良かった。 メイン料理は「サワラのソテー」。 ソースはブール・ブランかな。 無難な味わいだが、それ以上にサワラの良さが活かされていた。 プリンはリコッタチーズを使用した物で、ブリュレのようにキャラメリゼした表面の食感も良かったが、もう少し量が欲しかったかな…。 しかし それを更に引き立たせてくれたのが、最後のエスプレッソだ。 このレベルのエスプレッソを出してもらえるとはとても嬉しかった。 ワインを除けば税込2,000円はかなりお値打ちだと思ったが、最後に気になる事を聞いてみた。 アラカルトのメニューが魅力的だが、ランチタイムでの提供は無理ですよね? と。 すると以外にも「前日の夜からの延長になるので、無くなっている物もありますが大丈夫ですよ」との事。 そうかぁ。 早とちりしたが、最初に聞いてみれば良かった。 まぁ仕方がない。 その楽しみは次回までとっておきますか……。

2024/05訪問

1回

レストランミケイラ

高松、高松築港/イタリアン、ヨーロッパ料理、ダイニングバー

3.42

103

¥3,000~¥3,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.2

5月の晴れた日、早めに仕事を切り上げて向かったのがコチラのお店。 高松は港町である。 大小様々な船が行き交う港は整備され、交通の利便性の良さも手伝って散歩をしたりする人達もたくさんいる、市民からも愛されているスポットだ。 その一角にコチラはある。 テラス席も備えたコチラのお店は、今まさに夕暮れ時が迫ろうとしている時間帯に利用すると、素敵なビュースポットが広がる。 開店間もない時間に伺えば、料理の進行に合わせるかのような素晴らしいロケーションが同時に味わえるのだ。 もうすぐ高松を離れる私。 柄にもなく 少しセンチメンタルな気分だったのかもしれない。 コチラのテラス席からの眺めを、高松を、目に焼き付けながら食事がしたかったのだ。 夕陽が美しく映える時間の予約、イコールそれは開店時間に伺った。 海辺には様々な人達が、思い思いの時間を楽しんでいる。 もうすぐ、もしくは この日結婚式を挙げたのか、幸せそうなカップルが 二人ではしゃぎながら写真を撮っている姿もあった。 そんな眺めを私も楽しむべく、先ずはメニューを決め、場所柄シーフードを注文し、ついでにグラスの白もお願いした。 キレ味良いソアーヴェはアペリティフに最適だ。 そのグラスに夕陽が重なる。 しばし見とれてしまう。 その後は何を飲もうかな…。 んっ? 私の好きなワインがあるじゃないか! それもボトルでの販売価格としては格安だ。 メートルに「このワイン、飲みきれなかったら持ち帰ってもいいですか?」と尋ねたところ「構いません。大丈夫です」と。 「オノロ・ヴェラ」 映画の祭典「アカデミー賞」のガラディナーのシェフを担当するウルフギャングバック氏。 その席上で振る舞われるワインは、氏が知名度が全く無いと言って良いほどの銘柄のワインをどこからともなく発掘、提供し、その無名のワインのパフォーマンスに招待者の誰もが驚かされる…という。 オノロ・ヴェラも その銘柄の1つで、個性的なエチケットも手伝って一気に知名度が高まったワインだ。 それがワインショップでの販売価格並みで提供されているなら飲まない手は無いだろう。 今日選んだ料理との相性でいうと勿論ベストチョイスとは言えないが、私の嗜好と合わさり この価格の前では問答無用だ。 最初のオニオングラタンスープが運ばれてきた。 私が大好きな料理の1つだ。 スープというよりも むしろ前菜というイメージで楽しめるのが魅力だ。 だからと言って コチラのオニオングラタンスープはその中に入れるバケットが多過ぎて、それが水分をほとんど吸収してしまっていた。 まぁそれもいいだろう。 私はオードブル感覚で注文したのだから。 次に魚料理が。 サワラだ。 グリルしたサワラを囲む 色とりどりの野菜達、緩めのブール・ブランを引き立てるかのようなポワヴル・ルージュが食欲をそそる。 それにしても この辺りの人達は余程サワラが大好きなのか、それとも旬だからなのか 和洋中問わず、いろんなお店で提供されるイメージがある。 私もサワラは大好きだから異論は無いが…。 やがてこの日のメイン料理として注文した「ペスカトーレ」も。 イタリア料理店でコース料理を注文すると、パスタ料理はセコンドで提供されることが多く、先程の魚料理や肉料理は その後になるが、今回は あえて逆の順番にしてみた。 コチラのペスカトーレは それがメイン料理としてふさわしい程の存在感があると思えたからだ。 注文する段階でメートルから「ボリュームがありますけど大丈夫ですか?」と尋ねられた程だ。 そうして運ばれてきたペスカトーレには確かに圧倒されそうになった。 そのボリュームといい、ルックスといい、メイン料理にふさわしい。 パスタもリングイネを使用しており、食べ応えもあり2人でシェアしても良いほどだ。 使用されているシーフードも良い物で、大きな海老が大好きな私としてはそれがとても嬉しかった。 いつの間にか夕陽も沈み、街の灯りが点り始めた。 卓上にはランプが届けられ、一層ムードが高まる。 ワインもまだ4分の1ほど残っている。 持ち帰るには中途半端だなぁ…。 そこでデザートにショコラテリーヌを見つけた。 うん、これをお願いしよう。 ビターなチョコレートとガルナッチャとの相性が悪い訳ではないはずだ……。 ちょっと飲み過ぎたかな。 火照る頬に海からの風が心地好い。 離れがたいと思う心を仕舞い込み、テーブルチェックをお願いした。 高松……。 もう少しでお別れだ。 今日は良い思い出が残せた。 そうだな、あと少し頑張ろう。

2024/04訪問

1回

リュ ドゥ シュープリーズ

片原町(高松)、高松築港、今橋/ケーキ、チョコレート

3.46

42

-

-

定休日
水曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

テイクアウトの点数:3.9

「あなた、いい加減にしたら!」 妻が一緒なら、まず間違いなくこう言うだろう。 朝9時半からうどんを2食、11時半からはラーメンを連食し、直後にソフトクリームを食べ終えたのが12時30分頃。 およそ約3時間で還暦間近のオジサンがこれだけ食べたにも関わらず、ホテルに戻る前に…と、コチラに立ち寄ったからだ。 香川県の高松市に長期出張に赴いて、はや2ヶ月。 もうすぐ名古屋の勤め先に戻る私だが、その間 気がついたら時間があれば うどんばかりに注力していた。 「ゆうじさん。高松で美味しい物 たくさん食べてきたんでしょ? 何処の 何が美味しかったの?」 そう聞かれた時、 「私 うどん屋さんばかり行ってたからなぁ…」 それでは面白くもなんともない! 特にスイーツは! 妻が大好きなのに、土産話もしてあげられないじゃないか! そう思った結果の行動なのだ(ただの言い訳かなぁ…) 投宿しているホテルから程近くのお店を調べた結果、コチラに決めた。 先に訪問された諸兄の写真だけを頼りに選んだのは私のいつものやり方だ。 伺った時間帯からも 一番商品のラインナップが揃っているようで、どれにしようか…と目移りしてしまう。 お店のスタッフの女性に「コチラの一番のお勧めは…」と尋ねたところ「チョコレート系です」と。 なるほど。そのチョコレート系のスイーツはショーケースの両端に並んでいる。 隅に置いても売れていくから、その他のスイーツを もっと目立つように陳列しているのだろう。 しかし ひねくれ者の私。 聞くだけ聞いておいて、それを選ばずに 他にしたのが今回購入した「オペラ・ピスターシュ」だ。 (だって古典的な洋菓子って美味しいもん!) その古典的な「オペラ」のアレンジとも言えるこのケーキが気になったのだ。 さっそくホテルに持ち帰り食べて…… は、いけないよな。 もうしばらくのタイムラグは必要だ。 コーヒーを淹れて、お楽しみの「オペラ・ピスターシュ」を。 「オペラ」は古典とはいえ、今の時代にも十分魅力的に思えるお菓子だ。 料理やお菓子などを新しく創作する難しさは 素材同士の相性が大切になる。 京都の和食のお店では、そうして出来た相性の良い物同士のマッチングを「出逢いもの」といって大切にする。 例えば「棒ダラと海老芋」のような……。 「オペラ」は そうした意味からも非常に複数の素材をまとめあげた、まるでオーケストラの指揮者が創作したような菓子だと思う。 個性豊かなそれぞれをまとめあげ、1つの型にしたのは、これを創作したパティシエのセンスの賜物だ。 その発展系とも言えるのがコチラのお店の「オペラ・ピスターシュ」。 コチラのお店のパティシエのセンスも見事なものだ。 私なら見事なアレンジを加えたこのお菓子を、コーヒー等のお茶でなく、シングルモルトの、ハイランド辺りのスコッチウイスキーと共にマリアージュしたくなったのは、私がただ単に酒好きだからだろうか……?

2024/04訪問

1回

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