「ラーメン・つけ麺」で検索しました。
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ここにも大統領
2023/09訪問
1回
「極とん」でいいだろ?
2023/08訪問
1回
繊細な旨さ。ギリギリのラーメンカテゴリー!
2023/07訪問
1回
倉敷に根付く北陸の味
2023/05訪問
1回
欲張らなきゃよかった
2023/05訪問
1回
トップメニュー制覇!
2023/02訪問
2回
21時が近付いていた。仕事が長引いたのだ。 今から食えるところかあ、と思案する。 一つ行ってみたかった店を思い出すが、 入店しモニターで受付をしている間に客がどんどん出ていく。 それらの会計作業が終わって、ようやく店員さんから声を掛けてもらう。 やっぱりダメですよね。 いやおい、声かけろよ! 残念な気持ちで外に出る。 なんと雨だ。 季節柄仕方が無いのだけれど、追い打ちをかけられている気がしてならない。 そこで再び車に乗り、街を流す。 そんな僕を優しく迎えてくれる灯り。 「極とんラーメン 三吉店」 「営業中」のサインが嬉しい。 店舗内は、まあ、ラーメン屋さんらしいそれ。 しかし、結構広々としている印象。 カウンター席も、広めにとってある。 嬉しいつくりだ。 打ちひしがれていた心に、清涼感も広がる。 しかし、勘違いしてはならない。 ここはとんこつラーメンのお店だ。 決して清涼感をくれる場所ではない。 ちょっと多いかな、と思いつつ 残業した自分を慰めるつもりで 「極盛りセット」の食券を買った。 これは基本のとんこつラーメン(極とんラーメン)に チャーハンと唐揚げ(3個)を付けたこってりメニューだ。 とてもメタボ中年が21時以降に食べる代物ではない。 だが、もう押してしまったのだ。我が運命は、変えられぬ。 麺は「ハリガネ」を指定し、待つことわずか数分で 極とんラーメンとチャーハンを載せたトレーを運んでいただいた。 ラーメンには胡麻をかけ、チャーハンには高菜を添えているうちに、 唐揚げも運んでいただく。おお、若き胃袋に乾杯だっ! まずはやはりラーメンだろう。 ハリガネの歯ごたえを感じるべく、麺をほぐし、箸でつまみ上げる。 ズズッ。おお、これだよ。 胡麻とネギ、きくらげもしっかり吸い上げての一口目。 旨いな、さすが、極とん! そして高菜と一緒にレンゲに掬い上げたチャーハンを頬張る。 チャーハンは仕上がりがきれい過ぎるところがあるも、味はよい。 しょっぱすぎないのがポイントであろう。 納得して唐揚げ。今更ながらキャベツを口に入れ、レモンを絞る。 三つある唐揚げの表面は滑らか。 ちょっと衣は厚めだろうが、しっかり肉の旨味を閉じ込めているであろうことを期待させている。 ガブっ。おお、これは良い塩梅の味付け。 やはりラーメンが濃い分、サイドメニューは控え目なのだろう。 極とんさんの優しさを十分に感じることができた。 半額券を持っていても、流石に替玉は控えた。 いや、無理だ。無理するな、俺……。 男は黙って啜るだけ! ご馳走様でした。
2022/06訪問
1回
厚生町の交差点を南へ曲がってみると、ラーメン屋さんが並んでいるのがすぐ目に入るだろう。 各地で見慣れた黄色に赤字、進入禁止のマークに似たイラスト。 これらももちろん旨い。 が、その対面にあるシンプルな看板を見逃してはならない。 その主こそ、「らぁ麺 さくら田」である。 仕事で遅くなった23時過ぎでも、白い蛍光灯のような看板が僕たちをしっかりと導いてくれる。 灯りに誘われる虫のような僕たちは、いつのまにか店の玄関をくぐり 食券を購入しているのだ。 そしてどうだ、そんな時間にもかかわらず フロア係のお姉さんが笑顔で座るべき席を指さしてくれる。 ここをオアシスと呼ばずして、どこのことを言えるだろうか。 「味玉醤油らぁ麺」「餃子」「生ビール」の食券を握りしめた僕は 4人掛けのテーブルに一人で座った。 もちろん最初に「生ビール」がやって来た。おしっ、おつかれちゃん! と独り言ち、一口。うーん、いいね。疲れも吹っ飛ぶぜ。 と思ったところでらぁ麺の到着だ。 シンプルな外観だが、一本物のシナチクが目を引く。チャーシューも二種類あるようだ。 味玉の色もちょうどいい薄茶色。 なんだこの、定番の王様のようでありながら個性も垣間見えるお姿は…… 箸を割ったところで餃子も到着。 これは5個入りの餃子。近年ではやや大きめに見えるが、僕の世代ではジャストサイズだろう。 しかしこちらはもうらぁ麺モード。 まずは麺を掬いあげて……ずるっ。おっ、この小麦感! 僕の好みの触感である。 もちろん卵も、二種類のチャーシューも、シナチクも旨いのだ。 そしてこれは誉め言葉だが、どれも突出した個性をむき出しにしている訳ではないので、 一杯の丼内で見事な調和を果たしているように感じた。 嗚呼、これはいい……。 餃子はやや皮が厚みがあって、崩れにくいタイプ。肉汁滴るやつではないが、良いものだった。 これに飽き足らず明太ご飯を頼んだのは、ここだけの話である。 いやあ、いい店ができたものだ。