6回
2020/10 訪問
和風の「♪ハロ~ウィ~ン(by WINK)」で、疲れた体に甘いものを
2020.10.27訪問
「らんぶる」からの帰り、五勝手屋本舗の店舗前で面白いものが飾られていました。ここの社長のFacebookでも投稿されていましたが、この時期は「♪ハロ~ウィ~ン(by WINK)」が近い事もありまして、各種のカボチャが店の前に並べられ、なおかつオレンジ色のカボチャには何やら筆文字が書かれています。実はこれ、五勝手屋羊羹に使われている包装紙を模したものとしていまして(そのカボチャと実際の包装紙は写真参照)、社長の遊び心満載ですね。
さて、美味しいコーヒーを頂いた後なので、店の前のカボチャに目を引かれつつ、ちょっと甘いものも欲しくなりました。なので入店。以前は店内中央に台を置いて各種のお菓子を並べていましたが、今は最低限の品だけ置いて、それ以外のお菓子はショーケースから選んで取ってもらうようになっていました。この辺も昨今の事情ですね。また、ショーケース上のカウンターには道南スギ製の木枠で作られたシールドも完備し、一部は商品POPとしても利用され、十分な対策も取られています。
今回は目に付いた物から「中花饅頭」「ハロウィンパイ」「古代大福」としましょう。この日、姉が札幌に帰還しますので、僕の分と姉の分とで各1個ずつ購入です。帰宅後、丁度姉が帰還準備に入っていたので無事に渡せました。
それで僕の分のお菓子ですが、当初は翌日にでも…と考えていたのですが、これまでの肉体&頭脳労働が結構続いていた事があってなのか、その日の21:00頃に無性に甘いものが食べたいという衝動に駆られ、我慢出来なくなって3個とも(写真撮影しつつゆっくりとですが)しっかりと頂いちゃいました。なので感想を。
「中花饅頭」
ちょっと前、「ヒルナンデス!」の北海道特集でこの中花饅頭(「中華」と書く事も)が取り上げられて、近いうちにここの物を食べたい!と思っていました。どら焼きみたいなしっとりふっくらとした皮に包まれた餡は、前に食べたときもそうでしたが、昔のものに比べて甘さ控えめ。大きさも一人で食べるなら手頃なのでペロリと頂けました。でも引き出物等に使われるならば大きいのも現役らしいですね。
「ハロウィンパイ」
パイの中のかぼちゃ餡は恐らく肉桂(シナモン)が入っているのではと。そんな感じの若干強いスパイシーさがあり、そこは和菓子らしさが出ているようです。パイでありながら和菓子の感覚を残したこのお菓子は五勝手屋本舗ならではと言えるでしょう。
「古代大福」
大福の餅生地に古代米を練り込んでありまして、古代米の粒々でちょっとした歯ごたえが出ています。また、古代米自体がもち米なので、餅の粘りも十分引き出されています。餡は断面・歯ごたえ・舌触りからこし餡らしく、古代米の粒々を味わうのには相性良いようです。
今回のハロウィンらしさは「ハロウィンパイ」と店頭のかぼちゃ達という事にはなりますが、美味しいお菓子を頂いたので、「安心して下さい、イタズラはしませんよ♪」
2020/10/28 更新
2020/03 訪問
「籠もりのおじちゃま」になる前に…(その3・番外編)
2020.03.03訪問
函館の自宅帰還を前にしての話になり、今回は番外編としたいと思います(なお、商品は普通に通常購入)。
この日、後日の「籠もりのおじちゃま」と決め込む事が決定していましたが、ふと以前食べた「白い五勝手屋羊羹」の味を思い出したほか、家の用事などで江差町内を動き回っていた際に五勝手屋羊羹本舗の前を通りがかりまして、函館に持って帰って食べようと思い立ったんです。なので今回は自分用に筒羊羹の定番品(金時豆)と白い五勝手屋羊羹(隠元豆)を1本ずつ購入しました。
後日、「籠もりのおじちゃま」生活に突入し、当分の食事としてストックしておくためのシチューやカレーを作り溜めしていたのですが、作っている最中の休憩用に甘いものが欲しくなりまして、今回の2種類の「五勝手屋羊羹」の出番となりました。
まずは急須でお茶(抹茶入り玄米茶)を淹れるためにお湯を沸かし、羊羹の準備に入りますが、ここで、単純な食べ比べだけじゃなく、ちょっとした遊び心を入れてみようと思い立ちました。まずはナイフ・まな板・定規を用意します。こう書けばピンと来た人はいるかもしれませんが、そう、2色の筒羊羹がありますので、虎模様(ボーダーといった方が分かりやすいかも)にチャレンジしてみました。いわば、ちょっとした「飾り切り」です。
両方の筒羊羹をそれぞれ1cmずつ5枚輪切りにしてから交互に重ね、筒本体に残っている羊羹も筒から1cm押し出したところにつなげた物が写真の通りとなります。
味の感想ですが、やはり流石は五勝手屋羊羹で、定番の金時豆の味の濃さと、白羊羹の隠元豆のあっさりした味を交互に味わう事が出来ました。普通に糸で切っても同じように楽しめるでしょうけど、今の御時世、遊び心を持って暮らす事で辛さを軽減出来るだろうと思っての事です。また、料理というのはその味を崩さない事を前提にしていれば、多少の遊び心を持って調理する事は大事だと思います。そういう点で、この2種類の五勝手屋羊羹はそもそもの味が良いので、こういう遊び心に十分対応出来る品だと思います。
筒羊羹の飾り切りは、ちょっと考えているものとかもあるので、またやってみたいですね。
2020/03/09 更新
2020/02 訪問
白い五勝手屋羊羹
2020.02.10訪問
父からの用事で、こちらの店に収入印紙のおつかいを頼まれての訪問でした。ちなみにこちらでは羊羹等を含めたお菓子を売っている他に切手・ハガキ・収入印紙の委託販売もしておりまして、昔から結構それの方でもお世話になっているんです。
目的の収入印紙を手に入れて、ちょっと店内を見回してみると、いつもの筒羊羹の他にデザインの違う筒羊羹2種類が並んでいます。一つはハートマークが並んだバレンタイン仕様の筒羊羹(味は同じ)、もう一つは、あの有名バイヤーが監修したという「白い五勝手屋羊羹」でした。年齢≒お一人様期間ですのでバレンタイン仕様の羊羹はオミットして、白い羊羹は気になっていましたのでおやつに買ってみる事にしました。
側面の原材料表記を見ると、この羊羹には隠元豆(インゲンマメ)が使われてるんですね。確かに隠元豆の煮豆は白いですから納得。とにかく食べてみました。金時豆のいつもの羊羹に比べると、隠元豆由来なのであっさり目の味。甘さは本家本元と同じくらいで、食べ応えのある羊羹ですね。思いつきですが、輪切りを交互に並べた虎模様にすると食べログ映え&インスタ映えするかな?何にしても美味しい羊羹でした。
次回は虎模様にチャレンジしてみましょう。
2020/02/23 更新
2018/08 訪問
しばらく休んでたので、お土産
2018.08.18訪問
実家帰省での家の手伝いと祭の手伝いも終盤、翌日は祭参加者への労いと、我々祭役員の反省会を兼ねた「後引き」と呼ばれる催し物を控えていましたが、前日、函館の通い先の仲間から「こっちの方もてんてこ舞い状態です。いつ戻りますか?」というニュアンスのメール。そうですね~、翌日の日程が済めば一段落ですし、父の膝の具合も、悪いながらある程度動けるようになってきましたので、そろそろ帰還時ですね。
そんなわけで、函館帰還を20日と決めましたが、約1ヶ月の休みを頂いていましたので、礼儀としてはお土産を持っていくのがよろしいかと…。なので、江差と言えばここでしょう。以前にも羊羹を買って好評でしたので。
前回は流し羊羹でしたが、五勝手屋と言えばやはりDAIGO…もとい、醍醐味は「筒羊羹」でしょう。ただ、在籍人数が結構いますので、いろいろ考え、食後のお菓子に出来るように現地で筒羊羹を切り分けて配る事にしました。
20日は一旦通い先に置いてくる荷物のために立ち寄り、本格出勤は翌日からとしまして、その日の昼に作戦実行。4本の羊羹を1cm程度に切り分け、1人当たりにいくつか枚数が行き渡るようにしました。ここは僕の考え通り、昼食後だった事もあって程良い量となって皆さん喜んで頂けました。僕も食べましたが、ここは流石の五勝手屋羊羹、相変わらずの美味しさで満足です。
また江差に長期帰省したら、通い先の皆さんに買っていく事にしましょう。
2018/08/22 更新
2017/05 訪問
ゴールデンウィークも終わりに近づいて…
2017.05.05訪問
ゴールデンウィークの実家帰省も終盤、函館に戻る日も近付いてきました。
通い先で実家のある江差の話が出る時、仲間の1人から「五勝手屋羊羹って美味しいよね~!また食べたい!」という話がよく出てきますし、また、他の仲間の人がほぼ毎日のようにお菓子を持ってきてくれますので、ここは一つ、お土産を買っていった方がいいと以前から思っていました。ここは丁度良い機会ですから、今回お土産として、羊羹を買っていく事にしましょう。
店に出向き、まずは外観写真を1枚。ゴールデンウィーク中という事もあって、店内に入ると、中は結構賑わっています。
今回、通い先の人数が大人数である事も考えて、ショーケース上の「流し羊羹」を3個買う事にします。大人数ならばこの方がいいでしょう。もちろん、いわゆる「丸缶」もオススメですが…。
会計を済ませた後、店員に店内の撮影許可もいただき、中の写真を撮りましたが、その最中に、ちょっと懐かしいものを発見!「中花饅頭(ちゅうかまんじゅう)」です。北海道では結構メジャーな御菓子で、小さい頃はよく冠婚葬祭の引き出物や香典返しなどで親がもらってきたものを食べていたものですが、最近あまり口にする事が無く、懐かしさから写真撮影の途中で1個買いました。
写真撮影を終えて、店員の方にお礼を告げた後で帰宅し、さっそく中花饅頭を頂く事にしますが、せっかくなので良いお茶と合わせようと思い、家にあった抹茶茶碗・茶筅・茶杓・抹茶を出し、氷水を用意して冷抹茶を作りました。実はうちの母、以前からお茶を習っていて、ある程度の道具は取り揃えてありまして、御抹茶を茶筅で点てる程度ならば僕でも出来るもので…(^^ゞ
中花饅頭を口にすると…、おや?餡は昔通りだけど、皮の味が以前と違うな…。裏書きを見ると、今の材料には昔は入ってなかったと思われる材料が入っていて、もしかしたらそのために味が違うと感じたのかもしれませんね。とはいえ、そこは五勝手屋本舗。ちゃんと美味しく仕上げてあります。これはこれで好きな味ですよ。そのあと、冷抹茶で口を直し、共に美味しく頂きました。
五勝手屋本舗は羊羹以外に、実家や町内関係ではよくお世話になりますね。家の仏壇に、月命日とかでお供えする和菓子はよくここのを使いますし、姥神大神宮渡御祭で町内の山車(やま)で配られる、ここで作られているお赤飯を口にする事もあります。江差町には切っても切れない縁がありますね。別のレビューにも書きましたが、江差の和菓子のツートップの一角を担っている存在です。
今回のレビューはここまでにしますが、この後、羊羹を食べましたらまた追記します。
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さて連休明け、早速通い先に持っていって切り分けてもらいました。評判は上々で、僕も食べましたが、やはり豆が違うだけに美味しいですね。
しかし、ちょっとした事がありました。通い先に母娘で来ている方々がいらっしゃるのですが、その人に切り分けを頼んだところ、他のメンバーの分を優先するあまり、自分達は遠慮して食べていなかったという事を娘さんの方から聞き、しかも一番食べたがっていたのがその娘さんだった事から、せっかく買って持ってきたのに肝心の相手に食べてもらえず、違和感を抱えてしまいました…。
まあ、それはそれで彼女らの優しさでしょうから、せめて今度の江差行きの時にはその一家の分を改めて買いに行こうと心に決めたのでした。
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後日談。
通い先に渡していた五勝手屋羊羮ですが、渡す際に「3本ありますが、今回はいる人の分に2本だけ切り分けて、残りは今日来れなかった人と、理事の方が来たときのお茶菓子にしてください。」と伝えていたのですが、その1本がまだ残っていて、先の話の人も含め、まだ食べてなかった人達にも無事に行き渡りましたので、ご報告いたします。たいへん美味しかったとも言っておられましたので、嬉しい限りです。
2017/05/18 更新
2021.06.15訪問
江差での滞在期間中となりますが、こちらでもFacebookやInstagramで、6/16が和菓子の日となる事から15日と16日に「五勝手屋ロール」を限定販売するという情報を得ました。なので家の用事の合間を見ていそいそと出かけます。「五勝手屋ロール」は、記憶が確かならば2年程前に催事限定で販売されたお菓子ですが、これまで購入の機会がなかなかありませんでしたので今回が初となります。この日は自分用と親の分、合計3個を購入して午前中のおやつタイムに緑茶と一緒に頂きました。
感想ですが、小豆を巻いている生地が凄くフワフワで軽く、卵を多く使っているようで、その味からどら焼きよりもオムレツに近い感じだと。中の小豆は甘めだけど甘過ぎずあっさりして、数があれば止まらなくなりそうだと思ってしまいます。
僕には初体験の「五勝手屋ロール」、これは販売情報を聞いたらまた買いたくなる味ですね。