covakazuさんが投稿したフェリス(静岡/修善寺)の口コミ詳細

めじろは日本では飼えない

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掲載保留フェリス修善寺、大仁、牧之郷/オーベルジュ、スペイン料理

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.5
  • 昼の点数:4.5

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2010/08 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人
  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

一度は味わってほしい、5室のオーベルジュで絵画の様なスペイン料理

東京に4月に越してきて、GWは何だかんだ慌ただしかったので近くで外食程度だったのだけど、
夏季休暇は流石に、どこかに転地しないとメリハリが付かないだろうとのことで、
このオーベルジュを3か月程前から抑えていた。(もう一つは、湯ヶ島の「湯本館」)
若い頃は、夏と言えば「海」だったが、中年になるどちらかというと、緑が多くて、且つ涼しければ
尚良いという様に変わってきた。
要するに避暑が出来ればとのことである。
今回抑えた場所はいずれも、避暑とはいかないが、それでも自然を愛でるには充分である。

このオーベルジュは、修善寺よりTAXIで15分程の高台にある。
HIDEAWAYという様な場所ではなく(事実周囲には、保養所や普通の住宅もある)、些か拍子抜けしたが、建屋の中に篭るので、中に入ればまるで気にならない。
部屋は5つしかないが、一番いい、一階のデラックスルームを利用。
この部屋は温泉湯かけ流しのバスルームがある。部屋はベッドルームとリビングの構成。
窓からは大仁の町並みを睥睨するかたちで周囲の山並みが見えて快適である。
部屋代は、二食付きで、36,750円(消費税、サービス料等込み)である。
15時INは普通だが、OUTが13時はありがたい。オーベルジュならではある。

この店の食事は、二階のダイニングルームであるが、窓の外から、暮れなずむ夕焼けや大仁の街の灯り。天気が良ければ富士山も見ることが出来る大きなガラス越しにそうした景色を楽しむのであるが、料理の内容はうわさには聞いていたが、いやはや、ある意味芸術的とも言える。
色鮮やかなパレットの様な掌品が幾種も幾種も供され、都合、食事の時間は夜は何と3時間。
元々は食事が中心で、そのままそこでゆっくりしたいとの要望を満たすことで生まれたのがオーベルジュだが、ここはまさにその名の通りである。

食事の内容はあまりにも多くて一つ一つ寸評出来ないのだけど
◆ ミニチュア食前酒 オリーブ添え
◆ 伊豆の食材とスペインの伝統の4種のピンチョス
◆ スプーン料理
 ① ゴマ鯖のスモークんにアリオリポテト
 ② マンゴーのスープに乗せた牛タン
 ③ 鯵のマリネに焼きナスのエスカリパーダ
◆ 駿河湾の菓子仕立てパペール添え
 3種のソース(シェリービネガー風味のピナグレタ、ライムの皮・果汁・バジリコオイルで作る
 アリオリソース、甘夏のフレーバーソース)で楽しめる内容
◆ スペイン産ハモンセラーノ
  ・焼きフルーツ、・メロンパン、・コーンスープのアイスと共に
◆ 茹でたて野菜、生野菜、焼き野菜のパレット仕立て
  ハーブソース、ソースオニオンチーズ、アンテョビ、黒オリーブ、ガーリックオイルのペースト
  を添えて
◆ 黒米を詰めたイカのクロケッタ(バスク風 烏賊墨ソース)
◆ 鮎の長時間低温料理
 アサリ、白ワイン、ブイヨンに青海苔を加えたグリーンスープを流し入れたもの
◆ 金目鯛のソテーとパポール
  緑野菜を加えたクリーミーなマッシュポテト風ソース。アスパラ添え
◆ ガスパチョ
  桃のグラニテを加えた口直し仕立て
◆ 煮込み料理  
 地鶏の野菜詰め(ソバデアホ煮)、真蛸のガリシア風、牛ほほ肉の自家製サンガリア煮
◆ イベリコ豚の肩ロースの香り焼き
 スイートポテトと生山葵の粗ずりを添えて
 見よ! この皿の上の遊び心!!
◆ 手長海老風味の焼きメロッソ、桜えびのフリット添え
  日本のおじやの語源ともなった「オジャ」という料理だそうだ。
◆ デザート3種
 オリーブオイルのアイス、ススピロス、アルカサル
◆ 食後のドリンク(グラッパを選択)

以上の通りである。
皿の数も相当だが、この各々に使用されている各種食材となると、一体幾つになるのだろう。
う~む、予想以上のVOLUMEと、一つ一つの見た目の享楽、食べての愉悦、
冷えたCAVAでの微かな酩酊。弛緩しきった気だるさにも似た法悦。
何だか、人間が駄目になりそうな陶然に浸れること間違いなしである。

翌日は、11時から、同じ場所でゆっくりとタパス、パエリャを楽しみながら、
今度は、同じ光景の昼間の姿を楽しみながら、ゆるゆると過ごすのである。
して、部屋に帰って、もう一度ベッドに寝そべり、CHECK OUTまで優雅に、だらだらと・・・!!

結論として、これ以上の創意工夫のあるスペイン料理はそうそう無い筈。
しょっちゅう食べるものではないが、是非、一度、この繊細な外観&玄妙な味わいの数々のプレートの波を楽しんでみては如何かなと思う次第。
サービスも些か、練れてないところはあるが丁寧で感じがいい。
後は部屋のアメニティが些か質が低いので、ここを何とかすれば、もう言うことがない。

至極、満足であったわい。
酒を飲んだりすると、一人40,000円超えるけど、部屋のランクを落とせばもう少し安いだろうし、
この値段でも、これ位はするだろうなと納得の内容である。

  • 料理①

  • 料理②

  • 料理③

  • 料理④

  • 料理⑤

  • 料理⑥

  • 料理⑦

  • 料理⑧

  • 料理⑨

  • 料理⑩

  • 料理⑪

  • 料理⑫

  • 料理⑬

  • 料理⑭

  • ブランチ①

  • ブランチ②

  • ブランチ③

  • ブランチ④

  • ブランチ⑤

2019/01/25 更新

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