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昼の点数:5.0
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¥20,000~¥29,999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 5.0
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|雰囲気 5.0
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク 4.9
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[ 料理・味5.0
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| サービス5.0
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| 雰囲気5.0
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| CP5.0
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| 酒・ドリンク4.9 ]
真髄。
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焼物
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椀
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生菓子(きんとん)と薄茶
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セッティング
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招福楼
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2015/12/08 更新
滋賀が誇る創業1868年(明治元年)の日本料理店、招福楼。
人気和食店の方がここの門をたたかれたお店としても有名です。
もともとはお茶屋さん。それを三代目が料亭として現在に至ります。
お店の前に立った時点で他のお店との空気の違いがはっきりと分かります。
年季の入った屋敷です。
中をリノベしているのかなと思いましたが昔のまま。
ですが、座敷にて椅子、テーブル席も対応可というのは嬉しいですね。
通された灯の間から外を見ると光悦垣。
中も外もクールな日本美。
虚飾を全て削り落とし、本質の本質だけが供されるかの様に
黒いテーブルにトン、と置かれた器に盛られた料理は
夜空に浮かぶ月の様に美しい。
その料理において特徴的なものが三つありました。
一つは椀の出汁。
クリアでスーッと身体に入るという感じではなく、
旨味がしっかり主張する、力強い出汁
(これは好き嫌いがでるかも)。
もう一つは心地良さのギリギリまで攻めている酸味(酢)の使い方。
最後は驚愕のきんとん。
茶事の席で出されるものとはちょっと違う
「料理としてのお菓子」。
和菓子好きには是非試してもらいたい一品。
ご飯が美味い(地元の永源寺米を使用)のは言うまでもなし。
女将さんを始めスタッフ全てがいい距離感、空気感を持っていて
お迎えから送り出しまで終始スマート。
一流のサービス。
こういうお店に共通して言えるのは
料理とそれを頂く環境に裏打ちされた様々な芸道を究めてこそ
真髄が分かるという事
(そのあたりに触れるとここに限らずお店の方の食いつきがかなり良かったりする)。
その真髄を理解すべく、それらの道に興味を少しでも抱けばいいなと思います。
踏み出せばその一足が道となり
その一足が道となる
迷わずゆけよ
行けばわかるさ
ありがとーっっ!!
(ムリヤリそこへ持っていくか)