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修善寺でようやく買えたイノシシ肉は脂身が旨い。今度はロースカツしてみたい
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店舗基本情報
| 店名 |
谷口精肉店
|
|---|---|
| ジャンル | その他 |
|
予約・ お問い合わせ |
0558-72-0537 |
| 予約可否 | |
| 住所 | |
| 交通手段 |
修善寺駅から188m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
|
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 駐車場 |
有 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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伊豆の天城エリアは兵庫県篠山市、岐阜県郡上八幡と並んで日本のイノシシの三大産地なんだとか。今回含めて二回泊まった湯ヶ島の湯本館でも決まって夕食にイノシシの鍋が出ます。
せっかくなのでイノシシ肉を買って帰ろうと思ってネットで検索すると近くで数件ヒットしたもののこの日は日曜。あいにく全部定休日でした。残念ですが天城エリアでの入手は諦めて、修善寺駅行きのバスに乗っていると、駅に近い狩野川に架かる橋のたもとで営業中のこちらのお肉屋さんを発見。バスを降りてからダメ元で早速引き返してみました。
店頭に着くと何とそこには天城猪ロース、バラ、モモの値段が書かれた写真が貼ってあります。お店の人に伺うと今の時期は冷凍でロースは品切れだけれど、モモならあるとのこと。店内右側の大きな保冷容器に案内されました。中から好きなのを選んでいいようです。
結局頂いたのは脂身が多そうなモモのブロック318g。100g580円なので1844円でした。家に帰ってから自然解凍して調理します。問題は何を作るかですが、生物学的にはイノシシと豚は同じ目の同じ科の同じ属の同じ種。豚あうものならイノシシにもあうはずと思って安直に家にあった豚丼のタレで炒めてみました。
食べてみると脂身がなんとも甘くて旨い。コルク樫のドングリ食べて太るイベリコ豚と山のドングリ食べるイノシシは近い味という説がもっともらしく思えます。いかにも融点が低そうな上質な脂身でした。
一方赤身の方はかすかに血の味を感じる気がします。その点では鴨肉にも通じる感じ。ジビエっぽさを出すために完全には血抜きをしていないんだろうか。野趣がある味といえなくもない。もう少し料理法を工夫すればもっと美味しくなるポテンシャルを感じさせる味でした。
後で調べてみると伊豆の猪猟の期間は毎年11月～2月。今の時期はどうも冷凍品しか手に入らないらしいです。今は冷凍技術も発達しているので大きな差はないのかもしれませんが、今度は冬に来て生を買ってみたいと思います。脂の美味しさからしてロースでイノシシかつとかしたらどうだろう。