今回は「全粒粉冷やし麺」で冷やしたぬき。細マッチョの特質は共通ですが、それぞれの用途に合わせた麺が旨い。 : 田中屋製麺所

伊東市内にある「温泉焼きそば」で有名な地元の製麺所です。今回の湯治でも伊豆高原駅のやまも口にあるスーパー ナガヤに調達に伺いました。

今回は買ったのは前回発見した「全粒粉の冷やし麺」、前回初めて買って美味しかった「冷やしラーメン」といつも必ず買う「せいろ蒸し焼きそば」の三種類。「全粒粉の冷やし麺」は驚いたことに、和風の麺つゆで食べるものだそうです。

家で試してみたのは暑い季節にはうってつけの「冷やしたぬき」。茹でて冷水で絞めた麺に千切りのキュウリ、天かす、万能ネギ載せて麺つゆぶっかけて食べましたが、結構旨い。

小麦粉の全粒粉の力強い風味がいい感じです。細くて歯ごたえがあるのは他の麺とも共通する特質。立ち食い蕎麦屋の小麦粉の比率が高くてそば粉節約している麺よりも潔いし、旨い気がします。ざるでも食べましたが、そちらもなかなか。

二度目の冷やしラーメンもいつもの焼きそばもやっぱり旨い。共通する特質は活かしつつ、それぞれの用途に合わせた麺を作るとはさすがです。

次はどんな新商品が出て来るか楽しみ。伊東方面に行ったらこちらの麺買わずに帰れません。

伊豆に行くと必ず買うのが伊東市内でしか買えない田中屋製麺所の中華麺。特に細くて歯ごたえのある焼きそば用の麺が旨い。それ使ったソース焼そばは麻布十番や浅草の浪花屋に匹敵する美味しさです。

今回の伊豆高原温泉旅行でも駅のやまも口にあるスーパー ナガヤに調達に伺いました。そこで今回発見したのが「冷やしラーメン」と全粒粉の「冷やし中華」という二種類の麺。夏に来たこともあったはずなのに不思議なことに今まで見かけたことはありません。

せっかくなので焼そば用の麺に加え、「冷やしラーメン」の方を買って帰りました。先に食べたのは賞味期限が近い冷やしの方。自宅近くの山形庄内地方産直ショップで買ったキュウリとハム、自家製の錦糸玉子をトッピングに、添付のつゆ掛けて食べましたが、これが旨い。

細くて歯ごたえがあるのは焼そば用の麺と共通ですが、この麺はそれに加えてつるつるした舌触りです。買って大正解だし、今まで知らなくて残念。

焼そば用の麺は添付のソースに加え、最近気に入っているトキハソースも使用。ラード使って炒めた焼そばは最強の味です。

何度も書きますが、アンテナショップでもスーパーでもいいから、どこか東京でこちらの麺を扱って欲しいもの。きっと損はしないと思います。

伊豆高原でのお試しワーケーションの帰途、伊豆高原駅やまもも口にあるローカルスーパー ナガヤに立ち寄りました。

買いたいものは色々ありますが、一番はやはり伊東のこちらの製麺所の生麺。一ヶ月前にも焼きそば用とラーメン用の麺を買ったばかりですが、伊豆方面に来たら買わずに帰るわけにはいきません。

今回はいつものせいろ蒸し焼きそば3玉入りを3袋と生中華麺3玉入り1袋を買って帰りました。

焼きそば用の麺はまずはソース焼きそばに。細くて歯ごたえのある麺で作る焼きそばは相変わらずの美味しさです。麻布十番や浅草の浪花屋の焼きそばに匹敵する味。

次は珊瑚礁本店で買ったドライカレーパウダーでカレー焼きそば作りましたがこれも旨い。

そして今回最大のポジティブサプライズが生中華麺。もともとラーメン作るつもりでしたが、袋の裏に揚げても美味しいと書いてあるのを見て気が変わりました。

麺を揚げてあんかけカタ焼きそばにしましたが、これが旨いこと。細くて締まった麺がキツネ色に揚がって香ばしい。その状態でも旨いし、揚げたての麺にあんがじゅわっと染みたのも旨い。

既に揚げて納入された麺を使う大多数の中華屋さんでは味わえない美味しさです。

どこの店でもいいからこちらの麺を東京で扱ってくれないものか。静岡県は都内にまともなアンテナショップの一つも作って欲しいものです。

伊東駅から南に徒歩15分くらい、ホテル暖香園近くにある地場の製麺所です。中華麺から日本そばまで、だいたいの麺類を製造していますが、一番人気は細くて歯ごたえのある焼きそば。

市内の直営屋台で販売されるソース焼きそば「伊東温泉焼きそば」はメガ大盛(長男)500円、超大盛(次男)400円、大盛(三男)250円の三段階で驚きの量のボリュームと安さです。

家に常備しておきたい程美味しい焼きそば用の麺ですが、伊東市内のスーパーナガヤくらいでしか買えないのが難。今回も伊豆に出かけた際に製麺所のすぐ近くにあるナガヤの本店に買いに伺いました。

賞味期限は1週間程なのでどんなに美味しいと言ってもそんなには買えないのが残念。一週間で食べきれる量を考えて三食入り198円を3袋購入しました。後はせっかくなのでラーメン一食98円も2袋頂いて帰りました。

東京に戻ってから早速作ってみると、直営屋台同様シンプルな焼きそばはやっぱり旨い。細麺に絡んだソースがこんがり焼けて香ばしいし、麺の歯ごたえと風味がたまりません。糸井重里さんが人生最期の一皿に選んだという麻布十番の浪花家の焼きそばに匹敵する味だと思います。

ラーメンは極細でゆで時間45秒。添付のスープ使って雑色商店街のミゾグチで買った焼豚切り落としを乗せて食べましたが、こちらも美味しい。細くて歯ごたえがある点は焼きそば用の麺と共通です。

焼きそばもラーメンも美味しくて今回の買い出しも大成功でした。

なお、今回伊東港近くの公園、松川藤の広場で「ファーストガレージ田中屋製麺所」という常設店舗を発見。そこではラーメンも提供しているようです。あいにくこの時は閉店していましたが、機会があれば営業時間調べて伺ってみたいと思います。

この日は思い立って普通列車で伊豆方面に遠征。目的の一つは田中屋製麺所の焼きそば用の麺の調達です。伊豆の温泉水を練り込んだというその蒸し麺は細くてしっかりした歯ごたえ。焼きそばにすると麻布十番の浪花屋のに匹敵する美味しさです。

でもその麺が置いてあるのはローカルスーパーのナガヤなど、ほぼ伊東市内のみ。ここ一年くらいずっと買いに行きたいと思っていましたが、ついにこの日 決行するに至りました。

正午前に伊東駅に着いたその足で徒歩15分くらいのところにあるスーパー ナガヤの本店を目指します。その途中、何という奇遇でしょうか！ 湯の花通りで見つけたのは件の田中屋製麺所直営の焼きそばの屋台です。

市内のあちこちに催事的に出店すると聞いてはいましたが、実際に見かけるのはこれが初めてです。あいにく屋台では蒸し麺は販売していなかったのでまずはナガヤで蒸し麺や箱寿司を購入。その帰りに再度屋台に立ち寄りました。

焼きそばは持ち帰り専用でイートインスペース等はありません。サイズはメガ大盛(長男)500円、超大盛(次男)400円、大盛(三男)250円の三段階。大盛でも縁日の屋台の二人前くらいある感じなのでそれを2パック注文しました。

鉄板の上には先客に販売した残りもありますが、足りない分は注文受けて調理開始。数分待って出来上がったばかりの2パックを受け取りました。伊豆急下田行き12時47分発の電車の時間が迫っていたのですぐに駅に直行。リゾート21を改装した黒船電車に乗り込みます。

焼きそば食べたのはその電車の中。海側に向かって配置されたソファーのような座席でです。取り出したパックは大盛の焼きそばで蓋が閉まり切らないくらいパンパン。蓋を開けると今度は焼きそばがこぼれ落ちそうです。

具はキャベツだけで後は青海苔、紅生姜、サバ節のトッピングというシンプルさですが、これが旨い。細麺に絡んだソースがこんがり焼けて香ばしいし、麺の歯ごたえと風味がたまりません。

車窓に広がる伊豆の海辺の絶景を見ながら食べる旨い焼きそば。たった250円と普通運賃でこんな贅沢ができるとは、思わず笑ってしまうくらいラッキーでした。

伊東市の中心部、和田一丁目にある製麺所です。場所はランドマークの東海館から南東に300mくらい。3月に伊豆高原駅前のスーパーナガヤで買った焼きそば用の蒸し麺がとても気に入ったので近くまできたついでに製麺所に伺ってみました。

いかにも街工場然とした建物には売り場のようなものはありません。でも一階の玄関口にいたお姉さんに伺うと小売りもやっているとのこと。

早速3月に買ったのと同じ伊豆の温泉水を練り込んだという焼きそば用の蒸し麺(一袋三玉150円)を二袋お願いしました。すぐに大きな冷蔵庫から商品を出して来て袋に入れて渡してくれましたが、中を見ると驚いたことにオマケ付き。

スープ付きのラーメン用の生麺が４玉も入っています。たった300円の買い物でこんなにサービスしてもらって申し訳ない。そう思いつつも有り難く頂戴しました。

東京に帰ってから蒸し麺一袋はソース焼きそばに。細めで歯ごたえのある麺はやはり美味しい。鯛焼きで有名な浪花屋の焼きそばを彷彿とさせる食感と味の麺です。この独特な歯ごたえはアルカリ性の温泉水ならではのものらしい。そういえば中華麺に使うかん水もアルカリ性だからそれと同様の効果があるのかもしれません。

もう一袋は中華風の海鮮塩焼きそばにしました。以前からこの麺は中華風の調理方法が合うと思っていましたが、まさにドンピシャ。永福ラーメンの生麺を自分で蒸籠で蒸したものを使って作るのに似ています。

オマケにもらったスープ付のラーメンはチャーシューとネギだけ足して醤油ラーメンに。こちらの麺も細くていい歯ごたえという点は焼きそば用の蒸し麺と同じです。スープの絡みも良く、美味しく頂きました。

こちらの工場の麺は伊東市内に数店舗あるローカルスーパーのナガヤで手に入りますが、東京では売っていないし、通販もされていないようです。どこか都内のスーパーで扱ってくれないものだろうか。全国区のメーカーの麺よりずっと美味しいのに。