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大変柔らかな鰻
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金玉親爺
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店名 |
掲載保留
いけのや
|
---|---|
ジャンル | うなぎ、天ぷら、海鮮 |
住所 | |
交通手段 |
JR御殿場線大岡駅徒歩1分 大岡駅から49m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
席数 |
17席 (カウンター5,4名座敷×3) |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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旧国道246号線を御殿場方向から下って行くと,この店の手前にかなり目立つ三島の某鰻屋の大看板が二枚続けて,どうもこの店の営業妨害になっているのではないかと思えるような場所に設置されており,義憤に駆られた訳でも無いのだが,その小さめの店舗も合わせどうも気に掛かって,前々から入ってみなくてはと思っていた。
さて,昨晩は1泊4日という日程でBruxellesへのとんぼ返り出張から帰国。道中のどこかでimprintingされたのだろうか,時差ボケの朦朧とした頭の中で「水餃子」,「裾野」の文字がぐるぐる回る。
ところがである。Web(http://www.susono-gyoza.jp/map/gyozamap.php)からmapをプリントし,家族を引き連れ準備万端でいざ出陣して見ると,未だ18:30というのに何だかちっとも見つからない。ここでは餃子は昼に食べるものなのだろうか? それとも,単に夜が早いだけなのだろうか?(それにしても,店じまいには早過ぎる時刻だと思うのだが)。
「日本一ギョウザ好きのまち裾野市」などと街グルメ,おっと,街ぐるみで富士宮の様にB級グルメを盛り上げているのかと思ったら,薄暗い車中で子細に地図を検討した結果,既存のラーメン屋だの中華料理屋,それに飲屋での提供が主体と言う事の様で,宇都宮の如く餃子専門店が其処此処にという訳では無い様だ。そう言えば三島でも焼き餃子がどうのこうのと言っていた時期があった様に記憶しているが,この辺で餃子が昔から有名だなどと聞いた覚えも無く,根付いている様子も見えぬ。
それならば,いつも気の利いた評をされる方御推奨の予てから気になっていた忠次朗が直ぐ浮かんだのではあるが,問題は我が女房。情けなくも決して空腹を我慢出来ないのである。もう既に実に怒りっぽくなっており,ここ(裾野)から香貫山の南まで,携帯の地図を頼りにうろうろ探しながらのドライブでは車内乱闘必至。酔っ払い運転並の危険度を伴い,飯どころでは無くなってしまう可能性極めて高く,断腸の思いで断念。
実に長い前置きとなってしまったのだが,さてどうしたものかと三島方向へ戻るでもなく,何となく旧246を沼津方向へ向かう中,突然現れたその鰻屋の看板に思い立ち,急遽この店に接岸と合いなった。
調理人はオヤジさん一人。空きっ腹を抱えた女房によれば「美味しいものを造って呉れそうな顔」なのだそうである。
私は先の看板による先入観からか鰻屋と勝手に思い込んでいたのであるが,屋号の前には「うなぎ,てんぷら」と有り,品書きを見ると,確かに鰻と天麩羅だけである。それでも丼と上下分離の二系列が揃っている。即ち,鰻は,鰻丼と鰻御飯(定食だったかな?),天麩羅も天丼系と定食系がある。
家族は天麩羅系を頼んだ。どれもかなりの量なのである,分離派にも統一派にも小鉢,香の物,(何とジュンサイの)御澄ましに,そして懐かしきリンゴ入りのマカロニサラダがセットで,何だか親戚の家でお呼ばれしているみたいで家庭的だ。
肝心の天麩羅自体は,実にからっと揚がって丁寧な油切れがなされており,また野菜の下拵え,紫蘇の葉で巻かれた蟹の細工等,家庭料理とは一線を画し美味しい。
海老天定食など五尾も入っていて,それを頼んだ9歳の子供その3からは,思った通り流石に食べきれずに一尾回って来た。賢い父の作戦が功を奏したのである,但し喰い掛けというところが若干誤算ではあったのであるが.....
私自身は初心貫徹,1900円と2000円を切る所が気に入った鰻丼である。
実に柔らかい,ここまで柔らかな鰻にお目にかかるのは初めてであり,私は好むが,関西流の鰻を良しとする御仁には,到底受け入れ難いと感じるかも知れない。
また,微かに泥臭さが残る所が三島の水栽培的鰻と違って味噌なのだろうか。これを好ましいと感ずる方も多いに違いない。
飯も柔らかめであって,食べながらふと,うな重さんの好みとは些かかけ離れている様にも思えるのだが,それでも是非彼の所感を伺って見たいものだと考えた。
見た目の丼(というか丸重)の大きさとは裏腹に御飯の量は多くは無く,タレは多めである。
吸い物は天麩羅のそれと同じくジュンサイが多数入った肝吸なのだが,これはどうかなと思ってしまう。ジュンサイ自体は大好きなのだが,これに鰻胆と三つ葉という取り合わせには正直違和感があった。どうもジュンサイと山椒は相容れないのではないか。
しかし,全般に私には好みの鰻丼である。
ふと,あの看板の店を思った。あの同名ながら仲違いしている西側の店に似通った鰻丼であると。してみると,何せ,箸袋に天敵らしき店とは一切無関係と書く様な店なのだから,大きな広告看板はこの店に対する嫌がらせでもあるのかなと。(だとしたら,この店をライバルと見た視点には敬意を評する。)
尚,箸袋には「和風料理」とあったが,これはすり込まれている二ケタの電話局番からして,大分昔の事だったのだろう。
ジュンサイが過日を物語るものの,手広くあれこれ造るより現在の路線がより良い選択だったのではないだろうか。