わんこOKの屋根付き和モダンのテラスがある和食屋さん : なな輝

ワンコを連れての沼津漁港でのランチで利用。


シックでモダンな雰囲気のお店です。
ワンコ連れの場合、店の正面入り口の左側にあるテラス席を利用できます。
テラス席といっても屋根付きで、外とは木の格子で仕切られているので店の中にいるようです。
真冬は寒いかもしれませんが、春や秋は心地よく、真夏でも涼しそうです。
ワンコ専用スペースと言うよりは「ワンコもＯＫ」といった感じで、とても綺麗でなスペース。
このスペースから店内に直接入ることもできるので、トイレなどは普通に店内を使えます。

ワンコ向けにはリードフックがありますが、特に水やワンコメニューはありません。
ドッグカフェなどとは異なり、あくまでもわんこ「も」OKといった感じ。
店員さんは犬にも慣れているので、気を使う必要はありませんが椅子に直接載せたりするのはNGだと思います（自己判断）


ランチ時のメニューは丼物に御前（定食）、お寿司や一品料理もあります。
例によってあれこれ迷いましたが私は「鯵づくし御前」
ツレは「鯵のユッケ丼」を注文。
更に単品で「鮪チーズカツ」「青のりかき揚げ」を注文。
本来ならチーズカツとかき揚げでビールでのやりたいところですが車なので我慢です。

注文はテーブルにある呼び出しボタンで行います。
お茶などは大き目の急須に入れて持ってきてくれるので、店内でなくても不便ではありません。

まず到着したのが「青のりのかき揚げ」
揚げたててアツアツ。
口にするとサクッした触感と共に、青のりの香り…磯の香りが口から鼻腔へ抜けていきます。
これはうまい！
ますますビールが欲しくなります。
お酒でもいいです。
が、我慢我慢。

続けて鮪チーズカツ。
これまた美味しい！
これはビールですね。
白ワインでもいいです。
が、我慢我慢。


こちらのお店、お酒も充実しています。
ビールは静岡限定のビール「静岡麦酒」や、サッポロの「伊豆ラベル」
沼津ラガーもあります。
ホッピーにハイボール、各種サワーに各種果実酒。
ワイン、焼酎、日本酒も選べるほど…
　
一品料理もありますし、これは容器の良い休日の昼間にテラス席でつまみを楽しみながらゆっくり飲みたくなりますね…
うん…宿を近くにとればよかった…と後悔するほど。
　
などとブツブツいってると料理が到着。
　
　
「鯵づくし御前」には鯵のタタキ、アジフライ、鯵の南蛮漬け、焼いた鯵のほぐし身が乗った鯵ご飯、茶わん蒸しに味噌汁、漬物がついています。
お盆に急須があったので「これは出汁かな？」とご飯にかけようとしたら…ソースでした(笑)
ツレに確認しろと言われて助かりました。
アジフライにはタルタルが乗ってるのでまさかソースだとは思わなかったんです。

御前になっていますが、これならツマミにしながらお酒が楽しめますね（しつこい）
各種料理をお酒で楽しんで、締めに鯵ご飯…これが最高のはずです(笑)

鯵のタタキは新鮮で脂が乗ってて甘みを感じます。
醤油は少しだけでいいですね。
素材自体を楽しめます。

アジフライも普通に美味しいですが、ややこぶりかな？
タルタルは自家製でしょうか？
あえて存在感のあるソースさしがあるので、タルタルにまじってもいいやとソースをかけてみたところ…
うまいじゃないか。
タルタルとソースが交じり合うと程よい酸味が増し美味しいです。

茶碗蒸しは特に鯵が入ってるわけではありませんが、さすが和食屋さんといった感じで出汁の旨味を感じる優しい味。

南蛮漬けも…
南蛮漬けを口にしたときにツレに思わず「ここから先、運転かわってくれない？」と頼んだほどです（却下されました）
飲みたくなるでしょう。
飲みたくなる味ということは、ご飯のおかずにもあいます。

鯵ご飯の入るお茶碗が結構大きく、写真でみるとそれほどご飯が多く見えませんが結構な食べ応え。
すべて感触するときにはかなりの満腹感でした。
　
　
連れの「鯵づくし御前」も同様で、丼が大きいので最初は「お値段の割には量がすくないねぇ…」と思ったのが正直なところですが、食べ進めるとかなりの量であることに気付きます。
丼にも茶碗蒸し、漬物、味噌汁がつきます。

メニューを見ると若干高めで観光地価格化と感じますが、単なる観光地にあるレベルではなくしっかりした和食店の料理であり、思いのほか量も多いことからCPは決して悪くありません。
むしろ小食の人は気を付けてもいいかもしれませんね。
　
　
犬を連れて本格的な和食を楽しめるというのは貴重です。
テラス席はワンコ専用でないので注意（配慮）する必要がありますが、店員さんもフレンドリーですし安心して食事を楽しめます。
名物で「あしたか牛たたき」なる丼があり、お肉が好きな人も満足できそうですね。
次に来たときはキンメダイの煮つけで熱燗でもやりたいなぁ…

ごちそうさまでした。