大人ラグジュアリーな時間を過ごせるカフェ…というか、ＢＡＲと云うか : モカンボクラブ

以前【ムシカ】を利用した時に、ムシカのオーナーがお薦めしてくれたカフェ【モカンボクラブ】。

師匠に始まり、テレホンショッキング並みに『友達の輪っ！』…的になってきたが、同業者が薦めるお店というのには決して外れは無いと思う。
紹介されてからず～っと行く機会を狙っていたのだが、中々チャンスに恵まれなかった。

ある日、偶々会社から早く帰って来た夫が「何処か富士駅方面に外食に行こう」と提案してきたので、すかさず【モカンボクラブ】を強行推薦！
他の方の様に『ランチ』の利用では無かったが、思っていたより大人ラグジュアリーな時間を過ごす事が出来る場所だった。

駐車場は無いので、道を挟んで向かいの有料駐車場に車を停める。
場所は富士駅前から延びるアーケード街の一角で、（こんな所にカフェあったんだ～？）と思う様な場所だった。

ムシカのオーナーは「オープンテラス仕様で、テーブルが店の前に置いてあるよ！」と仰っていたが、流石に夜風が冷たく今更外には行けなかった。

店内は、奥の方にテーブル席が３つ程。

カフェなのに、カウンター席の方が多く…カウンター席はざっと数えた所、１０以上はあった気がする。

カウンター席に、ちょっとセンスの良い服装の年配の男性が独り、先客として座っていてマスターと静かに談笑していた。

私達は、奥のテーブル席へ。
このお店は音響が凄く良いです。
大きな２機のスピーカーから、丁度良い音量のＪＡＺＺが流れています。

店内は少し灯りを落としていてクラシカルな雰囲気が非常に落ち着きます。

私達が席を決めると、マスターがメニューを持って来て下さって…テーブルの近くで、ジッと待ってらっしゃいます。
「少し時間が掛かります…」
そう云うと、マスターは
「では、お決まりになりましたらお声を掛けてください」
そういうと、また厨房の方に戻っていった。

メニューは薄暗い店内の灯りも手伝ってか、年季の入ったメニューはインクが焼けてしまっていて少し文字が見辛い。
しかも、最初の方のページは『アルファベットが書いてあり…読めない』？？

よくよく見ると『ＪＩＮ』『ＶＯＤＫＡ』『ＬＩＱＵＥＵＲ』『ＷＨＩＳＫＹ』『ＣＯＣＫＴＡＩＬ』…読めるのモノだけ読んで見ると、全てアルコールの種類だった！
ビックリするほど種類がある！

この雰囲気の店舗。
カウンターで独りグラスを傾ける…なんてことも、全然違和感が無い、夜の【モカンボクラブ】。

そう考えると昼間の雰囲気とは違うのかも知れないが、女性が独りで来ても利用できそうな雰囲気でＢＡＲよりもカジュアルで…良いかも知れない。
マスターも物静かで優しそうな紳士だし。

食事をお願いすると、ランチョンマットを敷いてくれた。

最近、このランチョンマットを使用してくれるお店は私の中で点数が高い。

　ピーチツリークーラー（ＡＬ）　６００円
可愛いグラスに入った『桃のカクテル』。
果実感が非常にあった。
つまみに『ジャーマンポテト（７５０円）』を頂いた。
ウインナーとジャガイモのジャーマンポテトは塩コショウのシンプルな味付け。

　モカンボブレンド　４００円
フレンチプレス珈琲。
香りが高い珈琲でクリアな味では無いけれど、非常に深みがある美味しい珈琲を入れて下さいます。

　オムライス　７００円
何故か、オムライス（笑）。
しかしこのオムライスが、凄く美味しくってビックリ！！
トマトソースは赤ワインを使っているようで香りが鼻に付くが、卵の焼加減が非常に素晴らしい～！
近隣で【フラワーズ】や【アインシュタイン】で、オムライスが美味しいと評判で食べてみたが、卵の焼き方ではこの２軒を凌ぐと思う。
非常にフワトロです。
ライスはケチャップご飯です。

　ロコモコ　８５０円
思っていたビジュアルと違った。
一言で言うと『ハッシュドビーフハンバーグ・半熟卵乗せ』。
ロコモコって云うと、『生野菜がご飯に乗っている』と思い込んでいたのだが、サラダは別皿で出てくる。
ま、コレはコレで美味しかったし、目玉焼きも半熟で旨かったし…。


恐らく、こんな時間にご飯をココで食べる人は余り居ないのでは無いかと思う…（後から入って来た他の常連さんから考察するに）。
マスター独りなのに、遅い時間に飯類を沢山頼んじゃって申し訳なかったな～。

嫌な顔一つせずに、テキパキと奥の厨房でオーダー品を作ってくれたマスター、ありがとう！

此方へ伺う前に電話で席が空いているか確認したのを『私達』だと帰りに気付いた様で、
「電話を下さった方ですよね？ワザワザ来て下さってありがとうございます」
って云われちゃった～。


今度は『ランチ}でお邪魔しますね♪
いや…カウンター席でアルコールって云うのも捨てがたいな…。
ヾ(=ﾟ･ﾟ=)ﾉﾆｬﾝ♪