無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
砂上の残像。
口コミが参考になったらフォローしよう
abtabetai
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
abtabetaiさんの他のお店の口コミ
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
掲載保留
mana(マナ)
|
---|---|
ジャンル | インドカレー、インド料理 |
住所 | |
交通手段 |
JR浜松駅~遠鉄バス掛塚さなる台線乗車「佐鳴湖入口」バス停下車すぐ前 高塚駅から2,882m |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
30席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 11台 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カップルシートあり、カウンター席あり、ソファー席あり |
ドリンク | ワインあり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、ベジタリアンメニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2005年8月16日 |
備考 |
◆ランチ土・日曜日・祝日OK |
お店のPR |
カラダヨロコブ印度カレー
★マナのカレーは印度式★ ラードや小麦粉を使わない印度式のカレーだからコクがあるのにサラリとして食べやすく、胃にもたれしにくいのが特徴です。アーユルベーダに根ざす古来よりのスパイス料理だから医食同源。毎日食べて元気になる健康食です。 ★食べやすい甘口カレーがたくさん!★ スパイスの芳香と辛さにこだわった辛口の本格インドカレーはもちろん辛味の苦手な方でも安心して食べられる甘口のカレーが豊富にありますので、お子様からお年寄りまでご家族皆さんで印度カレーをお楽しみいただけます。 ★日本人の味の好みをとことん追求しています ★気候・風土の異なる日本とインドでは食材の持つパワーも人の食の好みも異なっていて当然です。マナでは日本の風土で育った食材を中心に、日本人のシェフが日本人の味覚と体質に合わせたスパイス配合で調理しています。日本人が食べて「美味い!」と思えるインド式カレーがマナの理想なのです。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
固定費ゼロ。決済手数料3.24%で気軽にカード決済を導入できます。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
師走。最終営業日、普段より空いている東名高速。澄みきった青空とラジオから流れる流行りのポップミュージック。
愛鷹を越えたあたりでたまには一人も悪くないなと思った直後、いつも一人じゃねぇかと思い直した。
「あなたって付き合うには最高だけど、結婚はできない。」
これまで三人の女性に言われたパンチライン。
自分には何が足りないのだろうとずっと考えてきたが、結論は出ず終いだった。
約三時間半のドライブのあと、降り立った浜松。
浜松っていや鰻ぢゃね?
そう思って店前へ行けば大行列。
やっぱり男はカレーだよな。
そんな風に自分へ言い聞かせた。
浜松は大きな街で、巨大なレゴブロックを並べているようだった。
マフラーを巻いてコートのポケットに手を突っ込んだ女の子の美しさ。広瀬すずも静岡出身さ。
そんな市街地を抜けたリバーサイドにこのお店はあった。
町外れのロッジ、ドアを開けばリゾートカフェのような温暖。
イケメン店員、メニューはカレー、インド風カレー。
僕はランチセットのカボチャとチキンカレー、辛さ3、ごはん中盛りをお願いした。
ひっきりなしに来るお客さん。
サラダはシンプルでフレッシュ、小さなスープはダルパートに入っているよなダルスープで、しっかりした辛さ。空っ風に冷えたからだが暖まった。
カレーはなるほどインド風、タマネギ炒めてショウガとトマトをぶっこんで的サラサラカレーだった。
爽やかでスパイシー、ホロホロに煮込んだチキンもおいしい。
ダルスープとつけあわせてのカボチャマッシュポテトとまぜまぜすればダルパート感も味わえた。
サラサラと、でもしっかり旨味もあるスパイスカレー。どれも背伸びしないバランスのいいスパイス感。
東京で言えば、渋谷の名店チリチリと新宿の人気店草枕の中間と言えばわかりやすいだろう。
カレー2ごはん1の割合で食べるから、いつもごはんが余る僕にも嬉しいカレー量だった。
「ありがとうございました。」
デザートのアイスクリームをぺろてぃし、レジに立つ僕に壮年のマスターは言った。
そういえば、イケメン店員は呼べば必ず素早くハキハキと対応してくれていた。
おいしいカレーを出す素敵なお店、その根底には誠実さがあった。
誠実さ、それこそ僕にかけていたピースなのでは?
初めてそんな風に思いながら会計を終えて店を出た。
その後、静岡の砂丘を一人歩いた。
人も疎らな海岸沿い。
ロングコートの襟を立てて流砂を防いだ。
太陽と細長い影と砂と風が吹くたび小さくなるスパイスの作用による発汗が、薄黄金色の丘に染みをつくる。
やたら重たいローファーの一歩。前に広がる誰かの足跡に、今では名前も思い出せない誰かの残像が浮かんだ。
砂上で一人、額を拭う僕の心だけは何かを叫びたがっていた。