伝説の静岡おでんの店にようやく入れました。 : 三河屋

おでん巡り旅、今回は毎年この時期恒例のしぞーかおでんをいただきます。
この時期は静岡おでんフェアがあって今年で6年連続（途中コロナで中止でもエアで静岡にきてました）参加だ～って意気込んでいたら・・この後わかったのですが、開催は先週だったらしい・・勝手に3月2週目だと思ってました（よーく調べましょうね）
そんな事情はこの時点ではつゆ知らず、青葉公園の方へ向かっている途中、たまたま店主が暖簾を出そうとしているところを見かけたので・・
「何時からやってらっしゃいますか？」と声をかけてみます・・
「5時ちょっと前ですよ」とのこと・・
「お一人ですか？」と聞かれて「はい」と答えると店の奥に戻って
「お一人なら席用意できますよ」とのこと。あらあら予約成立しちゃった～ｗ
このときの時間は16:20、30分くらい余裕があるのであたりをぐるっと一回り（というかおでんフェアの会場に・・）してからお伺いします・・ということに相成りました。

思えば、こちらのお店、再三（数えきれないほど）店をのぞいてはいつも満席で、いつしか訪問をあきらめてしまい、自分の訪問リストからもいつの間にか外れてしまっていた経緯があります。
まぁいつも伺っていた時間がだいたい17時過ぎてましたからね・・今回お店を利用させていただいた感じだと、空いてるわけがないのですが(^-^;
ちなみに役所広司がキリンビールのＣＭで使われていたのがこの店をモデルにしたセットだというのも界隈では有名な話です。（もう古い人しかしらないかもしれませんが(^-^;）

ということでこのパターン（予約）もありだな～と思いました（予約ダメだったらの乃だやさんに行く感じで）

さて、青葉公園通り前がものけの空（日にちが違うのだから当たり前だが）で、（あれ今年も開催してないの？（違う））と肩を落としながら、17時の10分くらい前に再訪してみるとすでに店は賑わっていますｗ（16時45分くらいにはもうやってそうですね・・( ..)φメモメモ）
まずは１席確保していただけているのでそのまま奥に座ります。
歩き回ってのどが渇いたこともあり、こういう屋台的なところは瓶ビールのイメージもあり・・でｗ
珍しく瓶ビールをいただきます。中ビンかな・・一人手酌で瓶ビールなんてもしかして初かもしれんｗ
ビールは5，6種類ありそうですね。いやぁ冷えてて旨いね～
串焼きをお勧めされましたが、まずは目的の物を・・ということでおでんをいただきます。

注文したのは
ゴボウ巻き
黒はんぺん
こんにゃく
牛すじ

です（ほんとはおでん鍋の前に座りたかったな）

静岡おでんの常識「だし粉」をかけていただきます。非常にオーソドックスなしぞーかおでんです。
この青葉横丁で何軒かでおでんはいただいたことがありますが、味つけのバランスの良さはここがピカ一で良いですね～

この頃（17時くらい）には席は満席となりました。次から次に暖簾をのぞきにお客さんがやってきますがお断りですね・・
どうやら席はフルで9人です。一度入ったら1時間は退席しないでしょうから18時過ぎにのぞくのもいいかもしれません。
家族で来てる方３、老夫婦２、兄弟２、若い女性客１（この方お隣だったけど食べ方がめっちゃ通だった）と自分１です。
いつしか、注文する料理につられてとマスターに話しかける話題につられてで客同士でも会話が始まる一体感のある不思議な空間です。
美味しい料理を囲んでこういう雰囲気はこの狭いスペースでないとなり得ないですね～天敵はコロナだけど漸く沈静化の希望が見えてきましたね。

さて、自分もこの空間を壊すがもったいなくて、お腹はすでに満腹でしたがもう一品、もう一品と頼んでしまいました。
それでもやはり自分が最初に退出する人になってしまいましたけどね(^-^;（お昼、5時間前に横浜で中華食いすぎてるからね(^-^;）

約1時間のランデブーを楽しんで、帰り際に店主におでん本を渡して（ま、このパターンは他の客にめっちゃ食いつかれることが想像できますが(^-^;）
久しぶりに団欒なおでんに満足してホテルに向かいました（いつもは2軒は回るのですがあまりにも素晴らしい店過ぎてこの店に全力投球になってしまいました）
1軒で満々腹となってしまったので取材としては失敗ですが「今宵の食に一片の悔いなし」ですね(^-^;

■当日頂いた料理・お酒
おでん
　ゴボウ巻き
　黒はんぺん
　こんにゃく
　牛すじ
焼き鳥
　ねぎま250
　砂肝250
　ガツ350
串かつ
　ハムかつ350
とろろいも焼き250
お酒
　瓶ビール2本（サッポロラガー、キリン）
　赤霧島650
4260