モミジの季節に ざいご蕎麦、そば弁当をお土産に : 本場手打ち 八川そば

予算:
定休日
火曜日

この口コミは、いけずな京男さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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5.0

¥1,000~¥1,9991人
  • 料理・味5.0
  • サービス4.0
  • 雰囲気3.7
  • CP4.8
  • 酒・ドリンク-
2023/11訪問2回目

5.0

  • 料理・味5.0
  • サービス4.0
  • 雰囲気3.7
  • CP4.8
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

モミジの季節に ざいご蕎麦、そば弁当をお土産に

前夜に京都を出て、時間に余裕があれば国道9号線から山陰道なのですが、
今回は、名神・新名神・中国道・米子道を経由して山陰道・松江道から奥出雲へ向かいました。
途中、朝焼けの大山、朝の宍道湖を眺めながら関西に比べると早めの紅葉をカメラで記録。

お店の少し手前にある小学校では、銀杏の大木も撮影、そして八川駅前のお店へ。

到着したのは10時15分、11時開店ですから余裕があるはずですが、
何しろ紅葉シーズンの始まり、しかも3連休初日、
1時間前が基本の当方もびっくりのキャンピングカーが1台、
駅前も含めてすでに10台程が到着済みでした。

急いで店内に入ると、良かったぁ、まだ4名のみが着席で、
5人目として座ることが出来ました。
しかし,紅葉連休ですからね、この後あっという間に外まで大行列になりました。
この日の流れは以下の通りです。
(あとは写真でご覧下さい↓)

・10時15分 駐車場・駅前 10台
 10時17分 店内待ち   5名
 10時18分 店内待ち   15名 着席満員
 10時22分 店内待ち   満席 立ち待ち3名
 10時48分        外も行列
・11時00分 入店・着席
 11時13分 おにぎり   3席に同時配膳
 11時20分 ざいごそば  到着
・11時38分 満腹会計   退店、外は行列

11時になって店内へ案内されます。
前回同様、相席はない、ので2人用の席に着席。
注文は並んだ順番で、

・温かいざいごそば
・麦の入ったおにぎり、
・持ち帰りのそば弁当

をお願いしました。

お茶を飲みながら待つことしばし、
最初におにぎり、そのあと蕎麦の到着です。

レンゲで汁を飲みます。
ツユではなく、そば湯バージョンをお願いしたので、
とろりとした滋味深い味に、そうそうこの味と、もう一口。濃すぎる・薄い方は知らせてくださいとのことでした。

ですが、少々薄く感じるくらいがそば湯を楽しめるので
このままに。
モミジおろしから、山芋、ワサビ菜と進んで、わらびの
シャキッとした歯触りに面白いなと感じます。

そして何といってもそばのモチッとした食感。
そば湯と一緒になった濃厚な味わいがいいですねぇ。
最後の一滴まで残さず戴きました。

ご飯党です。おにぎり。
そばのあとに噛みしめながら味わいました。
甘い漬物と〆の梅干し。
来て良かったぁ、の瞬間。

会計と同時に、今日中に食べてくださいね、
氷を添えた蕎麦弁当を渡されました。
厨房を見ると、年配のお姉さん3名が作られている様子。
お父ちゃんは蕎麦打ちに専念なのかも、でした。

外に出ると行列は減っていません。
昼前ですからね。
しばしクルマを走らせると、一風庵は車が目一杯という感じで大賑わい。
しかし、店の前には救急車、人が大勢出ています。
人出の多い連休、いろいろありますね。

ということで3連休に無理はせず、人出と逆行する形で山陰道を東に。
夕方、兵庫県に入った名湯・湯村温泉に到着してそば弁当です。

まだ冷たいままで、わさびをツユに溶かせてかければ
十割のざる蕎麦が完成。
自己流ぶっ掛け蕎麦ですね。
ツユはほの甘い感じのものですが、冷たいので食感がざいご
とは異なりました。
ほくほくとして蕎麦そのものを食べている、味わいが特別なもの。
こういう旨味もいいですね。
新蕎麦の香りとか、コシとか、鈍感舌には無縁ですが、蕎麦の旨味
格別なもののように味わいました。

今年は春にざいご蕎麦を堪能したあとに、夏の秋田で、冷や掛け蕎麦
という冷たい細打ちの蕎麦に出逢いました。
この蕎麦も2度訪れて、のど越しの良さ、ツユの旨味を堪能。
どちらも甲乙つけがたいもので、これからも出かけたい一品です。

ご馳走さまでした。

  • 本場手打ち 八川そば - お店

    お店

  • 本場手打ち 八川そば - ざいご蕎麦

    ざいご蕎麦

  • 本場手打ち 八川そば - 十割太麺

    十割太麺

  • 本場手打ち 八川そば - 麦お握り

    麦お握り

  • 本場手打ち 八川そば - 小学校の銀杏

    小学校の銀杏

  • 本場手打ち 八川そば - 銀杏の大木

    銀杏の大木

  • 本場手打ち 八川そば - 八川そば

    八川そば

  • 本場手打ち 八川そば - 10時15分蕎麦打ち

    10時15分蕎麦打ち

  • 本場手打ち 八川そば - 11時着席

    11時着席

  • 本場手打ち 八川そば - 地元産唐辛子

    地元産唐辛子

  • 本場手打ち 八川そば - メニュー

    メニュー

  • 本場手打ち 八川そば - メニュー

    メニュー

  • 本場手打ち 八川そば - 10時15分駐車場

    10時15分駐車場

  • 本場手打ち 八川そば - 10時16分5名

    10時16分5名

  • 本場手打ち 八川そば - 10時22分満席

    10時22分満席

  • 本場手打ち 八川そば - 待合室のパンフ類

    待合室のパンフ類

  • 本場手打ち 八川そば -
  • 本場手打ち 八川そば - 10時48分外は行列

    10時48分外は行列

  • 本場手打ち 八川そば - 11時39分

    11時39分

  • 本場手打ち 八川そば - 11時39分行列

    11時39分行列

  • 本場手打ち 八川そば - 蕎麦弁当

    蕎麦弁当

  • 本場手打ち 八川そば - 凍り付き

    凍り付き

  • 本場手打ち 八川そば - 蕎麦弁当

    蕎麦弁当

  • 本場手打ち 八川そば - 凍った麺つゆ

    凍った麺つゆ

  • 本場手打ち 八川そば - ほくほくの打ち立て麺

    ほくほくの打ち立て麺

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2023/04訪問1回目

4.6

  • 料理・味4.5
  • サービス4.0
  • 雰囲気3.9
  • CP4.8
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

優しい時間・滋味溢れる蕎麦をいただきました

今年のゴールデンウィークは初日が雨予報で、予定では四国を半周し、2日目に高知の日曜朝市、そして初カツオを塩でいただく。雨でも観光ではなく食べるだけだからさほど影響はない。
しかし、雨の高速を移動するだけでは面白みに欠けるし・・と、地図を眺めながら浮かんだのは、京都からダイレクトに高速で四国へ向かうルートは止めて、どうせ雨ならば山陰の奥出雲で蕎麦を食べ、その後、四国へ渡っても良いはず。
国道9号線で出発し、日本海側を鳥取から出雲まではほぼ無料の山陰道、さらに奥出雲まで松江道、奥出雲からは松江・尾道道でこれもまた無料で山陽道の尾道に出られる。あとは倉敷から瀬戸大橋を渡るだけで四国。
よし、決めた。

夜、京都を発ち、翌朝、松江道の三刀屋木次インターで高速を降りたら、とにかく国道314号線一本です。これが一番確実で店もこの道に面しています。町の中心になる出雲横田にはセルフのスタンドが2軒、さらに町の入り口に小さなファミマ、中心に大きなファミマがあるのでドライブに困ることはないはず。

午前10時過ぎには店の前に到着。横の駐車場に停車しました。さすがに一番乗り。
10時半頃になって一台の夫婦連れが到着。車からみているとどこへ行ったのか店の前は準備中の看板があり、誰もいません。その後何台も来ましたが、ひとりも並んでいない。

間抜けな私もさすがに気がつきましたよ。店の入り口から中を見れば、おぉ、人がいる。
そうです、30分くらい前から店内に入り逆コの字型に並んで座り、それがそのまま順番になる、ということのようでした。なるほど、近くの一風庵では同じように店内に入り番号チケットを発行する仕組だったし、それぞれの掟があるようですね。
入り口を入った正面ではご主人が蕎麦を打っています。

そうして11時。順番に案内されますが人数と席はほどほどと思っていたら、私で最後になりました。というのも、まだコロナ対策をしていて、席に着くと名前や連絡先を書くようにお願いされます。席はそれぞれにひとつ、つまり1人でも4人でもグループごとに席が割り当てられて、他人様とは同じ席にはならない、空いていても同席はないのです。

私は4人用のテーブルにお一人様。一回目に漏れてしまうと、それから一席ずつ注文に入りますので20〜30分くらいは待つことになるのでした。そういうものだと思っておいてください。
だからといって、対応が冷たいということはなく、お母ちゃんと娘さんが1人ずつ丁寧に注文を聞いて回り、お茶も大きめの湯飲みで提供されます。

10分ほどでようやくお母さんが注文を。

いろいろな具材が入った ざいご蕎麦 をお願いしました。
山芋・舞茸・きんぴら・山椒・わさび・わらび、が入っています。温かいものと冷たいものから選択。つゆは通常の蕎麦つゆ、もしくはそば湯からの選択で今回はそば湯に。

さらに、出雲・松江、奥出雲の蕎麦屋には おにぎり というもお品書きに存在します。この地域で作られる仁田米がおいしいということで、これは他店でもすべて試していますが、お勧めです。
こちらは他店と異なり、麦入りのおにぎり、ひとつお願いしました。

さて、待っている間、暇つぶしで八川駅の時刻表を何気で眺めていると、平日にはないトロッコ列車が23分着、24分発、間もなくです。木次線は廃止の筆頭に上がるほど、しかもトロッコ列車も車体の老朽で間もなく廃止の予定。これは見逃せない。
だが・・その時間、蕎麦にかぶってしまうではないか。
突然頭が千々に乱れはじめます。間もなくお蕎麦が到着です。でも列車は到着から発車までiphoneで動画と写真、どちらも撮っておきたい。

到着した蕎麦は大きめの鉢に見事な出来栄え。
焦りながらも、汁を一口。旨いです。胃の中に幸福感が広がります。真ん中の山芋のあたりから蕎麦をたぐって食べれば、作り立てなので蕎麦が柔らかくなることもなく、そば湯と山芋の味わいが優しく咽を通ってゆきます。

と、ここで、いちかばちか、おばちゃんに、ちょっとだけトロッコ列車撮影してきますね、と宣戦布告。どうぞ・・・優しい対応。
ホームの手前で接近してくる列車、客車が先頭の逆走パターンで、を動画撮影。狭いホームの写真。さらに発車動画を撮影して、余韻を感じる間もなく、全力疾走で席に駆け戻ります。

わらびやきんぴら、まいたけと食べ進んで、モミジおろしを口にする瞬間、まったりとした味がぴりっと引き締まり、さらに印象的な味わいになりました。一風庵では別メニューでいただいた、ワサビ菜のお浸し、これも味を締めてくれるアクセントに。

削り節と海苔が蕎麦に絡みついて香りも引き立ちます。このあたりになると具材と汁とそばが渾然一体となって、いつまでも食べていたい幸せなひととき。そうしてあっという間に最後の一口を飲んで完食してしまいました。

また、オニギリは、麦入りなので他の店のふんわりとは異なり、しっかりと咀嚼する感じですね。
もちろん味は噛むほどに香りや甘味が増してきます。
ただ美味しいというよりも、満足感の大きなお蕎麦ではありました。

さて、こちらのお店ではトロッコ列車用の蕎麦弁当なるものを発売、列車と到着時にはホームで渡すサービスも行っています。ですから、温かい蕎麦のあと、おやつ代わりに蕎麦弁当も手に入れておくと両方愉しめる、次回はその手もあるなと思います。

少し話題はそれますが、トロッコ列車です。
一番に蕎麦が食べられれば、眺めたり撮影したりするチャンスがあります。目の前の国道を暫く走ると道をくるくると回って谷間を上がるオロチループなる橋があるのです。そこを登った所に眺めの良い道の駅があり、ここからトロッコ列車が上り、帰路は下ってゆくシーンを望めます。充分に間に合うのです。というのも列車はふつうよりも速度を落として走り、途中スイッチバックで時間がかかるから。展望台には列車の時刻が大きく表示されていて、時間になれば案内がスピーカーから流されるほどのサービス。マニアでなくとも眺めたくなりますね。

ちなみにこの道の駅には列車のチョロQが山積みで置いてありますからお土産に最適。
宍道湖方面に帰るトロッコは途中の駅などでまた時間がかかるので、列車を撮っては先回りしながら八川まで鉄道撮影も愉しめることは覚えておいて損はありません。

ところで島根の蕎麦は多くが十割です。東京から離れているせいでしょうか、蕎麦屋に入ってあの凄まじい音で啜る人物や、食べ方のうんちく、腰だの香りだのと能書きを垂れるむきには今のところ遭遇しておりません。
美味しいと思って食べるのに型にはまったノウハウはいらないのです。
それとせいろが一番とか温かい蕎麦はのびるとかそんなことも無用。
もっといろいろな蕎麦があってもいいはずで、こちらではこういう蕎麦も良いなと、美味しい蕎麦に目覚めさせてもらった次第です。いままで食べた蕎麦で最も印象深い蕎麦になりました。

追記・忘れていたことが1つ。
   食べているとき、キッチンの方から、映画男はつらいよ、の寅さんが唄うテーマソングが
   流れていました。あれは何だったのだろう・・・気になるなぁ。

  • 本場手打ち 八川そば - 店の真裏が八川駅

    店の真裏が八川駅

  • 本場手打ち 八川そば - 八川駅ホーム

    八川駅ホーム

  • 本場手打ち 八川そば - トロッコ列車

    トロッコ列車

  • 本場手打ち 八川そば - 店の隣に駐車場

    店の隣に駐車場

  • 本場手打ち 八川そば - お店

    お店

  • 本場手打ち 八川そば -
  • 本場手打ち 八川そば - 店内

    店内

  • 本場手打ち 八川そば - お品書き

    お品書き

  • 本場手打ち 八川そば - お品書き

    お品書き

  • 本場手打ち 八川そば -
  • 本場手打ち 八川そば - 麦オニギリ

    麦オニギリ

  • 本場手打ち 八川そば -
  • 本場手打ち 八川そば - ざいごそば

    ざいごそば

  • 本場手打ち 八川そば - ざいごそば

    ざいごそば

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店舗基本情報

店名
本場手打ち 八川そば
ジャンル そば
予約・
お問い合わせ

0854-52-1513

予約可否

予約可

住所

島根県仁多郡奥出雲町八川99-1

交通手段

八川駅から58m

営業時間
  • 月・水・木・金・土・日

    • 11:00 - 16:00
    • 定休日

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

予算(口コミ集計)
¥1,000~¥1,999

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支払い方法

カード不可

電子マネー可

席・設備

個室

禁煙・喫煙

全席禁煙

駐車場

特徴・関連情報

利用シーン

知人・友人と

こんな時によく使われます。

ロケーション

一軒家レストラン

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eileaneilean(15)

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