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代々木乃助ククル
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店名 |
招福樓 本店(しょうふくろう)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
2024年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
2023年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店
2022年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
2019年Silver受賞店
The Tabelog Award 2019 Silver 受賞店
2018年Silver受賞店
The Tabelog Award 2018 Silver 受賞店
2017年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店
日本料理 百名店 2023 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2023 選出店
日本料理 百名店 2021 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
0748-22-0003 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
近江鉄道八日市駅からすぐ 八日市駅から150m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥40,000~¥49,999
¥40,000~¥49,999
|
支払い方法 |
カード可 (Diners、JCB、AMEX) 電子マネー可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料20% |
席数 |
84席 |
---|---|
個室 |
有 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、座敷あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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2017年11月
滋賀県で日本料理。
創業明治元年。
日本を代表する日本料理屋さん。
禅の精神とお茶の心を基とする料理をコンセプトとし日本料理を観、味、趣で感じる場所。
価値創造をどれくらいしてきたお店だろう。
お店、お店周辺、お弟子さんの独立した名店、
幾代も経て積み重なる時こそ人との繋がりを示す財産。
遠く近江の地。
八日市駅から歩いて1分の場所にあるお店。
駅からかなり近いですが、広大な敷地を誇ります。
入り口は景勝ある庭園に立ったかのような出立ち。
紅葉の時期は色付いた葉を楽しみながら歩を進めます。
建物入り口で丁寧にお迎えがあり、部屋まで案内受ける時間の長さは宮廷のよう!
窓の向こうに紅葉が見える室内は瓢箪の間。
室内を照らすのは大正時代につくられた瓢箪型。
今では再現できない製造方法のようです。
その明かりの元、おまかせが始まります。
■おまかせ〜
伊勢海老の白髪仕立て
松葉蟹しんじょ椀
お造り鮪と平目
若狭ぐじと黒皮茸焼き
八寸 揚げ栗、海老芋と腐乳、蛤といくら、なめ茸と海胆、からすみと大根
近江牛と柴漬け
安孫子山いも
鯛とかぶら
ご飯
栗ならぬ銀杏金団
シャインマスカットとグレープフルーツ寄せ
迎え一献。
口を潤した後、11月を迎え火に強いイチョウの葉を模した玄猪包器に伊勢海老の生姜があり塩気が強く酒と合う。思わず口を舐めてしまう旨味と海味に地酒の大次郎を一合頼んでしまいます。
澄んだ出汁が嬉しい椀。
温まった柚香があり苦味と甘味を加えます。餅と青味大根を共に。
ほぼ松葉蟹の身で出来た真丈は、蟹旨味たっぷりです。
お造りの鮪と平目でお凌ぎ。
パリパリの皮身が美味い若狭のぐじ焼きに使用している器は須田菁華作。
かの魯山人が陶芸を始めた機会が初代須田菁華氏と言われています。
この時知ったんですけどね笑
美しい季節を表した八寸。
揚げ栗、海老芋と腐乳、秋の旨味ある蛤といくら、なめ茸と海胆、からすみと大根。
春の産卵前の蛤がぷっくら旨味あり、
オランダで作らせた絵皿は呼び名もオランダ!
柴漬けを載せた地物の近江牛の組み合わせは初体験。
安孫子で採れる山いもは、かなりの粘度がありお餅のようにモッチモチ。
箸で切ろうにも分離しないほど!山葵と共に一口でパクリ。
大きめの鯛とかぶらの炊合せは少し甘めの味付けでおでんをイメージします。
地元能登の近江米で炊いたご飯は茶会仕様で柔らかい。
汁物は新米の時に藁で蒸す辛子を浮かせたこも豆腐。
一段と香り高い逸品は、銀杏きんとき!
口に含むとふくよか香りと特有の味わいで口いっぱい!
松川さんで提供するフルーツ寄せはこちらがルーツなんだな〜とわかります。
豊穣な土地で採れる様々な食材を使い地元の方と環る関係が作られてる印象。
これこそ地域に行き食べる醍醐味が溢れています。
器や食材を
ドン。
あっ。
カメラを畳に落としました。。。
割りと響く音に自分でビクっ!となった際に女将さんから
女将「割りと響いた音するから驚かれるでしょう」
女将「実はこの部屋はね、下が空洞で池になっているの。冷房が無かったその昔に下を空気が流れるようにし、以前は目の前に滝を模した水流を作り涼やかに過ごして頂けるよう工夫してたんです」
自分「へぇ~!」
女将さんのお話で大きな音がしたことは感慨深いエピソードへと変換されました^^;
時を経た趣き深い建物は、広大でどこを通って部屋に辿り着いかわからないほどで、厨房の場所さえ不明なままでした^_^;
歩るきながら、明治時代からここを幾多の人間が通ってきたんだなと思うと感慨深くなります。
総勢9名の会。
5名は女性でお名前をよく存じているお方ばかり。
名だたるレビュアー様です。
驚くほどの美しさは美食所以かもしれません。
御手配頂いた幹事様お招き有難うございましたm(_ _)m
ご馳走様でした!