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とわいやんさんの他のお店の口コミ
店名 |
インドアジアダイニング
|
---|---|
ジャンル | インドカレー、インド料理、居酒屋 |
お問い合わせ |
077-598-6128 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR守山駅から徒歩10分 守山駅から736m |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
28席 (カウンタ8席、4名様用テーブル5卓) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 28人 |
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可、20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 外に喫煙スペースあり |
駐車場 |
有 共用駐車場 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり |
コース | 飲み放題、食べ放題 |
---|---|
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
料理 | 野菜料理にこだわる、健康・美容メニューあり、ベジタリアンメニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 夜景が見える、隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、テイクアウト |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、お子様メニューあり、ベビーカー入店可 お子様メニューございます。 |
オープン日 |
2010年5月22日 |
お店のPR |
インドカレーやナンはもちろん、アジア各国のメニューも充実!
本場のインド料理を味わえるお店『インドアジアダイニング』。 |
初投稿者 |
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韓国料理とかインド・パキスタン料理とか、東南アジア料理系のお店で、日本人ではなく現地の方が調理されているということになると、本格的になればなるほど、とても美味しいのだがそれなりに日本人には馴染みのないテイストが強烈に感じられ、頻繁に食べるにはやや抵抗感があるなと感じることはママあります。
この日は別にインド料理が食べたい、といった強い気持ちがあったわけではなく、暮れなずむ肌寒かった日曜日の夕刻、なんだか家に帰って料理の支度も後片付けというのも面倒だなと、何の情報もなくふらっと入ってみたのでした。
インド、タイ、ベトナム、ミヤンマー、ネパールの各国料理が味わえるという欲張ったお店ということで、多少の不安感を覚えながらドアを押して入りました。店内は狭い上にお客さんも結構入っており、厨房が真ん前に見える横に二つ並んだ席に、妻と二人でなんとか座ることができました。店員さんは5名で、全員が明らかに現地の人といった様子、しかしオーダーを取ってくれた巨漢のインド人とおぼしき方は、物腰も柔らかく日本語での応対にも何の支障もない様子でありました。
注文したのは、フィッシュサラダ、タンドリーチキン、バインセオ、プレーンナンとシーフードミックスカレーです。
フィッシュサラダは、皿の上に千切りのキャベツ、レタスやカイワレが山のように盛られて出てきました。凄い量です。フィッシュはどこだと探したら、一口大にカットした白身魚のフライのようなものがサラダに埋もれて紛れていました。食べてみると、かすかにクミンの風味を感じますが、心配していたような強烈なスパイスはまったく感じられません。
タイでサラダを頼んだ際に、サラダだと油断していたらドレッシングのせいか青唐辛子でも刻んで入っていたのか恐るべき強烈な辛さで、辛いもの好きのわたしでも飛び上がってしまった経験がありますので、おそるおそる口に運んでいきましたが、レモンとオリーブオイルベースのドレッシングに微かにアジアンテイストが感じられる程度で、何の抵抗もなくするするとお腹の中に滑り込んでいくかのよう。気がつけばあれほどの量をほとんど平らげていたのでした。
タンドリーチキンも、パキスタン人が在日のパキスタン人のためにやっているようなお店で相当スパイシーなものを食べたこともありますが、ここのは普通に美味しい。つけダレにやや風味を感じますが、それもとてもマイルド。付け合わせの焼き野菜もたっぷりと入っています。
バインセオは、ベトナム風お好み焼きなのですが、ベトナムの現地で食べたことがある妻に言わせれば、これはバインセオじゃない、皮がぱりっとしてなくてまったく別物と言っていました。モヤシと肉の炒め物を厚焼き玉子で包んだようなものとでも言うのでしょうか、ニョクマムの風味も薄く、香菜などの葉っぱ類もほとんどなく、本当にベトナム料理なのか、普通の日本の家庭で普通に作っても同じようなものが出来上がるのではないか、しかしながら旨いことは旨いといった感想です。
それにしてもなんだかなあと思っていたら、ナンはさすがにそれらしく素晴らしい味でした。しかもでかい。個人的な好みですがナンはやはりプレーンがいい。これをカレーにつけて食べたのですが、カレーがなんとも癖がなく実にクリーミーな味わいで、辛さを4段階から選べるというので2番目に辛いのにしたのですが、わたしに言わせれば辛くも何ともない、なんだかカレーではなくとろみのある旨みソースにつけて食べているようで、不思議な感覚に陥りました。
気がつけば、全部合わせるとかなりの量があったのに、「普通に美味しいな」とか言いながら、二人であっという間にするするとすべてを平らげてしまっていました。そして、こういうインド・アジア料理もあるのだと唸ってしまいました。
この種のお店には、日本人の食感に合うものをと意識し過ぎて中途半端で残念なものになってしまったり、現地そのままの味を再現するのだとばかりにコアなものを直球で投げつけられて、ああ旨いと言いつつも、もうちょっとさっぱりとした酢の物とかラーメンとかないのかと感じたり、まあいろいろありますが、このお店のように、「普通に日本で手に入るものでわたしたちなりに日本にいて美味しいなと思うものを普通に作りました」と言わんばかりの、脱力感たっぷりな美味しさもなかなか良いものです。こんな印象を持ったお店は初めてかもしれません。
とは言え、翌日になっても口の中や身体中から、東南アジアのスパイス特有の匂いが軽やかに漂っていたのには驚きました。やはり何か入っていることは入っていたのです。
肩の力を抜いて、ちょっとその辺の食堂にでも食べに行くかというような感じで、食べれば「普通に美味しいな」と感じさせてくれる良いお店です。コアなお店に行きたいときは、堅田の「ラジャス」にでも行けばいいのです。ちなみに値段もとてもリーズナブルでした。