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食べログ スイーツ EAST 百名店 2023 選出店
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店名 |
阿左美冷蔵 寶登山道店(あさみれいぞう 宝登山道店)
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受賞・選出歴 |
スイーツ 百名店 2023 選出店
食べログ スイーツ EAST 百名店 2023 選出店
スイーツ 百名店 2018 選出店
食べログ スイーツ EAST 百名店 2018 選出店 |
ジャンル | かき氷、甘味処 |
お問い合わせ |
0494-66-1885 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
秩父鉄道長瀞駅下車 正面の宝登山への道を直進3分、右手。 長瀞駅から350m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 駅から向かって、お店の手前右側にあり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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「南豆製氷」という古い建物がかつて伊豆の南端の港町にあった。
公の登録有形文化財という何十年も前のそれなりの価値の建物だったものの、極端に過疎の進む年々縮むばかりの町に存続できるような財力も求心力も無く、10年程前にあっけなく解体された。故郷の衰退は寂しいけれどそれは既に「建物自体の役目が終わった」という事なのかもしれない、と納得させるしかない。
でも、秩父は何と、未だ製氷業を生業とできるという。
130年以上も氷雪販売業として商売を続ける製氷業者、「阿左美冷蔵」。
天然氷(時期によっては純氷)のかき氷をバブルの終盤に売り出した「かき氷ブーム」の先駆者だ。
紅葉の終盤、秩父・ソロドライブの後半の目的地はここ。
いくら平日でも本店は混むだろうと登山道の方の店を目指した。
行列も無く、普通に空いている席に腰掛け、蔵元秘伝みつのを注文。
注文してまもなく、目の前には大きな「削り氷」。私の知る「かき氷」とは、大きさもビジュアルもかけ離れている。
口直しにと梅干の小さいのが傍らに。ぜんざいに添える塩昆布みたいなものか。
金物の器に、上白糖とは違った琥珀色に色付いた甘い蜜。清少納言の好物の甘葛の蜜ではないだろうけど。
これをうず高く削った氷にそろそろと注ぐと、とけた部分が窪む。氷の山を崩壊させずに食べるにはバランス感覚が問われるように思ったけど、さほど難しさは無かった。
くちどけが丁度いい。「さりっ」とした食感や、穏やかな「ひんやり加減」も、いい。
食べ終わりに近づくと、水っぽくなるのは興ざめだけれどこれは氷だもの、しょうがないのかな。
切り出し氷の原価を考えるとこの商売が「水商売」なんて足元にも及ばないような「氷商売」だという事を想像すると背筋が寒くなる。そう、まるで氷室にいるかのように。
だとしても日本人はこの氷の削ったのに目が無いのだ、それこそ、清少納言の時代からずっと「あてなるもの」としてその価値を高める続けている。
そんな「冷徹な事実」を、長瀞で美味しく味わった。