無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
042-973-9008
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
いい雰囲気なんだけど
飯能の知り合いの個展に出かけて、さて昼食かと検索すると、飯能ではかなり高得点。私のフォローする辛口の先輩方も珍しく4点越えの高得点。これでは何が何でも、行かないわけにはいきませんね。
カーナビの案内で出かけたところ、あれ、店がない。縮尺を上げてようやく分かりました。個人のお宅を改装して開いたような外観ですね。しかし、本当は35年も開いている店のようです。(メニューの、伝統の田舎汁とあり、35年続いている自慢の汁とありました)
こうした汁が大好きなので、本当はこれにとても惹かれたのですが、初めての店ですから、お約束で「生粉打ちせいろ」と相方は二八で鴨汁。
私たちは囲炉裏型のテーブルに、相席で。相席と言っても、8人掛けであり、炉の場所に大きな壷で秋の花が活けてあるので、窮屈な感じはしません。この分厚い板は説明書きによると、180年物の栗の木だとか。手触りが柔らかいですね。
BGMは正月あたりによく流れる和楽器の調べ。ちょっと季節外れ、いやー雰囲気はあっていますね。生垣から玄関までのアプローチは短いながら、ちょっとした坪庭のよう。庭師の腕なのでしょう、いいですね。また内装は非常に凝っています。木材の材の特性を生かした配置になっていますね。何よりも驚いたのは天井です。葦がふいてあるんですね。これには驚き。また、木材を櫓に並べ、そこへ蔓梅擬が這わせてあります。赤い実が何とも言えませんね。レジの上に揺れている、鶴のモビールが目につきます。
さて、そんな店の内装を楽しんでいるうちに、蕎麦が運ばれてきました。花番の女将さん(だと思う)たちは、黒のシンプルな装いも素敵ですね。物腰のせいなんでしょうね。
猪口につゆが入れられ、薬味は葱と残念な調整ワサビ。小さ目の笊にふんわりと盛られている蕎麦は、水々しい。一口すすると、水道水の味しかしません。もう少し、水が切れていれば良かったですね。
つゆは甘さを控えたすっきりとしたもの。うん、でも出汁が弱いかな。
笊は小さめですが、蕎麦の量自体はちゃんとありますね。きれいな麺線です。切れ端も無いですね。エッジが立ったきれいな蕎麦です。
相方の鴨汁は、焼き葱に三つ葉と油が浮かび、色は薄めです。見た目通り、もう少し醤油味が入ってもいい感じなのですが、それよりも臭み抜きのためなのか牛蒡が使われていました。牛蒡は味が濃いので、鴨汁には使わない方が好きです。薄めの鴨肉は沢山入っているのですが、鴨汁自体の鴨の味は弱いですね。
こちらは二八で頼んだので、生粉打ちと比べると、やや硬さが(異物感)が残るような感じに思えました。まあ、これは両方を食べ比べた場合ですが、二八のみで食べていれば特におかしなことはないでしょう。
どなたかも書いていましたが、今は丁度彼岸過ぎ、蕎麦の美味さが無くなっている時なんだそうですが、多分、そうだったのでしょう。二八も生粉打ちも、味と香りもほとんど感じられませんでした。うん、思入れがあった分、がっかりですね。
自家製粉、生粉打ちを標榜する店で、いまだに美味しいと思った店はほんの一握りです。そうした店に訪れる時期が悪いのでしょうかね。それとも、自家製粉できる店は、10割で打てる(つながる)蕎麦粉にしてしまうので、味が弱くなってしまうのでしょうか。そんな気がしてなりません。
先輩方が高得点を出したのは、やはり春の訪問でしたね。
もう一度、新物が出た時に訪れたいと思います。
余計なことですが、蕎麦湯は釜湯で結構なんですが、つゆを薄めて飲むと、残念なことに出汁は感じられなくなりました。また、いつものイタズラ(つゆを蕎麦湯で薄めて、かけ蕎麦のようにして食べる)でも、美味しくはなかったですね。やたら、節臭いのもいただけませんが、出汁がきいていないつゆは、残念過ぎます。
蕎麦湯でつゆを薄めて飲む、ということは、私にとって蕎麦を食べることのとても大事な出来事で、これで蕎麦湯が美味しく飲めるかどうかが、この店の評価にも関わってきます。
ああ、美味しかった、で蕎麦は食べ終わりたいですよね。
口コミが参考になったらフォローしよう
kalimeris
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
kalimerisさんの他のお店の口コミ
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
草日庵 よりや(ソウニチアン ヨリヤ)
|
---|---|
ジャンル | そば、うどん、天ぷら |
お問い合わせ |
042-973-9008 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
飯能駅・東飯能駅徒歩20分 東飯能駅から1,063m |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
19席 (現在席間を空けるため席数を10席に減らしております。二三人様でご来店下さいませ。) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 7台 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可(小学生可) 狭小店舗につき、未就学児のご入店は、ご遠慮頂いております。ご理解ご協力、お願いたします。 |
オープン日 |
1982年 |
備考 |
*狭小店舗に付き未就学児のご入店は、ご遠慮頂ております。ご理解ご協力お願い申しあげます。 |
お店のPR |
女将の生け花を前に、石臼自家製粉手打ち十割蕎麦を、どうぞ!
小さくて静かな、 大人様向きのお店です。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
実はこの店2回目の訪問でした。
しかし、前回の記憶があまりなく、初めての店かと思っていました。非常に特徴的なインテリアの店なので、忘れるはずがないと思うのですが、いや、完全に忘れていました。帰って、食べログを調べてみると、確かに4年前に訪問していました。
そう言えば、前回も知り合いの個展の帰りでしたね。
さて、カーナビでもなければ、なかなか行き着けなさそうな感じの住宅街の中にある店、周囲の状況が変わってしまっているのか、初めて来たような所と感じてしまっていました。
駐車場はほぼ満車なので、時間も時間(12:40)なので、待つのは覚悟していましたが、丁度前客が帰る所だったので、待つこともなく入店できました。
玄関で客は呼び鈴を押すようですので、チーンと一回押して待ちます。
たまたま聞こえなかったのか、先客が帰り際に客が待っていることを伝えてくれて、案内されました。上がってすぐ右奥が厨房、左にカウンター席が3、その奥に8人掛けの大きな四角のテーブル(炉の位置に大きな壺の生け花が飾ってある)があり、その右に一段下がってテーブル席が2つあります。
案内されてのは、8人掛けの奥の席で、先客が斜め前に二人で相席なんですが、テーブルの真ん中の大きな生け花(オブジェ)があるので、相席感はあまりしませんでした。
天井にはツルウメモドキが這わされて、和の風味は満点ですね。どこかで同じようなウメモドキが天井にある店があったな、とか感じていたんですが、でも、すっかり忘れていたんですよね、前回の訪問のことは。
さて、初めての店での決まり事で、頼んだのは生粉打ちの「せいろ」、相方は二八で「天せいろ」。
思ったより待たされて、...もしかしたら一人前づつ作っているのかな、というような感じがしました。先客の4人もなかなか注文が全員揃わなかったようですね。もっとも、うどんも混ざっていたからでしょうけど。
さて、先に生粉打ちが運ばれ、待つほどもなく天せいろもきました。
生粉打ちや十割というものがあった場合、必ず一つは二八などにすることにしてます。勿論、どちらも味見がしたいからです。
生粉はやや硬めに茹でられていて、二八はやや微妙な弾力があります。流石に蕎麦自体の味は生粉の方が強いですが、それほど明確な違いはありません。いや、私が微妙な味の違いが分からないからなのかも知れません。
つゆは雑味の少ないやや薄めの汁ですが、美味しいですね。
天麩羅は綺麗に上がっています。特に特徴と言えるものはありません。野菜の味も薄いですね。
薬味はネギとワサビ。調整ワサビですので、使いません。
一見すると、蕎麦は盛りが少ないように見えますが、崩してみると意外とボリュームがあります。
生粉はやや切りむら{延しむら?}があり、麺線としては二八の方が綺麗に切られていました。
麺線は食感に関係するので、私としては揃っていた方が嬉しい。
接客態度、雰囲気としてはとても良いと思うんだけど、蕎麦を食べに何度も来るかというと、また、忘れた頃になるかもしれない。
そんな、感想でした。