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店名 |
シマノコーヒー 大正館
|
---|---|
ジャンル | 喫茶店、カフェ |
お問い合わせ |
049-225-7680 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
西武新宿線「本川越駅」下車 徒歩約10分 本川越駅から674m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
25席 (カウンター5席、テーブル席20席(4人掛けテーブル×4卓、2人掛けテーブル×2卓)) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1996年8月24日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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この日は川越までやって来ました。
川越と言えば、今では「小江戸」という呼称が定着するなど、首都圏近郊の有数の観光地となっていますが、歴史好きでとりわけ戦国時代オタクの私にとって記憶に刻まれているのが後北条氏が足利・上杉連合軍を打ち破った河越夜戦のことです。
歴史に興味を持ったのは、中学生の頃に遡りますが、同級生に戦国武将大好き人間がいて、彼と付き合ううちに私も段々と戦国武将に惹かれるようになり、発展して日本史全体にも興味の対象が広がっていったということになるわけです。
その同級生が特に好きだったのが地元関東の戦国武将の代表格である武田信玄であり北条氏康だったわけですが、知名度の高い武田信玄と比べると北条氏康はどちらかと言うとマイナーな武将で、私はその同級生から色々と教えてもらって初めて北条氏康に興味を抱くようになりました。
そんな中で、北条氏康は戦だけではなく、検地により領民の負担を軽減したり目安箱を作ったりと戦国随一の民政家と言われるような武将だということも学びました。
その北条氏康が戦の面で最もその名を轟かせたのが河越夜戦なんですね。
河越夜戦が起こる前の頃、北条氏康は、駿河の今川家との合戦の最中だったのですが、忠臣の北条綱成に守らせていた河越城が、古河公方(足利晴氏)と関東管領(上杉憲政)の8万の大軍に包囲されるというピンチに直面します。
そこで、武田信玄の仲立ちもあって今川家と急遽和睦(領地の割譲が条件)し、窮地に陥った河越城を救出すべく現地に赴き、ここで策謀を巡らして敵を油断させて夜討ちを敢行して連合軍を大敗に追い込んだというものです。
8千の兵で8万の大軍を破ったこの戦いは、後に日本三大奇襲戦として、桶狭間の戦い(織田信長)、厳島の戦い(毛利元就)とともに語り継がれることになります。
河越夜戦のことを初めて知った中学生の頃は、桶狭間くらいしか知らなかったので、それに匹敵する歴史上に残る戦が地元の関東で繰り広げられていたことにいたく感動した覚えがあり、それ以来、これに関連する文献を多く読み漁ってきました。
ところが、北条氏康が三代目を務めた後北条氏については、戦国武将の中でも依然としてマイナーな存在に甘んじていることは変わらず、小説の類いもとても少ないんです。
そんな中ですが、今から10年ほど前の平成25年5月3日に小田原市において小田原市のほか10市町で構成される「北条五代観光推進協議会」の主催で「北条五代ふるさとサミット」というイベントが開催され、同時に行われた同協議会の総会において、北条氏の領国経営を生かし、北条氏の魅力を生かし大河ドラマ化を進めていくことを誓い合い、「北条五代観光推進宣言」が満場一致で採択されたのは、大河ドラマ化実現に向けて大きな一歩を進めたものと考えます。
当然、その協議会には川越市も名を連ねています。
その川越での食べログ活動は、ランチは「ゆ乃うどん」で埼玉らしいつけ汁うどんを食べ、ランチの後はこの日の目的の一つであったパンEAST百名店の「VANITOY BAGEL 蔵づくり本店」に立ち寄って、翌日の朝食用パンを調達しました。
その後、本川越駅までの帰路、ちょっと回り道をして大正浪漫通りに入り、当店に立ち寄ってコーヒーブレイクをしていくことにしました。
当店は、大正館という店名で登録されていますが、正式には「シマノコーヒー大正館」と言うようです。
この店名で分かるように店主は島野さんという方で、川越市のご出身。
都内の食品卸会社で仕事をしていましたが、その後コーヒーショップ・チェーンに転職して焙煎のノウハウなどを学びます。
そして、そのキャリアを生かして1996年に地元川越で開いたお店が当店ということになります。
この場所は、現在は大正浪漫通りと呼ばれて観光名所の一つになっていますが、当店をオープンする直前までは「銀座商店街」というアーケード街で生鮮品などの地元店が軒を連ねていたそうです。
ところが、後継者不足の問題等からシャッター街になり果てていたところ、その再興を企図した大正浪漫夢通りの計画が持ち上がっており、当店もそれに乗る形で大正時代をモチーフに掲げて開店したものです。
当店はモーニング営業もしているお店ですが、この日はランチ&ベーカリー訪問の後、川越観光を楽しんだ後の訪問となり、お店に着いたのは14時半を回っていました。
大正浪漫を彷彿とさせる装飾の施された店内はカウンター席が5席と4人用テーブルが5卓20席の計25席のキャパですが、この日が平日であったからか、カウンター席は稼働していない様子で物が置かれていました。
お店は島野さんらしき男性と女性1名で切り盛りされています。
私は空いていたテーブル席に着席しました。
卓上にはA3版裏表のカラフルなメニューが置かれています。
渋い大正浪漫通りのお店ですので、このカラフルさにはやや違和感を感じないでもないです。
コーヒーメニューにはシングルオリジンがズラッと並んでいる他、ケーキ、デザートも豊富にラインナップしています。
周りの人の注文を見ているとプリンアラモードが一番人気っぽかったのですが、ここは敢えて大正館特製(自家製)となっていたケーキメニューからかぼちゃのケーキをチョイスしました。
ケーキセット割引は、ケーキ単品の通常価格@500円のところ、ドリンク価格+300円で付けられるもので、なかなかお得感があります。
そのドリンクはブラジルサントスNO2@700円にしました。
待つこと10分ほどで注文の品が運ばれてきました。
かぼちゃのケーキはコンパクトなサイズですが、かぼちゃペーストをふんだんに使っているのが分かる濃縮されたケーキです。
かぼちゃの風味が堪能できる優しい甘さのケーキでとても美味しかったです。
ブラジルサントスNO2は、ノリタケのボーンチャイナのカップ&ソーサーでの提供でしたが、サイフォン挿れらしく風味豊かで酸味とコクがしっかり感じれるコーヒーでとても美味しかったです。
大正浪漫通り沿いの立地ということもあり、観光客相手のぼったくりみたいな印象も無いわけではなかったのですが、それは当店にとっては大変失礼なことでした。
ケーキもコーヒーもなかなかの本格派でした。
ランチをとったゆ乃うどんのレビューでも触れたのですが、川越という街は、観光地としても時代の先を見た観光戦略を展開しているようで、それが飲食店のレベルにも現れていると思います。
京都や鎌倉など、観光客相手のぼったくり店が散見される観光地には見習ってもらいたいですね。