讃岐うどん 條辺
（サヌキウドン ジョウベ）食べログ うどん EAST 百名店 2024 選出店
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
讃岐うどん 條辺（サヌキウドン ジョウベ）
|
|---|---|
| 受賞・選出歴 |
うどん 百名店 2024 選出店
食べログ うどん EAST 百名店 2024 選出店
うどん 百名店 2022 選出店
食べログ うどん EAST 百名店 2022 選出店
うどん 百名店 2020 選出店
食べログ うどん EAST 百名店 2020 選出店
うどん 百名店 2019 選出店
食べログ うどん 百名店 2019 選出店
うどん 百名店 2018 選出店
食べログ うどん 百名店 2018 選出店
うどん 百名店 2017 選出店
食べログ うどん 百名店 2017 選出店 |
| ジャンル | うどん、天ぷら、カレーうどん |
| お問い合わせ |
049-269-2453 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
東武東上線「上福岡」駅(東口) 上福岡駅から156m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
～￥999 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済可 （PayPay） |
| サービス料・ チャージ |
なし |
席・設備
| 席数 |
22席 （カウンター4席、テーブル18席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
2008年4月14日 |
| 備考 |
年末年始や臨時休業等で休みが変更になることがあります。 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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上福岡駅なんて人生初の降車。なんとも寂れた駅前ロータリーからこれまた寂れた商店街を入っていくと、趣のある木造店舗。早朝から営業しているとのことで、通勤前の朝食にと立ち寄る地元民の姿も想像に難くない。
開け放たれた玄関ドアの脇にはゴミ袋が無造作に積まれ、ちらと覗くと店内は薄暗い。時計を見ると10時過ぎ。あれ、まだ準備中なのかなと思ったが、衝立てのある対面式のカウンター席では客が数名うどんをすすっている。ならばと店内へ足を踏み入れてみた。
厨房には女性店員が2人、黙々と作業中。こちらを見るや、手を休めることなくちょっとぶっきらぼう気味にいらっしゃいませと。パートさんかな。
「丸亀製麺」などでもはやお馴染みの半セルフスタイルにて、とろたまぶっかけうどんの温を注文。家を出るとき、半袖にしようか長袖にしようか悩むほどにひんやりとした朝は、やっぱり熱々のうどんでエンジンをかけたい。
揚げ置きしてある天ぷらを小皿にとって会計へと進む、何を考えたのかとろたまうどんなのに半熟卵天をトレイに乗せてしまった。どれだけ卵好きだと思われたか。
うどんを待つ間に何気なく店内をキョロキョロ見回していると、長嶋茂雄氏による揮毫の書が飾られている。と、ものの1分と待たなかった。うどんも茹で置きしておいたものなんだろうか。
そうか、店先の暖簾に書かれた不思議な書体は長嶋氏のものだったのだ。そういや脳梗塞で倒れて以来、半身の自由がきかずご苦労されているとも聞く。店主はかつて巨人で鳴らした野球選手だったそうだから、よっぽど可愛がられたんだろう。
肝心のお味のほうだが、うどんはまずまず。こしが弱いというかパンチに欠けるような気もする。が、たまに出くわす小麦粉の塊を食べてるような武蔵野うどんに比べたら、こういう適度なこしの讃岐うどんのほうが万人向けなのかも。対する出汁はこれだけでも飲めるほどの完成度で、とろいものぬめりも手伝い実際ほとんど飲み干してしまった。
熱々の出汁つゆに生卵をときほぐし、さらに半熟卵天を割入れてみると半熟ではなく完熟卵だった。いや、完全に凝固したただの茹で卵。これはこれで美味しいとは思うけどね。
スポーツ選手がリタイア後に弟子入り修行し店を出すというのは決して珍しくない。1つのことを成し遂げた人は、他の方面にもそのたゆまぬ努力を惜しみなく注ぎ込むだろうから、意外と繁盛している店も多いと聞く。
野球はおろかスポーツ全般に疎いので、いくら名選手だったと言われてもまったく分からずミーハー根性もへったくれもなく、ただたんに美味しいうどんを求めて足をはこんだ次第。
たしかに美味しいのは認めるけど、やや期待し過ぎたのとぶっきらぼうな店員に薄暗い店内の雰囲気がどうしても引っかかる。ついでを言えば、開けっ放しの玄関はあまり衛生上よろしくなさそう。
うどんに関しては川越の「長谷沼」で衝撃を受けて以来、あのうどんを超えるものに未だに出会っていない。店を後にするとき礼を言おうと厨房に目をやると、いつの間に居たのか店主らしい妙に背中の大きい男性の後ろ姿があった。