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激美味の麺を満喫 川口のあぶらそば
5回目の投稿になる川口の『かねかつ』さん。
本レビューではあまり同じ店を投稿しない様に心掛けているのですが、そんな私をして「コレは他人様にお伝えしなければ」となんだか余計な使命感を燃え上がらせてしまう何かが此処にはあるのです。
近年は実力通りランキングも上がり、令和二年4月現在で☆3.74と既に全国区。
とにかく狭いお店故、普段は行列を避けられないのですが、この日は平日昼時にして外待ち無し。
5分で着席です。
私はレギュラーメニューに足された「あぶらそば(900円税込)」。
妻はいつもの「らーめん(1,000円税込)」。
『かねかつ』さんの特徴はなんと言っても調理直前に仕上げる手打ちの麺。
コシがあり、麦香が高く、スープが良く絡み、滑らかな食感。
その意味で麺の美味さで食わせる「あぶらそば」は、麺を堪能したい向きにはぴったりの一杯。
日頃あまり咀嚼に時間をかけない私をして、いつまでも噛み締めいたい衝動に駆られます。
レアなトリチャーも、咀嚼するほど麺と一体化する美味さ。
一方、毎回少しずつ進化を続ける「らーめん」。
シンプルな見え感で、一見絵力に欠ける様に思われがち。
しかしよく見るとそのポテンシャルが東丈のオーラの様に立ち上り、気圧される迫力があります。
脳内で再現されるローズマリーバトラーの唄声とシンセ。
常連はデフォで1,000円が高いなんて誰も言いません。
まさしく納得の一杯。
これ以上は無理でしょう?を毎回軽く超えてくる川口の名店健在。
ご馳走さまでした。
川口の名店 季節限定の「あさり」
毎度お馴染みの『かねかつ』さん。
たった5席の小さなお店故、行列も伸びており最近昼は諦め気味。
本日は19時過ぎにお邪魔しました。
•手打ちわんたんめん大盛(1,150円税込)
•あさりのらーめん(1,000円税込)
毎度お楽しみが季節限定。
定番メニューと季節限定を妻と一つづつオーダーするのが我家のお決まりです。
この日は「しじみ」「はまぐり」と続いた貝だし三連の最後で「あさり」でした。
貝の滋味たっぷりの透き通ったスープ。
海由来の旨味の塊です。
これがガーリックバターが溶けていくに従って、イタリアンへ変化していきます。
そこへトマトの酸味。
これは最早パスタと言うべきか?
否、ラーメンである事を最後まで放棄しません。
う〜ん!このセンス脱帽です。
麺は相変わらずオーダーを受けてから、コネて仕上げ。
シコシコモチモチチュルンチュルン。
この食感、美味過ぎます。
今回の限定も満喫致しました。
ご馳走さまでした。
弛まぬ深化。川口の醤油は最終形態へ
「シンプルだけど深い味わいで、具材の完成度激高な大人の醤油ラーメンが食いたいっ!!」。
とある土曜日。
そんな思いに突発的に駆られ、約1年ぶりに『らーめん かねかつ』さんへお邪魔しました。
13時半を少し回っていましたが、店前の行列は6名。
カウンター5席の小さなお店故、相当な待ち時間が予想されます。
覚悟を決めて接続。
入店までの待ち時間は30分超と、やはりそれなりに待ちました。
•ちゅるりんわんたんめん(950円)+麺大盛(150円)+茨城産ハーブ豚(300円)=計1,400円
•トムヤムクンヌードル(1,200円)
並んでいる最中、小窓からご主人がオーダーを聞いてくれるので、着席から提供までは、ワンオペとしてはかなり俊敏です。
6〜7分で着丼。
「ちゅるりん」の丼面を覆う3種チャー。
ピンクのグラデーションの美しい事。
勿論、味わいも見た目の期待感を凌駕するインパクトです。
淡麗且つ優しい旨味のスープ。
シコシコチュルチュルなコシと麦感豊かな麺。
鶏と豚がそれぞれ主張しつつ突出しない具材。
練りこまれた一つ一つの素材がしっかり個性を放ちながら、喧嘩をする事なく寧ろ引き立てあっている感じ。
優しい味わいのくせしてインパクト強。
ううう美味い。美味すぎ。
トムヤムクンヌードル。
レモングラスとパクチーの香りが本格的アジアン。
だけど味わいは、何処か日本風のマイルドなコクがあり食べやすい。
よく掻き回して麺にスープを絡めると結構辛味が強いので勢いよく啜ると咽せます。
この点のみご注意を。
懐かしさを感じさせつつ、トレンドしっかり。
弛まぬ深化で我儘なオッサンの期待を軽く上回る、本当に美味い一杯でした。
勝手ながら評価上げさせていただきます。
ご馳走様でした。
川口の本格派醤油
その後も限定メニュー目当てで、2ヶ月に一度程度お邪魔してます。
通って見て感じるのは、ご主人はとにかく美的センスが高い。
限定メニューは、どれも写真映えするイケメンばかり。
見え感だけでなく、味もレベルが高いと思いますが、やはりお気に入りはデフォルトの『らーめん』。
ここん家のお気に入りポイントはやはり、まろやかな「かえし」と「醤油の高き香り」「アゴ出汁」なんではないかと思います。
麺もグレードアップしてます。
ご主人の飽くなき探究心に敬意を表しつつ、あまり行列が長くなって欲しくないなとも思います。
ご馳走様でした。
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最近人気な上に、5席しかないお店との情報に、18時の開店10分前に並んでみました。
幸い行列は無し。
川口駅からはかなり遠いのですが、近隣にはコインパーキング多数。
遠方からは車での訪問が吉かと思います。
ジャズの流れる小綺麗なカウンターのみの店内。
妻が限定の“しじみのらーめん¥800”。
私はデフォルトの“らーめん+豚叉焼+味玉¥1,150”をオーダー。
大盛りはありません。
待つ事5分で『らーめん』着丼。
表面の油と低温調理された鶏と豚のコントラストが見目麗しい。
物凄く良い香りが立ち上ってきます。
美味そ〜。
麺は中太。
チュルチュルとした食感が唇に心地良いです。
スープは比内地鶏と豚にアゴ出汁とのこと。
アゴの風味はキッチリするのですが、臭みは皆無。
まろやかなカエシと合間って上品だけどコクのある味わい。
無科調なのに旨味が強く、後を引きます。
具はシナチクではなくコリコリと歯応えのよい筍。
味玉は白身厚めの黄身トロ〜リタイプ。
かなり好みです。
欲を言えば追加チャージがもう少し安いと良いのですが…
麺の太さに合わせたと謳うネギもシャッキシャッキリと歯応えが心地よく食欲を増進させます。
とにかくひとつひとつの具の練りこみ方がハンパないす。
限定のしじみは、初め物足りない感じがしましたが、これもジワジワ旨みが込み上げスープ完飲。
ただ、麺をすする際に、しじみが邪魔をすることがあり、この辺は計算し尽くされたデフォの『らーめん』と比較してツメに甘さがある気がしました。
一見強烈な個性はなくとも、ジワジワくる。
こういうイイ仕事してるラーメンを待っていました。
ご馳走さまでした。
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店名 |
移転
らーめん かねかつ
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受賞・選出歴 |
ラーメン 百名店 2021 選出店
食べログ ラーメン EAST 百名店 2021 選出店
ラーメン 百名店 2020 選出店
食べログ ラーメン EAST 百名店 2020 選出店
ラーメン 百名店 2019 選出店
食べログ ラーメン EAST 百名店 2019 選出店 |
ジャンル | ラーメン、つけ麺 |
住所 | |
交通手段 |
JR京浜東北線「川口」駅(西口)から徒歩12分 川口駅から640m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
4席 (カウンターのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
公式アカウント | |
オープン日 |
2013年7月3日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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土曜日の朝。
ブランチラーメンを頂く為、またもや川口の『かねかつ』さんにお邪魔しました。
近くのコインパーキング(200円/h)に車を停め、9:50に店前到着。
外待ち一名に接続です。
10時丁度、開店時間に遅れる事無くopen。
定員5名の店内はコロナ対策で4席のみ使用。
完全入れ替え制の為、タイミングを外すとかなり待ち時間が発生しそう。
本日のお目当ては限定メニューの「秋刀魚のまぜそば(1,200円税込)」。
数多あるラーメンジャンルにサンマー麺と言うものはありますが、秋刀魚を使った「まぜそば」は珍しい。
カウンター越しに鶏チャーをフライパンで「ジャーッ」と焼き上げる音と香り。かなりヤバイす。
そんな丁寧な仕事を見つめる事7分ほどで着丼。
ルックスは秋刀魚の「なめろう」が、例の打ち立て縮れ麺の上に乗っていると言えば当たらずとも遠からずか?
「よく掻き混ぜてどうぞ」と言うご主人のアドバイスに乗っ取りグルンと天地返し。
立ち上る湯気越しに愛おしい視線を送りつつ、よーくタレを絡めて頂きます。
うひょー美味い。
モッチモチプリップリの麺に絡み付く卵黄と秋刀魚とタレ。
ただでさえ美味い麺の旨味が巧妙且つ大胆に引き出され、だけで無くプラスアルファとゆー感じ。
コレは今まで食ったことの無い麺料理。
なんと表現して良いのか。
強いて例えるなら此処にオリーブオイルを垂らしたイタリアンで「Costardella Pasta」はあるかもしれません。
より格好良く、より気持ち良く、より美味く。
コレだから限定メニューを見逃せない。
和洋中と入口は異なれども、達人の境地は何処か共通するものなのかも?とまで思わせる一皿でした。脱帽。
ご馳走さまでした。