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如月 来夏さんの他のお店の口コミ
店名 |
掲載保留
蔵KURA
|
---|---|
ジャンル | 洋食、ダイニングバー、ハンバーグ |
住所 | |
交通手段 |
武蔵浦和駅より徒歩12分 武蔵浦和駅から785m |
営業時間 |
|
予算 |
¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
40席 (カウンター4席・テーブル20席・テラス席16席(冬季はテラス不可)) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 ※テラス席のみ喫煙可能です |
駐車場 |
有 4台駐車可能 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カップルシートあり、カウンター席あり、オープンテラスあり、電源あり、無料Wi-Fiあり |
コース | 飲み放題 |
---|---|
ドリンク | 焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
料理 | 野菜料理にこだわる、朝食・モーニングあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可、ペット可 |
お子様連れ |
子供可(小学生可) |
ドレスコード | なし |
公式アカウント | |
オープン日 |
2017年11月17日 |
備考 |
ペットはテラスのみ可 |
お店のPR |
江戸蔵をリノベーションした非日常空間*“良いものをお安く”本格洋食をリーズナブルに堪ご能。
2017年11月にオープンしたばかりの当店「蔵KURA」。鹿手袋の静かな住宅街に佇む当店は、正直あまり立地が良いとは言えません。ですが他には無い“空間”・“料理”をご用意しております*200年続く江戸蔵をフルリノベーションした店内は、洗練された落ち着きの雰囲気。気持ちの良い時間をお過ごし頂けます♪お料理も当店だから楽しめる、CPの高い洋食を多数ご用意致しました。是非良いものをお安くご堪能ください* |
初投稿者 |
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古民家リノベも来るとこまで来たか、という隔世の感を禁じ得ない。廃工場や古民家に飽き足らず、ついには蔵をリノベしてしまうという風潮も最近は珍しくない。まあ、先人の残してくれた遺産を未来に繋いでいこうという考えは立派だと思う。
閑静な住宅街を歩いていると、何の前ぶれもなく突如として小洒落た飲食店や雑貨屋が現れて驚くこともしばしば。しかもそれが蔵だった日にゃ、黄金虫だって考えもしなかったに違いない。
中庭テラス席に若い男性が2人顔と顔を突き合わせて座り、何やら真面目にミーティング中。門をくぐるとサッと立ち上がった2人がいらっしゃいませと接客するではないか。普段着だったので、てっきり先客かと思ったら店員だったとは。でもこれで幾分カジュアルな雰囲気だと分かったので安心して入店。
蔵だから当たり前だが、天井が高く薄暗い店内は土壁がむき出し。柱や梁が補強されており、築二百年の凄みに圧倒される。二階建てだったのをぶち抜いて大空間にしたのだろう。ぶら下がるモダンな照明と和の相性が良く、デザイナーの本領発揮といったところか。
自分とほぼ同時に来店した家族連れは予約でいっぱいだと中庭のテラス席に通されていたが、むしろこういう絶好の天気なら屋外でも良かったのではとも思ってしまう。が、予約無しにフラッと訪れたにも関わらず一等席を確保してもらい、ここは店側の厚意に与ろう。
フレンドリーを通り越してフランクな男性店員が差し出すメニューには本格的なコース料理の文字が並ぶ。庶民ゆえ高級店には滅多に行かないのでこれらがどのジャンルに属するかは定かじゃないが、フレンチ寄りのビストロといったところなのだろうか。ハンバーグがどうのと聞いた気がしたが、どうやら名物らしいラムチョップをオーダー。ライスにスープのセット、さらに食後のデザートもつけて奮発してしまおう。
しばらくして大所帯が入店し店内は賑やかになったが、すぐ近くに寺があることから連休中に墓参がてら集まった親戚一同の会食にはちょうどいいのかも。やがて前菜代わりのカリフラワーのスープが到着。とてもクリーミーで濃厚、実は苦手だったカリフラワーっぽさを微塵も感じない。
そしてメインディッシュ、おそらく本格的なラムチョップを食べるのは初めてかもしれない。肉を切り裂き骨を断つからチョップ。ちょっと野蛮だが、そもそも屠畜している段階で人間は業が深いわけで。それにラムもジンギスカン以外であまり食べた記憶がない。ラム=子羊、成獣=マトンという認識くらいしかないが。
よく煮込まれたデミグラス仕立ての赤ワインソースが絶妙な火加減でローストされたラムチョップに絡み、コメントのしようがないくらい美味しい。もし食レポをやらされたら肉を骨から引き剥がすのに夢中で、無言で食べ続けてしまいクレーム殺到だろう。それくらい美味しい。添えられたマッシュドポテトも滑らかな舌触りでクリーミー。ライスの炊き加減も申し分無し。
食後にサッと下げられた皿と入れ替わりに供されたミックスベリーのスイーツはおまけ程度。コーヒーもデロンギかネスプレッソ製の簡易インスタントだったので、これは無くても良かったかな。
都内でこれだけのクオリティを供したら、この何倍もとられるよ的な店の文句の仰る通り。それゆえ隠れ家というアイデンティティが当てはまる。
最近よく見かけるこういう業態、都内の一流ホテルやレストランで働いていたシェフがその地位を捨てて下野し独立開業するパターン。理由はいろいろあれど、いつかは一国一城の主にという野望と、お手軽価格で気取らない一流店の味を地元への恩返しに、それなら流行りの隠れ家スタイルであまり宣伝もせずひっそりやってやろうみたいな。
前情報がないとその存在すら知らずに見過ごしてしまうだろうが、探してまでわざわざ行く価値は十分にあると思う。ただ一つだけ苦言を呈するといえば、2人の店員がとにかくせわしなく店内を動きまわるので落ち着かない。まあ、そのお陰で変に気取らず済んだけど。