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如月 来夏さんの他のお店の口コミ
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店名 |
閉店
タイ料理 デュシット(Dusit)
|
---|---|
ジャンル | タイ料理、カレー |
住所 | |
交通手段 |
JR各線 浦和駅西口より徒歩3分 浦和駅から148m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
チャージ料なし。サービス料なし。 |
席数 |
40席 |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可) |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 階段での喫煙もご遠慮ください(電子タバコ含) |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキング有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、座敷あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可) |
初投稿者 |
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従姉妹とタイ料理の話で盛り上がり、無性に食べたくて仕方がない。そう思ってはや数日。ちょうど週末に浦和に行く所用ができたので「ディージャイ」で食べるか「デュシット」で食べるか大いに迷う。前者は何度か訪問歴があるので、未上陸の後者に決定。あとはキャッチーなコピーの "ここで食べるかタイで食べるか" もちのろん、ここで食べるけどタイにも行きタイ。
うだるような暑さのなか、長蛇の列ができているかき氷屋を尻目に雑居ビルの階段を登る。ちょうどスペイン料理屋の階上に同居していて、そういやこの店にもまだ来たことがないなとブックマーク。よくよく考えたら多国籍なビルだ。
階段の踊り場ではガネーシャらしき神様がお出迎え。御丁寧にも踊り場ごとに現れるので、店に着くまでに2度お目にかかれるという有り難い寸法。
ドアを開けるとやけに薄暗い店内に一瞬たじろぐ。ややあって現地人とおぼしき女性がこちらに気づいて案内される。居抜きをそのまま使っているようで、あまりタイらしさというかエスニックさを感じられない簡素な内装。
さて、カウンター席にてランチメニューを吟味。タイカレーも食べたかったしパッタイも気になったが、定番らしいカオガパオガイカイダオという舌を噛みそうなものをオーダー。これっていわゆるガパオのことでしょ。家でもつくったことはあるけど、本場のものをいただいてみたい。
知らないと入店を躊躇してしまうような雰囲気さえあるのに、女性の一人客が数人あり。後からも女子会らしい一団が入ってきた。アジアン/エスニックの女子支持率の高さはいったいどこから来るのだろうか。
カウンター越しにはやはり現地人らしいシェフが一人で厨房を担う。どうも彼がタイ本国からお墨付きを頂戴した料理人の模様。日本でも政府公認の料理人とかいるのかな。
甘味とピリ辛の同居する謎の味つけのドレッシングのかかったほぼレタスオンリーのサラダをつつき、あまり特徴が無く出汁のきいてない錦糸卵の浮く鶏ガラスープを飲んでいると、カタコトの日本語とともにガパオが配膳される。けっこうなボリュームがあり、とくにご飯は山盛り。明らかに鶏そぼろとの分量対比率がおかしい。
最初はどうってことなかった鶏そぼろが徐々に本領発揮、辛シビとはこういうものかとじんわり滲む汗を拭きつつ食べ進む。辛味の正体は青唐辛子のようで、パクチーかと思っていたのはホーリーバジル。半熟目玉焼きを割ってみると少し辛さがマイルドになったような、いい塩梅に。
食べていて気になったのだが、米飯が細長くパサついたタイ米ではなくお馴染みのジャポニカ米。それが合うか合わないかは別として、やはり本場の料理を食べられるとあれば徹底的に食材にもこだわってほしかった。たとえタイ米が日本人の口に合わない云々と言われようが、合わないなら食べに来なければいいだけの話であって。
と、辛口に切り込んでみたのもガパオの辛さが堪えたからではない。
程なくしてガパオの余韻に浸っていると、女性店員が何やらカタコトで話しかけてきた。理解できた言葉を拾って繋いでいくとドリンクはどうするんだとかデザートを持ってきていいか、ということらしい。アイスコーヒーを注文、デザートはタピオカとのこと。
ベトナムコーヒーであれば練乳をたっぷり入れるところだけど、タイコーヒーってどうなんだろう。試しにブラックで飲んでみると、これが不思議とほんのり甘みを感じて最後までガムシロ無しで飲み干してしまった。すっきりして後味も良し。
タピオカはやっぱり白くて小さい粒が浮く。スプーンで掬うと黄色い粒も一緒に底に沈んでいることが判明、これがスイートコーンだと分かって仰天。なるほど、トウモロコシはスイーツにも転用がきくのか。もっとも日本でもだだちゃ豆をずんだ餅にする食文化があるわけだし、なんら不思議ではない。
会計時、ずっと仏頂面だった女性店員が初めて笑顔を見せてひと安心。あんなにヒーヒー言ってたガパオの辛さがコーヒーでリセットされ、心身ともに清々しい気分で店を後にしたのだった。