あまりん : ペストリーショップ ラ・モーラ

再訪。
何かで今年のここの苺ショートケーキが美味しいと
見たらしく、ダンナが購入。

昨年の「クリスマスいちご選手権」で「べにたま」が
最高金賞を獲得したのをキッカケに、埼玉県オリジナル
品種（埼玉県内だけで栽培が認められている）の
「あまりん」「かおりん」「べにたま」をプレミアム苺として
おしていこう！の流れ。
特にあまりんは今年都内のケーキでもよく見かけます。
ジャンシャルル・ロシューのフルーツタブレットも
今は「あまりん」。そんなわけで地元のラ・モーラの
ショートもあまりん使用です。

◯あまりんの苺ショートケーキ
　全体的に大きめ。コージー並みのサイズ感。
　ビスキュイはしっとり且つしっかりめ。
　あまりんにしては、やや酸味のある苺。
　クレームシャンティが好みが分かれるな、これ。
　乳脂肪分がかなり高いものを使っているようで
　キメが細かいのだけれど、とにかく重い。
　乳脂肪分が口にぬめっと残る感じ。
　そして甘さが抑えめ。ここまで抑えんでも。
　これ、そこいらのムースリーヌより脂っぽいわ。
　また量が多いのよ、シャンティ。
　これをリッチと思うかは個人差で、ワタシはこの
　パートは途中ギブでございました。
　王道といえば王道。好みの問題でしょうね。
　お値段は700〜800円ほど。
　ショートケーキとしては妥当なお値段ですね。

上記プレミアム苺はどれも実が柔らかめでジューシー。
昔あったダナーも柔らかい品種だったのだけれど、輸送
で傷つきやすいとか日持ちしないとかで硬めの品種に
淘汰されてしまった。そして今柔らかめの再来。
ジューシーな品種が好きな人間としては良い傾向と
よろこんでおります。古都香くらいプレミアムになると
いいな。

近所にあるホテルベーカリー。
というかパティスリーがメインかも。
というのも百名店2023の「パティスリーアプラノス」
@武蔵浦和の朝田晋平氏が2011年にご自分の店を
開店されるまでシェフパティシエ兼エグゼクティブ
ペストリーシェフをつとめていた店。
ここにいる間もいろいろ受賞されたりしてた記憶が
あります。
現在のシェフパティシエは生え抜きの山下氏、ペストリーシェフはメゾンカイザーグランシェフだった内田氏。

年に一回かそこいらしか利用しませんが
たまたま運転免許証更新の帰りにふらりと立寄り。
蕎麦の「分上野薮かねこ」がまさかの臨時休業でなければ
スルーしてました。

◯オリーブフォカッチャ　280円
　二種オリーブもローズマリーもたっぷり。
　気泡が大きくてふっかりした食感。
　これはなかなか良いではないの。掌サイズでお得。

◯イギリスパン　350円
　ブリオッシュ角食（800〜900円くらい？）と迷い
　シンプルなこちらで。ちなみにクロワッサン食パン
　「リーヴル」が店の推しで27層に折った生地を角食の
　状態にしたもの。本のようにぺらっと一枚ずつ剥がし
　食べるのもありらしい。フランス産発酵バター使用の
　1,300円也。この日は店頭にはありませんでしたが、
　何でも朝から整理券配布らしいから売り切れだった
　模様。
　で話はイギリスパン。
　イギリスパンにしては柔らかくてしっとり。
　別の言い方するとサクみがあまり無い。
　ただこれはこれでフツーに美味しいかな。

◯シュークリーム　350円
　生クリームとカスタード両方入ったコージーコーナー
　方式。この店は以前はエクレール（ショコラやらプラ
　リネやら３種あった筈）が美味しかったけれど、数年前
　からとんと見かけないのでこちらを購入。
　クッキー生地をのせたようなカリッとした表面の
　シューに、たっぷりの生クリーム。
　甘さもそこそこあり、ヴァニラエッセンスのような
　クラシックな香りする生クリームが良き。
　カスタードクリームと生クリームと柔らかさがほぼ
　一緒なのも一体感あってこれまた良い。
　こういうシンプルなものが美味しいってのは大事。
　これで350円ならリピあり。

ホテル売り場にしては表通りに面していて（入り口前）
外から中の様子が分かりやすい＝入りやすい。
パンの種類もそこそこ豊富です。イートイン有り。
内容も悪くはないという印象だったけれど、
行ってみると実はそれ以上に良いかも。
特にロールケーキとかシンプルなものが良い傾向。
そういえば随分昔からここはガレットデロワを
やってて買ったこともあったなぁと思い出しました。
今後はもう少し頻繁に利用しましょう。