佐賀牛を楽しむ甘ダレの誘惑。肉には米派は歓喜する、佐賀牛をリーズナブルに楽しめる佐賀牛指定店。 : 炭火焼肉うしまつ

（味の感想は★からです）


今回のお店は【炭火焼肉うしまつ】さん。


佐賀県佐賀市にありますは
佐賀牛指定店認証書を取得したお店で、
品質の良い佐賀牛をリーズナブルに楽しめる焼肉屋さん。


最寄り駅は佐賀駅。
タクシーや車なら10分強、
徒歩なら30分ほどの距離感。


幹線道路沿いの焼肉屋さんで、
地元に根付いた
地域の人気店といった印象だ。


時刻は21時。
この日私は『出られるけど入られへん』佐賀県で佐賀ラーメンを満喫し、らかんの湯のサウナで整い、〆は焼肉。なんこれ最高かよ。
佐賀最高。


店内は広めのテーブル席と座敷のお席。
お客さんは家族連れや若い方、
ご年配の方と実に幅広い。
ちなみに広めの駐車場もあるので使いやすそう。


私はおすすめメニューを何点か注文し、
生ビールにライス。
ふむ。腕白に楽しむ覚悟ができた。


しばし待っているとお肉到着。
七輪の直炭の良い香り。
炭の位置で今日の焼きスポットを決める。
これが七輪焼肉の楽しみ。
それではいただきます。


Report〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜★
★・ダイヤモンドタン　
ベロンと長い一枚のタンを、まるでダイヤモンドカットのように、格子の網状にカットしたタン。
かなり細かいカットがなされているので、
火の入る面積がかなり多く、表面の焼き色よりもしっかりと火が入る。

ぷりぷりの食感はレアっぽく、臭みのない旨味をジューシーに感じるのはウェルダンっぽい。
このカットだからこその味わいと食感。
これは素晴らしく美味しい。


そしてなにより肉質が素晴らしい。
食感もそうだが、旨味がしっかりとしていて単純に旨い。
タレも甘ダレ、味噌ダレ、甘辛ダレとあり全体的に甘め。
『脂肪交雑』と呼ばれる赤身とサシのバランスに重きを置いた佐賀牛の上品な脂の甘さを、より引き立たせてくれるかのようなタレだ。

個人的にベースは甘辛、野菜は味噌、甘ダレは海鮮や脂しっかり系のお肉が良く合いそう。
山葵と甘ダレの相性やばいので是非に。


・厚切り上ハラミ
おすすめメニューの厚切り上ハラミ。
うしまつさんでは定期的に新メニューがあるみたいですね。

ジューシーすぎる厚切りハラミ。
ハラミはやはりジューシーな脂が溢れてさっぱりとしているのが大きな特徴。
こちらの厚切りハラミはそこにさらに甘さを出してくるようなイメージ。
故に米にめちゃくちゃに合う。
お米好きならうしまつさんは必ず当たると思う。肉とタレが特段米に合いすぎるから。


・ツラミの炙りユッケ
こちらも人気メニューのツラミの炙りユッケ。
牛の頬の部分だというツラミは歯応えが豊かで、これぞ酒盗。
焼肉で米をかきこんで肉焼いている間に
ツラミで酒を飲む。
なるほど、これが佐賀人のやり方か。
良い友達になれそうだ。


・牡蠣バター
メニュー外の張り紙はついつい頼んでしまう。
海鮮系も推していそうなうしまつさんだったので、牡蠣バターを選択。
かなり大ぶりの牡蠣が5個。
都内だったら倍くらい取られてるんだろうな。

甘ダレにつけて食べると抜群で、個人的には日本酒が飲みたくなる。
ちなみに鍋島をはじめとした佐賀の地酒のラインナップも素晴らしい。


・すだち冷麺
酢橘の呪いに取り憑かれている私はお腹パンパンからの〆冷麺。
酸味の効いた王道冷麺にたっぷりの酢橘で爽やかに。
ご飯をこれまで食べてない人は是非とも石焼ビビンバとかいってほしいが、米を楽しんだ人には酢橘冷麺くらい爽やかな方が良い。
最高の佐賀〆焼肉でした。

epilogue〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


外食ってのは結局相性の問題で
飲食店って基本的にまじでどこも美味しいんですが、その中でも自分に合うか合わないか。
ただそれだけなんだと私は思います。


その中でも焼肉って結局『白いご飯とどれだけ合う肉か』って大きいんですよね私的に。
もちろんお酒だけ飲んでても好きな焼肉屋さんはありますが、ベースはやっぱり肉と米。


その点うしまつさんはまじで肉と米って感じ。
厳選された佐賀牛は正直そのままとか塩とか、素材の味で楽しんでも十分美味しいと思う。


でもそこにこの甘いタレをつけさせてくれる。
釜炊きごはんなるメニューをはじめてくれる。
ここはやっぱり相性の問題だと思います。
私はここにバチン！ときましたね。
最高の焼肉タイムでした。


佐賀にはなかなか頻繁には来れませんが、是非また訪れたいと思えるようなお店でした。
あとシンプルにけっこう安くてびっくり。
質だけでいったら都内だと平気で倍くらい取られてそう。佐賀の人は幸せだ。
是非ともおすすめしたい焼肉屋さんです。
またきます。


それではごちそうさまでした。
とても美味しかったです。