悠々さんのマイ★ベストレストラン 2011

伊達と酔狂放浪記

メッセージを送る

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

候補を2011年中に初めて訪問した店に限定。
再訪を含めれば、他にも候補の店は多数浮かぶものの、自身の中での今年の旬を念頭に選びました。

なお、個人的にBARへの訪問・口コミが多く、レストランとの単純比較は難しいのですが、
提供される料理・酒、サービスを含めた居心地の良さ、CPを総合的に勘案し、
再訪したいと思えるか否かを指針として、極々私的なランキングとして選出しています。

マイ★ベストレストラン

1位

ブルーラベル (静岡、新静岡、日吉町 / バー)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2011/09訪問 2011/10/21

モルトの揃えも凄いが

(以下は、2011年9月訪問時口コミ)

数ヶ月ぶりの再訪。
前回訪問した直後に新たなメンバーも加わったとの事で、更にサービスは充実。

しっかりとしたフードメニューも揃えていることを初めて知りましたが、
試しに頂いてみたスペアリブもなかなかのもの。


今回も連夜の訪問となったが、全く飽くことなく楽しませてくれ、
モルトの揃えは勿論のこと、知識の豊富さやホスピタリティーにも感服です。

仕舞いにはオーナーに「また居た・・・。」と言われてしまいましたが、
また、お邪魔させて頂きます。

(2日間で4回も顔を合わせれば「また…」と言われても当然ですね(苦笑))


※今回の訪問により各項の評点を上方修正&料理評価追加
  (総合:0.5pt、サービス:0.5pt、雰囲気:0.5pt)


================================
(以下は、2011年5月初回訪問時及び直後の再訪時口コミ)

言わずと知れたモルトマニア垂涎のBAR。

エレベータを下り、左手には比較的安価なモルトを扱う2号店。
右手が今回お邪魔するBlue Label本店です。


ドアを開け、数歩進むとイメージしていたよりも広い店内。

正面には、12、3席程のロングカウンター。
中には、壮年の落ち着いた雰囲気の男性バーテンダーとお若い女性の
バーテンドレス2名での対応。

促されるままに、やや高めのスツールに座ります。

正面のカウンターと同じく長いバックバーのみではなく、
左手の壁面に作りつけられた棚にもモルトが所狭しと並び、
そこには正にコレクションボトルといったモルトが並んでいます。

照明もBARとしては明るめの部類に入るでしょう。
その中で灯りを落としているのが、メインのカウンターの向かい側にある
小さなカウンター。

こちらのバックバーにはバーボンを中心に並べられており、
通常は使用していないとの事。


さて、正直モルトの揃えに関しては私の知識を超えていますので
正確な把握は困難ですが、

 「この一杯のために」

と、思わせてくれるモルトが幾つも並んでいます。

もちろん、そういったモルトはお値段も張りますが、十二分に良心的な値付け。

(とは言え、私が頂いたものでもハーフショットで\6,000、\7,000という値段ですので
絶対額としては高いのですが、価値からすれば納得。)


しかし、このお店はそれだけではありません。

モルトに強いBARは全国に幾つもあり、中にはこの店に伍する店もあるでしょう。

ですが、中には「イイ酒を飲ませてやっている。」といった態度が見え隠れする店も
残念ながら存在します。

そういった店では、本来旨いハズのモルトでも、心からは楽しめません。


では、こちらの店はどうか?

モルトを勧める際のさり気ない一言。気配り。

穏やかな口調に、気取りの無い対応。

もしかしたら、都会のBARに慣れた方には少しフランク過ぎると
思われる場面もあるかも知れませんが、要所要所に感じられる配慮が
心がこもった対応であることを感じさせ、気付けばこちらもリラックスしています。

その意味でも、この店は本当に天国に一番近いショットバーであるのかも知れません。


2度目にお邪魔した際にはオーナーにもお会いでき、ブログでのイメージから
少し怖い方かと思っていたのですが、良い意味で気のイイおっちゃんでした。

是非また機会を作ってお邪魔してみたい1軒です。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

2位

TSU・SHI・MI (神泉、駒場東大前、池尻大橋 / イノベーティブ、フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥8,000~¥9,999

2012/10訪問 2012/10/23

野菜の滋味を感じさせる新感覚フレンチ

(以下は、2012年10月ランチ再訪時口コミ) ※上から12枚の画像を追加


口コミはしていませんでしたが、2012年2月以来、久しぶりにランチで再訪。

前回も同様でしたが、以前2011年に二度ほどお伺いした際に応対して下さった
ホールの女性は退職され、若い男性のサービス。

人は変われど、親しみのもてるサービスは変わらず、小キャパシティなこともあり
寛いで食事を頂くことができます。


厨房も今は都志見さんお1人とのことで、そのせいか、もしくは何度もお邪魔しているせいか
多種の野菜を一皿に配したスペシャリテの前菜はなく、甘酒からアミューズ、前菜3皿に
魚料理、肉料理、デセール、小菓子と9皿のコース。

様々な天然茸に、珍しい品種の落花生や食用菊に、キウイの原生種(?)と、
更に耳馴染のない和野菜がふんだんに盛り込まれた料理は、
ジビエの肉や魚などを軸にしっかりと据えながらも新鮮な驚きに満ちています。
(料理名や詳細は投稿した画像をご覧下さい)


以前の口コミにワインに関して少々ネガティブなコメントを書きましたが、
現在は国産のワインを中心に、5,000円以下の気軽な価格帯から、
しっかりしたものまで幅広くリストに掲載されています(国産以外も別に用意)。

グラスに関しても、多様とは言えませんが泡1種に赤白各2種程度が用意され、
使い勝手は大幅に良くなっていますね。


厨房、ホールとお1人ずつの対応のため、少々ゆっくりとしたサービスではありますが
休日の食事を楽しむには最高の空間です。


諸般事情により、またしばらくお邪魔出来ないのが残念ですが、必ず再訪させて頂きます。


(以下は、2011年3月ディナー再訪時口コミ) ※下から15枚の画像を追加
===================================

前回のランチ訪問時に翌月のディナーの予約をして再訪。

以前の口コミにも記載した通り、ディナーは\12,600のおまかせコースのみ。

ディナーは値段の分、若干皿数が増え、食材もそれなりにアップしていることは
十分感じられる、が、ランチに比して倍以上のコース価格であることを思うと、
やや割高感が感じられてしまうというのが正直な感想。
(ディナーコース×2、グラスシャンパーニュ×3、ボトルワイン×1で\40,000弱)


前回の口コミの際は、ワインの揃えに関連してディナーでの利用の方が
コースとワインのバランスが良いのではないか、という印象だったのですが、
私見としては全く逆の結果になってしまいました。

ただ、これはランチの満足度が非常に高いために、反って先入観がマイナスに
働いてしまったのであって、単純にディナーだけ考えれば納得のいく内容。

場所柄、あまり足繁くとはいきませんが、また邪魔させて頂きます。


(以下は、2011年2月ランチ訪問時口コミ)
===================================

評価の高かったMIRAVILEが昨年秋にリニューアルしたのが、このTSU・SHI・MI

同じ場所での新装開店ですので、やや不便な駅からのアクセスは変わらず、
それに対して、以前とはガラリと変わって黒いシャープな外観。
ガラス戸を開けると女性のスタッフがにこやかに出迎えてくれます。

外観同様に黒を基調としたシックな店内は、入口から見て右手が厨房。
左手には2人掛けのテーブル席3卓が基本レイアウトで、奥にも同じく2×3卓。
この奥の席は仕切ると個室としても利用できるようですね。

テーブル自体と席間はいずれもやや小さめ(狭め)でしょうか。
ただ、店のキャパシティー自体が前述の様に満席でも12席ですので
騒がしくなることは無さそうです。


席に落ち着いて店内を見回していると、先ずはコースの説明。

こちらのお店はランチ(\5,250)、ディナー(\12,600)とおまかせのコースのみで
苦手な食材があれば調整して頂けます(予約時の電話でも確認されます)。

今回は特段苦手なものが入っていませんでしたので、そのままで。


◆ランチおまかせコース(\5,250) ※料理名称は正確ではありません

 [アミューズ]
 ・甘酒
 ・岩手県と千葉県の野菜とエンダイブのスープ

 [前菜]
 ・鯛のカルパッチョ カリフラワーとあまおう ジュレ寄せ
 ・からし菜のソテーとタコのポルト酒煮
 ・4種のハーブのサラダ サツマイモとジャガイモの山羊のチーズ和え

 [魚料理]
 ・白子と自家製ベーコン、2種の鯛を挟んだ新玉ねぎのグリル

 [肉料理]
 ・乳飲み子豚と蕪、大根、ラディッシュのグリル

 [デザート]
 ・セロリのジャムとシャーベット セロリの葉 レモンのメレンゲ
  チョコレートのスプーン添え

 [小菓子]
 ・孟宗竹のマカロンと大根甘煮、蓮のチップス


 ・紅茶or珈琲

 ・ヒメノモチのパン  


 ・Chablis 1er Cru Vaillons Domaine Jean Collet & Fils (\7,200)
 ・グラスワイン赤白×各1


店には、ホールを担当される女性のスタッフが1名と厨房にシェフと
もう1人の男性の3名のみ。

甘酒以外の料理が運ばれて来る際は、必ず厨房のお2人のどちらか
若しくは厨房のお2人で運んでいらして料理の説明をして下さいます。
(この紹介口上は台本があるようで、どなたが説明される際でも同じ内容)

料理は、お店のHPにも記載があるように、日本各地の野菜を中心にしたもので
野菜に変な「甘」・「柔」といった要素を求める最近の悪しき風潮とは逆行して、
歯ごたえや苦味、辛みなどの骨太な野菜本来の旨みが味わえます。

もちろんクラシックなフレンチではありませんが、コンテンポラリー風の
軽い皿という訳でもなく、そんな滋味に富んだ野菜たちを中心に据え、
塩も利かせて、どちらかと言えばシッカリと強めの味付け。

逆接ばかりになってしまうが、だからといって重苦しいかというと、そうでは無い。

前述した多皿のコースでありながら、一皿のボリュームも決して少量ではなく
味付けもシッカリしているにも関わらずに、小菓子までスルリと完食できてしまいます。

野菜が主体だからといってしまえば、それまでかも知れませんが
満足感はあれども、変な満腹感は無いというか、モタれることも無く
しばらくするとお茶漬け位ならスルッと食べられてしまいそうな感じ。

そして、主役では無いが特筆したいのが、ヒメノモチの入ったパンについて。
小麦粉との混合とのことでしたが、米粉の軽さがありながらも風味も良く
サックリ、モチモチな食感についつい食べ過ぎてしまいます。


反面、やや残念だったのはワイン。

ボトルワインは料理に合わせて、泡・白・赤と各4種類ずつ用意されていますが、
ランチのコース価格からするとやや高めの値段の揃い(スティルワインで\5,000強~
\15,000弱、スパークリングワイン[クレマン]&シャンパーニュが\8,000弱~\18,000)で、
グラスやカラフェに逃げようとすると、カラフェ売りは無くグラスも赤白1種類ずつのみ。

そのグラスワインも、売価がスグに頭に浮かんでしまう安旨ワインの有名どころで
1杯\1,000前後にしてはCPはあまり良いとは言えませんね。

ディナーで、ワインもある程度の量が飲める方であれば、ボトルワインの値付けは
さほど悪くない印象なので、私個人などは問題ありませんが、グラスで少し頂く程度の
酒量の方には使い勝手が悪く映るのは否めません。


ただ、それも強いて挙げればという程度の難点で、料理は上記のとおり良好。
サービスについても親しみを感じさせる接客で全く不足なし。
(退店時にはシェフ含め3名全員でお見送り)


近いうちに是非再訪させて頂きたい1軒です。

  • 飾り皿
  • 甘酒
  • おおまさり(落花生)と大黒さんまのカッペリーニ

もっと見る

3位

ラ・リューン (麻布十番、赤羽橋、神谷町 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2011/11訪問 2011/11/28

麻布路地の小佳フレンチ

こちらは麻布十番と赤羽橋の中間、やや麻布寄りにあるフレンチ。
大通りからさほど遠くはありませんが、一本入った路地にあるお店。


とある週末、当日の日中に予約をしてディナーの開店時間にお邪魔しました。

お店の周辺は普通の住宅や小さな会社などが立ち並ぶ環境の中
ガラス張りのファザードから漏れる店内の灯りが店前の植え込みの間から見え
なかなか良い雰囲気。

店に入るとホール担当の女性スタッフがにこやかに迎えてくれ、奥の席へ。
結局店を出るまでホールはこの女性、厨房もシェフ以外お見掛けしませんでした。


さて、ディナーは3コースありますが、プリフィックスのものはディナーA(\4,725)、
ディナーB(\6,090)の2つで前菜の皿数が異なるとのこと(選択肢は同じ)。

初回の訪問でしたので、おまかせコース(\8,400)は次回以降のお楽しみとして
皿数の多いディナーのBを選択。

頂いたのは以下の内容。

(アミューズ)
ゴボウのチップの上にミニトマト

(前菜1)
温冷取り合わせた季節の有機野菜サラダ

(前菜2)
フレッシュフォワグラのポワレ。旬の野菜との組み合わせ (+¥1,050)

(スープ)
キノコのポタージュ

(メイン)
スコットランド産 小鳩のロースト(+\1,260)

(デザート)
フォンダンショコラ 牛乳のソルベ


エスプレッソ


グラスシャンパーニュ \1,300×2
ボトルワイン(白) \6,000程度
ボトルワイン(赤/ハーフ) \3,000程度


前菜は7~8種程度、メインはメニューに掲示の5種ほどに、
その日の入荷によって鶉や小鳩など数種類を加えた中からの選択で
幅広い好みに対応しています。

前菜のサラダは勿論のこと、他の前菜やスープ、メインの付け合せと
野菜が多用されており、野菜好きとしては嬉しい限り。

かといって軽い調理ではなく、メインのソースはしっかりとした重みがあり
クラシックがベースとなった正当派。

ワインは拝見したリストによると手頃なものを中心にコース料金とのバランスも良く
値付けも良心的な印象。


お伺いした夜はさほど混雑している訳ではありませんでしたが(半分程度の入り?)
他の方々との入店のタイミングが重なってしまったためか、多少皿と皿の間隔が
開き気味に感じられるところもあったものの、つなぎに貝の小皿を出して頂いたりと
気配りが感じられます。

また、ホールの接客も程よい距離感で、過不足のない対応。


ある程度利用しやすい価格帯のお店ですので、格式ばった感じはありませんが
店の雰囲気・接客は総じて感じ良く、料理は値段以上の満足感。

初回の訪問でしたが、早速会計時に次回の予約をさせて頂きました。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

4位

ジョンティ (浅草橋、馬喰町、蔵前 / ビストロ、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 2.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2011/07訪問 2011/07/18

貴重なアルザス料理店

こちらは浅草橋にあるフランス料理店。
それも単なるフレンチではなく、アルザス料理に特化した珍しいお店。

浅草橋の駅から徒歩5分ほど、大通りから少し入ったところにある
小さな店の外観は、パッと見は喫茶店のような気取らない店構え。

店内の雰囲気も外観同様にカジュアルな印象。
壁に子供の書いた絵が数枚貼られていたり、色々な小物なども
カラフルな色使いで配されていて、フランス田舎町といった雰囲気ですね。

初めて訪問した際は、混雑していたために2階へと通されましたが、
1、2階どちらもテーブル席が5、6卓ほどで雰囲気も変わりません。
(空いているときは1階のみでの営業とのこと)


アルザスのワインと言うと、リースリングにゲヴェルツトラミネールという程度しか
浮かばない貧困な知識ですので、こちらのリストを拝見すると逆に困ってしまいます。

そう、例えばリースリング種に限ってみても、普通のフランス料理店ではあっても
数本でしょうが、こちらでは数十本はあるでしょうか?
作り手ごとの違いは流石に判りませんので、好みと予算をお伝えし選んで頂きます。


そして、料理は店内に掲示の黒板メニューから以下のものを

 ・おまかせ前菜5種 \1,800
 ・豚の色々な部位のゼリー寄せ \1,300(画像は半量)
 ・シュークルート(フル) \2,000
 ・自家製丸パンとフランスパンの2つ盛り \250
 ・自家製焼きプリン 大人のカラメルソースで \600


前菜の盛り合わせは、さほどボリュームは無いが、パテは内臓が利いていて
シッカリとした味わい。

豚のゼリー寄せは、逆に意外なほどクセもなく涼味が感じられ、
添えられたピクルスも美味しい。

そして、シュークルートは発酵キャベツをグラム単位で追加できますが
通常であればそのままで良いでしょう。
スネ肉、ブータン、ベーコンと3つ合わさるとかなりのボリューム。
自家製のマスタード(酸味が利いて美味しい)を添えて頂けますが、
それぞれの肉の旨味の出たスープもコクがあり、肉自体もシッカリしていますので
そのまま塩味だけでも十分食が進みます。

盛り合わせで頼んだパンの内、丸パンが好みで追加したいところでしたが
デザートのためにグッと我慢。

その甲斐あって注文することが出来た自家製プリンは、料理名のとおり
甘すぎないカラメルソースとプリンのスッキリした甘みが程よく美味しい。
(これまたかなりの量ですが)

その後に食後酒(詳細は書きませんが素晴らしい)とお茶を頂き御馳走様。


オーナーと他の2名のスタッフとでは、サービスの質にやや差がありますが
気取った店ではないことを考えると十分な内容。


なお、この初回の訪問から1週間後に再訪し、質・量ともに満足しました。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

5位

ブルーラベル2号店 (静岡、新静岡、日吉町 / バー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2011/09訪問 2011/10/22

天国の一歩手前

コチラは、天国に一番近いBarを謳うブルーラベルの2号店。

お店は本店と同じビル、同じフロアにあり、エレベータを降りて、
右手が本店、左手がこの2号店となります。

本店よりも開店時間が1時間早い18時ですから、軽く飲みながら本店の開店を待つ
という使い方も良いかも知れません。


予め本店より気軽に飲める店を作りたかったという話をオーナに伺っていたので
小さなショットバーを想像していたのですが、予想より広い店内。

カウンター(8席)は、壁に対して並行では無く斜めに切られ、テーブル席も4卓。
ボトルのストックもやや変形で、壁の棚のバックバーと柱にも棚が作られています。

訊けば、モルトはショット\3,000を上限として設定されているようで、
流石に本店ほどの本数も揃ってはいませんが、時に掘り出し物もあるようです。


そんなお店を切り盛りするのは、基本的にお1人。
それも、若いバーテンドレス。

妙齢とも言えるような若い女性のみと聞くと、対応に少し心許無さを感じてしまうのも
むべなるかな。しかしご安心を。実際にお店を訪ね、少しの時間を過ごすだけで、
それが全くの杞憂に過ぎないことが誰にでも分かることでしょう。

本店の方も含めて、こちらの系列のスタッフの方々は皆、ストイックな程の向上心。

それでいて、オタク的に知識をひけらかすのではなく、接客に肝要なのは心であることを
十分に意識した、丁寧で温かい対応がとても嬉しい。


気付けば、ほんの1杯のつもりが、もう1杯。

数歩先の天国を目指そうか、もう少し天国の手前に留まるか、少々酔いの回った頭で
そんな事を考えている煩悩の輩がカウンターに1人。

また、お邪魔させて頂きたい1軒です。

  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

6位

モーリー (菊川、森下、清澄白河 / バー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2011/06訪問 2011/07/06

気軽なShot Barの皮をかぶった垂涎のMalt Bar

灯台下暗し

正にその一言に尽きます。

まさか、地元からこれほど近いところにMalt Lover垂涎のBarがあったとは。
多くは語りませんので興味を持たれた方は是非ご自身で体験なさって下さい。


こちらは、最寄駅が都営新宿線の菊川駅という、都内としては些かアクセスの悪い
場所にひっそりと存在するBar。

周辺にあまり飲食店など無い、住宅街の一角にはあまり似つかわしくない
小さな電飾看板とネオンサイン。

階段を2階へと進み、店に一歩足を踏み入れると、ネオンサイン同様に
アメリカンなイメージと言うか、さほど広くはない店内はフランクな雰囲気で、
古き良き時代のアメリカ映画のポスターなどが貼られています。


入り口から進むと左手には高めに作られたカウンター席が6席。
右手にテーブル席が12席ほど。

カウンター内のバックバーを見ますと、それのみを扱っている訳ではないとは言え、
Maltの数はさほど多いとは言えませんが、レアなものの比率はかなり高い印象。


当夜は、3名でお邪魔して、1杯目は口直しのカクテルや現行ボトルでのMaltのソーダ割り。

その後に、珍しいMaltをバックバーから選ぶ、もしくはマスターのお勧めに従って各自2杯。
最初の1杯を入れて、計9杯頂いたのですが、お会計は\10,000と少し。

間違いなくオカシイでス・・・。ヤ、安すぎまス。

飲んだMaltの中には、マスターにお勧めされたUSQUAEBACH ELITEの金銀2種なんて
極めてレアなものまで含まれているのですが、それらを実にマスターは嬉しそうに
出してくれ、本当にMaltが好き、Malt Loverに色々と紹介したいという心意気が感じられます。

以前の静岡ブルーラベルの口コミにも記載しましたが、
良いお酒でもスタッフが慇懃無礼だったり、居丈高な態度では楽しめません。

こちらの様な心から落ち着いてMaltを飲める店を大切にしていきたいものです。
是非またお邪魔させて頂きます。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

7位

ヴァレ・ド・マルヌ (荻窪 / フレンチ、ビストロ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 ¥1,000~¥1,999

2011/11訪問 2011/12/01

四面道近くの小ビストロ

(2011年11月再訪時口コミ)※夜の総合・サービス・CPを上方修正


下記の5月訪問から2ヶ月に1回程度の頻度で訪問していた同店。

店内の黒板に掲示されていたボトルワインがグラスワインに変わったりと
マイナーチェンジはあれども、しっかりした調理とシェフのお人柄は変わらずに
とても好印象。


つい先日もディナーに2名で訪問し、


・前菜盛り合わせ

・じゃがいものブルーチーズグラタン

・鱈のソテー 甲殻類のリゾット カキフライ

・イベリコ豚の希少部位のソテー ※我が儘を言ってハーフポーション


以上をシェアして満腹満足。


それに、ボトルワイン×1、グラスワイン×1。

満腹と言ったのについつい

デザート×2

紅茶×2


以上で〆て\10,000強程度とCPも素晴らしい。

開店から1年以上経ちますが、まだ定休日も設定せずに営業をされているそうで
頭が下がります。

また、お邪魔させて頂きます。


(以下は、2011年5月初回及び2回目の訪問時点の口コミ)
=================================================================

こちらは、荻窪駅から歩いて10分少々。
四面道の交差点近くにあるビストロ。

調理も接客もシェフお1人で対応される小さなお店。
階段もしくはエレベータで2階へ進み、ドアを開くと右手はテラス席1卓。
メインの客席は左手で、厨房の壁に沿うようにカウンターが4、5卓に
テーブル席が4卓程でしたでしょうか。

(因みに昼夜1回ずつ訪問しましたが、カウンターは使用されていませんでした)

初回の訪問はランチ。

黒板に記載されたメニューは、

 ・野菜のブイヨンスープ クロックムッシュ サラダ添え \1,000
 ・テリーヌ 惣菜 サラダプレート \1,200
 ・本日の魚(イサキポワレ イカ アスパラ トマトのフォンデュソース) \1,500
 ・豚肉ロース グリル \1,500
 ・仔牛骨付バラ肉 マスタードパン粉焼き \1,600

 全てパン、紅茶or珈琲付
 +\300でスープorデザート(タルト、クレームダンジュ、ブリュレ)


それほど時間がなかったこともありワンプレートのテリーヌを注文したのですが
これが何とも嬉しい誤算!

大きなプレートにこぼれんばかりのサラダに調理された野菜、テリーヌに、
リエット、鶏、サバ(魚の種類はうろ覚え…)。

一つ一つ丁寧に調理されていて、量は多いけれども食べ飽きることなく
ナイフとフォークが進む進む。

しっかり目の味付けですのでワインが欲しくなってしまいます。


後日、間をおかずに訪問したディナーでは、アラカルトのみですので
メニューから前菜の盛り合わせや魚のポワレ、鴨のロースト等の好みの皿を注文し、
揃えの充実しているシャンパーニュと、追加で赤のボトルを頂きましたがCPも良好。

もちろん料理は昼の良い印象は変わらずに満足。

前述したように昼夜ともにシェフお1人での切り盛りですので
必ずしも行き届いた対応ではない場面もありますが、総じて心地よいサービス。

化粧室内のアメニティの充実ぶりや細かい配慮を見る限りでは
こちらのシェフは相当気遣いの出来る、繊細な方のようですね。

こういったお店には是非繁盛して貰いたいものです。

  • 店舗看板
  • シャラン産 鴨のコンフィとサラダ(\1,600)
  • バゲットとリエット

もっと見る

8位

あじ花 (祇園四条、河原町、三条 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 2.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2011/04訪問 2011/06/18

閑寂の京料理

京都へ訪問した際に予てからお邪魔してみたかったあじ花を訪問。

お店は祇園の路地裏。通り沿いに看板は出ていますが、
ともすれば見落としてしまいそうな小体な佇まい。

事前の予約をした際も、以前に訪問したことがあるか否かだけの確認でしたが
予約時間ちょうどにお伺いすると既に6席のカウンターの左右4席は埋まり
指し示された中央の席には、既に一皿目の和え物がカウンターの上に。
(ちょっとこの点は頂けませんでしたね・・・)


さて、個別の料理について付言することは致しませんが、
全体的に薄味ながら凛とした出汁の感じられる穏やかな調理。


その中で、特筆するのであれば、せっかくなので旬の食材を。

訪問した季節は春で、まさに筍の旬の時季。

今年は寒さのせいか、少し筍の成長が遅いとのことでしたが、
訪問当夜には十分間に合い、煮物とご飯で登場しました。

煮物は、筍のみアッサリと煮たもので、正に筍自体を堪能して下さい
という感じでたっぷりと。

少しほろ苦さのある新鮮な筍に巡り合えて、良い季節にきたなと実感します。

ご飯も単純に淡い出汁と筍を炊き込んだものでしたが、こちらはご飯の丸い甘さと
筍の野趣あふれる滋味がしみじみ感じられるお味でした。


お酒に関しては、注文すると湯煎で燗も付けて頂けますが、
ぬる燗をリクエストしても少し熱めで、2杯目に

 「さっきより気持ち温く。」

と言っても、変わらない、いや、むしろ熱い・・・。

そして気になったのが、燗を付けた後に“ひや”のお酒を少し足すんですね。
最初は、熱過ぎたので調整しているのかと思ったのですが、毎回同じ。

基本的に日本酒も1銘柄しか置いていないようでしたので、
あまり拘りが無いのかも知れませんが、綺麗に燗が付いたときの状態を
壊してしまうので少なくとも個人的にはNG。

まぁ、こちらがお酒好きだと分かって頂くと、良い生原酒が手に入ったんですよと
秘蔵のお酒を出し頂いて上機嫌になってしまうところが酔っ払いの単純なところか。。。


始めから終わりまで10品程度の料理に、前述の様にお酒も大分飲んでしまったのですが
お会計は1人1万円と少し。

どうも、お会計はご主人の丼勘定な気がしますが、CPはとても良好。


マイペースで飄々としたご主人と謹厳実直なお弟子さんとの掛け合いも楽しく
華美では無いが、しみじみと美味しい日本料理をゆったりと楽しめるという意味では
満足のゆく食事でした。

今度お邪魔する際には、燗の時期以外にしておきましょう。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

9位

オー グー ドゥ ジュール (市ケ谷、麹町、半蔵門 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥15,000~¥19,999

2011/06訪問 2011/07/11

市ヶ谷の佳フレンチ

こちらは市ヶ谷にあるオーグードゥジュールグループの本店。

系列店である日本橋のメルヴェイユが好印象であったこともあり
予てから訪問したいと思っていたのですが、市ヶ谷という土地に
なかなか用事がなく数年ほど。ようやく今回機会を作って訪問しました。

市ヶ谷駅から徒歩5分程度、道から少し奥まった入口へ歩を進めると
さりげなく店員の方に迎えられるスマートな接客。

店内は、右手の壁に沿ってソファ席が設けられており、奥へ向かって
テーブル席が続く。こちらは、やや席間が狭めな印象。

左手にはややゆったりとしたテーブル席が数卓に奥には個室。


先ずはグラスシャンパーニュ(\1,500)を頂きながらメニューを拝見し
前菜2皿・本日の魚料理・肉料理・デザート・紅茶or珈琲のMenuB(\4,830)を。

前菜2皿と肉料理は幾つかプラス料金が掛かるものもありますが
好みのものを選択できます。

今回頂いたのは、

 前菜1  豚とレバーのパテ
 前菜2  三種調理のフォアグラ +\840
 魚料理 本日の魚料理(鯛のポワレ)
 肉料理 鴨のロースト +\1,050
 デザート デザート4種盛り合わせ +\500

 サヴィニ レ ボーヌの赤(ボトル) \10,500
 ローヌ(赤/グラス) \1,050×2
 ソーテルヌ(グラス) \1,260
 食後酒(マール) \2,520

以上の2名利用で\35,000少々。

皿ごとのポーションは男性にとってはやや物足りないように思えますが
様々な野菜が添えられているのは嬉しいですね。

また、ポーションや盛り付けは女性的ではありますが、ライト志向には陥らず
塩はしっかりと利かせたワインが進む味付けになっています。


接客は、はじめ男女1名ずつの状態で慌ただしさが目立ちましたが
途中から男性の方がもう1名増えて、俄然皿出し等がスムースに。


そうですね、高評価を受けているお店ですので一度の訪問で断じてしまうのは
危険かも知れませんが、ハレの日に着飾って行くというよりも、落ち着いた年代の方が
週末の食事をゆったりと楽しむのに適したお店かと思います。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

10位

ぎんざ 一二岐 (新富町、東銀座、築地 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2011/05訪問 2011/07/03

昼でも手の込んだ和食を

予てから訪問したいと考えていたお店の前を偶然通り掛かり
衝動的に飛び込んでしまいました、それがこちらぎんざ 一二岐

地階へと階段を下り、予約なしでの訪問でしたのでダメ元でしたが
週末とはいえ、ラストオーダー近くの時間だったためかカウンターへ
通して頂きました。

逸る気持ちを抑え、注文したのは、

 鰹のわら焼き 旬魚の西京味噌焼きのセット \2,600

「セット」なんて書いてありますと些か定食チックではありますが
そこは流石はきちんとした和食のお店。

鰹と西京焼の他にも、葛の揚げ豆腐に切り干し大根に野菜の炊き合わせ、
食後には黒糖のアイスも付いてきます。

そして、メインたるべき魚は美味しいのは当然のこと、
このサイドメニューも手抜きなく素晴らしい。

ラストオーダー間際にお邪魔したのにも関わらず、気付けば2人で5合程の
日本酒を飲んでしまい、ほろ酔い加減。

(日本酒のお値段はやはり銀座価格なので気をつけねばいけません…)


カウンター内での板前さん方はキビキビとした動き、接客で心地よく
カウンターの外では和服の女将がサービスをされているので不足なし。


良いお店であることは間違いありませんので、何とか機会を作って
夜に再訪したいものです。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

ページの先頭へ