3回
2023/09 訪問
とんかつ界のレジェンド
とんかつ好きには食べねばならぬ店がある。それも出来るだけ早いうちに。
1968年創業で、今年創業55年を迎える。簾をくぐるとカウンター8席のみの小さな店。ご主人の稲勝義紀さん(御年82歳)と奥様の2人でとんかつを揚げ続けている。とんかつに人生をかけてきたとはこのことだ。
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2023/10/08 更新
2023/02 訪問
とんかつに人生を捧げた静岡の巨匠はとんかつ界の小松弥助、すきやばし次郎
とんかつ好きには食べねばならぬ店がある。それも出来るだけ早いうちに。
食べログ全国一位にも輝いたこともある浜松のとんかつの名店、幸楽は1968年創業で、今年創業55年を迎える。簾をくぐるとカウンター8席のみの小さな店。ご主人の稲勝義紀さん(御年82歳)と奥様の2人でとんかつを揚げ続けている。
前回こちらで食べたとんかつに衝撃を受け、往復12,596円の交通費+とんかつ代4,000円=16,596円かけてでも行く価値ある。ミシュランで言えば三つ星「そのために旅行する価値のある卓越した料理」と思う位のとんかつだ。とんかつ界の小松弥助、すきやばし次郎と勝手に思ってる。
残すべきコメントかなーと思うので、前回店主に伺った内容にプラスして記載しておきますね。前回に続きご主人に豚肉について話をいろいろ伺うことができました。今回も嬉しそうにとんかつ愛を語ってくれました。
これだけ話せばとんかつや出来るだろう?笑って言われたけど、お金払って食べる方に専念しますって答えました笑笑
・創業から35年ずっと赤字だった。やっと黒字になったと思ったらもうおしまい。とんかつ人生はそんなものだ。
・とんかつを始める前は浜松から電車で何時間もかけて東京へ出て食べ歩きをして研究した。いままで夫婦で旅行らしいことはしたことなく、富山に行ったのがいい思い出とのこと。
・最近はインターネットなどにより情報過多で間違った情報が出回ってる。うちの情報も間違っていることも多い。うちで扱う豚肉は静岡県産の純血の黒豚で、バークシャーという日本の古来の豚。今流通してる黒豚のルーツ。三元豚のように品種改良したものではない昔当たり前のように皆さんが食べていた豚ですが、生産の効率が悪い為ほとんど生産されなくなった。
・今は全国的にも純血の黒豚を保護する動きがあり、貴重な豚となっている。すぐに大きく育ち、多産の豚となるよう品種改良、混血が進んで静岡県で生産者が1社しかなく入手困難。生産数が少ない中でも1番いい肉を提供してもらっている。
・バークシャーは豚本来の味、ホンモノの豚肉の味を味わって欲しいので、純血の黒豚にこだわってる。手に入らなければ営業はしないし、続けられないというこだわり。
・とんかつの味は8割が店、2割はお客様がつける。下味は塩胡椒を少しだけ。あとは技術と経験。衣に油が吸ってしまわないよう温度を変えて揚げる。揚げている間、油の音、泡立ちをよく見て火力を調節。タイマーなんて使わない。
・油を足すのは、温度を下げるためにさす。足してもすぐ劣化する。小さい鍋は梅などの小さいとんかつ用に使う。
・常連さんが困るからなかなか辞められないんだよー。夜は週末だけ頼まれてしんどいけどお客さんが喜んでくれるから営業してるんだよ。
たくさんお話ししましたが一部抜粋しておきますね。
とんかつに生涯をかけたとはこの事ですね。
前回惜しくも2回転目だったので、今回は1回目を狙い早くから並んだ為、ポールポジション獲得。
こちらの豚肉は保水力が高く、中華鍋でラードを使用して揚げる幸楽のとんかつは、水分が外に逃げないため、油臭くないのが特徴。店内がとんかつやなのに油臭くないのはそのせいか?衣が水分でふやけることもなく皿に余分な脂が滴り落ちることもない。
9割の人がオーダーするロースは、300g超で程よい脂の入り方。そして、前述の通り、分厚い脂もとてもさっぱり。箸で持ち上げた時に感じる弾力感が半端ない。脂臭くもなく、衣も厚いのに嫌な脂感ゼロ。衣はいつまでもサクサク。脂の量が多いのに今まで食べた中で一番あっさりしてる脂です。これには驚きました。モタレなど無縁です。
とんかつのメニューは、ロースとヒレのg違い。
同じお肉なので、厚みの違いになります。お肉はオーダーが入ってから一枚づつ切り出します。
ロースかつは3種類ライス、赤出し、漬け物付き
・松 300g 4,000円
・竹 240g 3,000円 幸楽のオススメ
・梅 180g 2,300円
幸楽には美味しいを超越したものがある。急げとんかつフリークよ。とんかつに人生を賭けた人の姿を体感せよ。
お元気で。そしてファンの為に休みながらでも営業続けてくださいね。四半期に一度は行きます。
夜は金曜、土曜のみ予約不可です。
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2023/02/27 更新
2022/10 訪問
とんかつ好きには食べねばならぬ店がある。それも出来るだけ早いうちに。
浜松のとんかつの名店、幸楽は、簾をくぐるとカウンター8席のみの小さな店。ご主人の稲勝義紀さん(御年82歳)と奥様の2人で戦後から半世紀以上、とんかつを揚げ続けてきた。
食事の後ご主人に豚肉について話を聞くと、嬉しそうに語ってくれた。
最近は情報過多で間違った情報が出回ってる。うちで扱う豚肉は静岡県産の純血の黒豚バークシャーという日本の古来の豚で今流通してる黒豚のルーツ。現在全国的にも純血の黒豚を保護する動きがあり、貴重な豚となってます。すぐ大きく育ち、多産の豚となるよう品種改良、混血が進んで今は静岡県で生産者が1社しかなく入手困難。豚本来の味、ホンモノの豚肉の味を味わって欲しいので、純血の黒豚にこだわってる。手に入らなければ営業はしないし、続けられないというこだわり。
常連さんが困るからなかなか辞められないんだよー。夜は週末だけ頼まれてしんどいけどお客さんが喜んでくれるから営業してるんだよ。とんかつに生涯をかけた人生とはこの事ですね。
こちらの豚肉は保水力が高く、中華鍋でラードを使用して揚げる幸楽のとんかつは、水分が外に逃げないため、油臭くないのが特徴。店内がとんかつやなのに油臭くないのはそのせいか?衣が水分でふやけることもなく皿に余分な脂が滴り落ちることもない。
私は2回転目だったので、次は一回転目の油を狙いたい。
とんかつのメニューは、ロースとヒレのg違い。
同じお肉なので、厚みの違いになります。お肉はオーダーが入ってから一枚づつ切り出します。
今回はロース松とヒレ梅を食べ比べしました。
ロースかつは3種類ライス、赤出し、漬け物付き
・松 300g 4,000円
・竹 240g 3,000円 幸楽のオススメ
・梅 180g 2,300円
9割の人がオーダーするロースは、300g超で程よい脂の入り方。そして、前述の通り、分厚い脂もとてもサッパリ。脂臭くもなく、衣も厚いのに嫌な脂感ゼロ。衣はいつまでもサクサク。脂の量が多いのに今まで食べた中で一番あっさりしてる脂です。これには驚きました。モタレなど無縁です。
ヒレかつは3種類ライス、赤出し、漬け物付き
・松 300g 4,000円
・竹 240g 3,000円 幸楽のオススメ
・梅 180g 2,300円
ヒレは個体の特性なのか、純血の黒豚特有なのかわかりませんが、いい意味でいわゆる肉臭い味。小さいブロックで提供され、入れ歯でも噛み切れる柔らかさ。ロース派であればロース一本でよいかなー。初めての人は食べ比べを。
お元気で。そしてファンの為に休みながらでも営業続けてくださいね。
夜は金曜、土曜のみ予約不可
2023/01/26 更新
とんかつに人生を捧げた静岡の巨匠。今年創業55年を迎える。簾をくぐるとカウンター8席のみの小さな店。ご主人の稲勝義紀さん(御年82歳)と奥様の2人でとんかつを揚げ続けている。
2023/02/27 更新