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ツッチーニッシーのレストランガイド
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ツッチーニッシー (40代後半・男性・神奈川県) 認証済
この口コミは、ツッチーニッシーさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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1回
夜の点数:5.0
2016/05 訪問
これぞサービス業の完成形!?
先に結論を書こう.「余計な事は聞かず,言わず,でも必要なものが絶妙のタイミングで出して頂ける」これぞサービス業の完成形ではなかろうか.そして,初見ではどうして良いのか分からないあたりも老舗ならではの楽しみ方と言えるかもしれない.# 心の余裕の無い人は違う感想を抱く可能性あり目黒で留学時代の恩師を迎える前に夕飯を…ということで調べて発見したお店.お店に入ってキョロキョロしていると,年配の店員さんが「ロースですかヒレですかそれとも串カツですか!?」と問われる.下調べの足りないわれらが夫婦は固まった.店員さんは事情を察してくれたらしく「ウチはロースかヒレか串カツかのどれかしか無いから」と教えてくれた.とりあえず,夫婦でヒレとロースを一つずつお願いする.その店員さんが手で奥の方へ行けと促す.促された先には,どう見ても列にはなっていないが,沢山の待っている人たち.どうなっているのか良く分からない我々も促されるままに中央付近まで入り込んで壁際に座る.「これ,どういう順番なんだろうね.前の席が空いたら座るのかね…」などと家内と話している内に,だんだん事情がのみこめて来た.・常連さん(?二回目以降の客?)は,入るなり「ロース一つ」だの「ヒレとロース」だのの一言で注文する・最初に声をかけてくれた年配の店員さんは順番を全て把握して,空いたら順に待っている客を案内する・一人分だけ席が空いていても,一人で待っている人を先に入れたりはしない「どうやら待ってりゃ大丈夫そうだね」そう言いながら,厨房を見ていると広い厨房(?)は,静かかつ完璧な連携プレーがなされている.腰の曲がったかなりお年をめされていらっしゃるであろう方が包丁さばきを披露している中,必要最小限の会話だけでサクサクと定食が出来上がって行く姿は圧巻.「○○いっちょー!」「○○番さんお会計~!」などと元気の良い店とは全く別の空間.どちらが良い悪いではなく,あまりの静かさと無言の連携とにただただ見とれるばかり.席が空いてちょうど私たちの番になったらしっかりと席へと案内される.声掛けとジェスチャーだけだが,一目瞭然.席に着くと,磨きたてかのような木のカウンター.裏側を見るとそうでもないので,キレイに磨いてある模様.「目黒=ラーメン激戦区」などと思っていた自分が恥ずかしい.何故ここに一度も行った事が無かったのか.
2017/01/14 更新
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一人で入りやすい
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日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
先に結論を書こう.
「余計な事は聞かず,言わず,でも必要なものが絶妙のタイミングで出して頂ける」
これぞサービス業の完成形ではなかろうか.
そして,初見ではどうして良いのか分からないあたりも老舗ならではの楽しみ方と言えるかもしれない.
# 心の余裕の無い人は違う感想を抱く可能性あり
目黒で留学時代の恩師を迎える前に夕飯を…ということで調べて発見したお店.
お店に入ってキョロキョロしていると,年配の店員さんが
「ロースですかヒレですかそれとも串カツですか!?」
と問われる.下調べの足りないわれらが夫婦は固まった.
店員さんは事情を察してくれたらしく
「ウチはロースかヒレか串カツかのどれかしか無いから」
と教えてくれた.
とりあえず,夫婦でヒレとロースを一つずつお願いする.
その店員さんが手で奥の方へ行けと促す.
促された先には,どう見ても列にはなっていないが,沢山の待っている人たち.
どうなっているのか良く分からない我々も促されるままに中央付近まで入り込んで壁際に座る.
「これ,どういう順番なんだろうね.前の席が空いたら座るのかね…」
などと家内と話している内に,だんだん事情がのみこめて来た.
・常連さん(?二回目以降の客?)は,入るなり「ロース一つ」だの「ヒレとロース」だのの一言で注文する
・最初に声をかけてくれた年配の店員さんは順番を全て把握して,空いたら順に待っている客を案内する
・一人分だけ席が空いていても,一人で待っている人を先に入れたりはしない
「どうやら待ってりゃ大丈夫そうだね」
そう言いながら,厨房を見ていると広い厨房(?)は,静かかつ完璧な連携プレーがなされている.
腰の曲がったかなりお年をめされていらっしゃるであろう方が包丁さばきを披露している中,必要最小限の会話だけでサクサクと定食が出来上がって行く姿は圧巻.
「○○いっちょー!」「○○番さんお会計~!」
などと元気の良い店とは全く別の空間.
どちらが良い悪いではなく,あまりの静かさと無言の連携とにただただ見とれるばかり.
席が空いてちょうど私たちの番になったらしっかりと席へと案内される.
声掛けとジェスチャーだけだが,一目瞭然.
席に着くと,磨きたてかのような木のカウンター.
裏側を見るとそうでもないので,キレイに磨いてある模様.
「目黒=ラーメン激戦区」などと思っていた自分が恥ずかしい.
何故ここに一度も行った事が無かったのか.