レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
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2位
1回
2015/12訪問 2015/12/11
【おすすめです】全国ピッツェリア巡り241店舗目 ミオ エ テンプリーナ
2015年12月3日 初訪問
今まで赤穂と言えば唯一無二「さくらぐみ」なので行く機会がなかったのですが、今回の遠征では「さくらぐみ」ではなく西川シェフがプロデュースしたアラゴスタ専門店「坂利太」に行くことにしたので、こちらのお店に伺う事ができました。
JR播州赤穂駅から西に1キロちょっと進んだところにお店はあります。
ミオ エ テンプリーナは、二人の女性がキッチンとピッツァ場を担当しています。私自身は詳しく存じ上げないのですが、どちらも赤穂の名店「さくらぐみ」の出身。それだけで味は間違いがないと今まで全国を回った経験から思いました。
ミオ エ テンプリーナのお料理
ランチは、アラカルトでチョイスできます。一部の曜日に限りランチコースもあるようです。せっかく来たので、カメリエーレにアドバイスをいただきながらアラカルトで注文しました。
カプレーゼ
バジルと、赤と黄色のトマトにフレッシュチーズ、オリーブオイルと塩、オレガノでシンプルに仕上げてあります。
ピッツァ プリア エ カルチョーフィ
アーティチョーク、イタリア産巻きベーコン、フィオル ディ ラッテを使ったナポリピッツァです。アーティチョークの風味と食感、私は結構好き。巻きベーコンは今年イタリアへ行ったときに仕入れてきた物らしいです。
チーズへの火の通りぐらいも抜群で、ピッツァ食人人生の中で記憶に残る一枚となりました。
パスタ アル リモーネ
地元赤穂産エビを使い、香川県豊島で育てた無農薬の国産レモンで風味を出したパスタ。海老は美味しくて頭から丸ごと食べたので味噌も余すところなく堪能できました。レモンの香りの引き立て方が上手で優しい感じのする一皿でした。
ズッパ ディ ペッシェ
ナポリの漁師鍋。トマトと白ワインで煮込んだだけの料理ですが、貝、甲殻類、魚のバランスがよく、上質なスープに仕上がっています。
ババ ナポレターナ
ナポリの伝統的な郷土菓子。イタリア料理では砂糖を料理に使わないのでドルチェは激甘です!
エスプレッソ
クレマがしっかりあり、キレがよく香りもしっかりしていてとても旨い一杯でした。
3位
1回
2015/05訪問 2015/06/17
ビコローレ佐藤シェフ、これから月1で通ってもいいですか?(横浜 イタリアン) - 突撃!となりのナポリピッツァ
2015.5.7 何回目かの訪問っす
仕事終わりに無性にビコローレ佐藤シェフのパスタが食べたくなり、LO前に滑り込み訪問!
佐藤護ワールド一皿目
・巻貝型パスタ スコンチリ 尾鷲産サザエとホラ貝のバジリコソース
佐藤シェフのバジリコソースは、口の中に入れたときのフレーバーをとても大切にしている仕上がりだと思います。サザエのこりっとした歯ごたえも絶妙です。
佐藤護ワールド二皿目
・アニョロッティ ダル プリン トマトソース
カシーナカナミッラ岡野シェフのアニョロッティはいただいたことがありますが、トマトソースのアニョロッティは初めて。
元は北イタリア ピエモンテ州の料理ですが、南イタリアを感じるパスタでした。
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以下は初回訪問のコメントです。
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私がナポリピッツァ食べ歩きを始めて、早1年と4か月。その中で多くのイタリア料理関係者やナポリピッツァ職人と出会うことができました。そんな中、知り合った方々がこぞって行かれるお店があります。
JR横浜駅から徒歩8分ぐらい、今年6月にオープンした、オフィス街と住宅街の中にある「トラットリアビコローレヨコハマ」佐藤護オーナーシェフのお店です。
佐藤護シェフの経歴(一部)ナポリピッツァの食べ歩きを始める前のイタリア料理業界についてまったく知識がないので、佐藤護シェフについて自分なりにお勉強してみました。
プロフェッショナルのためのFICT<フィクト>イタリア料理長期研修第一期生イタリアでは、名門ローマ・サバティーニや、ロンバルディア・トレンティーノ アルトアディジェ・ローマ・サルデーニャなど各地に渡り4年間で14軒のレストランで修行された日本に帰国後、横浜のオプレチェネッラや中目黒のリストランテカシーナ・カナミッラでシェフを歴任研修のときに与えられた論文テーマが「サラミ」で今もこだわっている参考文献:ClubApicoio、【白金台】ラカシーナカナミッラ[イタリアンの基本]AllAbout
と、経歴を拝見しただけでも経験豊富な佐藤シェフ。先月ランチに伺う機会があり、料理をいただいたのですが一味もふた味も違う何かに興味がわき、今回ディナーで伺わせていただきました。
ビコローレの夜メニューは、コースやアラカルトから気軽に選べますランチコースは現在2種類からですが、夜は豊富なメニューの中から選ぶことができます。パスタは18種類、魚料理が5種類、肉料理が7種類、ドルチェが8種類と豊富な品揃えです(前菜のメニューは忘れてしまいました。)
私はビコローレ初心者なので「本日のコース」をお願いしました。
付き出し:24カ月熟成パルマ産生ハム 本日の前菜盛り合わせ
パスタ:スパゲッティ炭焼き職人風グアンチャーレのカルボナーラ)
メイン:エゾ鹿のローストブルーベリー入り赤ワインソース
ドルチェ:パンナコッタイチゴソースと自家製練乳のソース
カッフェ:エスプレッソ
パルマ産生ハムはサーヴィスする直前にカットしお出しいただけます。
スライサーが客席と厨房の境にあるのでカットしているところをまじかで見ることができます。
本日は生ハムに今が旬の柿が添えられていました。生ハムと柿って合うんですね!!!
本日の前菜盛り合わせ
前菜盛り合わせは佐藤シェフのお気遣いで超豪華盛りに(笑)
初めて食べたタコのテリーヌとジャガイモの組み合わせは絶品、白子のフリットも激ウマでした。
スパゲッティ炭焼き職人風グアンチャーレのカルボナーラ
はっきり申します。このカルボナーラは私が食べた中で一番うまい!濃厚なカルボナーラソースとグアンチャーレの香りとうま味、黒胡椒の風味がお皿の中で一つになり、おろしたてのペコリーノチーズの香りが食欲を刺激します。最後の一口までおいしくいただけました。
エゾ鹿のローストブルーベリー入り赤ワインソース
見た目は生っぽいですがちゃんとお肉の芯まで熱が入っております。肉質が細かいため、食感は柔らかくて鹿肉の臭みはないのですが、ジューシーで食べた後にほんのりジビエの味を感じます。添えてある料理もエゾ鹿のおいしさを引き立てる物ばかり。佐藤シェフの料理は本当に全体のバランスが素晴らしい!
パンナコッタイチゴソースと自家製練乳のソース
見た目でも楽しめますがそれよりなにより手が込んでいます。イチゴもマリネしてあり、口に含むと紅茶の香りがします。
エスプレッソ
クレマもきちんとあり力強さを感じる美味いエスプレッソ。
お店の内装はシンプルですが、飾ってある品々を見て佐藤シェフの思い入れをかんじます。
ビコローレまとめ佐藤シェフの料理は、香り・味の調和を楽しめます。また、イタリア野菜や日本の食材の魅力を十分に生かし、手を加えることで素晴らしいイタリア料理へと変身させる食の伝道師だと思いました。とはいえまだ2回しかお伺いしていないので今後機会を見つけて通いますヽ(^。^)ノ
4位
1回
2015/06訪問 2015/06/11
飛騨牛の極上お肉とプルプルホルモンが絶品のお店「在市 月島本店」
不定期掲載−シリーズ「絶品お肉が食べたい」−今回は月島にあります「在市月島本店」へ伺いました。
月島へは過去2回ぐらいしか行ったことがなく、月島と言えばもんじゃ焼きのイメージしかありませんでした。ごめんなさい。
場所は地下鉄月島駅10番出口から徒歩1分の駅超チカ!
在市月島本店
東京都中央区月島2-14-8
TEL:03-6228-2738
すべてのメニューがオススメだそうですが、一人でも訪問という事もあり、今回はこんな感じで注文しました。
名物飛騨牛塩サーロイン飛騨高山の「山武牧場」と契約し、最高級の飛騨牛を仕入れている月島在市さん。そのメスのA5、A4ランクの飛騨牛サーロインが大きくカットされてでてきました。口の中でとろけるような感覚のお肉。最初から飛ばしてます。
名物飛騨牛タレサーロイン今度は、塩と同じ飛騨牛サーロインをタレで。このタレ旨いな!!!
極上タン塩一番根元の部分を使っているそうです。さっとあぶっていただきましたが、全体に適度な歯ごたえがあり、なおかつジューシー。美味いっす!
名物ごっちゃまぜ焼き九条ネギホルモンセットプルプル、コリコリ、ジュワーーと色々な食感が楽しめ旨味も凝縮されています。また九条ネギのピリッとした辛さがよく合う!これもまた美味いっす!
キムチやドリンクも外れなし
今回は汐留で開かれたピッツァサミットJAPAN2015の合間に伺いましたが、リピート確定です。しかも大勢で来た方が在市の魅力をすみから隅まで堪能できると強く思いました。本当に美味かったっす!
5位
1回
2015/09訪問 2015/09/21
日本でもトップレベルの腕を持つピッツァ職人、ここにあり!!!
平成27年9月「楽しみが3倍になった石神井公園ジターリア ダ フィリッポのディナー」
一年ちょっとぶりにフィリッポさんのピッツァが食べたくなり、お店も増築したらしいので、先月8月に予約してみた。
そうしたら9月初旬にイタリアナポリで行われたナポリピッツァの世界大会(カプートカップ)に参加するのを知って、ナポリ帰りの味を楽しめるなとワクワクしていた。
カプートカップの蓋を開けてみたらなんとフィリッポさんのところの野間さんが、スタジオーネ部門で世界2位、S.T.G部門で世界5位の好成績を上げて帰ってきた。
ジターリアのオーナー岩澤さん自身もサルバトーレクオモ時代に2006年、2007年と2年連続でPizzafestに出場し見事日本初の2年連続受賞、2013年カプートカップ日本大会でS.T.G部門2位の日本を代表するピッツァ職人。
かなり層が厚くなったチーム・ジターリア!
今夜の組み立ては前菜2皿・お任せでピッツァ2枚・パスタ・ドルチェ・カフェとかなり炭水化物過多(笑)
お店の広さは以前の2倍、個室もあり厨房も気持ち広くなったような気がする。
いろいろなお店でコッツェ(ムール貝)を食べてきたが、ここのコッツェはふっくら柔らか。シェフの腕がいいな、今までで一番うまいんじゃないかなと思った。
ピッツァ1枚目は、岩澤さんのお任せピッツァ。海の香りただようメタメタ(ハーフ&ハーフ)
ピッツァ2枚目は、野間さんの今回世界2位に輝いたピッツァ、サルシッチャ エ フリアリエッリの野間バージョン。
岩澤さんのピッツァは生地の食感が軽く、野間さんのピッツァはしっかりとした食べごたえで味わい深い感じ。
同じピッツァ生地、同じ薪窯でも作り手が変わるとそれぞれの個性が出るところもナポリピッツァの醍醐味。
名実ともに(料理のクオリティや価格も考慮して)、都内のピッツェリア エ トラットリアではナンバー1じゃないかと思う。
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平成25年2月 ディナーで初訪問
石神井公園駅から歩いて8分ぐらい。店の前にはデッキフロアがあり、店内をのぞくと薪窯が右奥に見える素敵な雰囲気のお店です。
こちらのオーナーピッツァイオーロ岩澤さんは、前職のサルバトーレクオモで日本代表としてナポリピッツァの大会に出場し輝かしい成績を収めたチームの一員でピッツァ仲間の間ではかなり有名な方です。
・味
岩澤さんのナポリピッツァは、生地のモッチリ感と焼け具合のバランスが素晴らしい。また、素晴らしい焼きの技術で見た目にもきれいです。
ご本人の調理技術が高いためか経験が豊富なのか、都内の他のピッツェリアのメニューと比べて提供している数が非常に多いです。
そしてその一品一品がどれもレベルが高く美味い!
・雰囲気
席数が少なめなため、窮屈な印象があります。全体的にはお客様を巻き込んでワイワイガヤガヤ楽しく過ごせる雰囲気の楽しいお店です。
・総合
事前の予約は必須かと存じます。ランチタイムも営業されているみたいなのでそちらも一度伺ってみようと思います。
6位
1回
2015/01訪問 2015/01/24
イタリア料理フィオッキ - ナポリピッツァ食人協会 青年部長
ある中目黒のリストランテ女性オーナーと、あるグルメな先輩が若い料理人によくおっしゃっています。
「イタリアの風に当たって、イタリアの空気を感じなさい。」
私の楽しみは、その「風」を日本に持ち帰ってきた料理人が一皿の上に表現した料理からイタリアの現地の風景・風土・歴史を楽しむ事。
レシピを再現しただけでは感じ取る事ができないイタリアが見える料理がここにもありました。
イタリア料理フィオッキ
小田急線「祖師ヶ谷大蔵」駅からすぐのところにそのお店はあります。
オーナーシェフは、堀川亮氏。
祖師ヶ谷大蔵が地元、イタリアではDolada(Belluno),IlCasale(Riccione),Flipot(Torrepellice),Dacaino(Montemerano)で修業されてこられたそうです。
フィオッキのランチフィオッキのランチは4つのコースから選ぶ事が出来ます。一番高いコースでも4,000円ちょっとなので、価格設定も申し分ないです。
せっかくの初訪問なので、一番高いコースPRANZOD4,200円を選びました。
このコースは、前菜6種盛り合せ、ズッパ、パスタ、メイン、ドルチェ+カフェの構成になっています。
前菜6種盛り合せ今日の野菜は、埼玉・増田農場の野菜を使っているそうです。
トフェイヤ・ピエモンテ州の郷土料理)豚の舌、耳、ほほ肉、足などと野菜を煮込んだスープ。複雑な味の組み合わせになっていますが、高級な食材は入っていません。イタリアのマンマの味です。
タヤリン(タリオリーニ)イタリア産小麦粉と卵を練り上げた自家製パスタ。北イタリアによくみられるバターを使ったソースが特に印象的でした。
コトレッタ・アッラ・ミラネーゼ仔牛モモ肉のミラノ風カツレツです。お肉は叩いて下処理をしてあり、柔らかくしっとりした感じ。カツの衣も日本のとんかつとは違った風味です。
ワインはフィオッキのソムリエ佐藤大助さんにオススメ頂いたこちらをいただきました。佐藤ソムリエは、昨年行われたイタリアワイン・ベストソムリエ・コンクールでベスト22の中に入賞されている実力派ソムリエです。
〆のドルチェとエスプレッソエスプレッソはエッジが軽めでしたがクレマもしっかりあり、おいしいでした。米粉を使ったドルチェもあり盛り合せでお出しいただけたので最後まで楽しむ事が出来ました。
フィオッキの2階にはズッパやアラカルトをメインとした2号店が昨年オープンしたそうなので、そちらも合わせて通ってみたいと思います。
あっ、コメント軽めに書いていますが、フィオッキは食べログの「東京イタリアン」で堂々1位、「全国イタリアン」でも3位に入っている実力派のイタリア料理店です。
7位
1回
2016/07訪問 2016/07/31
全国ピッツェリア訪問205店舗目
同じ佐久市内に2号店「ソロピッツァジンガラ」があり、先にそちらから訪問してしまったのですが、今回やっと伺う事が出来ました。オープンしてから9年。薪窯はジャンニ・アクント社製。
●料理・味
今回いただいたのはこんな感じです。
・前菜のサラダ
・ピッツァ フィレット(モッツァレラベースでミニトマトとバジルが乗ったピッツァ)
・牛スネ肉のラグーソース パッパルデッレ
・パスティエーラ
・エスプレッソ
ピッツァのサイズを2種類(Small,Large)から選べます。私はLargeサイズ250gを選びました。
ピッツァの総合的な感想は「うまい!」ピッツァの全体の姿が素晴らしい。こまかく見ても縁側、生地の発酵、焼成も申し分なく世界にも通用するレベルです。
いつもならピッツァだけで終わるのですがお店に入った瞬間目についたのが、グラニャーノ産グラニャネージ社のパスタ(乾麺)の袋。私はこのメーカーの乾麺が大好きなんです。パスタの表面が少しざらついていて、ゆで上げた時にソースとよく絡まり、噛みごたえがしっかりとしています。ソースは牛スネの区のラグーで。仕上げにバジルとパルミジャーノがかかっており大変旨い!
そしてドルチェはパスティエーラ。生地がしっとりと仕上がり、全体の風味も豊か。
●ドリンク・酒
食後は定番のエスプレッソ。
コーヒー豆はDELIZIA(デリッツィア)ナポリ産のコーヒー豆。苦みがしっかりとしてて、ガツンとくる感覚で美味い。
●サービス・雰囲気
特記すべきは、店内の大きな窓から見える浅間山。本日は曇っていて頂上が見えませんでしたが、広大な赤間山の裾野を見ながらゆっくり食事をさせていただきました。
サービスは全く問題なし。細かいところまで気が付いてくれていいです。
●総評
この場所でこのハイレベルな料理を気軽に楽しめる地元の方がとーーーーーーてもうらやましい。。。
8位
1回
2015/12訪問 2015/12/29
ピッツェリア オンダ/Pizzeria ONDA (沖縄県那覇市) - ナポリピッツァ食人協会 青年部長
全国ピッツェリア巡り246店舗目
イタリアナポリに本部を置き、伝統的なナポリピッツァの技術を後世に伝えるため世界規模で活動をしている団体「真のナポリピッツァ協会」(イタリア語:AssociazioneVeracePizzaNapoletana、通称AVPN)日本国内の認定店は今まで、北海道・本州・九州でしたが昨年初めて沖縄県のピッツェリアが認定されました。
真のナポリピッツァ協会認定店No.504ピッツェリアオンダ(PizzeriaONDA)
沖縄県那覇市内、国内外多くの観光客で夜遅くまで賑わっている「こくさいどおり」から入ってすぐのところにあります。
ピッツェリアオンダの代表は、鈴木学さん。かなり腕のいいナポリピッツァ職人です。
ランチタイムに伺ったのですが、ありがたい事に夜のピッツァメニューから選ばせていただけました。
マルゲリータD.O.C
イタリア産水牛モッツァレラ、ミニトマト、バジリコ、グラナ・パターノのピッツァです。
アグー豚のサルシッチャとブロッコリーのピッツァ
沖縄の名産品「アグー豚」を使ったピッツァ。噛みしめるほどに旨味がにじみ出てきます。
沖縄でのナポリピッツァブームを期待しますだいたい予測はしていましたが、沖縄はアメリカンピザが流行っているそうです。
真のナポリピッツァ協会の認定を沖縄で初めてとった「ピッツェリアオンダ」を足掛かりにして、本物のナポリピッツァを提供するピッツェリアが沖縄でもこれから増えて行くことを期待しています!
9位
1回
2015/12訪問 2015/12/12
イタリアナポリの名物スイーツ「アラゴスタ」の専門店が播州赤穂に登場!
2015.12.3 初訪問
2015年7月、播州赤穂の古民家が建て並ぶ港町に素敵なお店がオープンしました。
外から見るとお菓子屋さんとは見えない趣きのある建物。足元の看板にソフトクリームの絵。シンプルですが逆に洗練された感じがします。
店内に入ると、ショーケースの中には色々なタイプのアラゴスタがたくさん並べられ、ぐっと目を引き付けられます。
こちらの「坂利太(サリータ)」をプロデュースしているのは、海鮮ナポリ料理と真のナポリピッツァの超有名店「さくらぐみ」のオーナー西川明男(にしかわあきお)さんです。
西川さんは、イタリア・ナポリに本部を置く「真のナポリピッツァ協会」から、本物の伝統的なナポリピッツァを提供するお店として日本で初めて認定されたお店のオーナーとしても有名人です。
そもそもアラゴスタとは???
アラゴスタは、イタリア・ナポリの伝統菓子で正式には'Coda di aragosta'コーダ・ディ・アラゴスタ、イタリア語で伊勢海老の尻尾という意味です。サクサクのパイ生地の中にカスタードクリームが詰まっています。
世界初のアラゴスタも坂利太から発信してます。
アンジェリーナ
通常はカスタードクリームを中に詰めますが、なんと坂利太にはマシュマロを詰めたアラゴスタがあります!
このマシュマロが詰まったアラゴスタを食べる前に温めるとトロッととろけて得も言われぬ食感に大変身
このアイデアは、坂利太が世界初の完全オリジナルだそうです。
アラゴスタの生地を使ってブーケ ブルーベリー綺麗なブーケや、坂越の名産品「牡蠣」を使った「海のミルク ソフトクリーム」もあります。
その他にもマロンクリーム、抹茶のアラゴスタなどなど。
絶品アラゴスタは生地から全て自家製造で、アラゴスタに使っている小麦粉はナポリから輸入してきた本場の粉を使用しているそうです、
お店の奥には広い厨房スペースがあり、アラゴスタを手作りで製造されています。
現在は赤穂市坂越にある店舗でしか購入できないみたいですが、もしかしたら近い将来ネットでお取り寄せができるかも!
首を長くしてお待ちしております^^
2016年5月30日 再訪
前回から1年もたたないうちに笹森シェフの世界観をまた味わいたくて再訪しました。
今回も自家製のハム・チーズ・ワイン・野菜など美味しく楽しく味わさせていただきました。
今回特に美味しいと思ったのは、弘前産馬肉のビスティッカ。
サスィーノでは、一頭買いした馬の肉質に応じて、マリネや熟成を掛けた馬肉を焼き上げています。
弾力のある歯ごたえに、噛むと旨味がじゅわっと出てくる美味しいビスティッカ。ほかのお店では味わうことのできない一皿です。
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青森県弘前市に全国からこのお店の料理を食べに人が集まる弘前公園の桜と、弘前ねぷたまつりで全国的に有名な都市。
この街にすごいイタリアンシェフがいると知ったのは昨年の事でした。(きっかけはシシリヤ小笠原さんの強烈ショットですけど)
2014年JAPANCHEESEAWARD部門別金賞銀賞ダブル受賞。農水省料理人顕彰制度「料理マスターズ」ブロンズクラス受賞。国際チーズコンクール2015銅メダル。
受賞歴の中で特に目を引かれるのは「料理マスターズ」でしょうか。
農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」とは、日本の「食」や「食材」、「食文化」の素晴らしさや奥深さ、その魅力に誇りとこだわりを持ち続け、生産者や食品企業等と「協働」した様々な取組を通じ、これらの伝承、発展、利用、普及にかかわってきた各界の料理人等を顕彰する制度です。
私がこのお店にぜひ来たいと思った理由私がサスィーノへぜひ行ってみたい、サスィーノの料理を食べてみたいと思った理由は、レストランで提供する食材のほとんどを、自ら生産し加工し調理してお客様に提供されている事でした。
地元の野菜やお肉、魚を使ったり、全国の優れた食材を仕入れて、美味しい料理を提供されるシェフは全国に沢山いらっしゃいます。生産者と一緒になって美味しい料理を作られるシェフもたくさんいらっしゃいます。
ですが、サスィーノの場合は他とは大きく違う点があります。料理人が自ら生産者となって野菜を育て、生ハム・チーズ・ワインを作り、その自給率が他とは比べ物にならないほど高いという事です。私はこの部分にワクワクしました!
料理の一皿一皿に何かを感じ美味しく楽しめる自家製のチーズからはじまり、締めのお茶も自家製のハーブティ。
美味しくいただきながら思いました、「この料理を通したサスィーノの世界観が楽しいな。」
写真はきっちり撮りましたが、あとは何も考えずに素直に美味しいと思える料理ばかり。
本当に美味かった!
コンクールで銀賞とったモッツァレラのカプレーゼ鰺ヶ沢産ジャージーミルクのモッツァレラ。
とがった感じも変な雑味なく安定感のあるモッツァレラチーズ。
自家製の生ハムいろいろ盛り合せで
笹森シェフが釣ってきたわらさの燻製自家農園のインサラータ
大鰐シャモロックのレバーパテブリオッシュにのせて
ウニ・蟹・イワシと自家農園で獲れたウイキョウを使った冷製スパゲッティ津軽の海の味を盛り込んだ冷製スパゲッティ。
ウイキョウの風味が心地よいです。
手打ちパスタカラメッラ詰め物は自家製パンチェッタとリコッタチーズ
弘前産馬肉のTボーンのビステッカ馬肉の炭火焼きは初体験。上質な油を含む馬肉のビステッカは最高に美味いお肉。季節毎に変化する肉質は熟成で調整を加えているらしく、さすがシェフのスペシャリテに置く料理です。
自家農園の木苺のサバイオーネグラタン木苺の食感と甘さにくどさを感じない丁度良い塩梅のザバイオーネグラタン。
自家農園のハーブティここまで自家製できたら、エスプレッソではなくハーブティでしょう!
サスィーノ・ネッビオーロ・バリッカート2013
自家葡萄畑で採れたぶどうを、自身で醸造されたワイン。
サスィーノホームページより
自分らしさを出すこと。本物を知る事。本物である事。
サスィーノの仕込みは農園での種植えから始まります。
雪の解けた土を耕す。種を植え、育てる。収穫する。
ウコッケイの世話をして、卵を採る。
自家製のワイン用のブドウの手入れをする。
自家製の生ハムを仕込み、熟成させる。
近隣の牧場から運ばれるミルクから自家製チーズを作る。
紅葉が始まる頃にはスタッフ総出でブドウを収穫し、ワインを醸造する。
Campanilismo:カンパニリズモ。
イタリアでは教会の鐘の音が届く所までが自分の人生のテリトリーという、考え方があります。たとえばシンプルな前菜のカプレーゼ。サスィーノのカプレーゼは地元のミルクから作った自家製のモッツァレッラと自家農園のフルーツトマトとバジルが材料となります。サスィーノでは食のカンパニリズモを弘前で表現してまいりました。そしてこれからも。
魚も肉も美味い!野菜もチーズも美味い!そしてワインも美味い!
なによりこの世界観が素敵!
今回は、夏休みを使って東北5県を巡る旅でしたが、次回は青森だけの旅でぜひサスィーノに来ようと強く思いました。