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夜の点数：5.0
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￥6,000～￥7,999 / 1人
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料理・味 5.0
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寿司の概念を飛び越えた寿司
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お造り盛り合わせ
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ズワイガニ
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赤にし貝
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寒ブリ
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牡蠣
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ウニ
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あとから来た地元の人でしょう
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2013/02/16 更新
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能登には一度行きたいと思いながら、なかなか行けずじまいだったが、やっとのことで実現し是非寒ブリを食べ抜こうと思い旅立ちました。
金沢では裏切られ続けていた美味も、ここ七尾でやっとめぐり逢えました。それも極上のものに。
はじめからこの店に決めていたわけではないのですが、小雪の舞い散る中駅から暗い街を何となく歩いていると、このお店が目に入り飛び込みました。人気店ということで混んでいるかなと思いきや、時間が早かったせいもあり我々だけでした。
お造りを注文、その日は魚の種類が少ないということでしたが、全ての刺身の新鮮さは他のどこの地でも味わったことがないほどの、魚という生臭味など微塵もなく最高の材料だというのがまず伝わります。
続いてお薦めのおまかせ寿司１４巻を、食べきれないかと思いきや、ひとつひとつが普通の握りの半分ほどなのですーう、と食べきりの量です。その中でもブリの美味しさやタラの美味しさは寿司を超えています。全てのネタに手が加えられており、小生も以前注文して感心した最高の塩と太鼓判が押せる珠洲の角花さんの塩で食べさせる演出も心憎いばかりです。
北は小樽のすし屋から九州の名の通った店は殆ど食べつくしたが、とくに高い銀座の５万もする久兵衛や、魚市場の美味いはづの築地のすし清、すし岩、玉ずし、八千代など全てのすし屋、浅草の老舗１万円寿司の美家古寿司など、並み居る江戸前寿司も食べつくしたが、どこもこれがという感激もなかったのに、ここ幸ずしさんでは初めて満足する味に出会えたと思いました。まさに寿司の概念を飛び越えている仕事とネタのお寿司です。
何時も辛口の評ばかり書いていますが、このお寿司は実際に食べてみないとその真髄はお伝えできないと思います。とにかくすごいの一言です。いい時期にも恵まれたのだと思います。
今は東京から６時間半かかりますが、これだけを食べに来ても後悔はしないと雪の中、ホッコリとする気持ちで宿への帰り道は満足感で溢れていました。