新之助左右衛門太郎さんのマイ★ベストレストラン 2011

新之助の食い倒れメモ

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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「不動の2トップ」、寿司処静と鮨長はやはりはずせません。3位は今年下半期最高の「めっけもの」、今後ブレイク間違いなしの麦笑さん。4位は品質・CPは間違いない!藤まんさん、5位は「基本をきちんと」の姿勢が粋な風土さん、6位は生醤油うどんの「裏メニュー健在」が嬉しい讃兵衛さん。7位と8位はベストパフォーマーのあかつきさんとふじ膳さん。9位は仕事の姿勢が高評価の寿司乃谷川さん、そして10位、元気においしいホルモン、平澤精肉店さんという事にさせていただきました。
今年もごちそうさま!

マイ★ベストレストラン

1位

寿司処静 (すすきの(市営)、すすきの(市電)、豊水すすきの / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2011/09訪問 2011/11/02

良心的な隠れ家的名店

 G4ビルはススキノのど真ん中にあるビル。その1階に構えているのに、そのビルの飲み屋のお姉ちゃんも「え?そんな店あった?」というくらいの隠れ家。ところがどっこい、大概繁盛している。客席はカウンターだけのこぢんまりした作りだが、置いているネタはよく吟味されている。光り物や穴子の使い方に工夫があり、とても好感がもてる。しゃりのつけ方もいい。
 酒も地酒を各種用意しており、飲み口にあったあてを見繕ってくれる。この辺りも気持ちが良い。標記単価は、もっきりで3杯程度と、アテも含んでいる。すいていると店主と気さくな会話で楽しめる。実直でいながらとても話しやすい方です。
 ススキノのど真ん中で、「飲」、「食」がきちんとしていて、その上これだけ隠れ家的なお店も珍しいと思います。

=====2010年7月再訪========
 やっぱり「札幌に行ったら寄りたい!」と、行って参りました。生憎と鯖がなかったのですが、鰺がおいしかった。
 また、漬にした中とろが濃厚な味わいで秀逸。香りと歯ごたえの良い赤貝といい、繊細な鯛といい、軍艦に仕立ててくださった牡蠣といい、種数はそれほど多くないながらも吟味されている雰囲気がしっかり伝わります。
 鯛のお吸い物と芽葱の手巻、自家製のピクルスも口直しによかったです。

 日本酒はオススメの「すすきの美人」を。べたべたしない爽やかな甘口なお酒、甘口だけどほどよいので魚との相性も悪くありませんでした。
 最初はカウンターいっぱいだったお客さんも、帰る頃は私だけ。ご主人とゆっくりお話しさせていただいて、腹も気持ちも大満足でありました。

=====2010年10月再訪======
 前日小樽で寿司屋を梯子したのだけど、「やっぱり行きたい!」と思えるお店がこちらです。さすがに秋、ネタ数も豊富でした。中トロの漬がカマの背の方の部分というちょっと珍しい手で、濃厚な味わいに感心しきり。鯖の棒寿司を仕立ててくださって、これまた絶品。北海道でも最近メジャーになってきた棒寿司ですが、やはり光り物の扱いには一日の長がある気がします。イカの耳もこりこりした食感で絶品、赤貝も殻付きなので風味を逃がしません。牡蠣の握りもおいしかったです。

 本日の日本酒は八海山の純米吟醸。辛さ控えめなのに芳醇な味わい、いかゴロの醤油漬けと牛蒡の味噌漬けをアテにしておいしくいただきました。やっぱり、居心地がいいお店です。

======2011年5月再訪========
 この日は入れ替わり立ち替わりで賑わっていました。いつもどおりいただく中で絶品だった鰯、それから赤身。ウニと鰺もよかったです。さりげなく葡萄海老を出してくれました。
 日本酒は「東北地方応援」ということで、岩手県の地酒を。アテには蕗味噌(芳醇で絶品!)やら手を変え品を変え・・・久しぶりにゆったり過ごすことができました。

=====2011年9月再訪===========
 この日もなかなかの賑わい。中トロの漬けがいい仕事。「焼いたらおいしいです」との事で平貝をいただきました。光り物も揃った秋の味覚はたまりません。鰯も鰊もおいしかったです。お酒が飲めなかったのが残念。

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2位

鮨長 (北見 / 寿司)

7回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2017/12訪問 2018/01/27

北見ではイチオシ

 北見の繁華街のど真ん中、いわゆる「ロータリー」にある。建物の壁に大きく「鮨長」と書いてあるので迷わない。
 市内では「知る人ぞ知る」お店。転勤族、出張族に根強い人気がある。オホーツク・知床・羅臼の地場物を意識して使用するなど、食材にも趣向を凝らしている。時期により、「網走と常呂のウニの食べ比べ」などもさせてくれる。この食べ方は贅沢な上に、同じオホーツクなのに違いがよくわかる。オホーツクをとても意識されているが故の出し方だと思う。
 鯖は仕入状況により九州の生鯖を置いている。また、穴子が秀逸。鮪も気を遣っている。白身は鯛、松川鰈、ソイなど地物、旬の物を置いている。時期によっては鮭児、牡蠣なども置いている。細かい仕事もきちんとしていて、流行にとらわれず、自分の納得のいくネタを提供するという姿勢は、鮨に対する熱意とプライドが垣間見えて、とても好感が持てる。
 北海道のシャリは総じて評判があまりよくないが、ここの付け方は悪くないと思う。塩梅のいい、ネタによくあうシャリだと思う。

 1階にカウンター席と小上がり、2階に座敷がある。宴会で使用した事はないが、15人程度まで対応できる模様。宴会料理は予算により、鍋、天麩羅、鮨などを出している様子。

 酒は焼酎、日本酒をきちんと考えて置いている。獺祭がブレイクする前から扱っていて、今でも手頃な値段で飲ませてくれる。
また、山梨のワイン、アルガブランカを扱っていて、この寿司、刺身とのベストマッチは一度は試していただきたい素晴らしい組み合わせです。何しろそういう「発掘力」を持っておられます。

 基本的に、コストパフォーマンスはかなり高いです。ここでいうコストパフォーマンスは、単純に「安い」ではなく、「高品質なものが安い」ということ。出す物に対する妥協は全くないので、費用を見れば決して「安く」はありません。しかし、出される物を見れば「こんな値段でいいの?」という応えをもらえる。そういう心意気がよく伝わります。

 一見とっつきにくそうですが、常識的に接すればとても気さくで楽しいご主人。その味覚には全幅の信頼が置けます。力を抜いて何も考えずにおいしい鮨を食べさせてくれる、そんな感じの良店です。

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3位

麦笑 (利別 / うどん)

2回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

2017/05訪問 2018/01/27

本格だしで味わえる讃岐うどん

 十勝は元々小麦の産地です。その割には、どうにも手薄なうどん屋さん。そんな中でこちらがオープンしたと聞いて、半年ほどホールドしておりましたが、ようやく行ってきました。
 場所は国道から1本入るので地味にわかりにくいのですが、ようく注意しながら走ると国道からでも「うどん」の大きな字が見えます。高速池田ICから利別方向へ5分ほど。利別の市街からも5分ほどでしょうか。利別方向から行くと高速の看板が目印になると思います。
 平日の12時少し前に行ったのですが。既に車が5台ほど停まっています。札幌ナンバーの車も見えるので、繁盛しているのが見て取れます。店内は既にいっぱいで、玄関口の椅子に座ってしばし待ちます。
 ようやく順番。テーブル席に座りました。まず目についたのが「茹で置きしていないので15分ほどかかります」という表示。正しいあり方だと思います。
 ひとまず、ざるうどんを注文。待っている間にしばし観察。厨房には男性が二人。茹で方と、揚げ方で分けているようです。そして2人の女性が接客をしています。
 周囲を見ていると天麩羅うどんを頼んでいる方が多く見受けられました。年配の方々が何人か立て続けにパックをもらって天麩羅を詰めているのが目立ちました。そう、天麩羅うどんは別皿で提供しています。この辺は讃岐の「スタンドうどん」と同じ形式ですね(天麩羅は揚げおきではなく、種類も自分では選べませんが)。
 ようやく来ました、ざるうどん。角がピンと立ったいいうどん。コシがありそうです。薬味は胡麻、生姜、うずら、青葱。だしはいりこが効いた本場讃岐の風味です。麺は見たとおり、いいのどごしと小麦の香り、そしてだしのハーモニー。瞬く間に食べきってしまい、アンコールにきつねうどんを注文。
 こちらも待つこと15分少々。ざるうどんは反射的に食べてしまって写真を撮り損ねたので、今回は写真を撮っていただきます。
 温かいうどんもダシは昆布といりこがほどよく効いたいいダシです。油揚げは甘すぎず嫌みなくまとまっていてよくあいます。油揚げの上に生姜が載ってましたが、個人的にこれは別添えでもいいのでは?と思いました。

 とても「気の効いたうどん屋さん」という印象でした。「どうにかして立ち寄りたい」と思えるお店が、また増えました。

  • (説明なし)
  • メニュー。
  • きつねうどん。
  • ぶっかけうどん(冷)

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4位

風土 (大樹町その他 / そば)

1回

  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2011/05訪問 2011/05/04

おしゃれな空間でバランスのとれた蕎麦

 最近、特に思います。ダシと麺、それぞれはとってもおいしいのに、どうしてこの麺にこのダシを合わせちゃったかなーという「バランス感覚」。それぞれはとってもおいしいのに、いかんせんそれぞれの個性が喧嘩してしまう状況だとちょっと残念な気分になりますね。

 こちらの風土さんは、力強い麺とそれに負けないダシという点でバランスがよく取れているように思います。薬味にもきちんとしたこだわりが見えて、手抜きを感じさせません。かけ蕎麦とざる蕎麦をいただきましたが、ダシとのバランスが絶妙でおいしくいただけました。

 場所は国道を帯広方面から大樹に向かって、大樹市街に入る手前の左側にあります。木立に囲まれた落ち着いた空間です。帯広辺りからならドライブの目的地に丁度良いかもしれませんね。

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5位

藤まん (浦河 / 寿司)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2011/05訪問 2011/05/04

異論反論!

 こちらのお店クオリティはそんなに悪くなさそうなのに、ご主人の人間性がポイントを下げているような気配・・・そうなると気になるのです。気になったらとにもかくにもまずは現場から!
 というわけで・・・・行って参りました。

 試したわけではないのですが、11時30分を過ぎたところで何ら開店している様子がなかったので、お店に電話・・・
 新之助「今日は営業してますか?」
 ご主人「営業してますよー、あ、今はやってないけど!」
 新之助「何時からですか?」
 ご主人「12時からです!」
 
 そんなやりとりの末に、12時過ぎの入店でした。ちなみに・・・ここまでの不快指数、ゼロです。むしろ丁寧な空気すらあります。

 そして入店、その日初の客だったようです。最初に気になったのはある意味「サガ」でしょうか、手元のお鉢。シャリがこんもりなのですが、いかにも「ラーメンどんぶり」という風情です。「あら、休みだからシャリが手薄だったかしら」と思わせます。でも、普通に「ご注文は?」と聞いてくるので・・・・普通にこちらのお店でノーマルとなっている「ウニ丼」を頼みました。通常は頼みません。雲丹は別にどうでもいいし・・・というよりも地物をきちんと食べたいし・・・でも雲丹も地物だ!と思い直しての注文でした。

 カウンターに座ったので、主のお仕事、拝見させて頂きました。合間に、「これでもかっっ!」ってくらいにご主人から問いかけをいただきました。私としてはまったく気むずかしいという印象を得ませんでした。
 ご主人「札幌からいらっしゃったんですか?」
 新之助「「ちがいます!」
 ご主人「あ、じゃあ東京から?」
 新之助「いえ、チガイマス!」
 ご主人「あ、そうなんだねぇ(チョット気まずそう)」
 新之助「(逆に気まずそうだし!)あ、十勝の方から来ました」
 ご主人「そうなんだ~」

 ウニ丼が完成するまでにこれだけの会話です。無愛想だとはとても思えません。

  さて、出てきた雲丹丼です。モノは殻から外した後ながら・・・・風味、状態からして、貝から外してそう時間がたっていないように思われます。それだけの風味と味覚と触感。つまり、きちんとしたモノを出すお店ってことです。

 その上、「ほぉーーー」と思ったのが細かい仕事の数々。サビやらガリやら海苔に至るまで、きちんと気にかけている。決して惰性や「脇役」ではない。ひとつひとつ紅葉をあしらう姿勢、つけあわせの若布の水を切る姿勢、ここは絶対的に「買い」の要素であります。

 雲丹丼だけで満足しないのが新之助です。アンコールよろしくお好みで握りをいただきました。魚がそのままネタケースに入ってます。鮫鰈と松川鰈、いずれも地物です。言ったら普通に下ろしてくれました。初めての客に対しても気にしないのですね。まぁ、いずれも縁側の話は出ませんでした。やっぱり縁側は常連さんにだよね、そこはいいんです。常連になればいいだけです。
 松川・・・・もちもちした食感にほんのりした白身の旨味。言う事ありません。
 鮫鰈・・・・鰈らしい食感に広がる甘味、これが鰈です。言う事なし!
 北寄・・・わざわざ貝から外してくれたけど、ヒモはお預け。実際問題質は言う事なし。よぉ考えてるなーと思わせる逸品。
 イカ・・・仕事の方向性がきちんと出る品。しかも日高方面としては手の抜けないネタです。「いかにおいしく」の精神がよく伝わりました。
 赤身・・・メニューに「トロ鉄火丼」があるので最初はトロにしようとしたのです。でも、赤身の方がよかった(後述)。実際いい色の赤身でした。
 鉄火巻 シメとしては個人的に定番です。「ハラダシ」がなくて、上品ないい鉄火巻でした。海苔もいい海苔使ってます。

 雑感
 出てくるモノの質は高い方だと思います。シャリが不安になりますが。あの「ラーメン丼」みたいなのがノーマルと考えると・・・・まぁ及第点だと思います。
 店の雰囲気については、「おいしいモノ食べさせてよ!」って意識でいけばOKな気がします。どこの店もそうですが「都会から来たから口は肥えてるよ?うまいモノあると思うなら出して来なよ!」なイメージで話をすると、反発するのかなーと思います(意見には個人差があります)。
 確かに、ご主人の物言いがあけすけな所もあります。実際、小上がりの客が「トロ鉄火丼」を注文している状況下でトロを注文した時に「あぁ、トロはやめて!食べれたもんじゃないから!」と普通に拒否る姿勢。個人的には買いますが、まぁ、言われた方はいやだよね(笑)

 なんというか、そういう色々な要素が積み重なった末のイメージなのか?と思わせるくらい、雰囲気は悪くありませんでした。味も質も悪くありません。まぁ、強いて言えばシャリですが・・・・及第点だと思えます。何よりネタに関する考え方はきちんとできているお店です。単純に活きのいいモノだけを選んでいればどうにかなると思っている店がどれだけ多い事か・・・考えれば自明だと思います。
 初めてのお店ですが、ファンになりました。通えます。通えば、もっとおいしいモノが出てくる気がします。それだけの期待を抱かせる店です。

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6位

讃兵衛 大丸札幌店 (札幌(JR)、さっぽろ(札幌市営)、北12条 / うどん、日本料理、食堂)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 2.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

2018/01訪問 2018/01/27

破壊力抜群の生醤油うどん

 ちょっと時間があって「うどん食べたいなぁ」って時は、やっぱりここが一番来やすいです。大丸百貨店のレストラン街共通事項として、昼の時間帯は行列必至ですが、まだこのお店は回転が早いところが救いです。
 ざるうどんは細切りの麺に柚の皮がかかっていてとってもおしゃれ。また、このほのかな香りがうどんの小麦によくあいます。そして、なんといってもここは生醤油うどんです。かつお、すだち、すりごまといった薬味を好みでのせて、生醤油を適宜かけて食べるいわゆる「ぶっかけ」。うどんの甘味が引き立って、のどごしも味わえ一石二鳥です。
 札幌の大丸百貨店はデパートレストランと侮れないお店が多いですが、その筆頭格と言えるでしょう。

********************
  追記(H23/7/2)
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 生醤油うどん、レギュラーメニューから消えておりました。しかしながら、オーダーがあれば従来の価格で提供されるとのことです。どうか一度お試しあれ、小麦の香り、言い様のない麺の歯触りとのどごしのハーモニー。間違いなく逸品です!

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7位

あかつき (西北見 / お好み焼き、もんじゃ焼き、鉄板焼き)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2010/12訪問 2010/12/13

高品質な食材と抜群のCP

 お好み焼き、もんじゃ焼き、鉄板焼をメインにしているお店ですが、一品料理なども扱っていて、居酒屋的なところもあります。
 お好み焼きや焼きそばなどは全てダイニングで調理されたものが各のテーブルの鉄板の上に載せられる仕組みになっています。
 この日は豚玉、あかつき焼(豚、海老、イカなどが入ったいわゆる「ミックス」のお好み焼き)、豚焼きそばでした。焼きそばは太麺でもちもちした麺にソースがよく絡んでいて風味もよかったです。お好み焼きもふわふわじゅわーーっとした食感と、個々の素材がいかにも良品でありました。特にイカのふわふわの歯触りでサクッと切れる柔らかさは絶品です。1枚あたり700円台からですが、玉も大きくて満足できます。
 鉄板焼きは生憎満腹になってしまいメニューしか見なかったのですが、お好み焼きの豚肉を見る限り上物なのは間違いないと思います。肉以外にもキャベツなどの素材にこだわりがあり、お通しで出してくれるキャベツは甘くておいしかったです。
 店員さんの感じも良く、雰囲気も良好、「下町っぽい」雑然とした空気はありませんが、ちょっと懐かしい味をちょっとおしゃれな空間で、しかも抜群のパフォーマンスで食べさせてくれるお店だと思います。

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8位

市場食堂 ふじ膳 (西帯広 / 寿司、食堂)

1回

  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2011/03訪問 2011/03/17

抜群の鮮度、類い稀なCP

 「市場にある食堂」、「市場にある寿司屋」というだけで、なんだかとっても割安感、お得感、穴場感がありますね。こちら、ふじ膳さんは帯広地方卸売市場の小売をしているマーケット(築地で言うと場外市場のイメージでしょうか)の2階にあります。「寿司コーナー入口」と書かれた自動ドアの横には自動券売機。ここで食券を購入します。「ふじ膳にぎり」と「生ちらし(上)」、どちらにしようかと悩みあぐねて結局両方購入という暴挙(笑)。券売機の前での長孝は自分が嫌になりますね。
 入って左手奥にカウンターがあり、にこやかなご主人と女性の店員が愛想良く「食券ください」と声をかけてきます。入口を挟んで右手にはパッケージされたおしぼりやら湯飲みとポットが。自動給茶機ではなく、湯飲みには粉茶が入った状態でおかれており、ポットのお湯を入れたら大丈夫な状態です。この辺の細やかさはなかなかいいなぁと思いました。
 ほどなくふじ膳握りと上ちらしが上がりました。食券の番号で呼ばれます。カウンターの横に取りにいくと、ご丁寧にそれぞれ一つのトレイにちゃんと味噌椀も二つ付けてくれていました。一つを持ってコートをかけた椅子に持って行くと、女性の店員さんがもう一つのトレイを届けてくれました。
 まずはふじ膳握りから。シャリは柔らかめ、酢は弱め。でももちっとしたいい米です。頭つきの海老が目立ちますが、まずはやっぱり赤身から。うん、おいしい!。昼時とは言え980円で食べられるシロモノではないです。鯖もほどよい締め具合でよかったです。ウニの甘さも秀逸でした。
 そして上ちらし。ふじ膳握りと比べると載ってるネタ数がちょっと寂しいかな??でも980円ですからね、ウニも載ってこの値段はやっぱり素敵です。

 帯広の市街からは相当はずれたところにありますが・・・調理は迅速なので、西帯広方面に用事があって、時間的余裕があれば出向いてでも食べる価値があると思いました。やっぱりCPが秀逸です!。

  • ふじ膳握り。ネタは当日の状況で変わるようです。
  • 生ちらし(上)。海老の存在感が圧倒的ですね。

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9位

寿司乃谷川 (北見 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2011/04訪問 2011/04/16

正当派な「寿司屋」

 北見は行く寿司屋が決まっているので、基本的に冒険せずにここまできました。
 しかし・・・いつも行く寿司屋さんはすし券が使えないという状況で、もらってしまったおすし券・・・同封されていた「使えるお店一覧」を眺めながら・・・そういえば前に聞いたこのお店、じゃあここにしよう!と行って参りました。

 店はこじんまり、10席もないカウンターはいっぱい、奥の小上がりに入りました。奥の方には宴会スペースがあるらしく、賑やかです。
 お店はご主人夫婦で切り盛りという感じ。ネタケースは賑やかです。

 ともかく・・・ここは「おきまり」で特上と上、それから光り物の鯖と小鰭、穴子、そして鉄火巻をお願いしました。特上はトロ、ホタテ、エビ、ブリ、イクラ、北寄、数の子といったところ。上は、ウニとトロがはずれて松川と牛蒡巻になります。
 シャリは薄味ですが、上品でほどよい塩梅。トロは脂身がきつくて「これでもか!」という感じでしたが、逆にその脂身とシャリのバランスがいいなと思いました。ウニも甘みが強くていいウニです。ホタテは厚みもあってと旨味のある上物、数の子も浅めで上品にまとまっておりました。
 お好みでお願いした小鰭は、まぁまぁ普通という印象でしたが、鯖はほどよい締め具合でシャリとよくあって渾然一体、しっとりとしたいい鯖でした。そして穴子、ふっくらとした身の中に旨味凝縮という感じで、「仕事」の二文字を強くイメージさせられるいい穴子でした。

 全体として、きちんと仕事をされているなぁというところ、細かいところに「職人」を思わせる風情が、とても好感を持てました。お店もなんとなく常連さんばかりという印象を受けましたが、嫌みがない感じで、気持ちよく過ごすことができました。

 まぁ・・・おきまりは平均より少なめで値段は同じくらい。仕事、出来を評価するならば妥当だと思います。基本不定休ということなので、また行ってみたいと思います。

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10位

平澤精肉店 帯広店 (帯広 / ホルモン、ジンギスカン、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2011/10訪問 2011/10/09

賑やかな空気で

 職場関係者との飲み会で数度使用しました。
 ホルモン鉄板焼きと塩もつ鍋をメインとして、キムチやら軟骨の唐揚げなどなどのメニューに飲み放題でした。
 鉄板焼きも塩もつ鍋も従業員が各テーブルで調理して提供する形です。その鉄板焼きのホルモンが大きくて、その場にいた全員が「なに?このラードのカタマリ?」と思っていました(笑)。
 結局焼き上がった後にコテで小さく刻まれたわけですが、プルプルでおいしかったです。塩もつ鍋も濃厚な塩たれがとってもあって、おいしかったです。
 奥に小上がり席、手前にテーブル席とカウンター席という並びで、天井が高いため開放的な雰囲気です。割と広い店内ですがスタッフの気配りが細やかでとても好感が持てました。
 

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