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この口コミは、さむそんめいんどりぱすさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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1回
夜の点数:4.2
2006/08 訪問
夜の点数:4.2
久々に感動モノの中華に出会えた!吉田勝彦シェフが腕を揮うJeeten お薦めです
2006/08/11 更新
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酷暑の中、再訪してきました。
・板春雨の海老巻蒸し
・トマトと卵の炒め物
・豚肉と胡瓜の蒸し物(!)
・おこげ
・漢方ゼリー(!!)
・杏仁豆腐
写真付きメニューは豊富で目移り。前回とはすべて違うものを注文したがやはりどれも食材を活かしたやさしい風味。なかでは豚肉の蒸し物が格別に旨かった。此方にしてはボリュームもあり塩とスパイスも強めで独特の味わい。ビールのつまみとしては最高だ。トマトと卵の炒め物は白いご飯(少量の麦入りでこれまた旨い)に良く合う。デザートに戴いた漢方ゼリーがまた絶品。御代わりを所望したいほど美味であった。
さて前回感じた疑問点だが、空調はやはり弱め。きょうは壁際の2人掛けテーブル席であったがカウンター席同様ここにも瓢箪形の団扇があった。どうやら客が備え付けの団扇で扇ぐのがこの店のスタイルのようだ。
そして問題の温いビール(エビス中瓶。青島ビールもありました)。前回より若干冷えてはいたがそれでもややぬるめ。
この辺りは吉田オーナーシェフのポリシーなのだろう。前回figeac氏から戴いたコメントの回答どおり、寧ろ高評価としたい。
'06/08/08
出不精の私が妻に連れられ初めてJeetenを訪れたのは今夏の蒸し暑い夕刻。
予約時間19時ちょうどに店に到着。ファサードに立てば中を窺わずとも此方が繁盛しているのは判る。
中華料理店とは思わせぬ外観。小ぢんまりとした昔のグリル喫茶風の店内。
TVなどでお馴染み吉田勝彦氏がセンターのオープンキッチンで立ち働く姿が目に飛び込む。
テーブル席が入口傍に4人掛け1席と壁際にへばりつくように2人掛け2席、オープンキッチンの周りに所狭しとカウンター席が8席ほど。
私たち二人分だけ奥のほうに空いていて其処に案内される。
目の前は壁。残念ながら吉田シェフの姿は全く見えない席。
空調が効いてない。めちゃ暑い。団扇が二つ壁に立て掛けてある。
さらに運ばれてきたビールが冷えてない(生温い。よほど文句を言おうかと思った)。
その旨妻にこぼすと、「中国では冷たいものは身体に悪いと信じられているから、わざとじゃない?」とのこと。
さて、料理。
・もやしの湯葉巻き
・空豆と小海老の甘酒炒め
・黒酢の酢豚
・担々麺
どの品も素材を大事に、頗る上品丁寧。
もやしの湯葉巻きと担々麺の味は些か凡庸に感じたが、その他2品には瞠目。秀逸。
特に空豆と小海老の甘酒炒めは白眉。
一口ごとに身体にストレートに染み込むというか、カラダが喜ぶといった感じ。こんな感覚は初めてである。
↓Tオカ氏曰く、「初めて食べたときに目から鱗が吹っ飛んだ」
↓ウィーンの森の物語氏曰く、「炒め物を食べ終わった後、皿に残った汁も、平気でゴクゴク飲めてしまう」
まさに両氏のコメント通りの感動モノの味であった。
皿に残ったソースを舐めとりたい衝動に駆られた。
お近くの方にはぜひお薦めのお店です。(予約必須)
私も次回来訪時は今回食べ切れなかった他メニュー(特に漢方ゼリー)を食すため、そして冷えてないビールの正体を知るために近い内に再訪したいと思っている。