13回
2022/06 訪問
開始と同時に優勝が約束される店。
神田区にある職場を出てから今日はここにゆこうと思い立ったそのときから
今にもスキップしそうに逸る足を鎮めつつも足早に新宿駅の改札を出る。
きっとニヤニヤしているおっさんをいい具合にマスクが隠している。
そして足を歌舞伎町に向ける。
ゴジラ前の突き当りで徐にターンライトの華麗なステップで客引きをすり抜けて一本奥へ
ターンレフトでカミヤの赤ちょうちんが目に飛び込んでくる。
が。
あえて3歩前を通り過ぎるフェイントステップで中の混み具合を確認。
ヨシ!
この時点で大将に引っ張り込まれるパターンも有る。
”そうだ今日はここで一杯引っ掛けて行ってやるか”感を装いつつ暖簾をくぐる。
何ならここまで飲む気満々で中央線に乗ってきたのは悟られたら負けだ。
「はい!先輩!ここどうぞー! 飲み物はなんにします?」
座るか座らないかの刹那に声がかかる。
「ホッピーセットとおまかせタレ5、素焼きをにんにくで!」
二郎のコールよろしく聞かれたことの5倍の回答を返す。
初見ならここで一気に丸め込まれる初手を受け流す。
まずホッピーがやってきて次いでとろける素焼き。
これをつついていると串が焼き上がってくる。
ここまで店内の混雑具合などを確認しつつ隙きあらばこちらから攻勢に出る。
「すみませんコブクロまだありますか?」
「はいよ!コブクロまだある?」「あるよ!」あったー!
ここのコブクロ好きとしてはもう小躍りしそうである。
ここで一気に中身と塩ファイブも追加だ。
「ガツ刺もどうですか」「ください。」
カウンターパンチも喜んで喰らいつつ2回めの中身を発注する頃には俺、完全優勝。
こういう小気味の良いやり取りが本当に楽しい最高の店。
今日もガッツリ歌舞伎町カミヤを満喫したのでした。
大変楽しく美味しうございました。
ごちそうさまでした!
2022/12/02 更新
2020/06 訪問
禍下の歌舞伎町。
それでも応援したい店がある。
定期がなくたって、渦中の歌舞伎町だったからって。
なくなっちゃ困る店がある。
それがこのカミヤ。
おっさん必須、歌舞伎町の鉄板カード。
このおっさんについてけばうまいもの食える。
そう思わせるための必殺の切り札。
そんなお店である。
ちょっと、ちょっとじゃないかもしれないが年季が入っている所がいい。
結構、結構どころじゃないかもしれないがガサツな感じがいい。
割と、割とどころじゃないかもしれないが安い所がいい。
かなり、かなりどころじゃないが気楽な所がいい。
とんでもなく、とんでもなくどころじゃないが美味しい所がいい。
ちょっとやそっとや結構割とあるリスクに負けずに
それでも行きたい理由がこの店にはあるのだ。
頑張れカミヤ、頑張れ歌舞伎町!
ごちそう様でした!
2020/07/10 更新
2020/01 訪問
歌舞伎町、活気のある串焼赤提灯。
今年初来訪です。
なんだか帰宅途中にそういう気分になっちゃって
勝手に足が向いたのは一番のお気に入りのこの店。
カウンターに座るが早いか
ホッピーガツ刺しお任せでタレ10本!
よし。今年の初勝負は先攻取った。
今年はきっといい年になる。
ハサミだー、ナンコツだーってその10本をやりながら一杯目。
中身で二杯目に突入する頃にやっぱり食べたくなったんで
レバ素焼を追加発注、ニンニクでねーっと。
今回は飯食わずにそのまま突入しちゃったから串の進みがはええや。
ナンコツハツ混ぜて塩10本!あと中身~!
気がつきゃ外身も空になっててろんてろんのいい気持ち。
かえろーッと!
ごちそう~さまでした~
2020/01/24 更新
2016/09 訪問
ド!ストライク。
新宿って昔からホームって言えば
ホームなんだけど
あまり美味しい思いをしたことがない。
高いばっかりで
ピンと来る物が出て来た試しがない。
正直な話、
買い物済ませたしサッサと帰ろうと。
たまにはサッサと帰ってサクッと寝るかと。
足早に駅に向かう道すがら、
なんか受信したんです。その時。
あ。覗いてみようって。
いつも混んでて入れなかったの。ここ。
通りがかって覗き込んだら
意外と空いてて。
どうぞー!
はい〜!
って。引戸開けられたら吸い込まれた。
初めてだからどうしようかと
迷おうと思った矢先
チャキチャキ仕切られて
ホッピー、先付けガツ刺し、
お任せ5本盛り。
理想のコンビネーションが
ほぼ自動的に決定。
いいわ〜
このチャキチャキ感
お隣とちょっと絡みながら
コレ!
俺が欲しかった居酒屋感。
余裕で俺的新宿ナンバーワンを
いとも簡単に持っていった。
5本盛りタレでもう一皿適当に!
2016/09/11 更新
みんなこればいいとおもうよ。
おいらとここで飲もうよ!
歌舞伎のカミヤで僕と握手!